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【サッカー選手の栄養戦略】 −腸内細菌・食事・サプリメント−


序章|「栄養は足し算ではなく引き算」

当社がサッカー選手のコンディショニングサポートを始めてから圧倒的に増えたのが筋肉チューニングと栄養についての問い合わせです。X(旧Twitter)やInstagramでも多くの選手、トレーナー諸氏から栄養について聞かれたりDMをいただきます。今回は、そんな声に応えるべく当社が考える栄養戦略を整理し余すところなく共有してみます。

「何を摂るかではなく、何を摂らないか」が重要です。

その理由は、

現代は社会毒に溢れているからです。毒というと少し驚かれる方も多いかもしれません。それを口にすれば一瞬で死ぬという、まるで小説に出てくるような毒物だけが毒ではありません。ここで取り上げるのは添加物をはじめとする化学物質のことです。人類が長く向き合わざるをえなかった食糧危機(飢餓)という大問題の解決に貢献したのが化学物質です。化学物質は食物を長期保存させるための叡智と言えるでしょう。しかし、この大発見がいつしか大量消費社会を加速させる魔法になってしまいました。

化学物質は食品の保存性や生産性を飛躍的に向上させました。しかし、これは本来「最小限に使うべき道具」であるはずでした。それが、大量生産・大量消費の経済システムの中で、「便利だから」「安く大量に作れるから」という理由で氾濫してしまいました。その結果、多くの人々は自らの意志とは無関係に、日々の食事の中で不自然な化学物質を摂取せざるを得ない状況になっています。

だからこそ、「何を摂るか」よりも「何を摂らないか」を考えることが大切です。
私がしつこく言い続けていることの一例は、
・原材料を確認し、不要な添加物を避ける
・加工食品を減らし、できるだけ自然な食材を選ぶ
・オーガニックや無添加の食品を選ぶ
・甘味は人工甘味料ではなく、天然物(はちみつ、果物など)を活用する
・プラスチック容器ではなく、ガラスや陶器の食器を使う
・水道水の質にも注意し、可能なら浄水器を使用する

これは、短期的な健康だけでなく、長期的な体のパフォーマンスや老化速度にも影響を与える重要な視点です。特に、アスリートや成長期の子どもたちにとって、体内に余計な負荷をかけないことは、競技力や発達に直結すると考えています。

最初に断っておきますが、私は管理栄養士でもアスリートフードマイスターでもアスレティックトレーナーでもありません。ましてや医者でもありません。まあ、ほとんどの医者は栄養のことなどこれっぽっちも重要視していないでしょうが…。私は、サッカー選手のサポートの前に、まず妻や子どもたちの健康を考えます。妻や子どもたちに勧められないことを選手たちに勧められるわけがありませんから。一般的にはタブー視されがちな社会毒の問題に触れないのは簡単ですが、大切な家族に共有している価値観をビジネスの場でも当たり前のように発言しているのはこうした理由からです。

また、私の研究結果から導き出した栄養戦略のスタンスは、グラム単位での栄養管理や緻密な料理メニュー提案などは全く必要ないと考えています。0.01秒を競う100mスプリンターならばグラム単位の管理が必要かもしれませんが、サッカー選手はそういう類のアスリートではないですから、栄養については及第点を目指してもらえば良いと考えています。ここに記した栄養ストラテジーで及第点を取れるようなら怪我は確実に減りますから。

この世に體に良いものはたくさんありますが、それ以上に、體に入れるべきものでないものが多数存在するのは前述の通りです。「何を食べたら良いですか?」と聞かれたら、「それよりも"何を體に入れるべきではない"か知ることが肝要」と答えます。なぜなら、そもそも人体は順応性が高いので変なものさえ入れなければ、ある程度は體がバランスを取ってくれるはずなのです。

ホメオスタシスという言葉を聞いたことがあると思います。ホメオスタシス(恒常性)とは、生物が外部環境の変化に関わらず、体内の状態を一定に保とうとする仕組みのことです。

例えば、
体温調節:寒いときは震えて熱を作り、暑いときは汗をかいて冷やす
血糖値の調整:食後に血糖値が上がるとインスリンが分泌され、下げる働きをする
体内のpHバランス:血液が酸性やアルカリ性に傾かないように調整
排毒(デトックス):体は有害物質や不要な老廃物を排出する

このように、生物が生きるために自動でバランスを取る仕組みがホメオスタシスです。このホメオスタシスを司っているのが、體に棲まう1,000種類、100兆個の腸内細菌たちです。腸管に棲まう細菌たちを腸内細菌叢と言いますが、現代科学が発明し実用化した化学調味料などの添加物や人工甘味料によって腸内細菌叢のバランスが崩壊している人が増えています。バランスの崩壊が一目瞭然でわかるのが日々の便通です。


第1章|腸内細菌叢を整える

「最低でも1日2回バナナのような色形のうんちが出ていますか?」

これをサッカー選手たちに問えば、その選手の食生活や補食に対する考え方がわかります。もし便通が整っていれば必要なサプリメントを提案するだけで終わりです。食事はこれまで通り好きなものを食べれば良いと思います。食事を制限することはストレスになるので、過剰な食事管理はマイナスになることさえあります。一方、便通に問題があり2、3日の便秘や下痢症状が多い場合は、腸内細菌叢のバランスが崩れている可能性が高いので腸内環境の改善が急務になります。腸内環境の悪化はメンタルの浮き沈みにも影響しますから、便通が悪く氣持ちが落ち込み易い選手にはしばらくの間コンビニ食や外食を減らしてもらいます。砂糖を含めた甘味料も制限します。

合理性を重んじる資本主義社会ではコストダウンが進行します。売れ残り在庫処分を減らすために食品が何日も腐らないよう防腐剤を添加します。天然甘味料よりコストダウンした人工合成の異性化糖(ブドウ糖果糖液糖)が開発されました。これはスポーツドリンクをはじめ多くの清涼飲料水に含まれています。そして、さらに研究開発が進み発癌性のある人工甘味料が一般的になりました。アスパルテーム、アセシルファムk、スクラロースの3つは特に注意が必要でしょう。健康を謳うような商品にも普通に紛れ込んでいます。カロリーゼロがキャッチーな商品の全てに人工甘味料が含まれています。人間は、"その人類史のほとんどをいかにカロリーを確保するかに悪戦苦闘してきた"わけですから、いつの間にかカロリーゼロがベネフィットとなった近現代が飽食の果てに辿り着いたパラドックスかをご理解いただけると思います。

