眠る恋の墓/抉る嘗ての日々 -創作と商業と私と映画『ネムルバカ』-
ずっと以前にも、個人的に同種の感情の鷲掴みを受けた邦画がありました。
一時期大きな話題にもなった『ルックバック』が其れでした。
どちらも漫画原作で、勿論原作となった漫画作品でもその感覚を淡々と受けてはいたのですが
私個人が漫画を描く人間であるが故にどこか“漫画”に対しては創作手法として一歩引いた俯瞰の読後で受け止められていたものを
映像作品という全くの別媒体で再構築され、逃げ場のない劇場の大スクリーン大音響で通して打ち付けられ続けた事で
本当にどうしようもない程の揺さぶられ方をしてしまったのだと思いました。
『ルックバック』が藤本タツキ氏の
“漫画描きの描く漫画描きの御話”
として抉って来るのに対し
『ネムルバカ』は石黒正数氏の
“何者になりたくて何をしているのかを幾つもの立場の人が問う御話”
であったと感じました。
その核とまた別個
公開日の2025/03/20初日初回に観届けてきた
阪元裕吾監督の一本の映画作品としても圧倒的な完成度で叩き付けられたこの邦画『ネムルバカ』について
原作含めこの物語について
鯨井ルカと入巣柚実について
私が何に抉られたのかについて
諸々と綴ってみたいと思います。
【※映画の詳細に触れながらの項目と、未観賞の方へ向けた項目に分けています。目次で2つ目以降の見出しをタップするとそこに直接飛んで所謂“ネタバレあり”の部分を回避出来るようになっています】
【※この項目は所謂“バレあり”です※】
🎸劇中歌『ネムルバカ』に込められた、二人の関係性と 物語そのものの抉る想い
今
購入したサントラで楽曲『ネムルバカ』を聴きながら歌詞を噛み締めながら
何度も何度も泣いていて
本当に
ここに全部詰まっている、正に“主題歌”にもなっているんですよね..。
[ここで改めてワンクッション入れますが
以降映画構成はじめ作品内容詳細そのものに触れていきます
▽▽]
そういえば映倫出たっけ..?と序盤思ってはいたんですよ。
でも
そんな事を忘れる程の展開と描写を経ての
“A”(※映画では[A。または人間、])が
鯨井ルカとして歌い始めた瞬間に大きく映し出される
ここに来てのタイトルイン。
『ネムルバカ』。
もう堰を切ったようにボロッボロに私は泣き始めてしまっていて。
原作でも
入巣ちゃんの想いと、壁の向こうに行っても/行ったが故に きっとぐるぐるぐるぐるしていたルカ先輩の想いが
全部解放されたシーンで
実写映画化の報を聞いた際に一番楽しみにしてた部分でもあったのですが、あんなにも圧倒的に魅せてくれて。。
それも映画オリジナルとして、嘗てのピートモスメンバーもそこには居て。
彼らもまた、才能と運と巡り合せで遠い世界に一人行けてしまったルカとは違う、自分達のそれまでとこれからの人生を問いながらずっとぐるぐるとした想いを抱えていたはずで
それが
ステージの上のルカが
ピートモスという“自分達の名”を
今や壮絶な人気を誇るアーティストが公の場で奏でる大切な楽曲の一部として声に出してくれて
どんなにたまらなかった事でしょう。
その場で 各々の楽器が在るかのように 嘗ての日々のように 全力で奏で始める三人。
その音はきっと、ルカ先輩にも聴こえていたんじゃないかなと思うんです。。
全部全部
ピートモス時代は過ぎ去った“何者にもなれなかった過去”なんかじゃなくて
今ここに在るものだって、彼女がステージの上に引き摺りあげてくれました。
「報われてくれ..」。
どれ程にも 報われたと 私は思ってしまうのです。
あそこの入巣ちゃんの「わぁあああ先輩!先輩!!先輩」がまたもう
久保ちゃんの演技が本当に良すぎてですね。。私の泣きはもう1段階ギア入れられてしまって。
(乃木坂というか坂道グループほんと多才な人多いですよね。。
(久保史緒里という人は、アイドルでもあり、一等の役者でもあると強く叩き付けられたシーンでもありました
『ネムルバカ』の歌詞を噛み締めていると
ルカ先輩はずっと
その眠る入巣ちゃんにそんな想いを投げ掛けていたのかなって
思うんですよね..。
入巣ちゃんからすればルカ先輩は自分と違ってやりたい事をやって前に進んでいる凄い人に視えても
ルカ先輩はルカ先輩で、ひたすら壁を穿つしかない五里霧中の中に居て
そして壁が開けてしまってもそこで本当にいいのかもこうしたかったかのかも正解なんて掴めなくて
勿論入巣ちゃんがそれを答えられる訳もない事は判りながら
それでもその大切な事を
彼女の一番大事な人に
入巣ちゃんに
投げ掛け続けていたのだと思います。
