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世界一周帰国後2週間で英検準1級一次試験に合格|得点と反省点

みなさんこんにちは。いちーです。

以前、世界一周から帰国してわずか2週間後に、英検準1級へ挑戦することを記事にしました。

「TOEIC900ホルダーが、2週間の割り切り対策で英検準1級に挑むとどうなるのか」

そんな少し無謀にも思える挑戦でしたが、結果からお伝えすると、無事に一次試験へ合格できました!

今回は、一次試験の得点をすべて公開したうえで、

  • 受験直後の手応えと実際の結果

  • 当初立てた2週間の学習計画をどこまで実行できたのか

  • TOEIC915の私が短期間で合格できた理由

  • 得点から見えた今後の課題

を、率直に振り返っていきたいと思います。

これから英検準1級を受験する方、特に「TOEICではある程度得点できるけれど、英検は初めて」という社会人の方の参考になれば幸いです。


一次試験の結果:合格基準を56点上回って通過

まず、一次試験の結果は以下のとおりでした。

2026年第1回従来型 英検準1級結果

一次試験の合格基準は1,792点だったため、56点上回っての合格でした。

決して余裕のある合格ではありませんが、帰国から試験まで2週間しかなく、後述するとおり十分な対策時間も確保できなかったことを考えれば、まずは素直にほっとしています。

一方、技能別に見ると、リーディングとリスニングがB2だったのに対し、ライティングはB1。受験前から最大の不安要素だったライティングが、やはり明確な弱点として表れました。

受験直後の手応えは「ライティング次第」

試験直後の感覚としては、「ライティングがよほどひどくなければ、全体としては合格できているのではないか」というものでした。

リーディングは、単語問題で分からないものが複数ありました。一方、長文については比較的手応えがあり、全体ではある程度得点できている感覚がありました。

リスニングでは、特にPart2が難しく感じました。聞き取れないというよりも、長めの英文を聞きながら情報を整理し、正しい選択肢を判断するところで苦戦した印象です。

最大の不安はライティングでした。

英文要約に想定以上の時間がかかってしまい、その後の英作文は下書きを作らず、一気に書き上げることになりました。書き終えた時点で残り時間はほとんどなく、十分な見直しもできませんでした。

そのため、「リーディングとリスニングでは合格圏に届いていそうだが、ライティングで大きく失点していたら厳しいかもしれない」というのが、受験直後の率直な感想でした。

実際の得点を見ると、この感覚はかなり正しかったようです。

リーディング:単語には苦戦したが、長文は13問中12問正解

リーディングの内訳は、以下のとおりでした。

  • 短文の語句空所補充:12/18問

  • 長文の語句空所補充:6/6問

  • 長文の内容一致:6/7問

合計では24/31問の正解です。

受験直後から「単語問題には分からないものがあった」と感じていましたが、実際に6問を落としていました。

英検準1級向けの単語帳には取り組んだものの、2週間ですべてを定着させるところまでは当然届きませんでした。それでも、試験前に英検特有の単語を最低限さらっておいたことで、12/18問は確保できました。

一方、長文問題は13問中12問正解でした。

ここは、TOEIC対策というよりも、大学受験時代に身につけたリーディング力が生きた部分だと思います。

英検準1級の長文は、TOEICとは文章の雰囲気やテーマが異なります。社会的・学術的なテーマの英文を読み、文章全体の論理を追う必要がありますが、この形式には大学受験時代にかなり触れていました。

もちろん長いブランクはありましたが、当時身につけた読み方は意外と残っているのだと感じました。

リスニング:難しく感じたPart2は、やはり得点できていなかった

リスニングの内訳は以下のとおりです。

  • Part1 会話の内容一致選択:9/12問

  • Part2 文の内容一致選択:7/12問

  • Part3 Real-Life形式:5/5問

合計では21/29問の正解でした。

受験直後、最も難しく感じたのがPart2です。

比較的長い英文を聞きながら内容を整理する必要があり、本番中も「これはかなり落としているかもしれない」と感じていました。結果も7/12問だったため、手応えと実際の得点はほぼ一致しています。

一方、Part3は5問すべて正解できました。

世界一周旅行やセブ留学を終えて間もないタイミングで受験したため、英語を聞くこと自体への抵抗が少なく、耳が英語に慣れた状態を維持できていたことは大きかったと思います。

英検準1級向けの特別なリスニング対策に時間を割けなかった中でも7割程度を確保できたのは、旅行中に英語を聞き続けていた効果もあったのではないかと感じています。

ライティング:対策不足がそのまま得点に表れた

最も不安だったライティングは、次の結果でした。

英文要約:8/16点

  • 内容:1/4点

  • 構成:3/4点

  • 語彙:2/4点

  • 文法:2/4点

英作文:11/16点

  • 内容:2/4点

  • 構成:3/4点

  • 語彙:3/4点

  • 文法:3/4点

合計は19/32点でした。

前回の記事では、弱点であるライティングを重点的に対策するため、「要約と英作文を毎日最低2題解く」という計画を立てていました。

しかし、正直に言うと、この計画は十分に実行できませんでした。

帰国後は転職活動も想定以上に忙しく、実際にできたのは、要約と英作文の形式を把握し、過去問を2年分程度解くところまででした。

まったく対策せずに受験する状態は避けられたものの、ライティングを得点源にできるほどの練習量ではありませんでした。

採点結果を見ると、その対策不足がかなり素直に表れています。

特に英文要約は、構成が3点だった一方、内容はわずか1点でした。文章の形はある程度整えられたものの、要約に必要な情報を十分に拾えていなかった可能性があります。

英作文も、構成・語彙・文法はそれぞれ3点を取れた一方、内容は2点でした。下書きなしでも最低限の英文は書けましたが、設問に対する論点の深さや説得力まで磨く時間はありませんでした。