現代の食生活で日常的に摂取されてる化学物質の一例です。
人工甘味料(アスパルテーム、アセスルファムK、スクラロースなど)
・食品添加物(保存料、着色料、香料、pH調整剤)
・農薬や化学肥料
・プラスチック由来の化学物質(BPA、フタル酸エステル)
・加工食品に含まれる酸化防止剤、乳化剤

これらの化学物質は「即座に害が出る」わけではなく、長期間にわたり体内に蓄積し、じわじわと健康を蝕むことが問題です。慢性的な炎症やホルモンバランスの乱れを引き起こし、アレルギー、頭痛、腸内環境の悪化、メンタルの不調などにつながることが指摘されています。

私は、これらの中でも化学的人工物が腸内細菌の一部を消滅させてバランスを崩壊させせることがこれらの不調の根本原因だと考えています。腸内細菌叢の改善を専門とする腸活アドバイザーも存在するようですから、あまりにも便通が悪い場合はそうした専門家に相談すべきかもしれません。当社は自社製品のサプリメントも販売していますが、乳酸菌群、ビフィズス菌群、酪酸菌群という3つの菌群の中でも比較的マイナーな酪酸菌に注目し商品化しています。

酪酸菌は、大腸に届いた食物繊維などを発酵・分解し、短鎖脂肪酸である酪酸を作り出す細菌のことで、味噌、納豆、ぬか漬けなど発酵食に多く含まれています。酪酸菌は食物繊維をエサとして増えますが、数ある腸内細菌の中で「酪酸」を生み出せるのは酪酸菌だけです。酪酸菌を摂取することで腸内環境が改善し免疫システムも整い風邪を引き難くくなったり花粉症などのアレルギー疾患が改善したりする方もいらっしゃいますので、便通が悪い方はぜひ一度お試しください。


第2章|オーソモレキュラー栄養療法とATP

私たちが提案する栄養ストラテジーの根幹には、オーソモレキュラー栄養療法(分子栄養学)があります。これは、従来の管理栄養学においては異端扱いされることもある考え方ですが、私たちはそもそも「管理のための栄養」ではなく、「生命の本質的な代謝を支える栄養」に主眼を置いているため、このアプローチこそが最も理にかなっていると確信しています。

私がこの分子栄養学に出会ったのは、2017年の夏。初めてサポートを任されたJリーガーの一人、当時浦和レッズに所属していた梅崎司選手の栄養改善を目的に、独学で学び始めたのがきっかけです。栄養学の大家ではなく、物理学者である三石巌先生がこの分野の先駆者であることも、常識にとらわれず本質を追い求める私にとっては非常に魅力的で、瞬く間にのめり込みました。

そこから約1年、関連書籍を徹底的に読み漁り、自ら実験と検証を繰り返す日々。数々の試行錯誤の中で、少しずつ「再現性のある成功法則」が見えてきたのです。

腸内細菌や分子栄養学を研究した書籍の一部

この過程で繰り返し出てきたキーワードが、「ATP(アデノシン三リン酸)」でした。ATPは、あらゆる生命活動に必要なエネルギーの単位であり、分子栄養学はまさにこのATP産生を最適化することを目的としています。三大栄養素(糖質・脂質・タンパク質)やビタミン・ミネラルの代謝を通じてATPを生成する一連のプロセスは、エネルギー代謝を担うアスリートにとって極めて重要なテーマであり、私たちの「筋肉チューニング」やパフォーマンス向上に直結する理論でもあります。

学びを深める中で、藤川徳美医師の「ATPブースト」という概念にも出会いました。そこで紹介されていたのは、多くの人が微量栄養素を欠いたまま生活しており、特にハードなトレーニングを日々行うアスリートにとっては、その必要量が格段に増すという事実です。この気づきを得て以来、「食事で補えない栄養素は、確実にサプリメントで補う」という方針が固まりました。

その後、さらなる気づきを与えてくれたのが中村篤史医師との出会いでした。分子栄養学を実践し始めた中で、鉄剤の副作用に関するブログ記事に偶然出会い、調べていくうちにそのブログの筆者である医師にどうしても直接会いたくなりました。2018年秋、私は神戸のナカムラクリニックを“覆面患者”として訪れました。1時間の面談の中で、私たちはすっかり意気投合し、それ以来、あらゆる場面で的確な助言をいただく最も信頼するパートナーの一人としてお付き合いさせていただいています。

中村医師のご協力を得て立ち上げたのが「オーソモレキュラー栄養療法Lab」です。プロを目指す栄養士でなくとも、アスリートの子を持つ親御さんや、選手を支えるトレーナーの方々には、選択肢の一つとしてこの栄養療法を知っていただけたらと思っています。

私の本業は、Jリーガーたちのコンディショニングを総合的にサポートする現場にありますが、そこで実感しているのは、栄養戦略を見直すことで「筋肉の質」そのものが変わり、「体質」が変わり、結果として「パフォーマンス」が劇的に向上するという事実です。もちろん、当社が提供している独自のケアメソッド「筋肉チューニング」の効果も大きいのですが、栄養がベースになければこの変化は実現できません。

競技スポーツは本来「健康的」なものではなく、身体に過度なストレスと負荷をかけ続ける営みです。だからこそ、補うべき栄養素を補い、回復力と耐久性を高める仕組みが必要です。その中心にATPの代謝、つまりエネルギー戦略としての分子栄養学が存在しているのです。


第3章|第一の物こそタンパク質

タンパク質は、筋肉だけでなく、免疫機能、皮膚や髪、爪、骨、ホルモン、酵素、さらには血液中のヘモグロビンの材料にもなります。まさに「體(からだ)を形づくる基礎資材」としての役割を担っており、生命活動を支える不可欠な栄養素です。

私たちの体は絶えず細胞の入れ替えを行っています。その材料となるのがタンパク質であり、慢性的な不足は筋力の低下にとどまらず、免疫の低下、疲れやすさ、思考力の低下、肌荒れ、髪の艶の消失、回復力の鈍化など、全身にわたって広範な影響を及ぼします。

特にアスリートは運動による筋損傷を日常的に繰り返すため、回復と成長のために常に良質なタンパク質の補給が求められます。タンパク質の摂取はトレーニング直後だけでなく、朝・昼・晩の食事でも意識的に摂取すべきであり、食事だけで補いきれない場合はプロテインの活用が不可欠となります。

