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【日報】おれは鈴木志乃の凱旋興行を観に清水に行く(キュアナイル)

よく来たな。おれはキュアナイルだ。
おれは毎日物凄い量のテキストを書いているが誰にも読ませるつもりはない。
しかしおれが肩入れしている女子プロレス団体である東京女子プロレス(TJPW)に所属する鈴木志乃が清水マリンビルで「 SHE KNOWS HER WAY 」と題した地元凱旋興行を行い、それに行ってきたので記事を書いたという寸法だ。

この記事は社会派コラムニスト逆噴射総一郎先生の文体を模しています。
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SHIMIZU……

おれはそもそも清水おろか静岡の地に脚を下したのが今回が初めてであり、静岡に対するイメージは悪名高きヒールレスラーやかなり思想が強い危険なレスラーが次々と生まれる邪悪な地というものだ。
OZAWA……NARAKU……青木真也……
その流れに鈴木志乃がライドするのかが今後も注目だ。

新横浜駅

おれは新横浜(新幹線が止まることとラーメン博物館と吸血鬼が出ることでしか名前が上がらない土地だ)で新幹線に乗ったのだが、指定席は全て売り切れており、自由席も全席座られているというありさまだった。GWも終わったにも関わらずだ。
新幹線で座れなかった経験は今回が初めてだ。
おれは平日朝6時台の武蔵小杉〜川崎間の南武線よりも人口密度の高い新幹線に押し込まれ、MEXICOの高山のように酸素濃度が薄い車内に立ち続け静岡駅に向かったという寸法だ。

マウントフジ

そしてそこから清水駅に向かうのだが、清水駅は完全にエスパルス仕様となっていて、クラブのエンブレムや黄色いアイツなどが視界の至る所に存在する。
AWAY・・・ここは完全な敵地だ。
おれは「蘇我駅に降りたアウェイサポもこういう気持ちなんだろうな」と、少し他人を思いやる心が芽生えた。

エスパルスドリームプラザ
手を差し伸べているけど、「触るな」と書いてある木彫りのパルちゃん

駅を降り、会場まで徒歩で向かうと(バスもあったが早く着きすぎた)、会場の清水マリンビルのすぐ近くにエスパルス ドリームプラザというサルーンやまぐろ販売所とか映画館とか観覧車などのアトラクションがセットになった特異な施設があったので、そこで前回の後楽園ホール大会の記事を書いたりしてやり過ごした。開場の1時間半前には到着していたが、この日はメキシコの荒野のように太陽が容赦なく大地を照らしていたので、そんなに早くから列に並ぶことは得策ではない。

清水マリンビル

開場時間が近づき、列に並び、だいたい定刻通りに会場に入る。
清水マリンビルでのTJPWの興行は今回で3回目だがおれにとっては初めての会場だ。
実際に会場にはいると天井はわりと高く、大きさとしては桐生真弥の凱旋興行で使ったGメッセ群馬の2面使いと大体同じに感じた。
照明はかなり薄暗い。写真撮影にはあまり適さない会場だ。今回の記事でも結構フリッカー現象が発生してしまっていることはあらかじめ書いておく。

前説→アプガ(プ)

白井李世

この日は白井アナがコンタクトではなくメガネで登場して相当レアな光景が見れたことが証明されており、おれはこの時点で立ちっぱなしの新幹線で清水まで来てよかったと思った。

アプガ(プ)
高見汐珠

そしてアプガ(プ)が登場し、当然の如くこの日の主役である鈴木志乃にフィーチャーされるが、高見汐珠のアイス紹介で「今日志乃さんが好きなアイスは〜」ということで鈴木志乃に視線を向けさせながらも自分の色をだしていて、かなり練られていると感じた。

鈴木志乃

そして鈴木志乃のコールにより大会がスタートしたのだ……。
(因みにこの日は中島翔子と上福ゆきはアジャコング40周年興行に参加するため琉球の地に行っているので不在だ。)

第1試合 15分1本勝負 シングルマッチ 上原わかな vs 神嵜志音

文りんレフェリー
神嵜志音

神嵜詩音はつくば大会同様にコーナーに昇り観客に「シオンちゃんガンバレ〜」コールアンドRESPONSEを求めた。
このムーブを披露するのは3回目だが、重度のTJPWファンには既に定着しつつあるし、回数を重ねるごとに大舞台でも使用し始めるだろう。