今回の結果から、ライティングでは単に英文を書けるだけでなく、

  • 設問で求められている内容を正確に捉える

  • 書く内容を短時間で整理する

  • 要約と英作文の時間配分を決めておく

  • 最後に見直す時間を確保する

ことが重要だと痛感しました。

当初の2週間戦略と、実際にできたこと

前回の記事では、試験まで2週間しかなかったため、使用教材を次の3つに絞りました。

そのうえで、もともと7割程度取れていたリーディングとリスニングの個別対策は深追いせず、「語彙」と「ライティング」を優先する方針を立てました。

実際の進捗は、次のようなものでした。

  • 単語:英検特有の語彙を中心に、ある程度進められた

  • ライティング:形式の把握と過去問2年分程度

  • 過去問:本番形式と時間配分の確認

当初の計画を完全に実行できたわけではありません。

それでも、限られた時間を語彙とライティングに振り向けるという方向性自体は間違っていなかったと思います。単語問題では最低限の得点を確保でき、ライティングも形式を把握していたことで、白紙や大幅な字数不足といった事態は避けられました。

一方で、今回の合格を「2週間しっかり勉強すれば、誰でも英検準1級に合格できる」と捉えるのは適切ではありません。

実際には、TOEICや大学受験を通じて蓄積してきた基礎力に支えられた部分が大きく、2週間の対策は、その基礎力を英検の形式に合わせるための最低限の調整だったと感じています。

短期間で合格できたと思う3つの理由

今回、十分な対策時間を確保できない中で一次試験に合格できた理由は、大きく3つあると思います。

① 大学受験時代のリーディング力が残っていた

長文問題を13問中12問正解できたことが、合格を大きく支えてくれました。

TOEICで培った英文処理のスピードも役立ったと思いますが、英検準1級の長文との相性という意味では、大学受験時代に論理的な英文を読み込んだ経験の方が生きたと感じています。

② 英検特有の単語を最低限さらっていた

語彙を完璧に覚える時間はありませんでしたが、英検準1級向けの単語帳を事前に進めたことで、本番で見覚えのある単語を増やせました。

語彙問題は12/18問にとどまりましたが、何も対策せずに受験していたら、さらに大きく失点していた可能性があります。

短期対策であっても、英検専用の単語帳には一度触れておく価値があると感じました。

③ 海外旅行後で、耳が英語に慣れていた

世界一周旅行やセブ留学では、英語を毎日のように聞き、実際に使っていました。

英検のリスニング形式そのものに慣れていたわけではありませんが、長い英語を聞くことへの心理的な抵抗がなく、聞き取れない部分があっても慌てずに内容を追えたと思います。帰国直後という受験時期も、今回の合格にはプラスに働きました。

セブ留学中の学習内容や、TOEIC高得点でもうまく話せなかった経験については、以下の記事でも書いています。

TOEIC900でも、英検準1級対策は必要だった

今回受験して改めて感じたのは、TOEICと英検準1級では求められる力がかなり違うということです。

TOEIC915を持っていても、英検準1級特有の語彙には苦戦しましたし、要約や英作文は別途対策しなければ対応できませんでした。

一方で、TOEICで培った英文処理力やリスニングの基礎があることで、短期間の対策でも合格ラインを狙えたことは間違いありません。

このあたりは、今後「英検準1級とTOEICの違い」というテーマで、より詳しく比較してみたいと思います。

二次試験は受験できず、9月に再挑戦予定

一次試験合格後は二次試験を受験する予定でしたが、家庭の事情で当日試験会場に向かうことができないことになり、当日は受験できませんでした。

そのため、今回の記事で報告できるのは、一次試験合格までとなります。

英検準1級への挑戦は、まだ終わっていません。現在は、9月に英検S-CBTで受験することを考えています。

今回の得点を見ると、リーディングとリスニングはB2だった一方、ライティングはB1でした。今後は二次試験に向けたスピーキング対策に加え、自分の考えを英語で素早く、論理的に組み立てる力も伸ばしていきたいと思います。

おわりに:計画どおりには進まなくても、挑戦した意味はあった

帰国後わずか2週間という短期決戦でしたが、無事に英検準1級一次試験へ合格できました。

当初立てた学習計画をすべて実行できたわけではなく、特にライティングには大きな課題が残りました。

それでも、現在の自分の英語力がどこまで通用し、何が不足しているのかを、具体的な得点として確認できたことは大きな収穫でした。

リーディングとリスニングについては、これまで積み上げてきた英語力が一定程度通用しました。一方、ライティングやスピーキングといったアウトプット力は、今後さらに重点的に伸ばしていく必要があります。

資格試験の合格だけを目標にするのではなく、実際の会話やビジネスの場面でも、自分の意見を英語で素早く、論理的に伝えられる状態を目指していきます。

英検準1級の受験を検討している方、TOEIC高得点から次の目標を探している方に、今回の結果が少しでも参考になればうれしいです。

今回の英検受験以前には、社会人になってからTOEICの学習を続け、700点台から915点までスコアを伸ばしました。そのときの勉強方法や使用教材は、以下の記事で詳しくまとめています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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