この辺り本当に、
“自身のやりたい事をもって、何か掴んだようでも、でも先が視えないまま動き続けて来た人”の想いとしても
ルカ先輩と入巣ちゃんの関係性の(物語としての)結末としても
本当に 抱えきれない沢山のものがあって。
原作では最後サイレントで終わっていたラストシーン。
後輩ちゃんが問う「元カレ」が映画では「恋人」になっていた上での
「どうなんだろうね」と台詞にして更に強調された二人の関係。
..何かこう 原作の石黒さんはずっと「友情で描いてるけど恋愛的に映るのかな」的な言い方しかなさらないのを、今回映画化でX幾つか見て初めて知ったんですが(※私はTwitterの頃にXを離れてしまっています)
いや
流石に無理があるというか石黒さんも絶対“そのつもり”で描いてるでしょ..としか言いようのない構築が多すぎるのにというか。
ただまぁあれかな、明言しちゃうと今って攻撃としても持ち上げられとしても色々面倒がつきまとうのであえてボカしてSNSを上手く廻しているのかなぁ..という印象ではあります。
(「自分の距離感がそうなのかも知れないと気付く漫画セラピー」といった言葉も拝見したので、ご本人も“恋愛と薄々認識しつつも明言出来ない/しないまま”なのやも知れません)
原作序盤の、膝枕から立ち上がられて視界の先にある入巣ちゃんの下着を視ながらの「先の見えない先行投資って空しいな」とか
台詞としては音楽の話で下着カットは只の所謂“サービスシーン”だとなってるんでしょうが
「お互い女同士だからこの先も云々」みたいなそれも入ってるんじゃないのかな..ってやっぱりどうしても。
私はいつか再会してちゃんとお互いの気持に向き合ってくれたらって願ってしまうんですけど、作品としてはあのラストシーンまでが物語の結末なんですよね。
監督の阪元さんが自作について「ベビわるは永遠でネムルバカは有限、という各々の良さ」を話されていたのを読んだのですが
うわ〜〜〜〜〜〜..ってなっちゃって。
もし『ベイビーわるきゅーれ』シリーズを御存知無い方は『ネムルバカ』を気に入られたなら是非ご覧になってみてほしいのです。
ベビわるは阪元裕吾監督の出世作で自身で脚本も書かれており、世界観と表現とキャラクター描写が物凄く秀逸で
ゆるい殺し屋女子二人の日常といった切り口ではあるのですが、そこに沢山のものがあって
映画三作とtvドラマシリーズを経て、卒倒しそうな地平に辿り着いた物語でした。
(いやこれも恋愛とは絶対に言わなかったんですけどね あれ程のものであるなら必ず名前をつけなくてもよいよねとまで思った次第でした
その二人、杉本ちさとと深川まひろの“永遠”と
映画として圧倒的な本格アクションを是非ご堪能頂けたら。
(個人的にも幾つか記事も綴っていますので観賞後こちらも是非。。▽
ネムルバカの話に戻して
本作と繋がっているのを今回知って石黒さんの別作品『響子と父さん』を実は初めて読んだのですが、これルカ先輩のご家族の御話で色んな解像度も上がるものでして
もし同様に未読だった方は是非。今期間限定で77円セールもしておりましたし。
(普通に買おうと思って電子書籍サイト覗いたら映画化記念で著者過去作幾つかそんななってて短編集も買っちゃいました
🍤
さて
ここからは映画の雑感など。
出だしの天丼のくだり、原作読んだのもそれなりに前だったので忘れてたのか観賞中ここは映画オリジナルだと思ってしまっていて
なのに滅茶苦茶これ入巣だ..!!と慄いていたのですが
新装版買って読み返したところ普通に原作にありました。(
でもそれだけ登場人物表現見事だった訳で諸々ほんと良かったですね。。
私元々漫画の映像化はアニメより実写化推しなので、尚更非常に大満足の映画体験でした。
(※その辺り少し触れてたりネムルバカのムビチケカード買って来た際の事も含まれている記事もありますので、宜しければ後程にでも該当箇所だけでも読まれてみて下さいませ▽
入巣ちゃんが炊飯器ブチまけたシーンとかも大惨事感マシマシでめちゃ良かったですね。。いやルカ先輩にとってはよくないですが(入巣ちゃん的にもね
久保ちゃんの入巣の良さはここまでも幾つか触れましたが、平祐奈さんのルカ先輩も言わずもがな。
あのルカ先輩が実現したのがまたこの映画の成功要因のかなりの割合を占めていたとも感じます。
原作のトレースでなく生身の鯨井ルカを演じるにあたっての噛み砕き方が本当に秀逸だったというか。。
あともう
ライブシーンがもう、繰り返し使ってるこの言葉しか出てこないのですが
圧倒的も圧倒的でしたね..!!
