【日報】おれは新宿FACEでインプリ王座戦の予習をする(キュアナイル)
よく来たな。おれはキュアナイルだ。
おれは毎日物凄い量のテキストを書いているが誰にも読ませるつもりはない。
しかし、おれが肩入れしている女子プロレス団体である東京女子プロレスが5.22の金曜日に新宿FACEで試合を行い、それを観てきたのでこの記事を書いたという寸法だ。
新宿FACE

この日は19時試合開始だったが、18時50分から荒井優希と上福ゆきのプリンセスオブプリンセス王座戦の調印式をやるという話だった。
おれはとっとと仕事を済ませ、18時30分にトー横に到着するという完璧な動きを見せたが、この会場はエレベーターでしか上がれず、更にドリンクチケット代を支払ったりドリンクを受け取ったりする工程が存在するので、テキーラを求めカウンターに並んでいるやつらと一緒に列をなしてるうちに時間が過ぎ去り、着席した時には18時53分位で既に調印式が始まっていた。ポートレートは勿論まだ買えていない。
もう、この会場で試合前に催しをするのをやめるべきだと思うが、そもそもこの会場は秋には存在しなくなることを考えるともう、そういうことも起きないのかもしれない。



おれは席に着き、カメラとか色々準備をしていたので会見で何を言っていたのかはほぼ覚えていない。
前説→アプガ(プ)


そして改めて白井李世アナがアプガ(プ)を呼び出しうたのコーナーになった。
前回の記事でも触れた通り、鈴木志乃が休養期間に入ってしまったので3人で登場したのだが、完全に何かが抜け落ちていて、鈴木志乃の不在は想像以上におれのハートに隙間を空けた。
第1試合 シングルマッチ 15分1本勝負 らく vs.キラ・サマー









ここ最近のらくはこの手の試合でも出力を上げ、トップコーナーから跳んだりするし、寝ながら腕を決めたりしてかなりバリエーションが増えている。キラもキラでらくの就寝に対してトンチで返すやり口で反撃しかなり噛み合っていた。
第2試合 シングルマッチ 15分1本勝負 原宿ぽむ vs.芦田美歩







この日も清水に続いてマイクがレフェリーを担当した。
マイクはレフェリーシャツを脱ぎ、3歳児に被せ、本来選手側がどうやってレフェリーチェックを受けるべきなのかをデモンストレーションをするというのだ。
しかし、3歳児はレフェリーのポジションだろうとデカい声を出してマイクを怯ませる。
3歳児は自分の声はデカくないと周囲に同意を求めるが、七瀬千花だけは「まぁ、いつもより比較的に……。」と答えていた。



3歳児は芦田のミッフィーのフィールドで勝負するとばかりに、応援合戦を提案し、観客にもそれを強要させたりしてめちゃくちゃだった。

3歳児のスネ蹴りはとても危険だが、芦田のミッフィーはスマ=ブラのゲームアンドウォッチの緊急回避みたいな凄い避け方をしていた。

最後は久々に正調のぽむどじゃすてぃすで3歳児が勝利した。
第3試合 タッグマッチ 20分1本勝負 愛野ユキ&風城ハル vs.遠藤有栖&神嵜志音




神嵜詩音はここのところ定番になったコーナーに昇ってから観客にコールアンドRESPONSEを求め、更には捕らえた2人を殴りつける仕草も見せた。


春雷烈火!!プリズムグリードは神嵜詩音のコールアンドRESPONSEに対抗し、観客に「春雷烈火!!」「プリズムグリード!!」と言わせようとするが、まるでコールが返ってこなかった。
そのことに愛野ユキは不満を抱きあたり散らかしていたが、ハッキリ言ってどうしようもないことだ。
おれは、過去にこの2人のタッグチーム名に対して不満を抱いていることを書いたし、違う名前にするべきだと強い言葉で説いた。
しかし、この特撮好きは入場曲まで新たに作り、歌詞も「春雷烈火~プリズムグリード~♪」とか歌いだしていてもう後戻りが出来ない。
「春雷烈火!!プリズムグリード」という名前を肯定しているのは、そもそも愛野ユキと風城ハルに対して多少なりとも好意を抱いている連中だけであり、そうでない人間には覚えにくいほかない。(遠藤有栖がそもそも「春雷烈火が読めない」と言っていたが、遠藤有栖がアホだからだといってあながち無視できない意見だ。)
愛野ユキと風城ハルは普段からTJPWを観ているファン以外にもリーチを伸ばせる存在であり、新規のファンを獲得できるPOTENSYARUを持っている。
既存のファンの囲い込みだけを考える狭い次元で生きるべきではない。
それなのに意地になってしまい、覚えにくい名前で続けていくというのは完全に選択を誤ったと思った。
おれは姓名判断士ではないが、細木数子でなくてもタッグ名を変更するべきだということはわかる。
もう、ここまで来たらタッグ名を変更するのは恥に感じるかもしれないし、意地でも変えなさそうだ。
そうなったら2人ともニンジャになって改名するしか道は残されていない。おれはそう思う。
第4試合 タッグマッチ 20分1本勝負 中島翔子&ハイパーミサヲ vs.HIMAWARI&小夏れん





