noteを始めて4ヶ月。あの頃の自分が書いた記事を、もう一度書き直す。106kgから77kgになった作業療法士が話す、ダイエットが続く人と続かない人の本質的な違い
【最初にkirinohaのプロフィールはこちら👇👇】

これは、3ヶ月前の私が書いた記事の、リライトだ。
noteを始めて、まだ4ヶ月弱。たった3ヶ月前の文章なのに、読み返すと少し残念な気持ちになる。
中身は、悪くない。むしろ、伝えたいことは全部ある。
ただ、始めたばかりの私は、まだ言葉を届けることに不慣れで、
大事なことを、ぼそぼそと、平らに書いていた。もったいなかった。
だから、あの頃の自分が伝えたかったことを、
今の私が、もう一度、書き直してみる。
内容は、ほとんど変えていない。
ただ、3ヶ月前より少しだけ、あなたに届く形で。
彼女が欲しかった。
ただそれだけの理由で、私はジムに通い始めた。
崇高な動機なんて、なかった。
健康のためでも、医療職としての自覚でもない。
「痩せれば、何かが変わるかもしれない」
それだけの話だった。
そして1年後。
体重は、106kgから77kgになっていた。
29kg、落ちていた。
今日は、そのリアルな話をしようと思う。

🍚 なぜ太っていたか、正直に書く
もともと、20年以上テニスをやっていた。運動が嫌いなわけじゃない。
でも、気づいたら106kgになっていた。
デイケアで作業療法士として働いていた頃だ。
仕事のストレス、不規則な生活、食事への無頓着さ。
気づいたら、体がそうなっていた。
テニスの大会に出ても、スタミナ切れで負けた。
何試合も戦える体力が、なかった。
自分のことが、少し嫌いだった。
🏊 最初にやったこと——膝が痛くて、走れなかった

