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ポン出しビルダー+で、やりたかったことが起き始めた話|生成AI |AI活用 |画像生成AI |#422

通知を見た。

「買ってしまいました」
「沼の底です」
「自分でもデッキ作ってみました」
「このデッキ、販売します」

……おいおい。

ワイが見たかったやつ、もう始まってるやん。

ポン出しビルダー+を作ったとき、
ワイがやりたかったのは、
ただ「便利なプロンプト作成ツール」を
配ることではなかった。

もちろん、カードを選ぶだけで
画像生成プロンプトが組める。

そこは大事や。

でも本当にやりたかったのは、その先。

プロンプトを“個人の手癖”から、
“交換できるデッキ”にすること。

今日はその話をする。


この記事でわかること

この記事では、ざっくり以下がわかる。

  • ポン出しビルダー+で何を実現したかったのか

  • 実際にユーザーさんがどう遊び始めたのか

  • オリジナルデッキ販売という遊び方

  • WEB版とローカル版の使い分け

  • JSON交換で何ができるようになるのか

  • すでに沼に住み始めた人たち

つまり今回は、
「ツールの説明」ではなく、
ツールの周りで文化っぽいものが動き始めた話や。

大げさに言うと、プロンプトの屋台村ができ始めた。

まだ屋台は数軒やけど、匂いはもうしてる。


ポン出しビルダー+でやりたかったこと

ポン出しビルダー+でやりたかったことは、大きく2つある。

1つ目は、画像生成プロンプトの受け渡しや共有のハードルを下げること。

プロンプトって、普通に共有しようとすると長い。

長いし、読みにくいし、どこを変えればいいかわかりにくい。

「この呪文使ってええで」

と言われても、

「どこが主役?」
「どこが背景?」
「どこを変えたら自分用になるん?」

となりがちや。

プロンプト、だいたい長い焼きそばみたいになってる。

おいしいかもしれんけど、どこから食べていいかわからん。

そこで、カード化した。

主役、服装、背景、光、カメラ、画風、雰囲気。
そういう部品に分ける。

すると、プロンプトは「読むもの」から「組み替えるもの」になる。

難しく言うと、構造化。
くだけて言うと、呪文のレゴ化や。


カード化は、ちゃんと理にかなっている

これはワイの気分だけで作った仕組みではない。

Midjourneyの公式でも、
プロンプトに含める要素として、
主役、媒体、環境、照明、色、ムードなどが紹介されている。

同じように、
Google Cloud BlogのNano Banana向けガイドでも、
画像生成のプロンプトは、
主役、行動、場所や文脈、構図、スタイルの組み合わるって言ってる。