さらに重要なのは「摂取したタンパク質がきちんと吸収・利用されているかどうか」です。消化酵素の分泌能力や腸内環境が悪いと、せっかく摂ったタンパク質も体に取り込めません。腸内細菌叢の健全化とセットで考えることで、タンパク質の代謝効率も飛躍的に高まります。

私たちが開発した「モリンガ配合たんぱく」は、植物性と動物性の両方の良質なタンパク質源をバランスよく配合し、腸内環境との親和性も高めた設計となっています。甘味には黒糖を使用し、人工甘味料を避けることで、子どもからトップアスリートまで安心して継続できる仕様にしました。

五大栄養素の中でもタンパク質は第一の物ですから別記事としてまとめています。こちらは無料記事ですのでぜひお目通しをお願いいたします。


第4章|ビタミンを制する者が體を制す

栄養の話になると「タンパク質」や「糖質」「脂質」に注目が集まりがちですが、実はそれら三大栄養素の“真価”を引き出してくれるのがビタミンとミネラルです。つまり、ビタミンはサッカー選手のパフォーマンスを裏から支える“影の立役者”のような存在。どんなに良質なタンパク質を摂っても、それを体内で合成・吸収・修復に活かせなければ意味がありません。その合成酵素を助けるのがビタミンたちです。

特にビタミンは「補酵素」として機能します。酵素が栄養を分解し、代謝を促し、エネルギーを生み出す際に、それをスムーズに行うための“潤滑油”のような働きをするのです。言い換えれば、ビタミンがなければエネルギーを生み出すための歯車が回らない、ということです。

■ ビタミン不足は“なんとなく不調”の原因

「疲れやすい」「やる氣が出ない」「朝起きられない」「肌荒れが気になる」「怪我が治りにくい」「風邪をひきやすい」「集中力が続かない」――
こうした“なんとなく不調”の根底にあるのが、実はビタミン不足であることが非常に多いのです。

特にアスリートは代謝が高く、通常より多くのビタミンを消費します。にもかかわらず、日常的に加工食品やコンビニ食が多い場合、ビタミンの摂取量は一般の人よりも低くなっている可能性があります。これは非常に危険な状態です。

■ どのビタミンが、何に効く?

特にビタミンB群とビタミンCは水溶性ビタミンなので、体内にストックできません。つまり、毎日補給する必要があるのです。逆にビタミンDやE、A、Kなどの脂溶性ビタミンは体内に蓄積される性質があるため、過剰摂取にも注意が必要です(とはいえ、サッカー選手のような高活動群では不足するケースが多いのが実情です)。

■ サプリメントの活用と食材からの補給のバランス

理想は「食事で必要なビタミンをすべて補う」こと。しかし、サッカー選手のように高負荷のトレーニングが続くアスリートは食事だけで全ての栄養を摂取するのがそもそも難しいと考えています。だからこそ、必要最低限のビタミン補給を“リスクマネジメント”としてサプリメントでカバーするという考え方が現実的です。もちろん、添加物や人工甘味料のない、高品質な製品を選ぶことが前提です。

そして何より大事なのは、ビタミンは単独で働くものではなく、相互に作用し合ってこそ本来の力を発揮するということです。だからこそ、特定のビタミンだけを単独で高用量摂取するのではなく、バランスよく補うことが求められます。


第5章|ドーピングという落とし穴 − 境界線と向き合う栄養哲学 −

アスリートにとって「栄養」と「ドーピング」の間には、時に紙一重の境界線があります。私たちが提唱する栄養戦略も、常にこの境界と向き合いながら設計されています。

ドーピングとは、パフォーマンスを人為的に操作することへの「規律的な制限」です。しかし、その線引きは常に明確なわけではなく、国際的なアンチ・ドーピング規定(WADAコード)に基づく「リスト方式」で定義されており、その判断はきわめて流動的です。

たとえば、ある成分が「禁止リスト入り」した直後、それまで多くのアスリートが合法的に摂取していたケースも少なくありません。また、使用していないつもりでも、知らぬ間に禁止物質が混入していたという“うっかりドーピング”も後を絶ちません。

私たちはこの現実を踏まえ、「ドーピングにならない最高の栄養戦略」を追求しています。

Growithブランドにおいても、2025年10月リリースの『有機ゲルマニウムウォーターProfessional』は、国際的なドーピング検査機関「LGC」認証を取得し、Jリーガー・海外選手たちに安心して提供できる設計を目指しています。

■ カフェイン ─ “準ドーピング”という賢い使い方

カフェインは、ドーピングではありません。しかしその効果は、立派な“合法的ドーピング”と呼べるほど強力です。

WADA(世界アンチ・ドーピング機構)は、かつてカフェインを禁止リストに載せていた時代がありました。現在は外れていますが、特定濃度(尿中12μg/ml)を超えると“使用目的を問われる”グレーゾーンでもあります。

カフェインには、

  • 神経興奮による集中力の向上

  • 中枢性疲労の抑制(脳の“疲れ”を感じにくくする)

  • 脂肪酸代謝促進によるエネルギー効率の改善

などの効果が確認されており、特に試合前の摂取によって持久力やスプリント力が高まる選手もいます。しかし、カフェインには「依存性」「心拍上昇」「胃腸障害」などの副作用もあり、日常的に摂りすぎればパフォーマンスを落とす危険性もあります。

つまり、“ここぞ”の場面でだけ、ピンポイントで使うべき栄養戦略の一環であり、日常的な常用はおすすめしません。

とくに育成年代の選手には、カフェインの“即効性”よりも、“體を整える基礎栄養”の積み重ねの方が遥かに重要です。


第6章|おすすめの食材は?