上原わかな

しかし、上原わかなは一枚上手で「わかなちゃんがんばれ〜」と言いながら神嵜詩音を痛めつけていた。
こういう臨機応変に対応できるところがこの前までベルトを巻いていた所以なのだろう。

第2試合 15分1本勝負 シングルマッチ ハイパーミサヲ vs 芦田美歩

芦田美歩
ハイパーミサヲ
岡田裕也レフェリー

ハイパミの声の調子はまだ完調ではなかったが、つくばよりも良くなっていた。

ハイパミは今日の主役である鈴木志乃と同じく緑枠であることをアピールし、鈴木志乃にエールを送ろうとするが、応援とかそういうやつのP.R.O.である芦田のミッフィーも応援し始め会場は暖かい空気になったが、ハイパミは当然の如く裏切った。

芦田のミッフィーの軟体超人ぶりが発揮される試合だったが、ハイパミは隠し持っていたスプレーを2本も使い翻弄し、完全に京都のチアガールを手玉にとっていた。

第3試合 20分1本勝負 タッグマッチ 山下実優&ハットリ桜 vs らく&原宿ぽむ

らくぽむ

3歳児と黄色い電車好きは明らかに怪しいものを持ち込んでいて、誰がどう見ても信用できない。

ハットリ桜
山下実優

K!SS//は鳥喰かやからハットリ桜になったことでSIRIASUさが増したがらくぽむの前では無意味だ。

マイクレフェリー

レフェリーはラスベガス興行で原宿ぽむに対してTVのリモコンを使い、ぽむのデカい声をミュートにした謎のレフェリー マイクが何故かいた。
マイクは3歳児のデカい声をエネルギー変換させ跳ね返そうとしたが失敗していた。

出荷されるリーダー

3歳児はタモ網を使い山下をピポサルのようにゲッチュ!するし、更にデカい緑の網でマイクレフェリーを利用し山下を捕獲する。
網に掛かった山下はまぐろの様に扱われ、リング下に落とされた。
そして3歳児はリングしたから台車を取り出し、網に掛かったマグロを載せて走りだした。

台車は勢いよく虚空に放たれ、セコンドのキラが止めなければそのまま壁に激突し爆発四散していた。
(配信では映っていないが、キラが台車に「メッ!」と指を差してて母性を感じた。)

脚だけで台車を転がし移動する山下

戦力を分断した3歳児は意気揚々とリングに戻る。
しかし、山下はこの台車に乗せられた状態のまま、足だけ動かしリングの横までウネウネしながら近づいてきて、近くで観ている者としてはかなり恐怖を感じた(動画を撮ったつもりだったがうまく取れていなかった。)。

ハットリ桜よりとは流派の違う忍術を使う3歳児

山下はリングに戻ると、網に捕まった怒りをらくにぶつけ、らくは酷い目にあっていたし、3歳児はリング下で他人事のように観ていて悪魔だと思った。

第4試合 20分1本勝負 タッグマッチ 鈴芽&遠藤有栖 vs 桐生真弥&七瀬千花

七瀬千花
桐生真弥

ベイブはでじもんの入場を恐ろしい目つきで睨みつけており、おれはベイブのただならぬ想いを感じ取っていた。

でじもんの連携はもう改めて説明しなくてもいいと思うが、悪戯に七瀬千花を捕まえ好き放題やっていた。
ベイブはコーナーでかなり怒り交じりに観ており、おれがベイブのこんな表情を観たのは、昨年のタッグトーナメントで上福ゆきが挑発交じりに猫はるなを痛めつけてたとき以来だ。

ベイブはフェイスクラッシャーを叩き落としたり、鈴芽を持ち上げ膝からマットに突き落としたり、謝罪式監獄固めで鈴芽の機動力を奪う作戦に出ていた。
鈴芽は膝にダメージを負い立ち上がれない時間があったほどだ。

