【私の仕事】部下から上司への「逆パワハラ」の認定について【人事の仕事/ハラスメント】
神奈川県相模原市の市立小学校で、若手教師が学校のトップである校長を叱責したとして、懲戒処分を受けた。
というニュースを読みました。
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最近のニュースは「ハラスメント」を題材にしているものが多く、それに合わせるように、ハラスメントについては私も多くの記事にしています。
そして、民間企業においてのパワハラについては、以前のような・ステレオタイプであるような「上司(経営者)から部下」というもの以外にも認定されてきていますが、学校という場でも同じような流れが表面化し始めたということでしょう。
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発生場所が小学校・対象が教員ということで、民間企業とは少し立ち位置が違うのですが、ニュース内容から「国家公務員の人事院規則」の定めからすると、
(国家公務員の立場としての)パワハラとは、
1.職務に関する優越的な関係を背景として行われる
2.業務上必要かつ相当な範囲を超える言動であって、
3.職員に精神的もしくは身体的な苦痛を与え、職員の人格もしくは尊厳を害し、または職員の勤務環境を害することとなるようなもの
とされています。
これらは、民間企業におけるパワハラとほぼ同じ考えとみて良いでしょう。
今回の場面の中身は、若手教員が
①「児童が泣くほどの大声」で校長を叱責
➁「事実と異なる」教職員間の不和について児童に話して口止めととられるような発言をして「児童や保護者を不安にさせた」
③管理職に業務上の配慮を繰り返し求め、承諾されない場合は、年休をとる、その理由は職員間の不和であることを児童や保護者に言う、と「脅した」
とされています。
もちろん、この記事の内容を一方的に信じることは避けなくてはいけませんが、もしこの内容が事実であれば、パワハラ認定され・懲戒処分が科されることも仕方の無いことではないでしょうか。
特に、①~③すべてにおいて、
児童を巻き込んでいる(児童が多くいる場面で行っている)
というところが大きな問題です。
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恐らくですが、今回の問題の原因となった若手教員にも言いたいことがあるでしょうし、色々な不満があったと思います。
しかし、それの表明の仕方が良くなかったということは間違いないです。
民間企業でのパワハラ認定においても、
上司から部下への指導をする際に、周りに聞こえるようなところで行うことが、認定の一つの要素
になっています。
(基本的に、部下への指導(特にあまり良くない内容)の場合、個室などで1on1で行うことが推奨されています)
皆さんも、自分が叱られている所を周りに見られたくはないですよね?
パワハラについては、そういった「世間一般の考え」というものを前提として考えることも重要です。
話す内容が、当事者だけに関係する場合なのにも関わらず、周りを巻き込むような形にしてしまうのはかなりマズいと思ってください。
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そして、今回の件で、パワハラ認定されるかどうかよりも重要なことは、その場に居合わせた児童にかなりのストレスがかかったのではないかということです。
私としては、パワハラや懲戒処分の妥当性よりも、そちらのケアをしっかりして頂くことが重要と思います。
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今回の画像は【ゆうぜんin高知】さんからお借りしました。ありがとうございます。
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