ジムに入会して、最初にやったのは、ランニングじゃなかった。
水中ウォークだ。
作業療法士として、身体のことは知っていた。
106kgの体重でランニングをすれば、膝への負担は計り知れない。
実際、5分も走れなかった。
だから、水の中を歩くことから始めた。
浮力が、体重の負担を減らしてくれる。
関節への負担が少なく、有酸素運動としての効果も十分ある。
最初は1時間、ただ水の中を歩き続けた。
そこに、ソニーの水中用ウォークマンを持ち込んだ。
好きな音楽を聴いていると、時間はあっという間に過ぎる。
気づけば、筋トレ10分→クロール1時間以上というメニューになっていた。
最初は50mしか泳げなかったのに、1時間以上、休まずクロールで泳ぎ続けられるようになっていた。
🧱 停滞期という壁
2〜3ヶ月目。
体重が、ほとんど動かない時期があった。
毎日ジムに通っているのに、体重計の数字が変わらない。
精神的に、きつかった。
「このまま続けても、意味がないんじゃないか」
その気持ちが、何度も浮かんだ。
でも、私はやめなかった。
根性論と言われれば、それまでだ。
結局、とにかく休まずに続けた。それに尽きる。
本当は、ダイエットに休息も必要だ。
作業療法士として、身体の回復に休養が不可欠なことは知っていた。
でも、当時の私には「休む=やめるきっかけになる」という恐怖があった。だから、続けた。
今ならわかる。
停滞期は、身体が新しい体重に適応しようとしているサインだ。
悪いことじゃない。
でも、それを頭でわかっていても、気持ちはしんどい。
そのしんどさも含めて、ダイエットなんだと思う。
🥢 食事でやったこと——完璧を、目指さなかった
食事制限は、シンプルだった。
米は、朝と昼だけ。
夜は、そばや豆腐など、低GI値のものを中心に。野菜は正直、苦手だったので、無理して食べなかった。
そして、19時以降は食べないと決めた。
空腹になることもあった。
でも、疲れていたので10時頃には眠ってしまう。
眠れば、空腹は感じない。
結果的に、これが功を奏した。
完璧な食事制限じゃなかった。でも、
「続けられる範囲」で続けたことが、1年間の継続につながった。
今、振り返って、そう思う。
🩺 作業療法士として気づいた「身体との対話」
有酸素運動を続ける中で、私は、ある感覚に気づいた。
ハードトレーニングではないから、目に見えてしんどいわけじゃない。
でも、身体は常に倦怠感を覚えていた。
脂肪を消費するために、カロリーを使い続けているからだ。
その倦怠感と、正直に向き合いながら、負荷量を調整した。
甘えすぎず、でも無理もしない。
作業療法士として、私は患者さんに、ずっと問い続けてきた。
「今日の身体の状態は、どうですか」と。
その視点を、自分自身に向けることができた。
身体との対話。
これが、ダイエット継続の本質だったと、今は思う。
📖 アドラーが教えてくれた、ダイエットの本質
『嫌われる勇気』を読んだとき、ダイエットについて、
こんなことを考えた。
ダイエットに失敗する人は、「今の体型のままでいること」で、
何らかのメリットを無意識に得ている。
だから、失敗する方を選んでいるのではないか。
冷たい言い方に聞こえるかもしれない。
でも、アドラー心理学の「目的論」で考えると、人は無意識に、自分にとって都合のいい選択をしている。
「痩せられない」のではなく、「痩せないことを、選んでいる」。
当時の私は、そうなりたくなかった。
言い訳を作らない。環境のせいにしない。
自分の目的を、自分でちゃんと持つ。
それが、私のダイエット成功の、
いちばんの理由だったのかもしれない。
🌿 結果と、その後
1年で、29kg落ちた。テニスの大会で、優勝できた。
何試合も戦えるスタミナがついた。
そして——妻と出会った。
今は、80kgだ。少しリバウンドした。
子どもが生まれてジムをやめたから、
当時のメニューは難しくなった。
でも、妻は「そのままでいい」と言ってくれる。
だから、そこまで気にしていない。
ただ、健康は大事だ。
だから、子どもが寝た後に、夜1時間ほど散歩するようにしている
※実は最近できてない(笑)
動機は、変わった。
「彼女が欲しい」から、「健康でいたい」へ。
でも、動機が変わっても、
続けることの本質は、同じだと思っている。
🌙 おわりに——今日、あなたに伝えたいこと
ダイエットは、根性論じゃない。
でも、根性論が必要な瞬間も、たしかにある。
完璧な食事制限も、毎日の激しい運動も、必要ない。
大事なのは、「続けられる範囲で続けること」と、
「自分の身体と、正直に向き合うこと」だと思う。
そして、もう一つ。
なぜ痩せたいのか。その動機を、自分に正直に問いかけてほしい。
動機が本物なら、停滞期も、乗り越えられる。
あの頃の私が、そうだったように。
あなたが今、痩せたい理由は、なんですか?
追記を、少しだけ。
この記事を書き直しながら、
気づいたことがある。
たった3ヶ月で、私は、
こんなにも書き直したくなっている。
それだけ、この3ヶ月で、
言葉と向き合ってきたということだ。
でも、書き直したくなったのは「書き方」だけだ。
伝えたい「中身」は、3ヶ月前と、何ひとつ変わっていない。
痩せた私も、リバウンドして80kgに戻った私も、
こうして昔の文章を書き直している私も、ぜんぶ、地続きだ。
あの頃の「彼女が欲しい」という不純な動機を、
私は今も、笑って肯定できる。
動機なんて、立派じゃなくていい。
大事なのは、その動機を、
自分に嘘をつかずに、握り続けられるかどうかだ。
——あなたも、いつか読み返して頷ける言葉を、今、握れていますように。
プロフィール 🙋♂️

📖著書『やさしいまま、消耗しない働き方』 🎧ラジオ配信中👇
ハッシュタグ
#ダイエット #106kgから77kg #作業療法士 #HSP #アドラー心理学 #継続 #停滞期 #健康習慣
合わせて読みたい
📖 有料記事
▶ その肩こり、あなたが「治さない」と決めている|OT×PT夫婦が教える、二度と戻らない肩の作り方
▶ AIに"自分"を学習させる。〜3ヶ月で100本書いた作業療法士が実践している、AIに自分を学習させる方法〜
📖 無料記事
▶ 4LからLサイズへ。29kg痩せた作業療法士が停滞期・リバウンドを経て気づいた「続けること」の本質
▶ HSPが太りやすい本当の理由。106kgから77kgになった作業療法士が、「無」で食べていた時期を振り返って気づいたこと
いいなと思ったら応援しよう!
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。もし「応援したい」と思っていただけたら、チップで活動を支えていただけると嬉しいです。いただいた応援は、次の記事や取材、本の購入などに大切に使わせていただきます。