映画良すぎてルカ先輩良すぎて
物販の7,500円する劇中再現パーカー観賞後買っちゃいましたもん。。
(入る前にパンフとステッカーだけは買ったのですが、パーカーすんごい良いけどちょっと高いな〜〜と一旦見送っていたんですよね。。でももう観賞後スルッと

先輩のは左腕にも入ってるのでこれは駄目でしょポニーキャニオン〜〜と思うなどしましたが
石黒さんも最近のカットだと描いてないし原作も元々コマによってあったりなかったりでしたのでまぁあれなのかも..。
生地と椰子プリントはめちゃしっかりしてるので全然悪くはないですし
紐が入ってるのはまぁ、紐無し原作設定を〜〜..?!と一瞬思うもそれはまぁ口に入っちゃって自分で引っこ抜く先輩ごっこ出来ますしね。
(場面写真見返すにそもそも映画版は左腕にヤシ無い方のデザインみたい
(処でこのヤシ、クジラにも視える秀逸デザインだなと改めて。。
📀
この紙ジャケCDぽく作ったパンフも良かったですね。。
最初出された時あれ間違えてサントラ出して来た..?!って一瞬思ったほど
予告で随分デカいな?!となっていた伊藤のライダーベルトも読み返してみるとデザインまでかなり再現度高くてというか
これも物販で[🌟光る!鳴る!DX変態ベルト🌟]売ってくれても良かったのに(困る)。
しかしまぁ樋口幸平くんの声と顔が良すぎてですね。。
最近再放送もしてた深夜BLドラマ『体感予報』で同じく戦隊出身の増子敦貴くんとW主演されてたのですが、どっちもビジュ爆発(©ベビわる)し過ぎてて絵面ほんと綺麗だなぁとなっていたのでした。
映画公開に併せて久保ちゃんの乃木坂オールナイトニッポンに田口と伊藤も監督と一緒にゲスト来てましたけど
そこのトークで綱啓永くんそういえばメルトだったね..?!というのを思い出してびびったのでしたリュウソウクール..。
(こっちも双方戦隊出身だった
(映画にはしれっと志田こはくちゃん出てるので戦隊3人というか内2人ドンブラザーズなのどういうことなの
平さんのラジオに久保ちゃんが来てた回は聞けたのですけど、そっちにも網平(二人を纏めてこう呼んでるらしいです☻)が来た際は聞き逃してるんですよね〜〜..。
権利関係難しいのでしょうけど、映画ソフト化の際の音源特典でこういうのって収録されたりしないものかなぁと思う次第です。
💝
処で
さっきBLドラマの話出ましたけど、ジャンル需要もあるのかもですがその作品もそうだったように男性同士だと割とストレートに大体【恋愛】である事を明言されているんですよね。
でも
女性同士って所謂“百合”的にぼんやりと関係性をさせる事が日本の創作劇ではとても多く感じていて。
この辺りって実社会でも同性愛者を公言したり同性パートナーが居たりするのってやはり男性の比率が高いように感じるのですが、何に起因するものなのだろうってずっと思っていて。
でね ふと
“結婚”の比重もあるのかも知れないって今回。
日本のドラマでもストレートに恋愛としてGLを描くものも増えて、最近では『コールミー・バイ・ノーネーム』が物凄く良かったんですが
(そういやこっちも主演二人戦隊出身ですよ(尾崎真花さん×工藤美桜さん
例えばここでも二人の関係性の未来の閉ざされの象徴として“結婚”の壁があったんですよね。
個人的に最近読んだヤマシタトモコさんの漫画『違国日記』のとある登場人物二人にも、女性同士の恋人関係にあるその二人に同様の重しが存在していました。
何か そういう表現に触れる事が続いて、そこに思い至ったというか。
対して男性同士って「愛し合っている事を隠す事なんてない」が前面に出易い印象で。
それは求める未来の違いもあるのかも知れないなって..。
(あと少し話はズレるかも知れませんが、今でも男性は社会的にも婚姻関係に無い二人でも比較的生きてゆき易い側面があるのかも知れません。比較的、ね。あくまで
女性だって結婚だけを求めて恋愛してる訳なんかじゃないです。そういう話ではなくて
「この想いとこの人との未来にその大切な約束が許されないという事の重さ」というか..。
勿論性別で割り切れるものではなくて、性別に関わらず誰がどんな感覚や求めるものを持っているかなんて人それぞれだと思います。
ただ
創作劇でも実社会でも“違い”がある様子には、傾向としてそういう事もあるのかも知れないなぁというか..。
言ってしまえばベビわるのちさまひの永遠性の側面に、それは名前の無い関係であるからで
恋愛として未来を誓っている訳ではないからで、というのもあると、思うんですよね。
『ネムルバカ』の一個のテーマに「いつまでもこのままでは居られない」があると思うのですが
“やりたいこと/なりたいもの”の話だけでなく
ルカ先輩と入巣ちゃんの関係性においてもそこがあってしまったのかなぁというのを物凄く思ってしまったという
ここまで少し話したことは
そこに立ち戻る話でもあるのでした..。
🎸🍺
(※念の為。私とて別段恋愛至上主義な訳ではなくてですね
ただ
恋をしたなら恋をしたと大切に話せて、その一番大切な人と未来を誓えたって構わないはずなのに、それが社会的に性別に阻まれる事にどれ程にもという重さとか、そういうのをずっと感じているというか..