「サプリメントは必要だと理解していても、やっぱり普段の食事が一番大事ですよね。何を食べたら良いですか?」—— これは本当に多くの選手や保護者の方からいただく質問です。プロのサッカー選手であっても、栄養の基本がわからないというのは決して珍しくありません。

私の答えはいつもシンプルです。

「腸内環境さえ整っていれば、基本的に何を食べても大丈夫です」

これは決して投げやりな回答ではなく、人体の順応性とホメオスタシス(恒常性)を前提にした発言です。腸が元気で、腸内細菌叢のバランスが整っていれば、少々の偏食があっても体が自動的にバランスを取ってくれます。しかし、その前提をクリアできていない人がほとんどである以上、具体的な「おすすめ食材」が知りたいというニーズに応える必要もあると感じています。

そこで、あえて挙げるなら和食が最も安定感のある食スタイルだと考えています。発酵食品・海藻類・根菜・玄米・魚・豆腐など、日本人の腸とDNAに馴染んだ食材が揃っています。わが家では妻が食事を担当していますが、私がお願いしているポイントは明確にいくつかあります。

■ 卵は最強の完全食

まず強調したいのは、卵こそ最も優れた栄養食品のひとつであるという事実です。英語では“perfect food”とも称され、まさに「完全食」の名にふさわしい食材です。私自身も選手にも子どもにも、できれば毎日2個以上の摂取を推奨しています。価格も手頃で手に入れやすく、調理のバリエーションも豊富。まさに万能食材です。

卵には、良質なタンパク質をはじめとして、脂溶性ビタミン(A、D、E、K)や水溶性ビタミン(B群、葉酸)、ミネラル(鉄、リン、セレン、亜鉛)など、生命維持に必要な多くの栄養素が過不足なく含まれています。特に注目したいのは、必須アミノ酸のバランスが非常に良く、筋肉の合成や修復にも適しているという点です。トレーニングを行うアスリートにとっては、食事の中に必ず入れておきたい基本の一品です。

しかし、卵に含まれる成分の中で最も誤解されているのが、コレステロールです。長らく「悪玉」のように扱われてきましたが、現在ではその評価が見直されています。コレステロールは体にとって不可欠な構成要素であり、細胞膜の原料であるだけでなく、副腎ホルモン(コルチゾール)や性ホルモン(エストロゲン、テストステロンなど)の原料にもなります。

特にスポーツ選手にとって重要なのが、コルチゾールの代謝です。コルチゾールは、ストレスや炎症に対応するホルモンで、試合や激しいトレーニング時に多く分泌されます。一時的な分泌はパフォーマンスを支えますが、慢性的に高くなると副腎に大きな負担がかかり、いわゆる副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)を引き起こします。これが続くと、慢性的な疲労感・集中力の低下・不眠・免疫低下といった不調を招き、パフォーマンスどころではなくなります。

また、ここ数年で急増しているのが、女子アスリートの生理不順の悩みです。現場で選手たちの血液データや食習慣を分析すると、極端な脂質制限や低カロリーな食生活によって、血中コレステロール値が異常に低いケースが非常に多く見られます。これは本来、身体に必要なホルモンの原料が足りていないことを意味しており、深刻な月経異常や骨密度の低下に繋がるリスクがあります。

このような状況に対して、私たちが提案しているのは、卵をはじめとする高栄養価な自然食材の摂取強化です。特におすすめなのが、朝食に卵かけごはん+納豆+味噌汁といったシンプルな和食。ここにモリンガ配合たんぱくや高濃度マグネシウムを加えた補助的サプリメントを組み合わせ、さらに股関節屈筋群(腸腰筋など)へのケアを並行して行うことで、ホルモンバランスの改善自律神経の安定化が見込めます。

実際、当社がサポートしている女子選手の中にも、卵の摂取量を見直すだけで体調が大きく改善した例があります。最初は「卵ってそんなに重要なんですか?」と疑問をもたれていた選手が、今では「卵を切らすと調子が落ちる」と話すようになりました。食材ひとつの見直しが、選手の身体感覚を大きく変えるのです。

卵は、安くて、身近で、調理も簡単。ゆで卵、スクランブル、目玉焼き、オムレツ、TKG(卵かけごはん)など、食べ飽きることがないのも利点です。今この瞬間から実践できる最高の栄養戦略、それが**「毎日卵を食べる」**という、最もシンプルで最もパワフルな一手です。

■ 和食の三種の神器「玄米・味噌汁・納豆」

次におすすめしたいのが、玄米・味噌汁・納豆の三点セットです。これは単なる「日本的な食事」ではなく、腸内環境を整える上で極めて優れた機能を持つ“最強の腸活コンビネーション”です。どれも身近な食材でありながら、エネルギー代謝、免疫調整、ホルモンバランス、そしてパフォーマンスの安定化にまで影響を与える、まさに體づくりの基礎中の基礎とも言える存在です。

玄米:腸内細菌のエサとなる「精密な燃料」
玄米は白米と比べて栄養価が格段に高く、ビタミンB群(特にB1)、マグネシウム、食物繊維、フィチン酸、γ-オリザノールといった多様な微量成分を含んでいます。これらはエネルギー代謝をスムーズにするだけでなく、活性酸素の除去や血糖コントロール、さらには精神の安定にも寄与します。

特にビタミンB1は「神経ビタミン」とも呼ばれ、集中力や判断力、筋収縮などに関わる重要な役割を担っています。玄米に含まれる食物繊維は、腸内細菌のエサ(プレバイオティクス)として働き、善玉菌を増やし、便通を改善する助けとなります。

ただし、玄米にはアブシジン酸やフィチン酸など、消化を阻害する成分も含まれるため、発芽玄米にする、12時間以上の浸水を行う、よく噛むなどの工夫が必要です。子どもが苦手な場合は、最初は五分づき米などからスタートしても良いでしょう。我が家でも、白米とブレンドした“移行期間”を設けて、無理なく馴染ませていきました。

味噌汁:腸内細菌とミネラルを同時に届ける「液体の叡智」
日本の伝統食品の中でも、味噌汁は発酵の力と栄養の智慧が融合した唯一無二のスープです。味噌に含まれる麹菌は、腸内で酵素活性を促し、消化吸収をサポートします。また、乳酸菌によって腸内のpHが整えられ、悪玉菌の増殖が抑制されることもわかっています。

さらに、味噌は大豆由来の植物性タンパク質、カリウム、鉄、カルシウム、亜鉛など多様なミネラルの供給源でもあります。選手の多くは、汗によってこれらのミネラルを失いがちなので、日常的に味噌汁を飲むことはミネラルバランスの観点でも非常に有益です。

具材の組み合わせは自由自在で、例えば以下のような栄養バランスが整います:

  • わかめ → ヨウ素・カルシウム・マグネシウム

  • 豆腐 → タンパク質・カルシウム

  • キノコ類 → 食物繊維・ビタミンD

  • 根菜(にんじん・ごぼうなど) → 食物繊維・カリウム

味噌は常温保存ができ、長期保存も可能な発酵食品です。私自身、もし海外へ移住することがあっても、「味噌と納豆の確保だけは必須」と真剣に考えているほど、日々の安定感と心身のベースを支えてくれる存在です。

