見出し画像

ミニマリストが10年で卒業した愛用品5選|手放して気づいた「なくても困らないもの」


ミニマリストになる前の僕は、たくさんのモノを買っていました。

 

新製品が出れば気になり、便利そうなものは試したくなる。 気づけば、部屋にも、デスクにも、引き出しの中にも、モノが溢れていた。

 

そんな僕が、ここ10年でゆっくりと手放してきたモノたちがあります。

 

捨てて後悔したものは1つもありません。 むしろ、**「なんで今までこれを必要だと思っていたんだろう」**と思うものばかり。

 

面白いのは、「いきなり全部捨てた」わけではないこと。 1つひとつ、ゆっくりと、生活の中で「あれ、これいらないかも」と気づいて手放してきた。

 

この記事では、僕が卒業した5つの愛用品と、それぞれを手放して気づいたことを紹介します。 過去のAmazon購入履歴を見返して、「あの時期、こんなものに頼っていたな」と振り返りながら書きました。

 

 

 

■ 目次

 


 

■ 1. 有線イヤホン

 

卒業の理由:ケーブルの絡まりに毎日イライラしていた

 

20代前半まで、僕は有線イヤホン派でした。 音質が良いし、充電も不要。コスパも良い。**「ワイヤレスにする理由なんてない」**と思っていた。

 

そもそも当時のワイヤレスイヤホンは、まだ音質や接続安定性で「微妙」だった時代。 **「有線の方が確実」**という感覚もありました。

 

でも、日常で使うたびに気づいたんです。 1日数回、繰り返していたら、年間で数時間以上を「ケーブルをほどく」ことに使っていた。

 

しかも、ほどいてもケーブルが鞄の中で引っかかる。スマホを取り出す時に絡まる。 小さなストレスが、毎日積み重なっていた。

 

ワイヤレスイヤホンに変えた瞬間、その時間がゼロになりました。 音質の違いは、最初の数日感じただけ。今は全く気にならない。

 

「便利」と「面倒」は紙一重。 コスパだけで選ぶと、見えないコスト(時間・ストレス)を見落とすことを学びました。

 

 

■ 2. 普通のマウス(+マウスパッド)

 

卒業の理由:トラックボールにしたら「マウスパッドも消えた」

 

長年、普通のマウス+マウスパッドの組み合わせで作業していました。 手首置き付きのマウスパッドがないと、長時間作業で手首が痛くなる。 **「マウスパッドは必須品」**だと信じて疑わなかった。

 

トラックボールマウスに変えた時、想定外のことが起きました。 親指でカーソルを動かすので、マウス本体を動かす必要がない。 ということは、マウスパッドが不要になる。

 

1つのアイテムを変えただけで、もう1つのアイテムが連鎖的に不要になった。 これがミニマリストの買い物の面白さです。

 

 

 

 

■ 3. 外付けスピーカー

 

卒業の理由:モニターのスピーカーで十分だと気づいた

 

ノートPCで作業していた頃、音質が気になって外付けのBluetoothスピーカーを買いました。 「やっぱり外付けの方が音がいい」と満足していた時期もあります。

 

でもDellのモニターに買い替えたら、モニター内蔵のスピーカーで音楽も動画も十分だと気づいた。

 

「もっと良い音」は確かにある。でも、僕の生活に必要な音質は、モニターのスピーカーで満たされていた。

 

外付けスピーカーは、デスクの上で場所を取り、充電も必要で、Bluetooth接続のたびにストレス。 それを手放したら、デスクの上のモノが1つ消えた。

 

 

 

 

■ 4. 紙の家計簿

 

卒業の理由:アプリで「自動化」できるとわかった

 

社会人1〜2年目の頃、僕は紙の家計簿をつけていました。 毎日レシートをチェックして、ノートに書き込む。1日10分くらいの作業。

 

最初は楽しかったんです。**「お金を管理している自分」**に酔っていた。 仕事帰りにノートを開いて、その日の支出を書き込む。月末に合計して、グラフを描く。 **社会人としての「ちゃんと感」**を、紙の家計簿が満たしてくれていた。

 

でも、よく考えると**「家計を記録するために時間を使っている」だけでした。 記録するのが目的になっていて、「記録した後にどう改善するか」**を考える時間はゼロ。

 

家計簿アプリに移行した瞬間、毎日10分の作業がゼロに。 銀行・クレカ・電子マネーが自動で連携されて、勝手に集計してくれる。 浮いた時間を、「お金を増やす行動(投資・副業)」に使えるようになった。

 