🎸🍺
恋愛云々の前にまず、ルカ先輩と入巣ちゃんの“有限”について
こちらの記事の読み解きも凄く胸に迫ったので引用させて頂きます、是非..▽
✒✑📚ネムルバカが抉る、私自身の半生 -創作と商業と私-
さて
個人的なこれまでの経験での抉られの御話
項目分けようかとも思ったのですが
ルカ先輩やピートモスの顛末にも触れるのでここに含めます。
かなり長く深くなりますのでご休憩の後にでもごゆるりと。
冒頭で触れたように私、映画『ルックバック』を観て帰りどころか暫しの日数
茫然自失のようになって。本当に深い深いところを抉られてしまって。
(その詳細は該当記事で長々長々と触れておりますのでまたお時間のある際にでも..▽
多分『ネムルバカ』では多少踏み止まれたのは、本作メインが音楽をしている人の話で、漫画を描いている自分に対し分野がダイレクトではなかったからかも知れません。
それでも
観賞後、作品の物凄い良さと別個、抉られた部分で沢山の事を抱え沢山の事を思い出してばかりいます。
ちょっとそんな御話を。
先程の記事でも触れているのですが、私は個人でずっと漫画を描いています。
作中同様大学生という社会へ出る手前タイミングでの選択肢というものがありました。
生業として漫画を描いていく事を目指すか、“普通に”働きながら表現をライフワークにするか。
きっとずっと、「自分の漫画は人を選ぶし商業に向かないし」というものを抱えていたのは、在る種防御壁であったと思うのでした。
ルカ先輩同様現れた壁と別個、自分でもう1段階の壁を立てて。
ですが
初投稿作が商業で賞を獲るという結果を掴めてしまいました。
それこそルカ先輩同様 先輩の言葉を借りれば
「なんだ 思ったより やわらかいんだ」
という感覚に包まれていたのを物凄く覚えていて。
そしてこれは先輩同様、侮りなどでは当然なくて
これまで五里霧中で穿つしかないと思っていた壁に突然扉が開き招かれてしまった戸惑い
怖さ
それでも進むしかない
そんなグチャ混ぜの感覚でした。
進んだ先にあったのは、壁を穿いていた頃以上の五里霧中。
そして私にはルカ先輩のように商業で結果を残す事が叶いませんでした。
その後様々経て再出発の後に別の出版社で再度のご縁を頂くも そこでも。
それでも先輩のように全てをかなぐり捨てて飛び込んでいたらきっと違ったのかも知れません。
当時は地方住まいで、上京の度宿を世話になっていた後輩から「東京出てきましょうよ..!」と散々言われ
ある程度経ってからも「もっと要領よく進んでいれば今頃どんな形でも全然違ったと思いますよ..」と言われ
本当にそうだったと今では思うのでした。
私は
どこかで自分への言い訳を自らの足枷に安全地帯を出る事が出来ず
折角開かれた扉のその遥か先へ飛び込む事が出来ていなかったのだと 今は思うのでした。
私は今でも漫画を個人では描き続けていて。
3年前に思い立って始めた、週イチでの創作漫画連載も今でも続いています。
ルックバックを観た際に自問自答した、作品テーマでもあった「描き続ける」を私は出来ているはずで、なのに何故こんなにも抉られたのかとルックバック当時はずっと考えてもいたのですが
これは
そういう事だったのではないかと今では気付くのでした。
商業が全てなんかでは勿論ありません。
でも
“言い訳”をして その先に行けたかも知れない扉まで開いていたのに 行く事が出来なかった。
ちゃんと行けたかどうかすらわからないのに。
ルカ先輩のテロは商業批判のようでもあっても、結局目指していた“先”ってそういうことだったはずで
だからといって“駄サイクル”の中で自分の可能性を試さないまま微温湯に満足していられた訳もなかったからで
行った先に視えた景色があったからこそ原点を声高に叫んで傷跡を残して消えてしまえた訳でもあって。
実際にルカ先輩は商業で大成功を収めている訳です。
それは決して売れるため云々を馬鹿にするものでも後ろめたく思う事でもなくて。
その景色を視たから初めて思えること 出来ることでもある訳で。
商業の場に出て売れた事で初めて知った彼女の歌声に救われた人だって数限りなく居たはずで。
創作を続けるって事は、どこへ向かう事なんだろうと改めて思う訳です。
石黒正数さんが『ネムルバカ』で描いた事は正にそういう事でもあって。
伊藤のようにああだこうだ判ったような事を 実は本当にそうかも知れない事を言って踏み出さないままでいるか
例えいつか押し潰されてしまうとしても壁の向こうへ行けるのなら行ってしまえるのか。
漫画の話にどうしてもなりまぬすが、例えば講談社のアフタヌーン四季賞という幅広い表現を受け入れるタイプの賞で独特な漫画を描いてデビューした作家が、連載では何というか“売れ筋”の作品を描くようになっていて「商業に毒された」みたいに言われる事もあり
そういうのはどんな業界でも多々あるものではないかと思います。
それこそルックバックの藤本タツキ氏もデビュー当時から物凄い尖った作風の天才作家ではあれ、一般的に大ヒットした『チェンソーマン』には、しっかりと商業として展開して多くの人の受け入れられて“売れて”いく知恵が凝縮されています。
これを商業ナイズされたと軽んじるのは簡単ですが、才能を職業にして売っていくというのは“簡単”ではなく、多くのプロが集って“そうなるように心血を注いで作り上げた”結果な訳です。
ネムルバカでのOTレコーズの荒比屋さんや粳間さんの言葉はあまりに“商業主義”に映るようでいて、それこそ作品を“売る”という事のプロの仕事に他なりません。
(例えばルックバックのようなミニマムターゲットな作品の発表や映画化といった展開が許されたのも、チェンソーマンで大きな結果を掴んだ作家だからでもあったはずで。あの漫画及び映画だって、正直チェンソーマンで入った一般層的には「好きな人は好きなんだろうけど..」といった感想だったのではないかと感じます(一応その上でとある社会的にも大きな事件を想起させるような仕込みもそっとあったりはする流石の商業作品でもある訳ですが..