享楽共鳴が抜群のタッグワークをみせる試合だ。





ハイパミはいつものようにスプレー攻撃でHIMAWARIの視界を奪うが、この日のスプレーの靄はいつも以上に多く、綿あめみたいに濃い霧が発生し、完全に姿をくらませていた。
そして、タッチした音だけを鳴らし、中島翔子との交代を偽装し、HIMAWARIに対戦相手を誤認させ本来試合権のない中島翔子と対峙させた。
そして、ハイパミがHIMAWARIを丸め込むが、ロープをつかっていたのでカウントが止められた。






小夏れんはマイクレフェリーの心に入り込む術を完全に身に着けており危険な存在と化していた。
最後は中島翔子が勝つのだが、小夏れんは619を避けれるようになっていたし、寝技で仕留めようとするし大きくレベルアップしていて、近い将来凄い選手になるPOTENSYARUを感じた。
セミファイナル タッグマッチ 20分1本勝負 山下実優&ハットリ桜 vs. 凍雅&七瀬千花







K!SS//とエルボー強い組の対決だ。
七瀬千花は最近使いだしたロープを半分くらい渡ってからジャンピングエルボーを決めようとするが、ロープを移動している間に山下に物凄い蹴りを食らって技を封じられ、早くもこの技の問題点が浮き彫りになった。





七瀬千花が山下に厳しい蹴りを浴びるシーンが目立つ試合だった。
七瀬千花は中央までロープを渡ってからのエルボードロップなどバーションアップを試みているが、まだ自分の理想と動きが乖離しているように思える。
七瀬千花の良さは情念が身体に乗った時の熱量だと思っているので、それが完全にシンクロした時に真価を発揮するように思う。
おれは七瀬千花と話したことがないのでよく知らないが、何となく悩みながら試合をしている印象がある。
今は悩みぬくタイミングであり、何か新たなるヒントを見つける必要がある。
メインイベント 8人タッグマッチ 20分1本勝負 荒井優希&渡辺未詩&辰巳リカ&鈴芽 vs.上福ゆき&瑞希&高見汐珠&桐生真弥




王座戦を控えた8人が一挙に登場する試合だ。
ベイブと鈴芽はお互い険しい表情を見せており、そこには慈悲とか慈愛とかは一切なく完全なメキシコだった。







上福ゆきと荒井優希は顔に蹴りを入れるか入れないかの論争に発展しており、かみーゆさんの蹴りは完全に荒井の顔をとらえきれていない。
荒井優希は顔を守る術を身に着けており、顔面にクリーンヒットを許さない。




辰巳リカは瑞希を恋愛対象としてみているため、完全に高見汐珠を敵視しており、メキシコの荒野の太陽のように無慈悲だ。
渡辺未詩もそれに同調するように、極悪コアラを締め上げ同じアプガ(プ)のメンバーだということを微塵も感じさせない。










高見汐珠と瑞希のコンビネーションは練度が上がっているので、王座戦でも注目だが、試合を決定づけるものにはなっていない。
渡辺未詩はつくばでも見せたが、2人まとめてボディスラムで投げていて、小手先の戦術など無意味に感じさせる恐ろしさがある。




桐生真弥が鈴芽を捕らえると上福ゆきが物凄い勢いで蹴りを入れ、そのまま桐生真弥がスパインバスターを決めた。
これは東洋盟友の得意としていたコンビネーションであることが証明されており、同じタイミングで王座に挑戦しあう者の運命を感じた。



桐生真弥はリング・ア・ベルの体制になった鈴芽をキャッチし、そのままサイドバスター・・・・・河底撈魚を決める。

そしてベイブが鈴芽にスパインバスターを決めて3カウント。
桐生真弥がインプリ王者に直接勝利を果たしたのだ。
エンディング





敗れた鈴芽と荒井優希は恐ろしい形相を浮かべ、完全に対抗心を剥き出しており、かなり危険だった。
そして、白昼夢は瑞希を拉致し、バックヤードに消えていった。

ベイブは鈴芽に勝利したことを改めて強調し、6.7に向けて気合いをあらわにした。

上福ゆきは顔面への攻撃について荒井優希に言及するが、それに対して荒井優希は無言でベルトを誇示して去ってった。


久々に東洋盟友がそろい、ベイブがかみーゆさんに圧を掛けられながらも、観客にも謝罪させるという新境地を開拓しこの興行は幕を閉じた。
特典会

ハイパミとは享楽共鳴の良さと同時に、鈴木志乃との緑タッグの良さの話をした。
おれは二代目ハイパーミサヲに最も近いのは鈴木志乃だと思っているので、再びこの二人がタッグを組むのを切に願う。