「自分で記録する」より、「自動で記録される仕組みを作る」方が、圧倒的に賢い。 ミニマリスト的に言えば、「手動でやる手間」を捨てたということです。

 

 

 

■ 5. 外付けHDD

 

卒業の理由:SSDの速度と静音性に勝てなかった

 

写真や動画のバックアップ用に、外付けHDDを使っていました。 容量あたりの単価が安く、大容量を保存するには最適。

 

でも、使うたびに気になっていた:

  • 読み込みが遅い:アクセスに数秒かかる

  • 動作音がうるさい:カリカリと音が鳴る

  • 衝撃に弱い:落としたら一発でデータが飛ぶ不安

  • 重い:持ち運びに向かない

 

SSDに切り替えてから、これらが全部消えました。 速い・静か・軽い・衝撃に強い。

 

価格は確かにHDDより高い。でも、「ストレスをお金で消す」というのは、ミニマリスト的に正しい投資だと思っています。

 

データの大切さを考えたら、毎日使うストレージこそ良いモノを選ぶべき。

 

 

 

■ 「卒業のタイミング」を見極める3つの問い

 

5つの卒業を経験して、「いつ手放すか」の判断基準が見えてきました。

 

僕は、何かに違和感を感じた時、自分に3つの問いを投げかけます。

 

問い①:「使うたびに、地味なストレスを感じていないか?」

 

有線イヤホンのケーブル絡まり、外付けHDDの動作音、紙の家計簿の毎日10分。 どれも**「大したストレスじゃない」と自分に言い聞かせていた**けど、よく考えると毎日感じていた。

 

地味なストレスは、毎日積み重なると、人生のクオリティを下げる。

 

問い②:「これがなくなったら、本当に困るか?」

 

頭の中でシミュレーションする。 「もし、このイヤホンが今日壊れたら?」「家計簿をつけるのをやめたら?」

 

意外と、**「あ、なくても困らないかも」**と気づくことが多い。 本当に必要なものは、考えなくても「絶対に必要」と即答できるはず。

 

問い③:「より良い代替手段が、すでに自分の生活にあるか?」

 

トラックボールがあるからマウスパッドはいらない。 モニターのスピーカーがあるから外付けスピーカーはいらない。

 

新しいモノを追加するのではなく、すでにあるモノで代替できないかを考える。 これがミニマリスト的な引き算の考え方です。

 

 

 

5つの卒業ストーリーには、共通点があります。

 

共通点①:手放してから気づく「不便だった事実」

 

どれも、手放す前は**「必要だ」と思っていたものばかり。 でも実際に手放してみると、「あれ、なくても困らないどころか、ない方が快適」**だった。

 

人は、慣れているものを「必要」だと錯覚しがちです。 本当に必要かどうかは、一度手放してみないとわからない。

 

共通点②:1つを変えると、別の何かも連鎖的に消える

 

  • マウスを変えたら、マウスパッドも消えた

  • モニターを良くしたら、外付けスピーカーも消えた

  • 家計簿アプリを使ったら、紙のノートとペンが不要になった

 

1つの良い投資が、周りのモノを連鎖的に減らしてくれる。 これがミニマリストの買い物の真髄です。

 

共通点③:手放した後の「後悔」がゼロ

 

5つとも、手放したことを一度も後悔していません。 「やっぱり戻したい」と思ったことがゼロ。

 

これが、「卒業しても大丈夫だった」という最大の証拠です。

 

 

■ おわりに:卒業は、最初の選択を否定することじゃない

 

「卒業した」というと、否定的に聞こえるかもしれません。 でも、僕にとって**「卒業」は否定ではなく、進化**です。

 

有線イヤホンが悪いわけじゃない。当時の僕には必要だった。 外付けスピーカーも、ノートPC時代の僕には必要だった。 紙の家計簿も、お金の流れを把握するには有効だった。

 

それぞれの時期に、それぞれの選択があった。

 

ただ、生活スタイルが変わったり、より良いものに出会ったりすると、卒業のタイミングが来る。 その時に、過去の自分の選択を否定するのではなく、**「ありがとう、もう次に進むね」**と感謝して手放す。

 

これが、僕のミニマリスト的な「卒業」の考え方です。

 

もし今、**「これ、本当に必要かな?」**と思うモノがあるなら。 一度、手放すシミュレーションをしてみてください。 「なくても困らない」と気づけたら、それが卒業のタイミングです。

 

 

📖 おすすめ記事

 

 

 

📖 Kindle本も出版しています。noteの記事をベースに、70%ミニマリストの暮らしを1冊にまとめました。

 

 

※この記事にはAmazonアソシエイトの広告を含みます。

いいなと思ったら応援しよう!