日光の二荒山神社は、三か所巡ってもまだ終わらない
日光東照宮と同じくらい有名な(と思ってる)「二荒山神社」をテーマに、中禅寺湖畔の中宮祠、日光山内の本社、別宮の瀧尾神社を巡ってきました。

二荒山神社は、一つの境内だけを指す名前ではなく、男体山の山頂には奥宮、その南麓には中宮祠、日光山内には本社があり、さらに瀧尾神社いう別宮があります。
最初は奥宮を除く三か所参拝をして満足していたけど、この記事を書きながら、奥宮以外にもう一つの別宮・本宮神社があることを知りました。
巡ったはずなのに、また行く場所がさらに増えた結果となりました💦
早く着きすぎた中宮祠で、奥宮に後ろ髪を引かれる
土曜日のいろは坂は早めに動いた方がいい、とAIにかなり急かされ、朝5時に出発。
中宮祠には朝7時着いたものの、社務所が開く8時まで、きっちり1時間。渋滞には巻き込まれはしないけど、真面目に早すぎて困ります。
ただ、駐車場にはすでに登拝者らしい車が多数止まっていました。中宮祠とは、本社と男体山頂の奥宮を結ぶ場所で、境内の登拝門から山頂の奥宮へ向かいます。

奥宮への登拝は往復6〜7時間。
これまで経験した登山参拝は長くても3時間程度だったので、今回は登る予定がなく、足元も普通のスニーカー。登山靴もストックも持ってきてません。
それでも、準備を整えた人たちが次々と門の奥へ入っていくのを見ると、集団的心理か、登り支度のない自分が貧相に見えてきます。
時間はある。
目の前に山もある。
登りたい欲求もある。
でも"熊ベル"と"装備"がない。
今度からは、登る予定がなくても登山セットは車に積んでおこうと思いました。こういう時に限って、行きたくなるので。
気を取り直して境内を歩くと、背後には男体山が迫り、青銅の鳥居の根元には蓮の意匠が残っています。神社なのに仏教の名残があるところも、中宮祠らしい。
早く着いた分、中禅寺湖の湖畔も少し散策して、8時に御朱印をいただいて、本社へ向かいます。
東照宮の隣で、人口密度が急に変わる
9時30分ごろ、二荒山神社本社に到着しました。
慶内は、まだ人は多くなく、杉木立の中を落ち着いて歩けます。夫婦杉や神輿舎を見て回り、ゆっくり写真も撮れました。

本社は日光東照宮のすぐ隣にあり、駐車場もその間にあります。
「せっかくだから東照宮も」と正門までそこから歩いて向かいました。

ところが、近づくにつれて明らかに人が増えていきます。
二荒山神社では自由に動けていたのに、杉並木を抜けた先は別世界。どこからこんなに人が湧いたのかと思うほどの密集度でした。
人を見に来たのか、建物を見に来たのか分からなくなり、今回は撤退。ここは平日に来た方がよさそうです。
東照宮の裏で、急に人がいなくなる
最後に向かったのが、事前にたまたま知った別宮・瀧尾神社です。
本社から西へ約1キロ。東照宮周辺の賑わいが嘘のように、人の姿がありません。

杉林の中には苔むした石畳が続き、白糸の滝の水音が聞こえる。
朱塗りの楼門や社殿も、観光地の建物というより、森の中に置かれたまま残っているように見えました。

「マイナスイオン」という便利な言葉を使いたくなるくらい涼しく、静かです。

ただし石畳は思った以上にでこぼこで、散策というより少し山歩きに近い。足元は油断できません。
瀧尾神社に祀られている田心姫命は、女峰山と結びつく神です。
男体山を見上げ、登拝者を送り出す中宮祠。
杉木立と社殿が集まる本社。
水音のする森の奥にひっそり立つ瀧尾神社。
同じ二荒山神社でも、中宮祠とも本社とも空気がまるで違う場所でした。
最後に宿題が残りました。
・見送った奥宮。
・帰宅後に存在を知った本宮神社。
しかも本宮神社は、場所を知らずにで近く通り過ぎてました。
これのショックが一番大きい。
次回は奥宮を主役にして、登山靴とストックを用意する。本宮神社にも立ち寄る。

二荒山神社、初見の一日で巡り終わる相手ではなかったようです。
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