映画で本社に訪れたピートモスのシーン
..さっき講談社の名前出しましたが、私が最初の賞を獲ったのも今は無きマガジンZという講談社の雑誌でのものでして
上京して担当さんにご挨拶に行って。。したあの日を物凄く思い出してしまって。
以前、高田純次の街ブラ番組『じゅん散歩』の護国寺回で講談社にも立ち寄っていて、ああ今でも移転せずにあそこにあるんだなぁとか滅茶苦茶懐かしく感じたのですが
映画のあのシーンは別に行った事がある会社でもないのに、体験としての彷彿が物凄かったのでした。
..私も原作のルカ先輩同様一人で該当者として赴いたので、映画のようにあそこまで行って遮断されるメンバーのような経験をした訳ではないのですが。(想像して掻き毟られる思いではありました。バンド経験のある人にはより刺さるという感想も散見したのですが、正にそういう過去を思い出した人も居たのかな..)
映画観賞後、私ネムルバカ旧版は電子で所持しているので折角の機会だから新装版は紙の本買いたいなって書店に寄ったのですが
売場に並び積まれ宣伝される無数の作品群に
自分の作品はそこにあるはずもなくて
今更も今更なのに 凄まじい腹の底を抉られるような感覚に襲われて。
でも
踏み出していたらそんな未来も掴めていたのかも知れないとまた抉られて。
これは取らぬ狸の云々の話ではなく
踏み出せたかそうでなかったか の自分への話なのです。
後の項目でも触れますが、ネムルバカで出た“駄サイクル”は、決して他者を嘲る言葉ではなく
自戒なんですよね。
程度の差こそあれ、“ア〜ティスト”身内で褒めあって循環していた仲崎の先輩の店の人達同様
インディーズでファンを得て人気の中に居たルカ達も実はそうなのだと、自身で強く感じていたのだと思います。
「前者と違って後者はちゃんと自分達の音楽好きな人達を掴んでるじゃん..」と思われるでしょうが、結局その小さな世界が限界だと、その先に行けないのかと、思ってしまう訳なんですよね..。
小さな世界と言っては失礼な程、本当はとても有り難いもので、
だから自称表現者の褒め合いのような場へは「駄サイクル」という強い言葉を出して指摘は明言出来ても、
自身のファンに囲まれた世界の事は、そのような言葉では言いづらかった面を、あの一連のくだりでは凄く感じたものでした。
私も同人をやっていた時期があって、二次創作を入り口に読んでくれた人がその元作品ファンだからだけでなく私の創作表現そのものを好いてくれて、一次創作まで追って下さったり、その方々は本当に有り難く今でも大切で
でも どうしても
それはどれ程にも有り難い事ながら、どうしたところで「自分の作品を肯定してくれる人の輪」の中での事な訳で。
もっと言えばあの世界は好きな事をやって好きな人が需要を感じてくれる、循環の世界でもある訳です。
色んな思惑や、どうこう言えてしまう事はあろうとも
“商業で売れる”というのは全く違う巨大な世界であり
自身のやれる事に貰える桁違いの“評価”でもあって
どんな世界であれ、自分のやりたい事をやっていく中で一個の指針として辿り着けるかも知れない、まるで違う大きな大きな地平でもある訳です。
それこそ大学時代交流があった人達で
後に商業デビューを果たした人や、その時期には既にそうした仕事をしていた人など幾人もおいででした。
中には早々に折れて実家に戻ってしまった人も。でも一度でもそこに行って動いた先の景色でもある訳です。
あの頃からプロのアシスタントをされていた、ご本人も達者な線を引いていた人も居て、もしかしてあれからデビューされているのかなとその人の近況をSNSで覗いてみると
成人向け同人誌でご自身を売っている様子で、そっかー..と思ってしまったものでした。
(※勿論そんなの本当にその人がどうしたいか次第で、ここでは全然他意なく本当に商業の線引だけで話しておりますので念の為..
“描ける”人はそれこそあの頃周りにも幾人もおいでで、でも
商業が良い悪いでなく そもそも行こうとした人/行けた人は限られたものでありました。
そこの壁というのは、「簡単に商業デビューしたりなんて出来ないよ」といった客観言動類とはまた違った、自分自身がどうしたいのかという側面が一番強いものであった事を深く思い返している次第です。
私は抉られた深い深い傷口を捏ねくりながら、個人漫画連載は単に自分でやり続けたい事なので続けながら、ずっとずっと 燻っています。
どうしたいんだろうな。何が出来るんだろうな。
今の人生を歩んで来たから得られた経験や出逢えた人や行けた場所だって沢山沢山あります。
人生にifはありません。
それでも。
商業を目指して漫画を描いていた訳でもないはずでした。
表現を続けることそのものを好きでやってきました。
それでも。
今個人連載をしているアルファポリスという投稿サイトでは過去作も無料公開で色々と載せています。
もしかしたら嘗ての二次創作での熱量を込めたストーリー漫画諸々の方が一個の作品としてしっかり描けていたのではないかとすら思います(※その辺りご興味おありの方は、【メロンブックス 乾燥水路】で検索など..投げ銭程度でお読み頂けるよう設定した電子書籍頒布形式でそっと残しています)。
それでも
どんな漫画を描くのかの蓄積でもあります。
蓄積の先の今のひとつの形でもあります。
宜しかったらお時間のある際に。
最近の発信の場はこのアルファポリスとnoteさんで