納豆:腸と血液と骨を整える“機能性食品の宝庫”
納豆は発酵大豆食品の代表格で、腸・血管・骨の3点セットに効く食材として非常に優れています。

  • ナットウキナーゼ:血栓予防に役立ち、疲労回復・循環改善をサポート

  • ビタミンK2:骨形成を助け、カルシウムを骨に定着させる

  • マグネシウム・亜鉛・鉄:ミネラルバランスの改善

  • 食物繊維・イソフラボン:腸内環境の改善と女性ホルモンバランスの調整

また、納豆はアレンジ次第で無限の可能性を秘めた食材でもあります。定番の「卵黄+ネギ+醤油」に加えて、アボカドやキムチ、オリーブオイル、刻み海苔などとの組み合わせで、栄養価も風味も倍増します。特にアボカドとの相性は抜群で、善玉脂質+発酵タンパク質の黄金ペアとして、成長期の子どもや疲労が抜けない選手に最適です。

納豆は1日1パックで十分な機能性を発揮しますし、冷蔵庫に常備しておくことで、手間なく良質な栄養を取り入れることができます。

三種の神器を「習慣」に変える
玄米・味噌汁・納豆は、決して特別な食材ではありませんが、これらを日常の習慣にできるかどうかが勝負です。サプリメントをいくら工夫しても、ベースとなる食事が不安定では意味がありません。逆に、この三つが安定的に食卓に並ぶようになれば、体調が安定し、感情の浮き沈みが減り、パフォーマンスのムラも減ってきます。

アスリートに限らず、育ち盛りの子どもたちにとってもこれはまったく同じです。腸を整え、血を整え、骨と筋肉を育てる。それを支えるのが、古くて新しい「和の叡智」なのです。

私自身、選手たちや自分の子どもたちに伝える時には、まずこの三点セットの意味を噛み砕いて説明し、実際に食卓で継続できる形を一緒に考えています。最もシンプルで、最も強力な体質改善策がここにあります。

■ 彩り野菜と脂質の質にも注目

和食の三種の神器に加えて、日常的に積極的に摂っていただきたいのが、色とりどりの野菜と、良質な脂質を含む食材です。これらは、腸内環境の維持はもちろん、抗酸化、ホルモンバランス、炎症の抑制、回復力の強化など、アスリートにとって欠かせない役割を果たします。

まずは基本となる「五色」を意識してみてください。赤・緑・黄・白・黒(または紫)という伝統的な色の考え方は、東洋医学にも通じており、自然と栄養バランスが整うように設計されています。食卓が美しく整っていると、視覚的な満足感や食欲も自然と高まります。

以下に、具体的な食材とその効果を詳しく紹介します。

ブロッコリー:抗酸化×解毒のダブルパワー
ブロッコリーはビタミンC・カリウム・食物繊維が豊富で、抗酸化力に優れています。特に含硫化合物の一種であるスルフォラファンには、肝臓の解毒酵素を活性化させる働きがあります。選手は疲労物質や炎症因子の代謝が追いつかずに蓄積しやすいので、こうした食材で肝機能のサポートを意識的に行うことが重要です。

さらに、ブロッコリーは蒸すだけで美味しく食べられ、冷蔵保存が効くので“常備菜”として非常に優秀です。オリーブオイルと塩だけで、立派な一品に。冷蔵庫に常備しておくだけで、栄養の底上げが可能になります。

アボカド:脂質は「質」で選ぶ時代へ
アボカドは「森のバター」とも呼ばれるほど、良質な脂質(オレイン酸)を含むフルーツです。この脂質は、悪玉コレステロール(LDL)を下げ、善玉コレステロール(HDL)を保つ働きがあります。さらに、ビタミンEやB群、カリウムも豊富で、ホルモン分泌の安定化やむくみの予防、肌・髪の健康維持にも貢献します。

サッカー選手のように高ストレス環境下で戦うアスリートは、ホルモンのバランスが乱れがちです。脂質は単なるエネルギー源ではなく、「細胞膜の原料」かつ「ホルモンの材料」。だからこそ、トランス脂肪酸を避け、自然な脂質を摂ることが非常に重要なのです。

アボカドは納豆や卵黄とも相性が良く、切って加えるだけで手軽に脂質の質を高められる万能食材です。

トマト:リコピンで「見えない炎症」に対処する
トマトには、強力な抗酸化成分であるリコピンが豊富に含まれており、活性酸素を除去し慢性炎症の抑制に貢献します。運動によって体内に生じる「目に見えない炎症」を放置すると、疲労感や回復遅延、免疫低下などの問題が引き起こされやすくなります。

リコピンは油と一緒に摂ることで吸収率が大幅に上がるため、オリーブオイルやアボカドオイルと合わせるのがおすすめです。また、加熱することでリコピンがより吸収されやすくなるため、トマトスープやトマト煮込みにしても非常に有効です。

にんじん・ほうれん草・カボチャ:ビタミンAで粘膜と視力を守る
これらの野菜は、いずれもβ-カロテン(体内でビタミンAに変換)を多く含んでおり、粘膜の健康維持、視力の保護、免疫力の強化に役立ちます。ビタミンAは脂溶性ビタミンなので、良質な脂と一緒に摂取することで吸収が促進されます。

にんじんはスティック状にしてスナック代わりに、ほうれん草は軽く茹でておひたしに、カボチャはスープや煮物で取り入れるのが簡単でおすすめです。見た目にも彩りが加わり、食卓の満足度がぐっと高まります。

ナッツ類・ごま:ミネラルと脂肪酸の補給源
ナッツ(特にアーモンド、くるみ、カシューナッツ)やごまには、マグネシウム・亜鉛・鉄分・セレンなどの微量ミネラルが豊富に含まれています。これらは筋収縮、骨の形成、エネルギー代謝に不可欠な栄養素であり、選手の「目に見えない土台」を支えてくれる存在です。

また、くるみはオメガ3脂肪酸を含む希少な植物性脂質源でもあります。日々の食事で不足しがちなオメガ3を、手軽に補えるのは大きな利点です。トレーニング後や間食として活用することで、血糖値の急上昇も防ぎながら栄養補給ができます。

冷蔵庫の「常備」が勝負を分ける
これらの野菜やナッツ類は、すべて「すぐに買える」「そのまま使える」「保存が効く」こともポイントです。毎日すべてを完璧にこなす必要はまったくありません。しかし、冷蔵庫に“常備されている状態”を保つことこそが、勝負の分かれ目なのです。