つまり、画像生成プロンプトは、

  • 誰を出すか

  • 何をしているか

  • どこにいるか

  • どう撮るか

  • どんなスタイルにするか

に分けて考えると扱いやすい。

ポン出しビルダー+は、この考え方をカードにしたものや。

冷蔵庫に「肉・野菜・調味料」が分かれているから料理できる。
全部ミキサーに入ってたら、もう何もわからん。

プロンプトも同じ。

分けるから、入れ替えられる。
入れ替えられるから、自分用にできる。


もうひとつ見たかったこと

2つ目に見たかったのは、
デッキごとの個人間のやり取りが成立するかどうか。

ここが一番大事やった。

ワイがカードを用意する。
あなたがそれを使う。

ここまでは、普通のツール配布や。

でもワイが見たかったのは、そこから先。

あなたが自分のデッキを作る。
別の人がそのデッキを使う。
さらに別の人が、それを見て別ジャンルのデッキを作る。

こうなったら、もうワイ一人のツールではなくなる。

使う人ごとに、カードの世界が増えていく。

これが見たかった。

そして、実際に起き始めている。


実際、沼ってくれてる人が出てきた

ありがたいことに、
ポン出しビルダー+を使ってくれた人たちから、
いろんな報告が出てきた。

買ってくれた人がいる。
沼の底に沈んでくれた人がいる。
自作デッキを作ってくれた人がいる。
デッキを販売してくれた人もいる。

これ、めちゃくちゃうれしい。

ワイがやりたかったのは、まさにこれや。

「ワイのカードを使ってね」ではなく、
「あなたのカードも作ってみて」
という世界。

ポン出しビルダー+は、
プロンプトを作る道具でありつつ、
プロンプトを交換できる形にするための箱でもある。

箱があると、人は中身を作り始める。

不思議やな。

空き箱を置いたら、猫が入る。
デッキ箱を置いたら、クリエイターが沼る。

だいたい同じ原理や。


今の販売状況

ちなみに、現時点のワイ調べでは、

  • 2,480円で5部

  • 2,980円で3部

売れている。

正直、2,980円は少し高めやと思う。

ただ、ポン出しビルダー+は、
買って終わりの道具というより、
自分のデッキを作って育てるための道具
として設計している。

だから、オリジナルデッキを作って販売できる人にとっては、
回収の考え方も変わる。

たとえば、300円のデッキを10部売れたら、単純計算では3,000円になる。

もちろん、これは手数料前の単純計算や。
noteでは、コンテンツ販売時に決済手段ごとの事務手数料、プラットフォーム利用料、振込手数料が差し引かれる。

だから「必ず元が取れます」とは言わない。

そんな雑な夢、ワイは売らへん。

ただ、考え方としてはこうや。

自分のプロンプトを資産化できる人にとっては、
ただの消費ではなく、制作環境への投資になる。

ここがポン出しビルダー+の面白いところやと思っている。


2,980円が重い人は、WEB版からでいい

とはいえ、いきなり2,980円は重い。

これはわかる。

「気になるけど、自分に合うかわからん」
「ローカル版まで必要か判断できない」
「まず触ってみたい」

そういう人は、WEB版からでいい。

7月から、ポン出しビルダー+WEB版を触れるメンバーシッププランを用意している。

ざっくり分けると、こう。

WEB版は、試す場所。
ローカル版は、育てる本体。

WEB版は、URLを開いて気軽に触る場所。
ローカル版は、
自分用にデッキを育てたり、
作りかけを残したり、腰を据えて遊ぶ場所。

なので、迷っている人はWEB版で試す。
ハマったらローカル版で育てる。

これでええと思う。

いきなり大鍋を買わなくていい。
まず小皿で味見してくれ。

ただし、気づいたら鍋を磨いてる可能性はある。

沼の底、意外とキッチンに近い。


これから難しくなるのは、オリジナルデッキ作り

ポン出しビルダー+の使い方が広がると、
たぶん次に難しくなるのはここや。

オリジナルデッキって、どう作ればいいの?

ただ単語を並べるだけなら、わりと作れる。

でも、実際に使いやすいデッキにしようとすると、急に難しくなる。

カテゴリはどう分けるのか。
主役、背景、画風、光、構図をどう分けるのか。
似たカードが増えすぎないようにするにはどうするのか。
使ったときに破綻しにくい組み合わせは何か。

