🌸 私は桜を見上げ、愛犬は地面を見ていた――「今」を大切にしたくなった理由
☀️ 今回の投稿は、静かな朝から始まっています
今回の投稿は、朝食を食べて、ウォーキングをして、
そのあと資格勉強を終えてから書いています。
愛犬はというと、昨日のお出かけの疲れが残っているのか、
朝食後はまぶたが半分落ちかけていて、
「今日はまだ動きたくありません…」という顔で丸くなっています。
後で一緒に散歩に行くつもりですが、
今は静かな朝の空気の中で、ひとり机に向かっているところです。
そんな穏やかな朝の中で、今回の投稿は、昨日、愛犬と出かけた
桜を見に行ったことを書きたいと思います。
※資格の勉強については、別の記事で紹介しています。
🌸 愛犬と桜を見るのは、毎年恒例行事
桜の下を歩きながら、私は上を見ていました。
隣の愛犬は、いつものように地面の匂いを追っています。
同じ場所を歩いていても、見ている世界はまったく違う。
春になると、その当たり前のことを思い出します。
ここ数年、季節の景色を以前よりも丁寧に見るようになりました。
愛犬と桜の下を歩く時間は、その変化を実感するひとときです。
といっても、特別な行事ではありません。
その日の気分で場所を選び、桜の下をゆっくり歩くだけ。
それでも、「愛犬と桜を見る」という時間だけは、
毎年変わらず続いています。
私は「今年の桜をちゃんと目に焼き付けよう」と思いながら歩き、
愛犬はというと……。
※愛犬については、別の記事で紹介しています。
🐾 愛犬は桜より「クン活」と「おやつ」
愛犬は、桜を一切見ていません。
満開だろうが、花びらが舞い散ろうが、完全スルー。
関心は、いつも決まって二つだけです。
地面のニオイチェック(クン活)
ポケットの中のおやつ
私が桜を見上げて立ち止まっている間、 愛犬は地面に全集中しています。
そして、毎回違う場所に来ているにもかかわらず、
まるで“現地調査員”のように鼻を使って情報収集を始めます。
「この辺りはどんなワンコが歩いたのかな」
「今日はどんな匂いが残っているんだろう」
そんな表情で、同じ場所を何度も行ったり来たり。
そして、もう一つの重要案件。
ポケットの中で袋が 「カサッ」 と鳴った瞬間──
さっきまで地面を見ていた視線が、秒速でこちらに向きます。
「今、おやつの話しました?」 と言わんばかりの表情。
まだ何も出していません。 でも、「出る可能性」があるだけで十分らしい。
私は上を見て、愛犬は下とポケットを見る。
人生の注目ポイントが、そもそも違います。
愛犬の心の声(推定)
「桜はよく分かりませんが、この人が立ち止まる時間は、だいたい良い
ことが起きる」
この温度差が、なんともおもしろく、 そして、ふと思いました。
楽しみって、こんな小さなもので十分なんだな。
🌿 病気をきっかけに、時間の見え方が変わった
数年前、突然ある病気と診断されました。
とはいえ、命の期限を宣告されたわけではありません。
でも、それをきっかけに
「時間って、思っていたよりずっと貴重なんだな」
と、しみじみ感じるようになりました。
思い返せば、長期入院する前日も、 愛犬と一緒に桜を見に来ていました。
「しばらく散歩できなくなるな」
そんなことを考えながら、いつもより少しゆっくり歩いた桜並木。
愛犬はいつも通り、
「今日はこっち行く?」
とでも言いたげにリードを引っ張ります。
こちらの事情なんて、お構いなしです。
病気する以前は、 「来年も再来年も、まあ普通にあるだろう」
どこかで、そんなふうに思っていました。
でも今は違います。
「来年も、同じように桜を見られるだろうか」
そんな問いが、自然と浮かぶようになりました。
※病気については、別の記事で紹介しています。
🌅 入院の朝、愛犬に「バイバイ」をして出かけた
入院当日の朝。
愛犬に「すぐ帰ってくるからね」と声をかけて家を出ました。
でも実際には、その日からしばらく家には帰れませんでした。
妻から聞いた話ですが、
愛犬は毎晩、部屋の扉の前で耳を澄ませていたそうです。
「そろそろ帰ってくる時間じゃないか」
そんな表情で、じっと待っていたと。
ほぼ忠犬ハチ公です。
※ただし、おやつ要求頻度はハチ公よりかなり多めですが。
毎日待っていても帰ってこないので、 途中で諦めたようです。
そして、退院して家に帰れた日。
部屋の扉を開けた瞬間、愛犬は一目でわかったようでした。
言葉もなく、ただ全身で喜んでくれて、
その様子を見ていたら、 こちらのほうが先に何も言えなくなりました。
あのときの光景と気持ちは、 今でも、はっきり覚えています。
🌸 同じ恒例行事でも、立っている場所は違う
それから時間が経ち、 私はまた愛犬と桜を見に来ています。
場所は違っても、桜の色はよく似ています。 でも、同じ景色を見ているはずなのに、 自分の立ち位置だけが、少し変わったように感じました。
「来年も、同じように桜を見られるだろうか」と考えるのは、
未来を恐れているからではなく、 今を、ちゃんと味わいたくなっただけ
だと思います。
桜は毎年咲きます。 でも、同じ自分で見る桜は、二度とありません。
体力も、価値観も、仕事の状況も変わる。
愛犬の歩幅も、少しずつ変わっていきます。
だからこそ、 「来年も見たい」と思える今は、
とても前向きで、健やかな状態なのだと思います。
🌱 今を大切にするために
普段から思っていることをいくつか。
● 「また今度」を減らす
行きたい場所、会いたい人、やりたいこと。
“また今度”は意外と来ない。
そして“今度”と言ったことを忘れるスピードは年々加速する。
● 「できること」を数える
病気になると、どうしてもできないことに目が向きがち。
でも、散歩できる、桜を見られる、笑える、ご飯やおやつを食べられる。
それだけで十分すぎるほどありがたい。
● ワンコのように“今”を楽しむ
未来を心配しすぎず、 今日のおやつ(=小さな楽しみ)を大切にする。
これが案外、人生の質を上げてくれる。
🌸 来年の桜を楽しみにできる自分でいたい
「来年も桜を見たい」 そう思うことで、今日の景色はより豊かになります。
愛犬はいつもマイペース。 私は今年の桜を、しっかり目に焼き付けました。
来年も、再来年も。 場所が変わっても、
同じように歩けたらいいなと思います。
もしこの文章を読んで、 「いい時間だな」と感じていただけたら、
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そして、
「自分にも、毎年なんとなく続けている春の習慣があるな」
「同じように、ふと時間のことを考えたことがあるな」
そんなことを思い出された方がいらっしゃったら、
差し支えない範囲でコメントで教えてください。🐾🌸
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