元々文章表現も好きでしたのでnoteさんにはこうしてお世話になっています。
下書き熟成で公開まで間が空いたりする事が多いのは、結局「漫画描かずにこっち書いたところで..」って勝手な燻りが原因なのも実はあるように思うのですが
最近連載している『かみさまのふね 』という御話のお気に入りが一個増えて下さっていたのに気付きまして
どこ経由なのかはわからないのですが(アプリゲームのプロフィールなんかでも宣伝していたりするので。。)、そうして燻っているだけでなくちゃんと人生を楽しんでいる中で還元されるものもあるのなら幸いだなぁとは思うんですよね。
商業の扉が開いて入り口付近で戦っていた頃は、漫画で結果を出せないなら もう と 本当に押し潰されたまま 視野狭窄になり
一時期その漫画すら描くことが出来ない程になってもいたので..。
『ネムルバカ』は漫画作品としても映画としても沢山の良さを浴びさせて貰えた経験でもあったと同時に
もしかしたら他の大勢のどなたかも
少なくとも私個人は
こうした感情を抱えた事も記録するものであります。
🎤
..現職アイドルの方で、ネムルバカに沢山の事を抱えてしまわれた方の記事を拝読しました。
取り留めなく綴られているようでいて、だからこそ
壁の向こうとこちら の沢山の事が溢れている文章であったと感じました。
▲▲所謂“バレあり”前提での項目はここまでです▲▲
【※ここからは所謂“バレなし”です▽※紹介の為に多少作品内容に触れる部分もあります】
🎸其は誰を抉るのか
さて
前項目でほぼほぼ語り尽くした(ここまでで1万字行っててびびる次第です..)のですが
ここからは未読未観の方への作品紹介などを綴りたいと思います。
まずは映画の公式予告編を御覧下さい。
この映画は、鯨井ルカと入巣柚実という二人の女子大生が
お互いと 各々の未来を視る御話です。
個々の事情によりそうでない方も多々おいででしょうが、多くの人が経験するであろう大学生という時代。
基本的に親の庇護の元にいられた高校生までと“大人”として社会に出て行くまでの間の、自由なようで視えない制限時間に圧迫される不思議で独特な時期。
ルカ先輩のように懸命に足掻いていた人も
入巣達のように どうしたらいいのか/そもそも自分がどうしたいのか 判らなかった人達にも
全部全部抉って来るものが抱えられていた物語でした。
原作に沿いながらも映画の尺収め及び媒体移し替えに際しての様々な取捨選択や再構築もまた見事で、実写映像化というのはこうした面でも観応えがあるもので。。
原作未読で観賞された方の感想も少し拝見したのですが、実に一本の邦画として多方面に刺さっていた様子でした。
音楽をしている人の御話でもあるので、映画としてのライブシーンも多々あるのですがこれがまた圧倒的で。。
劇場の大スクリーン大音響で是非。
春休み激戦区に公開するものですから上映回数やスクリーン規模、公開直後からぼちぼち不遇な気がしなくもないのですが、ヒットしてくれたらなぁと願う次第です。。
TOHOシネマズでご鑑賞予定の方はTOHO公式アプリ入れて下記のリンクから買って下さると私にも何かあるみたいですので宜しければ。。▽
TOHOアプリ自体のストア評価欄かなり悪かったので先月『先輩はおとこのこ』観賞した際は入れていかなかったのですが、物販レジでお姉さんから案内受けまして、実際入れてみるとアプデされたのか別段不便はなく。
これ経由で座席買うと物販や飲食で割引券等の抽選機会得られるので折角でしたら是非とも。
(ネムルバカもムビチケカード買ってたからなぁと思ったのですが、アプリで座席選択からの購入時にムビチケ使用という流れで大丈夫でした!
♲
そう
バレあり項目で映画の展開と自身の経験を絡めてかなり詳細にも話したのですが
この作品の原作発でネットミームにもなっていたらしい【駄サイクル】という言葉について。
だとすれば一般にもこの言葉だけをご存知の方もおいでやも知れないので、ここでも少し触れておきたいと思うのです。
この“駄サイクル”という言葉は
決して「他者を嘲る言葉」“ではなく”
「自戒」
なんです。
原作でも入巣ちゃんがネットのしょうもない層への嘲りに使ってルカ先輩が苦虫を潰したような顔をしておりましたが
映画ではストレートに「そういう風に使ってほしくはないんだよなぁ」という台詞になっていて。(※これは阪元監督の発案だったそうなのですが、原作の石黒さんも正にとパンフレットの対談でも語られていました)
この御話は
「嘗て何かになりたかったけど何も出来なかったな」といった所謂“ワナビー”という言葉を充てられてしまうタイプの人ではなく
ある種
“やりたい事を五里霧中でやってはいる(いた)がこの先に何があるのか/商業という壁の向こうを覗けてしまったがゆえに尚”といった過去/現在を抱えている方に一番刺さってしまう物語だと思うのです。
その過程で、ある一定の場所で評価される世界を掴める事もあります。
ですがそれは 軽んじるものではなく有り難い“自分の表現を好きと言ってもらえる世界”ではあっても とてもとても 小さな世界です。
だからといって商業が上だとか全てだとかでは勿論ありません。
ですが とてつもない広がりと、先述の世界とは比べものにならない規模の/当然自分を好きで居てくれないどころか知らない方が多いであろう桁違いの人を相手に発信する場所です。
