上久保ゼミのクリティカルアナリティクス(2)「日本において、高校卒業後に大学進学を前提とする社会的風潮は見直すべきであるの是非」他(2025年10月9日)
上久保ゼミの1対全員の討論「クリティカルアナリティクス」をまとめて紹介していきたいと思います。クリティカルアナリティクスの説明は、以下の通り。
これは、「放課後ゼミラジオ」でも話題にしたことだね。
単線型のキャリア形成の社会構造を変えないと、「いろんな生き方に価値がある」ときれいごとを言っても、解決せんだろうね。世の中が、偏差値で人間のランクを付けているのに、1人だけ大学にいかず、自分の価値観で生きていくといっても、それは無理だからね。
セキュリティをより高度に厳しくしなければならない時代であることは言うまでもない。しかし、より高度になればなるほど、「監視社会」の出現という、別の問題が生じる。それをどこまで容認するのか。現代社会は、どんな問題でもリスクゼロということはありえない。リスクを減らせば、別のリスクが生じる。その中で、どうバランスさせるかが大事。リスクが少しでもあったら、議論も許さんという時代はもう終わった。
世の流れだろうね。例えば、会社は平日の9時から17時まで、個人の能力を評価して、こういう業務をやってもらう、その対価はいくら、という契約をするということになる。今でも実はそうなのだけど、日本の会社は「共同体」として事実上成り立っていて、会社=個人の人生という建前で動いていた。それがなくなる。契約した時間以外は何をやって稼いでもかまわない。むしろ、そこで磨いた能力も会社が生かすために契約する、みたいな感じ。社会は変わっていくということだ。会社への忠誠心を問題視する人がいるだろうが、契約に基づき、個人がプロフェッショナルに仕事をする、その集積が会社としての業績、成長につながるという考え方の方が、合理的なんじゃないか。