そしてコーナーに昇る鈴芽を捕まえデッドリードライブでマットに叩きつけた。
ベイブはそもそも結構デカく(166cm)、秘めたるパワがある。
蜂は空を飛び回るために軽量化した身体をしているが、その分地面に叩きつけられると致命傷を負う。
ベイブは自分のパワと重力-グラビィティ-を掛け合わせる戦法を編み出したのだ。
おまえたちは桐生真弥のことを突然謝りだす変わった人としか認識していないとしたら、それは救いようのないアホであり、完全にベイブのことを見くびっている。

試合は七瀬千花が敗北してしまうが、おれは「ちばぎんカップ」で柏に内容負けしてない試合をみたときと同じ気持ちになった。

2019.2.17

※ちばぎんカップ……Jリーグ開幕前に行われる30年の歴史のある大会。
シーズンを占うプレシーズンマッチであるが「世界三大カップ」として知られている。
ジェフ千葉と柏レイソルしか出場できないという厳しいレギュレーションがあるのでバルセローナもレアル・マドリーもこのタイトルを獲得したことがない。
リオネル・メッシに唯一欠けているタイトルと言って過言ではない。

鈴芽

おれは、この日の前日までどうやって桐生真弥が鈴芽に勝てるのかかなり悩んでおり、なかなか答えが見つからず頭を抱えていた。
しかし、この試合を観たおれは、かなり具体的にこのスズメバチを駆除する道筋……激しい光が見えた。
ベイブは飛び回る蜂に付き合わず叩き落していたし、パワの違いを見せつけて鈴芽を攻略しようとしている。
そして、風城ハルがやったことの応用で、鈴芽の膝に狙いを定め破壊するつもりだ。
遠慮しがちなベイブが遂に殺虫剤を手にしスズメバチを駆除する覚悟が決まったのだ。

この試合を観ると観ないでは6.7のタイトル戦へのモチベーションが大きく変わるし、おれは桐生真弥に大きく夢を乗せることが出来るようになった。
おまえはこの試合を配信で確認する必要がある。

第5試合 20分1本勝負 6人タッグマッチ 渡辺未詩&辰巳リカ&小夏れん vs 瑞希&愛野ユキ&高見汐珠

奇襲を仕掛ける辰巳リカ

タッグ王座戦の前哨戦だ。
瑞希と高見汐珠は握手の際に毎回仕掛けてくるので、それを察知した白昼夢側は先制攻撃を仕掛け、握手すらさせない。長年タッグを組み相手の出方を知り尽くしているから出来る芸当だということがおまえにもわかるだろう。

渡辺未詩の股下を潜り瑞希とポジションチェンジをする高見汐珠。
たぶんタイトル戦でもこの連携が観れる。

高見汐珠はちょこまか動き回り瑞希との連携を成立させるし、その可能性には宇宙を感じる。

小夏れん

小夏れんは駿河メイと闘ったり組んだりしたことで、以前おれが感じた人の心に入り込む強みをリングでも表現し始めた。
具体的にいうとレフェリーに満面の笑顔で反則を誤魔化すという戦法だ。これは本人の特性とかなり噛み合っている。
たぶんそのうち、ルチアーノ・モッジが牛耳っていたころのユヴェントスのように、小夏れんにとって有利な判定が頻発することだろう。

セミファイナル 15分1本勝負 シングルマッチ 荒井優希 vs キラ・サマー

荒井優希

荒井優希が王者としての風格を醸し出し完全に支配していた試合だ。

キラ・サマー

キラもパワだけではなく、グラウンドでも試合を作ろうとしていたが、荒井優希の恐ろしい威力のサソリ固めが決まり試合が決した。
Finallyに頼らなくても試合を成立させられるようになった王者は強い。

メインイベント 20分1本勝負 タッグマッチ HIMAWARI&鈴木志乃 vs 風城ハル&凍雅

鈴木志乃

同期4人による試合だ。
鈴木志乃のみに紙テープの投げ入れが許可されており、熱心なファンの方がサインボードと共に大量のテープを配っていて凄いなと思った。

風城ハル

風城ハルがHIMAWARIの鞭のような髪を警戒して距離をとるやり方が功名なので注目した方がいい。

鈴木志乃が地獄めぐりバスツアーの体制に入ると、完全に地元仕様の紹介が始まり、HOMEアドバンテージを活かしていた。

鈴木志乃の劣勢が続く場面が多く観られる試合であったが、最後は風城ハルをチョークで締めタップアウトさせることに成功した。
鈴木志乃の執念。そういったものを感じさせるスイーパーだ。