おれはベイブの勝利やこの王座戦へ向けた良い流れに対して喜びながらも、ベイブに調子に乗りすぎないように釘を刺した。
アイアンマンの時もそうだったが、桐生真弥が調子にのって失態を演じたことは1度や2度ではないし、ウィル・スミスがアカデミー賞授賞式でビンタした事件でも、同席したデンゼル・ワシントンが『最高の瞬間に悪魔は囁く。その誘いに負けてはならない』とマッコールさんみたいなことを言っていたし、マッコールさんの言葉は大体正しいので、ベイブも気を付けるべきだ。
また、シャルケのカンテラーノだったマヌエル・ノイアーがドイツ代表に復帰して喜んでいたが、おれはあまりにテア・シュテーゲンが不憫に感じた。

文りんとはこの前行われた岡崎体罰の引退興行で行われたKWAヘビー級王座戦のGOKUTSUBUSHI vs.クリスの話をした。
この試合はタイトルマッチにも関わらず、広島のヤクザの抗争に発展し、物凄く治安の悪いおやすみエクスプレスが観れる試合だった。
もし、プロレス大賞に「ある視点賞」があれば確実にノミネートされる試合だ。




たぶんそのうちSWSのyoutubeアカウントで公開されるので、おまえはチェックするべきだ。
スカウティングレポート 四ツ葉ミヤ vs.鈴芽

おれは6.7のインプリ戦に備え、おれのなすべきことをなすために、5.24に新宿FACEで行われた駿河メイ8周年興行に行った。
この興行は駿河メイの8周年を祝う興行であり、対戦カードも普段のチョコプロで観れないようなカードも組まれていた。
メインイベントの駿河メイvs.バリヤン・アッキはチョコプロ500回記念大会で組まれたカードだったが、色々あって実現しなくなってしまったが、今回遂にそれが実現するという大変興味深いカードだ。

しかし、おれがそれ以上に注視していたのは現在のスーパーアジア王者である四ツ葉ミヤとTJPWのインプリ王者である鈴芽のシングルマッチだ。
四ツ葉ミヤは山下りなからベルトを奪取しついに団体のトップに躍り出たやつであり、2年くらい前と比べると全くの別人ともいえる凄いレスラーになっている。
そんな四ツ葉ミヤと鈴芽が対戦するのは相当レアであることが証明されており、お互い団体を背負っているのでノンタイトル戦とはいえ一切の遊びが入る隙間が無いことはおまえにもわかるだろう。
つまり、タイトルマッチ並みに重要視された試合であり、前哨戦などでは観れないR.E.A.Lな鈴芽を観る事が出来ると踏んだおれは現地にて偵察をしてきた。
以下はそのレポートだ。
そもそも鈴芽と四ツ葉ミヤとは結構体格差があり、この広島の女は結構背が高い(165cm)。
桐生真弥も結構背が高い(166cm)。
つまり、今度のインプリ戦を前にしてかなり示唆に富んでいた。

四ツ葉ミヤは鈴芽のツインテールを掴みエビ反りの状態にさせ、あくどい手段で鈴芽の腰にダメージを与える。
四ツ葉ミヤはこの試合を通して鈴芽の腰を狙っており、その攻撃はかなり徹底していた。


チョコプロは市ヶ谷チョコレート広場と呼ばれる特殊な環境下で試合をしているので、リング大会の回数は限られている。
現に四ツ葉ミヤはリングで練習せずにデビュー戦をリングで行うというかなり過酷なメキシコ環境だった。
そういう意味で鈴芽と四ツ葉ミヤはリングでの試合経験というものに結構な差があった。


しかし、四ツ葉ミヤは機転が利いた。
新宿FACEの場外に連れ出し、南カウンター席から鈴芽に飛びついたのだ。
これはリング経験の差をマイナスに捕らえず、むしろ市ヶ谷での経験を武器にしたシーンでありかなりロジックに沿っていた。