「冷蔵庫を開ければ、彩り豊かな野菜と良質な脂がある」——この環境が整っているだけで、選手の体調管理の7割は成功していると言っても過言ではありません。

最後に、これは当社のMTR Method™️アンバサダーを務めていただいているガンバ大阪の福田湧矢選手の自炊の画です。怪我に強い體をつくるという固い決意で始めた自炊の腕前がここまでになりました。私の想像を遥か斜め上に突き抜けてしまった彼の腕前には脱帽です。本当に素晴らしすぎて言葉もありません(笑)

福田湧矢選手のある日の自炊

第7章|外科手術後の栄養

プロサッカー選手に手術はつきものですね。一度も手術を経験することなく現役生活を終えることができればこんなに幸せなことはないのでしょうが、多くの選手は一度や二度は手術を経験しているようです。大きい怪我になると全治10ヶ月以上で一シーズンを棒に振ることも珍しくありません。短い現役生活ですから、この一年は本当に大きな損失になります。

ピッチから離れるリハビリ期間を少しでも縮めることができないか?

栄養という観点からいくつか紹介しておきます。
高タンパク質・抗炎症・関節修復・骨強化・血流促進の5つが重点ポイント

1. 傷の回復(手術後の炎症を抑え、組織の修復を助けるために重要)
①タンパク質(アミノ酸)*サプリメント
・鶏むね肉、卵、魚、大豆製品、ホエイプロテイン
②オメガ3脂肪酸(抗炎症)
・サーモン、イワシ、アマニ油、えごま油 ・炎症を抑え、回復を早める。
③ビタミンC(コラーゲン合成)*サプリメント
・レモン、キウイ、ピーマン、ブロッコリー
・コラーゲンの生成をサポートし、靭帯や軟骨の修復を促す。

2. 軟骨・靭帯の回復 (関節組織の強化や弾力性を向上させる)
①コラーゲンペプチド
・ゼラチン、ボーンブロス(骨スープ)
・ビタミンCと一緒に摂ると効果が高まる。
②グルコサミン&コンドロイチン
・甲殻類(エビ・カニ)、軟骨部分(鶏軟骨、フカヒレ)
・軟骨の修復を促し、関節のクッション機能を向上。
③MSM(メチルスルフォニルメタン)
・ニンニク、タマネギ、ブロッコリー
・炎症を抑え、関節の柔軟性を向上。

3. 骨の修復・強化 (骨折や骨への負担が大きい場合に必須)
①カルシウム
・小魚、乳製品、ゴマ、ケール
・骨密度を維持し、骨折のリスクを低減。
②ビタミンD*サプリメント
・サバ、シイタケ、日光浴
・カルシウムの吸収を促進し、骨の修復を助ける。
③マグネシウム*サプリメント
・ナッツ、バナナ、ダークチョコレート
・カルシウムの代謝をサポート。

4. 筋肉の回復・維持 (手術後のリハビリに向け、筋力低下を防ぐ。) ①BCAA(分岐鎖アミノ酸)*モリンガ配合プロテインでカバー。
・牛肉、鶏肉、ホエイプロテイン
・筋肉の分解を抑え、回復を促進。
②クレアチン
・赤身肉、魚
・筋力回復を助ける。

5. 血流促進・炎症抑 制(回復を加速し、痛みを軽減)
①有機ゲルマニウム*サプリメント
・朝鮮人参、ニンニク、クコの実
・血流を促進し、酸素や栄養素の供給を高める。
・抗炎症作用があり、回復を助ける。

最優先で最重要な栄養素は有機ゲルマニウムです。 特に、手術前と手術後はこれをを高容量摂取し炎症をコントロールします。 そして、プロテイン、ビタミンC、高濃度マグネシウム、ビタミンDはサプリメントで強化で回復を促進していきます。


補章|Growith −MTR Nutrition−

ここまで当社の栄養ストラテジーの概念構築の経緯を記しましたが、「結局サプリメントは何をどれくらい摂ればいいんだよ!」と言う声が聞こえてきそうです(笑)Twitterでは何度となく投稿していますが、改めて再掲しておきます。『THORNE 』というアメリカのサプリメントブランドがあります。これは2018年に前述した中村篤史院長にご紹介していただいた医療用サプリメントブランドです。品質にこだわっているので少し値段もはりますが、私はJリーガーたちへ自信をもって勧めています。

重要投稿ですので一部を抜粋しておきます。
私がサッカー選手たちに推奨している1日の摂取量
・ビタミンBコンプレックス(THONE):1錠(ゲーム前に1錠追加)
・メチルガードPlus(THORNE):1錠
・ナイアシン:250mg×2錠(ゲーム日はゲーム後に1錠追加)
・ビタミンD(THORNE):5000IU
・亜鉛(THONE):15mg
・ビタミンC(Growith):380mg×6錠
・高濃度マグネシウム(Growith):10滴×3〜5回
・酪酸菌(Growith):180mg×1錠
・モリンガ配合プロテイン(Growith):30g×2回 から3回
・有機ゲルマニウムウォーター(Growith):500ml(ゲーム日に1本、ゲーム翌日に1本は必須)
・有機ゲルマニウムバーム(Growith):毎日全身に擦り込む

上記リストの中にいくつか掲載しているGrowithは当社の栄養ストラテジーの集大成とも言える存在で『Growith –MTR Nutrition–』という自社のサプリメントブランドです。必要最低限のサプリメントを全て自社ブランドで商品化したいと考えていますが、国内の製造規制が厳しくコスト面や摂取量面で商品化できない栄養素が多数存在します。亜鉛やナイアシンなど枚挙に遑がありません。こうした業界の環境下でも、自分自身が、そして大切な家族や仲間たちが安心して摂取できるサプリメントを開発することができました。

■ モリンガ配合たんぱく

まず、何やかんやと言ってもやっぱりタンパク質は強化必須の栄養素の主軸で第一の物です。腸内細菌叢さえ整っていれば私はヴィーガンも否定しません。動物性タンパク質を摂取しなくても立派な体躯の選手は存在します。しかし、いきなりヴィーガンにチャレンジするというのはリスクが高いと考えています。肉は止めて魚や乳製品は食べるというペスコベジタリアン。肉と魚を止めて乳製品だけを食べるオボベジタリアン。栄養素が不足しにくく健康上のリスクを低減させるという植物性タンパク質をメインに少し動物性タンパク質を加えたペスカタリアンに着想を得て開発した『モリンガ配合たんぱく』が自社商品の第一弾です。