ここが、次の沼や。

そして、この沼のために入れているのが、完成版プロンプトでのJSON交換や。

画像生成では、カードの組み合わせが無限に出てくる。

その中で、

「この組み合わせ、よかった」
「このデッキとこのデッキを混ぜると面白い」
「この完成プロンプトをベースに改造すると使いやすい」

という情報が出てくる。

それを、ただの文章ではなく、再利用しやすい形で残せるようにしたかった。

料理で言えば、完成した一皿の写真だけではなく、
レシピと材料リストを一緒に渡す
みたいなものや。

「うまそう」だけで終わらせない。

「じゃあ自分の台所でも作ってみるか」
まで持っていきたい。


ポン出しビルダー+は、完成品というより土台

ワイはこのツールを、完璧な完成品として見ていない。

むしろ、土台やと思っている。

カードを作る。
デッキを読む。
プロンプトを組む。
完成版を保存する。
別の人がデッキを作る。
誰かがそれを使って、また画像を作る。

この流れが回り始めたら、ツールはただのツールではなくなる。

ちょっとした創作の市場になる。

まだ小さい。
まだ荒い。
まだ説明も足りない。

でも、動き始めている。

ワイはそこがうれしい。

ポン出しビルダー+で作りたかったのは、
「すごいプロンプトをワイが配る場所」ではなく、
あなたのプロンプトが誰かの創作の入口になる場所や。


すでに沼に住んでいる人たち

最後に、すでにこの沼に住み始めている人たちも紹介しておきたい。

紹介順に深さの優劣はない。
みんな違う方向から沈んでいる。

沼は広い。
そして、底はまだ見えない。


雪詠さん

ポン出しビルダー+を使って、しっかり沼ってくれた人。

「沼の底です」と言ってくれた時点で、ワイの中では住民票発行済みや。

キャラクター、背景、構図を選んでプロンプトを組む楽しさや、自分好みのデッキを作っていく感覚を紹介してくれている。

ワイが見たかったのは、まさにこういう使い方や。

ただ完成プロンプトを受け取るだけではなく、
自分の好みに合わせて、カードを選び、組み替え、育てていく。

これがポン出しビルダー+の沼ポイントやと思う。

記事はこちら。


vagabond1497さん

「プロンプトが資産になっていく」という言葉に反応して、ポン出しビルダー+を触ってくれた人。

この視点、かなり大事やと思っている。

プロンプトは、その場限りの呪文にもできる。
でも、カード化して残せば、あとから使い回せる。
組み替えれば、別の作品にも展開できる。

つまり、プロンプトが一回きりの消耗品ではなくなる。

自分の作風や好みを、少しずつ蓄積できる。

ワイが「プロンプトを資産化したい」と思っていた部分を、ちゃんと拾ってくれたのがうれしかった。

記事はこちら。


ピナクルさん

時代劇版のカードデッキを作って、販売までしてくれた人。

これはかなり大きい。

ポン出しビルダー+は、
ワイのカードを使うだけのツールではなく、
自分のデッキを作って、人に渡せる形にするための土台
として作っている。

だから、実際にオリジナルデッキを作って販売してくれたのは、ワイとしてはかなりうれしい。

しかも時代劇。

ワイ一人では、たぶんそこまで掘れないジャンルや。

こういう「その人の好き」がデッキになると、
ポン出しビルダー+は一気に面白くなる。

記事はこちら。


ゆさん

自作カードを配布してくれている人。

羊毛フェルトアート、チョークアート、和菓子アート、切り絵アートなど、ワイの中からはなかなか出てこない方向のカードを作ってくれている。

これもめちゃくちゃありがたい。

ポン出しビルダー+の面白さは、
カードの数が増えることだけではない。

作る人によって、カードの方向性が変わること
にある。

かわいい方向に伸ばす人。
和風に伸ばす人。
アート表現に寄せる人。
キャラクター表現に寄せる人。

そうやって、それぞれの得意分野がデッキになる。

これが増えると、ポン出しビルダー+はただのツールではなく、みんなの作風が集まる場所になる。

記事はこちら。


デッキは、先に出した人のほうが見つけてもらいやすいかもしれない

ここは少しだけ、あおりに聞こえるかもしれない。

でも、正直に書いておく。

オリジナルデッキを作るなら、
先に出した人のほうが見つけてもらいやすい可能性はある。

もちろん、保証はできない。

デッキを出せば必ず売れるわけではないし、ジャンル、見せ方、サンプル画像、記事の書き方、普段の発信力も関係する。

ただ、まだポン出しビルダー+用のデッキは多くない。

ということは、今のうちは
「最初にそのジャンルを出した人」
として見つけてもらえる可能性がある。

たとえば、

  • 時代劇デッキ

  • 和菓子アートデッキ

  • ファンタジー背景デッキ

  • 表情特化デッキ

  • 衣装特化デッキ

  • ちびキャラ特化デッキ

  • サムネ構図デッキ

こういうジャンルは、作る人の個性が出る。

ちなみに、表情特化デッキはワイが販売中や。

ちゃっかり宣伝を差し込む。
沼にも商店は必要やからな。

そして、300円のデッキを10部売れたら、単純計算では3,000円になる。

もちろん、noteの手数料は引かれる。
だから「これで必ず回収できます」とは言わない。

でも、ポン出しビルダー+をただ買って終わりにするのではなく、
自分のデッキを作って、小さく販売してみる
という遊び方は、かなり相性がいいと思っている。

ワイがやりたかったのは、ここや。

ツールを買って終わりではなく、
自分のプロンプトをデッキにして、
誰かに渡せるようにする。

その結果、少しでも回収できたらうれしい。
売れなくても、自分の作風が整理される。

どっちに転んでも、ただの消費では終わらない。

ここが、ポン出しビルダー+の面白いところやと思う。


まとめ

ポン出しビルダー+でやりたかったことは、だいたい説明できたと思う。

  • プロンプト共有のハードルを下げる

  • プロンプトをカード化して組み替えやすくする

  • デッキ単位で個人間のやり取りを生む

  • オリジナルデッキ販売の土台を作る

  • 完成版プロンプトやJSON交換で、よかった組み合わせを残す

  • そして、沼の住民を増やす

最後のやつ、わりと大事や。

ワイ一人でカードを作るより、
みんなが勝手に沼ってくれるほうが、たぶん面白い。

ポン出しビルダー+は、プロンプトを作る道具です。
でも、それだけでは終わらせたくない。

あなたのデッキが、誰かの画像を変える。
誰かのカードが、あなたの作風に別の筋肉を足す。

そんな感じで広がっていったら、かなり楽しい。

もしオリジナルデッキを作った人がいたら、ぜひ見せてほしい。

ワイも覗きに行く。

沼の底で、たいまつ持って待ってるわ。

さぁ、次はどんなデッキを解放しようかな。

ほな、また。


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