育児noteをAIに書かせたら“私”が消えた。頼るところ、頼らないところ
AIに、私のnoteを書かせてみたことがあります。
またたく間に出来上がった記事は読みやすく、構成もキレイに整っているように思いました。
でも、この記事のどこにも“私”がいない。
今日は、趣味ではじめたnoteにAIを使ってみたら思わぬ発見があった話を。
テーマは、私はAIを「どこで頼って、どこは絶対に頼らないか」です。
みんなはAIをどう使ってる?
調べてみました💡

日本で生成AIを「使ったことがある」人は、およそ4人に1人なんだそう。
この1年で利用者は約3倍に増えたものの、海外と比べるとまだまだ。
ですが、20代に絞ると、ほぼ2人に1人が使ったことがあるそうです。

いちばん多い使い道は、「情報収集・調べもの」。同感です。
私も少し前から、「ググる」(Google検索)から「チャピる」(ChatGPTに投げる)にシフトチェンジしました。
その一方で、「これはAIに任せられない!」と痛感した使い方もありました。
ここからが本題です。
AIライターに私の記事を書かせてみた
私は、私が実践して「ちょこっとラクに」なった育児ノウハウを発信したくてnoteをはじめました。
まだはじめたばかりですが、数人の方に読んでいただけていることが嬉しくて、寝る間も惜しんでここまで続けてきました。
ですが、より多くの方に届けるためには、記事の内容だけではなく量も必要だと思うのです。
そこで、AIを使ったらnote記事づくりをどこまで効率よくできるのか、あれこれ試してみることにしました。
その極端な例がこちら。
「ぜんぶAIに書いてもらえばよくない?」
早速、テーマ「新生児期の大変さ」を伝えてお願いしました。
👩 『新生児期の大変さ』について、親しみやすい文体で記事を作成して。
🤖 (タイトル)新生児期、みんなどうやって乗り切ってるの?
生まれたばかりの頃って、写真で見るとただただ天使なんですよ。ちっちゃい手とか、ふにゃふにゃの寝顔とか。
でも実際の毎日は…正直、そんな余裕なかったです。
いちばんきつかったのは、やっぱり寝られないこと。2〜3時間おきの授乳って聞いてはいたけど、いざ始まると「え、さっき授乳したよね?」の連続で。夜中に何度も起きて、朝になっても寝た気がしない。あの頃の記憶、ちょっと曖昧なくらいです。
あと、泣いてる理由がわからないのもしんどかった。お腹すいた?おむつ?暑い?…って一通り試してもまだ泣いてると、こっちまで泣きそうになるんですよね。今ならわかるけど、当時は「私のやり方が悪いのかな」って落ち込んだりもして。・・・(以下略)
あっという間に完成してびっくり!
このAI文章を読んだ感想はというと、
つまらない。
「親しみやすい」(というより、“共感”に全振りした)文章ではあるけれど、内容が薄っぺらくて印象に残らない。
前提として、私はプロのライターではないので、あくまで個人的な感想です。
この「つまらない」の正体は何なのか、考えてみました。
AIの“つまらない”文章って、どんな文章?
たどり着いた答えは、「私じゃなくても書ける」文章。
もっというと、育児経験者の誰もが通るイバラの道(2〜3時間おきの授乳、寝た気がしない、泣いてる理由がわからない)をキレイに並べて、共感を煽っているだけの文章。
みんなに当てはまる。でも、誰のことも書いていない。
私が書きたい(伝えたい)のは、今育児の最前線にいる“私”の感情が透けてみえるような泥くさい内容です。
はじめて息子が笑ってくれたときの、「かああぁわいすぎるうぅぅ!!!!!!!ちゅきちゅきラブリいぃぃ」という日本語が崩壊した感想。
それから、寝不足がつらすぎて少しでも長く寝てもらうための試行錯誤の軌跡。
“私”が主役の、“私”にしか書けない文章。
それこそが「おもしろい」に化けると信じて、今日も夜な夜なnoteと向き合っています。
最近のAIは本当に賢い。それは、実際に触っていればわかります。
それでも、AIは完璧ではないんです。
AIが「イタコ」のように、画面の向こう側にいる私の声を代弁してくれるようになるまで、まだまだ時間がかかりそうです。
じゃあ、私は何をAIに頼ってる?
「AIに書かせるのはナシ」と言いつつも、AIに頼っている部分もあります。
ただし、任せるのは“書く”の手前と後ろだけ。具体的にはこの5つです。
構成のたたき台
「この内容、どの順番で書くと読みやすい?」の壁打ち相手。
骨組みだけ組んでもらって、肉付けは自分でやります。
ちなみに、この記事の構成も相談して作っています。誤字脱字・表記ゆれチェック
書き終わった原稿の校閲係。「“子ども”と“こども”、混ざってます」のような指摘を拾ってくれます。真夜中に書いた原稿ほど誤字が多い・・タイトルの壁打ち
候補を10個出してもらって、そこから選ぶ。もしくは「もっとこう」と注文をつける。全てボツになったこともありますが、それでも“自分が書きたい方向”がハッキリするので、無駄になりません。事実の裏取り・出典さがし
冒頭の統計データもAIに集めてもらいました。ただし、出典は必ず自分の目で確認します。AIはたまに嘘つきです。「辛口批評家」兼「ファン」
書き上げた記事を読んでもらって、厳しめの批評(わかりにくい点など)をもらい、ブラッシュアップします。
やりすぎると心が折れるので、よかった点などのポジティブな感想ももらえるように、ファンの役割もお願いしています。
この役割分担は、料理でいう“下ごしらえ”に似ています。
“AI”は材料を切って出汁をとって、最後の味見まで付き合ってくれる。
でも、味付けだけは“私”がやる。
AIは下ごしらえ。味付けは私。
いったんこの線引きの中で、これからもAIと付き合っていこうと思います。
おわりに
AIはめちゃくちゃ頼れる相棒です。
AIのおかげで、だいぶ執筆時間を短縮できました。(睡眠時間も確保!)
※この記事の見出し画像もAIと共作しました。
でも、記事の中に“私”を入れることだけはできませんでした。
“おもしろい”記事に化けさせるためのスパイスは、私にしか作れないんです。
記事に最高のスパイスを効かせられるように、これからも『ちょこっとラクに』をのんびり書いていきます。
▼この役割分担を『AI部下』という形に育てたのが、今の私の書き方です。勝手に育つ仕組みは、設定ファイル全文(コピペOK)つきでこちらに公開しています。

