5年使ったアブラサスの財布を卒業した話|お札の「あの問題」が決め手でした
「ミニマリストの財布といえば、アブラサス。」
これは、ミニマリスト界隈ではほぼ定説のような扱いをされている、僕も大好きな財布です。
実際、僕はアブラサスの「小さい財布」を5年以上使い続けました。 過去のnote記事でも何度も愛用品として紹介してきたし、買って後悔したことは一度もありません。
それなのに、先日、アブラサスの財布を卒業しました。
「5年も愛用してたのに、なぜ?」 そう思う人も多いと思います。
理由はシンプル。 「お札が丸まる」問題が、どうしても気になるようになったから。
この記事では、5年間愛用したアブラサスを卒業した正直な理由と、新しく選んだ財布を紹介します。 **「アブラサスを買おうか迷っている人」「すでに使っていて買い替えを検討している人」**には、参考になる内容だと思います。
■ 目次
■ アブラサスの「小さい財布」が良かった点
まず誤解しないでほしいのは、アブラサスは本当に良い財布です。
5年間使い続けた中で、何度も「これにして良かった」と思いました。
①圧倒的なコンパクトさ
ほぼクレジットカードサイズ。ポケットに入れても膨らまない。 通勤カバンの中でも場所を取らない。 **「持っていることを忘れる軽さ」**は、ミニマリストとして最高の体験でした。
②美しい経年変化
ブッテーロレザーのキャメルを選んでいたので、使い込むほどに飴色に深まっていく。 「自分だけの1本に育っていく」感覚は、革製品ならではの楽しみ。
③グッドデザイン賞の機能美
カードと小銭とお札がコンパクトに収まる独自の構造。 グッドデザイン賞を受賞するのも納得の設計でした。
だからこそ、卒業を決めるのに5年かかった。 これだけのメリットがあったからです。
■ それでも卒業した理由:お札が丸まる問題
アブラサスの小さい財布の構造上、お札は半分に折って収納する仕組みになっています。
新しいうちは問題ありません。 でも使い続けるうちに、お札が**「丸みを帯びた形」**で固定されてしまう。
その結果、こんな現象が起きます。
お札を取り出した時、相手に渡す前に手で伸ばす必要がある
レジでお札を出した時、形が独特でちょっと恥ずかしい
ATMにお札を入れる時、機械に弾かれることがある
お札がシワっぽく見えて、清潔感が下がる
最初は気にならなかったんです。 でも5年使ううちに、**「お札を綺麗な状態で扱いたい」**という気持ちが強くなった。
営業の仕事をしていると、取引先や接待の場でお会計をすることもある。 そんな時、丸まったお札を出すのは、なんとなく気が引ける。
「ミニマリスト=小さい」だけが正解じゃない。 5年使って、自分の生活に本当に合った財布を考え直す時期が来たんです。
■ 新しい財布の選定基準
アブラサスを卒業すると決めてから、新しい財布の条件を整理しました。
①お札がまっすぐ収納できる
これが最優先。アブラサスを卒業する一番の理由なので、ここは絶対に外せない。
②キャッシュレス時代に合った設計
普段の支払いはほぼキャッシュレス。 スマホのQRコード決済とクレジットカードで、買い物の8〜9割は完結します。
つまり、現金を大量に持ち歩く必要はありません。 お札・小銭・カードを大量に収納できる「分厚い長財布」は、もう僕の生活には合わない。
必要なのは、カード2~3枚、お札数枚、小銭が少し入る容量。 これだけあれば、キャッシュレスが使えない場面でも困りません。
「長財布=現金重視」というイメージは、もう古い。 キャッシュレス時代の長財布は、薄く、軽く、必要最小限の収納でいい。 これが、僕がたどり着いた長財布の選び方です。
③本革で、長く使える
毎日使うものだから、本革で経年変化を楽しめるものがいい。 合皮の財布は1〜2年でボロボロになるので、長期的にはコスパが悪い。
④ブラック