グラスフェッドにこだわったホエイ、非遺伝子組み換えの良質なソイ、スーパーフードと呼ばれるモリンガの葉からバランス良く配合したタンパク質に、ATP産生を促す微量栄養素を添加しています。子どもでも摂取しやすいように少量の黒糖で甘味を加えて苦味を消しています。この味が苦いと感じる人は日頃から甘味を摂りすぎて少し味覚が衰えているかもしれません(笑)もちろん人工甘味料は不使用です。トレーニング後のみならず、就寝1時間前の一杯が疲労回復への近道です。Jリーガーの生の声をお聞きください。

そして、90種以上の栄養素を宿す“奇跡の木”モリンガ。ただのスーパーフードではなく、自然が創った再生の設計図です。グラスフェッドホエイや非GMOソイとの融合によって、「整えることが育てることになる」新しいタンパク質のかたちの詳細や、開発秘話をまとめています。

■ 高濃度マグネシウム

サッカー選手が消耗して枯渇しやすいのがマグネシウムです。600とも700とも言われる酵素反応の数が示す通りエネルギー代謝には欠くことができない最重要ミネラルの一つで、他にも筋肉の弛緩、体温や血圧の調整、ホルモン分泌など作用機序が多いのが特徴です。身近な例として「足が痙攣してしまい60分しかプレーできない…」こうした選手が夏場には特に増えますが、これは発汗による体温調整でマグネシウムが欠乏した典型的な症状です。Growithの高濃度マグネシウムは塩水湖水のみで作られた100%天然由来です。 マグネシウムだけではなくその他の微量ミネラルも含みますので體への浸透度が抜群です。

高濃度マグネシウムは錠剤ではなくリキッドタイプなので吸収が早く効果が現れやすいです。お勧めは舌下吸収です。舌下に2滴垂らしただけで苦味が口内を満たしますが、慣れてしまえばこれが一番効果的です。トレーニング中はもちろんのこと、ゲーム前、ハーフタイムでも簡単にマグネシウムを補給できます。ミネラルウォーターに高濃度マグネシウムを数滴垂らすだけで最高のスペシャルドリンクが作れます。筋肉が硬く縮こまった状態の筋拘縮が多い選手は痙攣しやすいですが、㊙️技としてこの高濃度マグネシウムを痙攣しやすい部位に擦り込んでみてください。根本改善ではありませんが、この週末にゲームを控えているサッカー選手への対症療法としてお伝えしておきます。

■ 天然ビタミンC

筋トレに励むボディービルダーたちがよく口にする「大好物はチキンサラダ!」の意味は、良質なタンパク質と野菜に含まれるビタミンが筋肉や血管を生成するコラーゲンの生合成に寄与するという生化学の話からでしょう。このビタミンの代表格がご存じのビタミンCです。コラーゲンの充足度は肌艶にも現れますから、肌が荒れている選手は明らかにタンパク質かビタミンCが足りていません。そして、コラーゲンのもう一つの重要な役割が骨の芯です。骨の芯がコラーゲンで満たされてる選手は骨折し難い粘りっ氣のある骨をしています。一方、コラーゲンが足りない選手の骨は乾いた木のような状態で折れ易くなります。

当社のビタミンCはアーユルヴェーダで認められた「アムラ(アマラキ)」に含まれるビタミンC由来100%の天然物です。アムラはレモンの10倍のビタミンCを含有しています。ビタミンとは生物の生存・生育に微量に必要な栄養素のうち、その生物の体内で十分な量を生合成できない炭水化物・タンパク質・脂質以外の有機化合物の総称です。その中でもビタミンC(アスコルビン酸)は人・サル・モルモットだけが体内生合成ができないとても不思議な栄養素です。巷に溢れるビタミンC(C6H8O6)のサプリメントや添加剤はとうもろこしなどのブドウ糖(C6H12O6)から合成されたものが多いようです。真偽は定かではありませんが、化学式がそっくりですよね(笑)私は、この神秘的でかつ最重要なビタミンを商品化するなら絶対に素材にこだわりたいと考えていました。だから、やっとのことで見つけたアムラ由来のビタミンCは多くのサッカー選手に摂取してほしい自信満々のサプリメントなのです。

■ 有機ゲルマニウムウォーター

Growithの切り札と言っても過言ではない栄養素が有機ゲルマニウムです。自然界に微量にしか存在しない有機ゲルマニウムは人類にとっての宝物だと考えています。なぜなら、その作用機序には赤血球にまつわるものが多く、つまるところ、血を司る中庸の元素こそがゲルマニウムなのです。そして、この水を最強ウォーターたらしめる所以は前述した高濃度マグネシウムの高容量含有です。ゲルマニウムの即効性を高めるためにはどうしたらいいか?浮かび上がった課題へ閃いた一発解答が灯台下暗しだったわけです。この2つの栄養素を九州祖母傾山系において1万年の時をかけてつくりあげられたエネルギー鉱石”ホルンフェルス”から滲み出した貴重な天然湧水に配合したのが当社の自信作『有機ゲルマニウムウォーター』なのです。

そして、ゲルマニウムの話になるとそだけでnoteの一つの記事でも足りない量になってしまうほど心酔しています。感性的な話だけではなく科学的な話ももちろんたくさんありますが、難しい話よりはまず多くのサッカー選手に一度でいいから使っていただきその効果を体感してほしいという氣持ちがとても強い商品です。論より証拠としては、摂取していただいたサッカー選手たちのリピート率の高さです。私の予想を遥かに超えた評価をいただいています。これこそが何よりも効果を証明してくれています。「疲労しにくくなった」「走れるようになった」「ゲーム後の回復が早くなった」「睡眠の質が上がった」など数値では表せないような体感をお聞きください。

私は4児の父親で子育て世代ど真ん中なのですが、実はこのゲルマニウムウォーターを最もおすすめしたいのが成長期の子どもたちです。子どもたちの感性はまだ動物の本能を残しています。彼らはほんの少し體がおかしいと感じる時や疲れている時にゲルマニウムウォーターを欲します。高価なお水なので常飲は必要ないと思います。1ヶ月に1本でいいのでお子さんに飲んでもらってみてください。私のライフワークの目標の一つは、「学校給食にゲルマニウムウォーターを1ヶ月1本」なのです。世界中の子どもたちにゲルマニウムウォーターを体験してもらいたいのです。強く賢く逞しい、そして優しさに溢れる子どもたちが未来を創ってくれると信じています。

