あくまでも客観的にみると世界の主要な国々が教育にそれなりの予算をつぎこんでいるなかで
はじめに
このクニの状況から起こるべくしてさまざま起こるだろうなとふと思った。たまたまわたしが接する機会の多い、農業と教育について。このクニではこのふたつについて、ほんとうに必要なところに予算が的確に届いているのかどうか。
すくない予算で努力で補うのが現状では。海外に目をむけると名だたる国々の多くは両者のうち、とくに教育にはそれなりに予算を充てている。効率的かいなかはここでは触れないが、わがクニについてすこし考えたい。

はたしてこのクニの若者たちの将来に向けて安心度が高い状況といえるだろうか。

きょうはそんな話。
(タイトル写真は2016年産のはだか麦)
ルールがあるから
このクニを個人でいろいろ思うのは自由。かといって極論するつもりは毛頭ない。淡々とやれることをやるだけ。だが客観的なデータ上は、どこかいびつさが見えてくる。たとえばわたしがしごとやなにかで接する機会の多い農業。まずはこちらから触れたい。
生産から販売まで関わってきて思うに、すでにわがクニの農政はこのままでは立ち行かぬ面を抱えているのは明確。国際的にみるとけっこう保護的なのだがどうも農業振興の方面への予算は手薄に見えて仕方ない。いったいどこにそんなに使っているのだろう。
一見すると自由につくれて自由に売れそうに見えるが、そこにはさまざま足かせとなるもろもろがある。それは制度上そうだったり、各種団体の慣例やなにかでそうなっている場合もある。つまりなかなか自由に生産して、ほしい方々に届けるにはそれらをかいくぐる必要がある。
どうやって行き渡らせるか
奥歯にもののはさまったような言い方をしているが、もはやお読みの方々はピンと来られていることだろう。報道でさまざま正確に伝えるのはむずかしいかもしれないが、関わってみてほんとうにそうだなと思える。農産物のつくり手とほしい方々。
その両者がおたがいに納得づくでトラブルを生じないようなかたち。つまりは当事者同士が信頼し合い、農産物をなるべく間を通さないで取り引きし合うのが理想的かもしれない。配送などに問題が生じそうに思える。わたしは小規模ながら仲買や市場を通さずに、そんな商品をあつかう店とのあいだで話し合い、消費者とのあいだでパイプはできた。
そこから周囲の方々に売ったり全国に発送したり。大規模農家と大規模店のあいだで成立するもののほかに、スモールビジネスの枠のなかで細々ではあるが、配送業者の協力をいただきつつ取引した。そこを制度でがんじがらめにしないでほしい、最低限のルールだけであってほしいと要望する。
どうやってつたえるか
教育でもつたえたいことが。出生率に目を向けよう。同学年の人口は減っていく。おなじ割合で教育予算を減じてほしくない。せめてこれまでとおなじ予算を充てがってほしい。
相対的にそうやって充実させるチャンスが出てくる。今それだけ出せるならばぜひつづけてほしい。経済状況がよほどでなければ、おもな国々において教育予算を減じている国は思いつかない。とくにリーダーが極端をいく某国を除き、そんなことをやっている国は見あたらない。
長年、GNP比でくらべるとこのクニの予算に占める教育予算の比率はOECDの国々のなかでは低位のまま。教育関係者のご努力によりどうにか初等教育を成り立たせているのが現状。行政(とくにクニ)がそれに目を向けてこなかったのはあきらか。
教育の裾野はひろげただけ将来への展望や技術の革新、承継は充実するのはたしか。隣国がそこへ莫大な投資をここ数十年でつづけてきた成果を出しつつあるのは明白。
あまりにも
ここは批判ばかりしていても虚しいし、前向きでない。努力し、勤勉さをもつヒトが豊富にいるのがこのクニの救いになっている。にもかかわらず、農業と教育に関してはそれらに関わる人材に無情な仕打ち。それは隠しようがない。
それらを放置したままでいいはずはない。両方ともこのままの状況をつづけては世界のどこよりも衰退が早く訪れるだろう。そうなってほしくない。でも手をこまねいていてはタイミングを逸するばかり。
いつもよりも強めの言葉で伝えたつもり。もはや遠吠え、杞憂と思ってご容赦願いたい。
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