2025/09/06 子どもの選択を待つ勇気 〜待つことも大切な選択肢〜
2025/09/06
まだ薄暗い寝室。タオルケットが足元まで押しやられている。おかげで目が覚めた。
姉妹で時計の針のようにくるくると向きを変えていた。静かな寝顔に似合わず、寝相はアクロバット。
私も夫も寝相は良い方。普段はおとなしい娘たちが、どうしてこうも動くのだろう。思い当たる実母の姿と重なり、血のつながりの不思議さに笑ってしまう。
窓の外は曇り空。日中は暑くなる予報だと知りつつも、朝のひとときはどこか落ち着いた空気に包まれていた。
先生からのお誘い
午前中はピアノ教室。
先生から「コンクールに出てみない?」と声をかけられた。
去年も声をかけてもらっていたが断った。
今年はさらに強く「ぜひ」と強く推してくださる。
それだけ認められているということは、親として誇らしいなと思う。
けれど長女は「出たくないな」と即答。
次女も「一年生になってからでいい」と言う。
理由は「緊張するから」。
あの緊張感は発表会だけで十分なのだそうだ。
発表会でも二曲を一曲にしてもらったくらい、緊張を避けたがる性格なのは知っている。
つまり、自分のペースで続けていきたいという証拠。
親としては、せっかくの経験だから挑戦してほしい。本音では「やらせたい」という気持ちが強い。
でも子どもたちの「嫌」という気持ちを無視してまで、挑戦させるべきではないのは明らか。

「待つこと」も選択肢に
背中を押してみたけれど、やる本人たちが無理だと言っている。
挑戦は確かに大切。でも、子どもが自分で「やりたい」と思える瞬間を待つこともまた、親の役割なのかもしれない。
いつか自分から「やってみたい」と思える日が来るといいなと思う。
本人の「嫌」を尊重することで、音楽を好きでいられる時間が続いていく。声をかけてもらえたこと自体は誇らしく、その誇らしさを胸にしまっておくことにする。
無理に背中を押さず、今は待つことを選ぶ。
…と、言い聞かせてみる。
不安と安心のあいだで
午後には夫が出かけ先でバイクの故障に見舞われ、遅い帰宅に心から心配した。
そんな中、次女は発熱し、明日のチアの発表会はどうなるだろうと気がかりが募る。これ以上、熱が上がりませんように。
家族の毎日は、思いがけないことの連続。
それでも「きっと大丈夫」と言えるためには、待つことや備えることが不可欠だ。
あなたはどんな時に、家族や自分に対して「待つ勇気」を選んでいますか?
待つことを選ぶこともまた、前に進むための一歩なのかもしれません。
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正解はひとつじゃない。
あなたにとって心地よいペースで、少しずつ。
また明日も、無理なく、ていねいに。大切に生きていきましょうね。では、また!
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