生成AIで高めるランニング技術【第4回】 足の痛みの要因を探ってみる|時空ラボ
練習メニューの提案(第1回)、日々走った結果の解析(第2回)、前回(2024年)の結果を踏まえたレース戦略の立案(第3回)と、ランニングにおける生成AIの活用がだいぶ進んできました。
ただ、私は初心者なので、もっと知りたいことがいろいろあります。
日々走っていると疑問は尽きないのですが、特に気になっていたのが足の痛みですね。
実は足が痛くて走れなかった時期があり、ケガをしにくいフォームを試行錯誤していたのですが、自分のアプローチが正しいのかよく分からなかったのです。
◎足が痛くて走れないのは、辛い
少し思い出話になってしまいます。
私はランニングを始めて2カ月くらいで、膝や腿が痛くなり、走れなくなったことがありました。
これから! もっと! という時期に、日々ジョギングに取り組めないのは残念なことです。
ずっと痛みが引いたら走り、痛みが出たら休み……といったことを繰り返していました。
そのような状況で10kmのレース(日本最西端与那国島一周マラソン大会)に出場したところ、ゴール直後に強い痛みに襲われ、長らく走れない時期が続いてしまったのです。
◎立てた仮説は正しいのか?
仕方ないのでこの機会に、いろいろと痛みの要因について調べたり、考えたり、お医者さんに話を聞いたりした結果、自分なりに以下のような仮説を持つに至りました。
走るための身体ができていなかったのでは? → 12分/kmという超スロージョギングからやり直す
かかと着地が痛みの原因では? →フォアフット着地を意識する
へっぴり腰になっていたのでは? → 疲れていても腰を立てることを意識する
それほど間違ったアプローチには思えませんが……、実際のところどうなんでしょうね。
◎足が痛い理由とは? 生成AIに質問してもらう
生成AI(Claude)を活用し、痛みの原因についてあらためて探りたく思いました。
ただその前に、以下の点に注意してください。
【注意!】
※痛みやケガなどについては、まず医者やトレーナーといった専門家に相談してください。
※実際に私もこれまで3人以上の専門家に診てもらってきました(本当に重要なことです)。
※本記事はあくまで私の個人的な体験談として読んでもらえれば幸いです。
入力するプロンプトは、以下の通り少し工夫してみました。
足が痛くなった原因を探るには、生成AIにどのような質問をすればいいのかを出力してもらったのです。
足を痛めたのは、かかと着地と、体幹が弱くへっぴり越しになっていたことが要因ではないかと思っています(違う可能性も十分にある)。
正解が分からないため、足を痛めた原因を探るための質問をくれますか?すると、Claudeが以下のように10個の質問を用意してくれました。
意外とボリュームがあるものの、具体的に答えやすそうな内容ですね。

このときの私は、痛みから解放されたい思いでいっぱいだったと思います。
本当の医者やトレーナーから問われたような気持ちで質問に向き合い、できるだけ詳細に回答しました。

◎痛みの原因はオーバーストライド症候群!?
私の回答を基に、Claudeが痛みの要因を分析してくれます。
その結果としては、オーバーストライドによるかかと着地が、痛みの主な原因だとのことでした。

また、Claudeによれば、スロージョギングからの再建、フォアフット着地の意識は正しいアプローチだといいます。
自分の仮説に裏付けができた上、オーバーストライド症候群という病名(?)も判明し、個人的にはとても納得感がありました。
今後もスロージョギングから徐々にスピードを上げていきつつ、常にフォアファット着地を意識するのがいいのでしょう。

ちなみに私はランニングに関するWebサイトの記事や解説書をいろいろと読んできたのですが、オーバーストライド症候群という用語は初めて知りました。
素直に感心してしまったのですが、この言葉はClaudeによる造語だそうです。

◎医者やトレーナーなど専門家に相談するのが第一
生成AIが足の痛みの要因を探ってくれたため、個人的には今後の練習におけるアプローチもクリアになってきたように思います。
ただ繰り返しになりますが、痛みやケガなどについては医者やトレーナーなど専門家に相談するのが第一であることを強調させてください。
それでも記事にしたのは、やはり「走る人にとって足の痛みは辛い」ことを身をもって知っているからです。
それが本気で取り組んでいる方なら、なおさらですよね。
私は非専門家の立場ですが、もし自分のような一初心者の体験が、皆さんにとって何かのヒントになったら嬉しいという気持ちがあった次第です。
次の第5回では、これまでの経緯を踏まえ、スピードを上げるにはどのような走り方を目指せばいいのか、考察を進めたいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
生成AIを活用した自己分析の記事もあるので、よろしければ覗いてみてください。