エンディング

3度目の凱旋興行にして初めて勝利した鈴木志乃がマイクを手に取り、恵まれたPOSSISYONにいながらそれを活かせていないことなどを涙ながらに語るが、入場曲の歌詞と同じように下道を通ってでも渋滞に巻き込まれても目標に突き進むと宣言し、最後はファンの帰路の気遣いをして大会が終了した。

特典会

ハイパーミサヲ

ハイパーミサヲはやはり声が完全に戻っておらず、7割くらいしか回復出来ていないと語っていた。
また、次回開催である新宿FACEがなくなることをかなり惜しんでいた。

桐生真弥

ベイブは敗れはしたものの、鈴芽に対して手ごたえを感じており、おれは調子がいい時のちばぎんカップ観ている気持ちになったと伝えた。
また、マヌエル・ノイアーがドイツ代表に復帰するのではないかという話になり(後日メンバーに選ばれた)、来シーズンからはブンデスリーガを再び追いかける準備が出来ているようで、ワールドカップに向けて徐々に理性を失いつつある。

文りんは誰かの凱旋興行だとテーピングにMESSEJIを仕込みがちだ。

文りんとは、UWFのおやなかせたかしのコスチュームの話とか、反社(社不カルマ)レフェリーのレフェリングが良かった点とかP.R.Oのレフェリー目線で語ってくれた。

社不カルマ(中央)
喧嘩ファイトが信条の神奈川大学3年生。
お祭りの際は神輿を担いでいる。
レフェリーのときは反社と呼ばれているが、FANZAい勇Jizz. comもレフェリーのときは反社と呼ばれていた。
FANZAい勇Jizz. com
レフェリーの際は反社と呼ばれる。
昨年の三田祭ではレフェリー担当試合の最中に豚汁を購入する奇行が見られた。


鈴木志乃が暫く活動を休止する。

この大会の2日後。公式のアナウンスで鈴木志乃が暫くの間活動を休止するが発表された。
以前からの体調不良が理由であるが、地元凱旋興行だけは成し遂げるという責任感があったのだと思うし、試合後に語った通り「どんな渋滞にはまろうと、やむを得ず、下道を使わなきゃいけない時もあると思うけど、どんな状況でも必ず目的地には着くってことを証明します!」ということを証明されることをファンは待ち望んでいる。

メイン戦を観れば鈴木志乃が何故愛されるのかがわかる試合であったし、実際すきになったやつも多いと思うので、今回の発表は残念でならないがまた、いつか戻ってくるその日を静かに待ちわびるほかない。

おまえは6.7のチケットを買ったのか?

6.7対戦カード

おれはこの翌週の5.22新宿FACE大会も観に行き、それについてはそのうち記事にするつもりだが、そんなものが書きあがるのを待っている間におまえがするべきことは、6.7の後楽園ホール大会のチケットを買うことだ。
カードも決まり、MIRAIが風城ハルと一騎打ちすることになったし、上原わかなと凍雅のシングルマッチは何かを予感させる。
そして上坂すみれが放送席ゲストに呼ばれ、衣装とサーベルが展示されることになった。
勘のいいお前は、上坂すみれが大人しく放送席で小佐野景浩や三田佐代子の解説を聞いて「はわわ~」とか言うだけじゃないことくらいわかるはずだ。
おまえの感じた「予感」を行動に移せ。
チケットを買え。今すぐにだ。
(キュアナイル)

P.S

現地で静岡住みであるさなりぃ氏と落ちあい、試合後に感想を語る様子を「さなクロV」にて公開しているので興味があるやつは聞いてみると良いだろう。

MEXICO成分が抜けたかなりオーガニックな感想だ。
ラス=ベガスで行われた鈴芽とハットリ桜のインプリ戦の存在を忘れたりしているが、それはおまえが脳内で情報を補えばいい話だ。

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