ミニマリストの僕の愛用品は、基本的にブラックで統一しています。 財布も例外ではない。
⑤ファスナー付き
中身が見えない、落ちない、安全。 ファスナーがあると、カバンの中で開いてしまう心配もない。
これらの条件で財布を探していて出会ったのが、**STATUSYの「il modo ZIP concept」**でした。
■ 選んだのは「STATUSY il modo ZIP concept」
選んだのは、STATUSY(ステータシー)の「il modo ZIP concept(イルモード ジップ コンセプト)」。 L字ファスナーの本革長財布で、色はブラック(エンボス)。右利き用。
選んだ理由①:L字ファスナーで使いやすい
L字ファスナーは、**「片手でサッと開けて、中身が見渡せる」**のが最大の魅力。
ラウンドファスナー(コの字型)の長財布も検討したのですが、開ける時に両手が必要で少し手間。 L字ファスナーなら、片手で開閉できて、中身も一目瞭然。
選んだ理由②:お札がまっすぐ入る
長財布なので、お札を折らずにそのまま入れられる。 アブラサスの「お札が丸まる問題」が、根本から解決された。
レジで支払う時、お札を綺麗な状態のまま相手に渡せる。 たったそれだけのことなのに、毎日の支払いがちょっと気持ちよくなりました。
選んだ理由③:エンボス加工で傷が目立ちにくい
革のエンボス加工は、革の表面に型押しを施したもの。 スムースレザーよりも傷や汚れが目立ちにくいのが特徴。
毎日カバンに入れて持ち歩く財布だからこそ、傷が目立ちにくい仕様はありがたい。
選んだ理由④:ブラックで主張しすぎない
ミニマリストの愛用品は、基本ブラック。 ロゴが目立たず、ビジネスシーンでもプライベートでも使えるデザイン。
派手さはない。でも、長く使える「定番感」がある。 これが、ミニマリストの財布選びの正解だと思っています。
■ ミニマリストが「長財布」を選んだ理由
「ミニマリストなのに長財布?」と思った人もいるかもしれません。
ミニマリスト=小さい、コンパクト。 このイメージが一般的ですが、僕は**「自分の生活に最適なサイズ」**こそミニマリストだと思っています。
僕の場合、お札を綺麗に扱いたいという生活スタイルがあった。 だから、長財布の方が合っていた。
「ミニマリストっぽい」を優先するのではなく、「自分の生活に合うか」を優先する。
通勤カバンには十分入るサイズなので、持ち歩きにも困らない。 サイズは大きくなったけど、「自分の生活の質」は確実に上がった。
これが70%ミニマリストの選び方です。 完璧な小ささを目指すのではなく、70%の満足を全力で取りに行く。
■ おわりに:いいモノは「卒業」していい
ミニマリストとして、**「気に入ったモノは長く使う」**ことを大切にしてきました。
でも、5年使う中で生活スタイルや価値観が変わることもある。 そんな時に**「最初に選んだモノを変えてはいけない」と思い込まないこと**が大事だと思います。
アブラサスの小さい財布は、本当に良い財布でした。 5年間、毎日使い倒して、たくさんの思い出が詰まっています。
でも、生活スタイルが変わって、より自分に合うものが見つかった。 「卒業」は、最初の選択を否定することじゃない。新しい自分に合わせて選び直すこと。
これからは、STATUSYの長財布と新しい付き合いが始まります。 5年後、また「卒業」する日が来るかもしれない。 それでも、今の自分に最適な財布を、毎日使い倒す。
それが、ミニマリストの財布との付き合い方です。
もし今、「アブラサスを買おうか迷っている人」「すでに使っていて、お札問題を感じている人」がいたら、自分の生活スタイルに合った財布を選んでほしいと思います。
「ミニマリストっぽい」より、「自分にとって最適か」。 これが、僕の財布選びの結論です。
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