四ツ葉ミヤは鈴芽のフェイスクラッシャーを重力を利用し加速させマットに叩きつけていた。
これは桐生真弥も実践していたことであり、かなり有効であるように思う。







更にはミカヅキ流星群で飛んできた鈴芽を空中でキャッチし、最近よくやる熨斗紙をそのままマットに叩きつけて返したりするし、腰は序盤同様に狙い続けている。


最終的に鈴芽がフェイスクラッシャーからのリング・ア・ベルを決めて勝利を収めた。
鈴芽の強みは割と低空でもリング・ア・ベルを決められることであり、重力加速を利用せずとも勝利を掴んだパターンが結構ある。
5.22では桐生真弥はリング・ア・ベルをキャッチしたが、それは十分に立った状態からのリング・ア・ベルであり、膝をついていたり、かがんでいる相相手に決める低空のリング・ア・ベルではない。低空のリング・ア・ベルをキャッチするのはたぶん無理な話だ。
この技には気を付けなければならない。
メスト・エジルは極端な猫背でドリブルをしていたが、そのような姿勢はすぐさまサボテンの裏からスズメバチが射しにやってくるのでやってはならない。
そして注目すべき点は、鈴芽はかなり軽い部類のレスラーであり、体重差を利用しない手はない。




昨年のTPCの1回戦で上原わかなが鈴芽から大金星を挙げたが、あの試合も体格の勝る上原わかなが鈴芽を巴投げのようにマットに引きずりこんでバナナピローを狙うシーンがあった。
そして、フェイスクラッシャーを払いのけ、最後はジャックナイフで抑え込んでいる。
パワの勝負ならば鈴芽に対して優位に立ち振る舞える。
しかし、鈴芽もあほではないので、そういうことは分かっているし、団体随一のパワの持ち主である渡辺未詩に対してはパブロフの犬のように1か月かけて罠を仕掛けたこともあった。
詳しくは以前記事を書いたので参照しろ。


また、鈴芽を持ち上げているあいだ、鈴芽も上で暴れるし、スルスルとサルみたいに相手の背中越しに滑り落ち、下から丸め込みを狙う動きがもしてくる。鈴芽の身軽さを物語るシーンだ。
この対策には捕まえ次第すぐに投げるのが有効に思う。
もしくは、鈴芽が背中に廻った時に力づくで捕まえ、蝙蝠吊落としでカウンターを仕掛けることだ。
ただ、この技はTJPW基準ではNGな気がするし、そもそも難易度が高いので現実的ではないかもしれない。
ただ、そういう思い込みが付け入るスキになる可能性がある。
一点攻めは有効なのか?

おれは、あることが気になっている。
果たして鈴芽の対策として一点攻めは有効なのだろうか……。
前回の後楽園ホール大会の風城ハルは鈴芽の腕を狙い続け、場外プランチャを封じ、フェイスクラッシャーのクラッチを切ることに成功した。
そして、四ツ葉ミヤも鈴芽の腰を狙い続けた。
たしかにこれは有効の戦術に思えたし、桐生真弥も清水大会で鈴芽の膝を狙い鈴芽の機動力を殺した。
しかし、いずれの試合でも最後に勝ったのは鈴芽だった。
果たしてこれは最終的に有効と言えるのだろうか……。
一点攻めに固執しすぎるとかえって良くないのではないだろうか……。
一貫性のある試合ではあったが、『一貫性というのは、想像力を欠いた人間の最後のよりどころである』とオスカー・ワイルドが言っているし、意識しないと一貫性はマンネリになってしまい、動きが単調になり読まれてしまう。
一貫性を突き詰めると大人になってもバブバブ言っているやつが一番一貫していることになるし、そんなことは大間違いだということはおまえにもわかるはずだ。
真の男は常に UP DATEしなければいけないし、鈴芽の予想の範疇を越え必要がある。
臨機応変にへんげんじざいする必要がある。
チケットを買え
ここまで読んだおまえは鈴芽vs.桐生真弥が気になってしょうがなくなっていると思う。
おれも、この試合のことばかり考え、全く仕事になっていないし、W杯が控えているのに体内時計は北米仕様になっていない。つまりそれだけこの一戦に集中しているということが証明されている。
また、この日の特典会は選手がおまえの顔の絵をかいてくれる特殊なイベントもあるので興味があるやつは参加した方が良い。
上坂すみれもリングに登壇することが明らかになり、アイアンマンのベルトの動きにも注目だ。
放送席の写真は撮れないが、リングに上がると明確に記載されているので、そのタイミングでは写真を撮っても構わない。
おまえのスマッホやバズーカみたいなレンズのついたカメラの出番だ。
上坂すみれのライブやトークイベントでは滅多に写真が撮れないので、同志のお前もこの機会を逃すのは完全にあほであり、如何に貴重な機会かはおまえにも理解できるはずだ。

ここまで読んだおまえはいてもたってもいられなくなり、6.7を家で過ごすことなど出来ないはずだ。
チケットを買え。今すぐにだ。
(キュアナイル)
