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やろうという意欲を生み出し維持していくための声かけとは


はじめに


 さまざま規制があるので最近はやらないたき火。火を起こすのはもちろん、いったん火が起きていまだ大きくない火を維持するには燃焼に必要な適切な燃えやすい資材を投入しつづける必要がある。

おなじように考えていいかどうかはべつとしてヒトに意欲をもってもらい、それをつづけてもらう場合、どんなふうにこちらはふるまうといいのか。前職の学習サポートで生徒たちとやったこと、今の研究サポートの場で学生さんたちに向けて実践中のこと。

きょうはそんな話。

(タイトル写真:販売所に出していたミニトマト)

興味をもってもらうには


 感想をお尋ねするとわたしの話はわかりやすいほうらしい。というよりむずかしい話はできない。ふだんなにごとも深く考えない。あっさりした行動でしかじぶんを表現できない。もはやこの齢でそれをあらためようとか、こうあるべきだとか思っていないし、こんなもんだと自覚している。素のままで接しているつもり。

ふだんしごとで関わる方々にもこの程度のニンゲンですとありのままをお見せしてすごす。なにもとり繕わないし、なるべくニコニコして気楽に接するように。

そんなわたしの話や行動に興味を示していただける方々をみつけられるとさいわい。協力しあい、いっしょにやろうとおさそいする。

つづけてもらうには


 なにをやるにもつづけることは肝要だがむずかしい。3日坊主を3日ごとにくり返せれば結局はそこそこつづけられる。ズボラなわたしはそう考え、たいていそんなこころづもりでやってきた。これはあくまでも自分の場合。それを他人様といっしょでおこなうならば、なにがあるといいかといつも考える。

3日坊主とはよく言ったものでじつにそのとおり。3回目か4回目ごとになにかしら小さなイベントごと、あらたな趣向をくわえるといい。学校にけっこうイベントが多いのはそれを意図してのことかも。年中おなじ時間割ならばそれはそれできついかも。

趣向のちがいに気づいてもらえればいい。適度な回数にちいさなプラス要素を加味するのがポイントかも。学習サポートのこどもたちに接する場合、そのあたりが飽きてくるか、興味が継続するかどうかの分岐点かも。

自らやりはじめる


 「はじめに」で触れたたとえ。たき火をすこし大きくしていずれは太い薪をくべることができる。放っておいても燃焼を維持できる状態に移れる。こうなるとけむりは出ずにぬくぬくとできてさいわい。わたしから離れて自らでやりはじめ、あいまにおたがい結果やのちの展望などについて話をするように。

最初のたね火を維持できた結果といえそう。ちょろ火でいきなり薪に火をつけることは困難。それはわたしも相手の方もおなじ。いっしょにその過程を経たからこそ、ここちよい薪の火のあたたかさを享受しつづけられる。

自分からやれるまで


 やはりポイントは自分からつづけられること、やりつづけられるからこそ自分で課題が見つかり、解決への筋道が立てられ、それを実行できるようになれると思う。これはどんな学習や勉強、そしてしごとでもおなじかもしれない。

集中してとり組めて邁進できて、周囲の雑音は気にならなくなるほど。もはやわたしの出る幕はなさそう。それでいい。

おわりに


 こんなふうにモノゴトが進むといいと最近は思うし、なるべくそれに近づけるようにしているつもり。そんな「動けるようになれた」学生さんたちは目のかがやきが増す。そんなようすをスタッフの先生方と話す。こちらはまわりの方々とスムーズに和気あいあいとすごせるように、たえずまわりに目をいきとどかせて声かけする。

まだおぼつかない場合にはすこしだけ先まわりしたり、下準備したりですんなり越えられるようにしむける。障壁があるならばそれをいっしょに取り除くのに力を貸す。ヒトづくりの現場なんだなとつくづく思う。


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