手話だけでは足りないと思った。私が介護職を目指す理由
手話通訳士のあらかわいおりです。
手話に関することを幅広く発信しています。
現在8冊の本を出版し、
2026年中に10冊の手話の本を出版するべく執筆中です。
手話通訳のような、ボランティア色の強い仕事をしている方々が、
noteを中心に副収入を得ることで、
より仕事に励むことができる。
そのロールモデルになるべく奮闘中です。
Googleで「手話 あらかわいおり」と検索していただくと、
私の活動がわかります。
新しい学びを始めました
現在、私は介護職員初任者研修を受講しています。
受講しているのは短期集中コースです。週2回、一日8時間の授業を約2か月間受けるため、想像以上にハードな毎日を送っています。
授業を受けるだけでは終わりません。
手書きで提出するレポートが数多くあり、最後には修了試験もあります。当然、受講料も支払っています。
学生時代に戻ったような生活ですが、久しぶりに「学ぶこと」に真剣に向き合う時間は、とても新鮮でもあります。
もちろん受講日以外は手話通訳をやっています。
「そんなに忙しいのに、なぜ?」
周囲からはよく聞かれます。
「そんなに忙しいのに、どうして介護の資格まで取るのですか?」
確かに、今の私は十分すぎるほど仕事があります。
手話通訳士として活動し、研修講師として全国で講演を行う。
noteで記事を書き、Kindleで本を出版し、オンラインで手話指導もしています。
新しいことを始めるには、時間的にも体力的にも決して余裕があるとは言えません。
それでも、どうしても学びたい理由がありました。
聞こえない高齢者は、これからますます増えていく
その理由は、とてもシンプルです。
介護を必要とする聞こえない方が、これから確実に増えていくからです。
超高齢社会を迎えた日本では、高齢者の介護は大きな社会課題になっています。
それは聞こえない方も例外ではありません。
介護が必要と認定され、自宅や施設で生活する聞こえない方が増えていくでしょう。
そのとき、その方が「自分らしい生活」を送り続けるためには、介護の専門知識だけでなく、安心してコミュニケーションが取れる環境も必要です。
言葉が通じることは、安心につながります。
自分の思いを伝えられることは、自分らしく生きることにつながります。
私は、その力になれる専門職になりたいと思いました。
手話だけでは支えられないことがある
これまで私は、「聞こえない方とのコミュニケーション」という視点から多くのことを学んできました。
しかし、介護の現場には、それだけでは対応できない場面が数多くあります。
例えば、認知症です。
認知症のある聞こえない方と、どのように信頼関係を築いていくのか。
不安や混乱が強くなったとき、どのような声かけや接し方が安心につながるのか。
身体介助を行うときには、どのような配慮が必要なのか。
手話ができるだけでは解決できない課題があります。
だからこそ、介護の知識と技術を学ぶ必要があると感じました。
コミュニケーションの専門性と介護の専門性。
その両方を持つことで、初めて見えてくる世界があるのではないかと思っています。
教科書から学ぶことの多さに驚いています
実際に受講を始めてみると、手話通訳者として活動してきた私でも知らなかったことがたくさんありました。
高齢者の身体の変化。
認知症の理解。
障害ごとの支援方法。
感染予防。
移動介助や食事介助の基本。
利用者の尊厳を守るための考え方。
どれも介護職にとっては基礎ですが、私にとっては新しい学びの連続です。
「もっと早く知っておけばよかった。」
そう思う内容も少なくありません。
座学だけでも、手話通訳の現場で役立つ知識が数多くあることを実感しています。
異なる分野を学ぶことで、これまで見えていなかった景色が少しずつ見えてきました。
本当に必要なのは現場での経験
もちろん、教科書だけで介護ができるようになるとは思っていません。
本当に大切なのは、現場で利用者と向き合う経験です。
一人ひとり違う生活があります。
違う価値観があります。
違う人生があります。
その方が安心して毎日を過ごせるよう支援するには、教科書には書かれていない判断力や柔軟さも必要になるでしょう。
だから私は、資格を取ることをゴールにはしたくありません。
現場に出て経験を積み、一人の介護職として成長していきたいと思っています。
手話と介護を掛け合わせた新しい学びを届けたい
介護の経験を積んだ先には、もう一つ目標があります。
現場で学んだことを、手話通訳者や手話学習者へ伝えていくことです。
認知症の聞こえない方への接し方。
介護現場で必要になるコミュニケーション。
福祉制度の理解。
手話だけでは見えてこなかった支援の考え方。
実際の経験を交えながらお話しできる日が来れば、これまでとは違った視点で研修や講演ができるはずです。
知識だけではなく、経験に裏付けられた話には重みがあります。
その重みを少しでも伝えられるようになりたいと思っています。
新しい挑戦は、自分の可能性を広げてくれる
60代になって新しい資格に挑戦する人は、それほど多くないかもしれません。
体力も必要です。
勉強時間も必要です。
決して楽ではありません。
それでも、新しい世界に飛び込むことで、自分自身の視野は確実に広がっています。
手話通訳者として。
介護職として。
そして、一人の学び続ける人として。
いつの日か、「手話ができる介護職がいて良かった」と思っていただけるように。
その言葉を励みに、まずは目の前の授業とレポート、そして修了試験を一つずつ乗り越えていこうと思います。







もし
・一人で悩んでいる
・誰かに整理して話したい
・プロに一度見てもらいたい
そう感じたら、こちらで個別に対応しています。
私、あらかわいおりのメンバーシップです。メンバー限定の情報をお届けします。
私のnoteの有料記事がお得に読めるマガジンです。
#介護職員初任者研修
#介護
#介護福祉
#ヘルパー
#高齢者介護
#認知症ケア
#手話
#手話通訳
#ろう者
#聴覚障害
#福祉
#学び直し
#リスキリング
#生涯学習
#60代の挑戦
#自己成長
#あらかわいおり
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!