アサイゲルマニウム(有機ゲルマニウム)は医薬品ではありませんが、科学誌にいくつも論文発表しエビデンスを公開しています。その作用機序は人体に有用性が高い可能性があり、各方面から今後の研究に期待が集まっています。私はもちろん、妻や子どもたちや両親もアサイゲルマニウムの効果を体感しており、数値データにおいてもポジティブな結果として反映されています。
私は、「ちょっと怪しいお水」を「奇跡のような贈り物」に変えるべく残りの人生を賭して啓蒙活動をしています。宗教ではありませんが伝道師のような心境です(笑)

■ 有機ゲルマニウムバーム

最後に、サプリメントではありませんが、とっておきのセルフケア商品としてゲルマニウムバームをご紹介させてください。天然成分で作ったバーム(水分をほとんど含まない、オイルが固形化された軟膏もしくはバターのような化粧品)ですが、サッカー選手が鎮痛やケアサポートで利用するのみならず、お肌の調整に効果抜群とのことで女性のユーザーが増えていいます。

全身にご利用いただけますが、私のおすすめは「足」のお手入れのお供です。足趾や爪に擦り込んで優しくマッサージしてみてください。寝る前に10分ほどのお手入れで効果を発揮すると思います。サッカー選手ならこのように脛骨など普段あまりケアが行き届かない筋肉が付着している骨に沿って擦り込むのもおすすめです。もう、この辺は愚直にやり続けてもらうしかありませんが、體が資本のアスリートにとっては死活問題になる怪我や故障の予防策の一つとしてルーティンに取りれて欲しいと思います。


能登復興支援チャリティTシャツのご案内

2024年元旦、私の妻の故郷・能登が地震で大きく揺れました。
あれから1年半。
報道が減る一方で、復興は思うように進んでいません。
「もう終わったこと」にしないために、私たちはチャリティTシャツを作りました。
私が運営するGrowithと、妻が立ち上げたima、2つのブランドからの小さな祈りです。


MTR Method Lab®︎がお届けする必読noteとサービス

■ 福田翔生選手(ブレンビーIF)再生と飛躍のノンフィクション

JFL、J3で4年間ノーゴール。
誰もが「終わった」と思った選手が、J1で二桁得点を記録し海を渡りました。福田翔生。その飛躍の裏には、常に“弟を支え続けた兄”湧矢の存在がありました。

プロの世界は華やかに見えるが、実際は怪我や序列、SNSでの批判、心が折れそうになる瞬間の連続。
諦めは肝心。でも「諦めたらそこで終わり」。
何度も立ち上がり、ヴィジョンを言葉にし、夢をひとつずつ実現してきた彼らの姿を伴走者として2年半見つめてきました。

これは、福田兄弟の“境界線の向こう側”へ至るまでの記録です。
そして同時に、うまくいかずに悩んでいる若き選手たち、夢を追う子どもとその親御さん、人生を再生したいと願うすべての人に向けた物語です。


■ noteマガジン

プロアスリート向けコンディショニングメソッドの概要です。筋肉チューニング(ケア)、栄養戦略(Growith)、身体操作(リアクティベーション)、個人戦術指導、含めプロサッカー選手のフルサポートは延べ200名を超えました。お陰様で育成年代の選手のご利用も増えています。


■ noteメンバーシップ

有料記事をリーズナブルな料金でご購読いただけるメンバーシップを3つのコースで開設しました。
①MTRスタンダードプラン:過去に公開したサッカー専門記事の中から再現性の高い記事を厳選し、毎月2本以上(15日・30日)を公開します。
②MTRプレミアムプラン:①に加え最新記事もしくは①とは別に過去の特選記事を2本以上を公開します。常に4本以上の購読が可能です。
③體と心を整えるプラン:毎月2本以上の有料記事を公開します。


■ Growith −MTR Nutrition−(戦略サプリメント)

Growith公式LINE

【アスリートサポートGrowith -MTR Nutrition】ではサポートプログラムを実施しています。ジュニアから社会人まで「Growithを日常的に取り入れている」そんな選手の皆さまを、私たちは応援します。年齢・カテゴリー・レベルは一切問いません。Growithを“感じて”、そして“広めて”くれる選手を大募集しています。セット品やキャンペーンを除きGrowith商品が"いつでも10%OFF"、"何度でも使える"お得なクーポンを進呈しています。


■ 筋肉チューニング整体院UROOM

肉チューニング整体院「UROOM」は、慢性的な痛みや不調に悩む“痛み難民”の方々を救うために誕生しました。體を「部分」ではなく「全体のつながり」として捉え、筋肉・骨格・血流を最適化する独自のメソッドで、根本改善と再発予防をめざします。特に大腰筋や骨盤の機能性を重視し、姿勢・動作・呼吸の調和を取り戻すことで、体本来のしなやかさを引き出します。高いリピート率(約60%)を誇り、アスリートからご高齢の方まで幅広く支持されています。

筋肉チューニング整体院UROOM

■ MTR Method Lab®︎公式YouTube

プロサッカー選手が信頼を寄せる“MTR Method Lab®︎”の公式YouTubeチャンネルです。筋拘縮を解き、パフォーマンスを最大化する独自メソッドや、施術・栄養・セルフケアの最前線から、個人戦術や選手の貴重なインタビューを発信中です。

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■ 個人戦術指導

MTR Method Lab®︎ではプロサッカー選手および指導者向けに個人戦術アーカイブスとして身体操作性を考慮した個人戦術の知見を共有しています。この個人戦術は欧州フットボールの原理原則をまとめた膨大な資料になります。


■ ノンフィクションマガジン

『Mountain Trail Running ー山が教えてくれたことー』シリーズのスピンオフ短編です。サガン鳥栖44番、堀米勇輝選手の再生物語。たった4ヶ月の出来事が走馬灯のように駆け巡った記憶。怪我ばかりでJ2で燻っていたベテランがなぜJ1の開幕スタメンを飾れたのか。

MTR Method™️の開発責任者である著者が、自身の體の再生を目指し試行錯誤した軌跡のノンフィクションです。體についてはまったくの門外漢が好奇心と探究心で、新たな世界へ挑戦します。



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