そういう意味での“自分の事を褒めてもらえる小さなサイクルの中”にずっと居ていいのか
そうした自問自答の先にある答えの無い壁を穿ち続ける人が感じる
自戒の言葉なんです。
この辺り、私自身の見た世界を絡めながら沢山の事を本記事の前項目で綴ってもみました。
本編顛末の諸々に触れている為に、その所謂“バレあり項目”に収めております。
目次で飛ばしてここに来られている方も、観賞後、是非そちらもお読み頂けましたら。。
ネットミーム化というのは恐らく先述のように、狭い評価で褒めあってる人達や、または入巣ちゃんのように低質が低質を叩いているような低い循環を、嘲るように使われていると思われるのですが
言葉だけをご存知でそういう意味だと思ってらした方は
そこの認識改めだけでもと添える次第です。
(例えば「創作者が集って高め合おう!」といったタイプのグループ、私も以前創作アカウントを作った際に誘われて覗いてみた事があるのですが 色んな意味でとても危うい場所でそっと距離を取りました。
でもだからそれを離れたら安心だとか、あそこはどうだと語る材料にするとか
そんな話をしている訳じゃないんですよね..。
noteにも「ダサイクルを切る」などとしてネムルバカ引用でそうした記事を書かれてる方がおいでだったのですが
正に「そういう風に使ってほしくはないんだよなぁ..」
と 感じたんですよね..。
作中、最初はそうした集まりを表す言葉としてルカ先輩の方から出した概念だったので誤解を呼び易いのやも知れません。
でも では何故、その後の入巣ちゃんの言動にあの反応であったのか
ルカ先輩が物語でずっと何を抱えているのか
原作漫画や映画をきちんと追っていけば、自ずと伝わるはずです。。💭
❀
ひとつ、原作に関しての2019年の記事で良いものがありご紹介を添えおきます。
(※がっつり物語顛末に触れた上での考察ですので、ネムルバカ読後/観賞後に)
こちらの記事では、きちんと意味を受け止めた上での“駄サイクル”に関して深く触れられています。
ちゃんと伝わる方には伝わるものだと感慨も感じたものでした。
因みにこの方他にどんな記事書かれてるかなと思ったのですが、この記事自体6年前でその時期でnote更新は途切れていて、Xのリンクもありましたがそちらのアカウントは消えていて..。
前項目で昔の色んな話をしましたが、嘗てそれこそアマチュアでも凄い作品を描かれていた方が今どうされているかとふと検索してもネットではもう何も窺い知れない現実に直面したりする事もあり
だからといってその人が居なくなってしまった訳でもなければ(..いや実際はそれすら何とも言いようがないのですが..)
少なくとも作品が無かった事になってしまった訳でもないのですけれど
でも
何ともいえない思いに包まれてしまうのでした。
(Twitterアカウントは一応残してますしnoteへのリンクもbioにあるのですが、そこまで追わない人にとっては私も“消えた人”になっているのかなぁなど..
🎸おまけ❀ららぽーと横浜お出掛け日記と渋谷のネムルバカ衣装展
ここからは映画の機会のお出掛け日記ですのでお気軽に。
まずは個人的恒例の創作のマイキャラクター“ウチの子”の映画遠征記念撮影など。

まだちょっと寒いのでマフラー添えて。
(映画観賞時は勿論ヘッドホン外します🎧️

超細くて超長いエスカレーター

えっ
えっこれあのメーカーさん..?!
なんと㈱HORIあってびびりました..!!
(※家庭用アーケードスティックなどゲーム周辺機器で有名な会社です
公開日に合わせてお休み申請してはいたのですが、勤務日程を前日から連休にしてくれていたので(※職場が東京都なのもあって、普段は夜勤明けにそのまま行くのです)、近場で観てもいいかなぁと思ったのですが
最近映画の機会には遠出の楽しみも付随してるので折角なら〜〜と調べてみると、お出掛け距離的にも時間的にも丁度よい回がTOHOシネマズららぽーと横浜にありまして今回はこちらに向かった次第でした。
..実はこの映画館は個人的に想い出深い場所で
11年前に映画『叛逆の物語』最速上映を観に行って、信じられない程感情をぐちゃぐちゃにされて、夜空の月を見上げながら沢山の事に思いを馳せながら、始発待ちの駅までの道を歩いていたのを強く覚えていて
それ以来に訪れた訳でして..。
鴨居駅に降り立ってららぽーとへ向かう橋の様子、もしかしたら当時と変わっているのかも知れませんが物凄く何か当時を呼び覚まされる光景で..。
映画館内は改装があったと思われ、当時の構造ではなくなってるよね..?というのは漠然と。
この頃は今程ちょくちょく写真撮ったりする事が少なかったみたいで、フォト遡ってもその辺りの様子が確認出来なかったのですが
例えば確か物販スペースは今のような感じじゃななかったよねとか。

やはり間違いなくTOHOシネマズであった記録
『叛逆の物語』とは かの著名作『まどかマギカ』の本編後の完全新作として公開されたとんでもない映画でした。昨年その11年目の叛逆記念日当日に綴った懇親の記事もありますので是非。▽
(個人的に描いたほむあんストーリー漫画も載せてます
🇯🇵
処でネムルバカの公開日って木曜だったんですよね。
映画の公開日って普通週末とかせめて金曜日な事が多いものですが
この日は祝日だったので。
つまりめちゃ人多くてですね..!
私現職カレンダー通りでない仕事且つ夜勤なので、起きてさえいれば平日昼間にゆったりお出掛け出来る訳なのですが、その恩恵もない大変な人波を久々体験した次第です。
映画後のお楽しみ遠征お食事も、まぁどっこも並んでる並んでる、フードコートもあるからと行ってみても会計までに大変な列列列。
併設されてるイトーヨーカドーにもあるようだったので行ってみるも、注文は出来そうなれど席が埋まりきっている状態で。
ららぽーと内をうろうろして結局TOHOシネマズ近くまで戻ってきて、多少並んでも席が確保されるさぼてんでとんかつ食べたのでした。


久方振りのららぽーと色んなお店あってゆるりと周ってはみたのですがやっぱり日が悪い人多いではあって
でもね
最速でネムルバカ浴びたかったので出たのは正解でした。
大きな荷物出すついでもあって駅裏の普段行かないファミマに立ち寄って、そこでラストワンまであと少しのすみっコぐらし一番くじに遭遇したり
(※当日は一旦落ち着こうと見送ったものの後日思い切ってお買い上げしてしまったのでした(それも新商品入って来て一旦奥に仕舞われていて、私が訊くまで売れてしまわない確保を頂いていたかのような巡り合わせ。。(A賞チョコフォンデュマシンをはじめとかげちゃんのぬいぐるみまで残ってて、ラストのしろくまさんぬい含めてこの3点だけで元取れるくらい..!
その駅裏で初めて知ったお店とか、そうした近場でのはじめまして含めて色んなことあって
映画遠征は都度沢山の楽しみが付随するものですと改めて。
🗼
そうそう、下書き熟成させている内に職場の健康診断で渋谷行く機会ありまして
丁度ネムルバカの撮影衣装展やってたんですよね..!(※この記事公開時には残念ながら終わっております(申し訳ない
それを狙って渋谷で受けた訳ではなかったのでこれもまた巡り合わせ。
タワーレコードさんとシネクイントさんの二箇所であったのでハシゴしてきたのですが
展示そのものと別途その道中や久々のタワレコ各階巡り楽しかった。。
シネクイントさんでは『悪い夏』も上映していて、あれ気になってたので観ていこうかと思った程(というかネムルバカも勿論上映してるのでリピしようかと(夜勤サイクルの関係である程度早目には戻らないとしんどいので、長い時間を使う映画観賞はどちらも見送って折角の渋谷散策に時間を使う事にしたのでした..



(こっちには田口と伊藤の衣装も
(丁度といえばジークアクスの渋谷ジャックも今やってたんでしたね、センター街に差し掛かったら米津玄師爆音で流れて何事かと思いました。。

この日は散策道中で偶然見掛けて立ち寄ったディズニーストアで滅茶苦茶良い商材愛を浴びれる機会にもなったりと
(※私モンスターズ・インク大好きなのですけど、何かあるかなって覗いたもののその商品はほぼ無くて、でも他作品で可愛いグッズ山盛りだったので幾つか摘んでレジに行ったらお姉さんがそこから話を広げて下さって
私「辛うじて3階にマイクの..」
お姉さん「あっクリーナー!」
私「そうですそうです..!」
そういうのちゃんと把握してるんだなぁと、きちんとディズニー愛も職場愛もあってで感心しちゃったんですよね。。
折角買い物するので店内でストアの公式アプリも入れてはみたんですが、そんなには来ないだろうとレギュラー会員登録にしてたら「この場でクーポンバックもあってすぐお使い頂けるので..!」と、買い物で色んな優遇がつくプレミアム昇格登録も薦められて、まんまとそっちにアップグレードしまして。
でもその仕組なのでやって損なしの正解だった訳でして、お陰様で二重三重に楽しい買い物が出来たのでした(*˘︶˘*).。.:*。
(..以前は各地ポケモンセンターがそんなだったんですけどね..何かポケセンシブヤは行く度「(..店員さんポケモンそんなに知らないのでは..??)」感が凄くて
(先日見当たらない商品訊いた際に端末の検索結果見ながら「あんまこういうのあれかもですけど、メルカリにありますね、ここで買っちゃうって手も..」なんて言い出してびっくりしたんですよね..。あんまとかじゃなくて店員さんが自社商品に対して店内で云う事じゃありませんのよ..ポケモンセンターシブヤのとある店員さん.…
(※上げ下げみたいになるのもあれなので添えると、ポケセン隣接のNintendoTOKYOは店員さん含めて先程のディズニーストアに張る楽しい買い物体験が出来ますよ..!(結局上げ下げかも知れませんが任天堂さん系店舗としての例でフォロー。。

✍
そう
脱線しましたが(というかこの日のお出掛け日記はまだまだ書きたい事盛り沢山だったのですが)流れとしてネムルバカ記事のおまけなのでそちらに軌道修正して終えると
先述の楽しいお買い物体験のお話に付随して
何と言うか
何かをただ作って売っているだけでもそれはそれで成り立つものではあっても
それを届けるために 広く広く届けるために本当はどうしたかったのかって
..みたいな事を考えてしまって。
バレなしのこちらの項目だけお読みだった方も
是非ご観賞の後にバレあり項目の方で綴った御話をお読み頂ければ幸いです。
私の話でもあり、ネムルバカという作品の根幹の御話でもありますので。。
下書き熟成させている内にメイキング映像が公式で先日上がっておりましたのでそちらを引用して終わります。
お読み頂き有難う御座いました。
(撮影風景でも本編以上の躍動感あるルカ先輩のキックに平さんの尋常無い運動能力が見て取れる。。
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