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【#創作大賞感想】ヒト推しで。/彩野リィ さん「どうでもいいけど、やり切りたい|エピソード2:ロリータになる」

創作大賞応援記事、第7弾!

今回はコミックエッセイ部門より紹介。

彩野リィ 先生
「どうでもいいけど、やり切りたい|エピソード2:ロリータになる」

これだ。

すいません、最近のレビューが基本的に「この人を推す」というスケールになってしまい作品の深掘りがちょっと足りない気がしますがご容赦ください。でも創作大賞のやりたいことの本質としては「作家の早期発掘」という側面があると私は思ってるのでOK、としてます。個人的に。


「どうでもいいけど、やり切りたい|エピソード2:ロリータになる」

作者/作品情報

私が読んだ理由

レビュワー研究の一環として昨年のベストレビュワー受賞者であることから知りました。おめでとうございました!私はnote新参者なのでこのような経路で知ることになりました。創作大賞は書き手として活動もし、昨年につづき、今年も作品応募とのこと。それを読んできました。

え~、すいません。今回の感想記事も「ヒト推し」というスケールで話をさせてください。私にはこの方が作家として本を出せる理由と推せる理由があるからです。このようなケースの作品紹介は過去にもしました。参考に。

「どうでもいいけど、やり切りたい|エピソード2:ロリータになる」にみる彩野リィさんが本を出せる理由

①「全部やるオタク」という奮闘OLがウソでない

これはnote上の熱心なアーカイブ群がそれを物語っている。好きなものを好きと手を動かして形に残せる、エネルギッシュなオタクOLというポジションの人がnote上でいるのは貴重であると私は思います。

しかも彼女はスキ!と叫ぶ重要性に気が付いているし実践できていると思う。尊敬!

②コミックエッセイとして自己をデフォルメ表現できる

今回、彼女を推すのにコミックエッセイ部門なのは理由がある。もちろんエッセイ作品も素敵な文体であることを確認済みなのだが、今回の作品のように、たとえるのであればどうぶつの森のような頭身で自分を漫画上で描いて表現するというのは結構難しい技術、と私は認識している。今回のようなデフォルメが効いていても「ぱっと見でロリータ服」と認識できるのは書き込みだったりサイズ感だったり、お絵かきの延長ではない、確かなスキルを所持していると私は思う。髪型とか表情とか、意外とサボれる要素がない。デフォルメ漫画だってラクではないのだ。加えて最強なのが必要に応じて下記のように実体験の場合は実写画像も後で出せることだ。
この時点で読み物の質が高い。動けるオタクだ!尊敬!

③理想は「エッセイのみ」「コミックエッセイ」も混ぜちゃう本

全部やろう!彼女にはそれができる。
私が世の中のエッセイ本を読んで感じるのはなんかさみしいな~、コラムというか漫画も混ぜて欲しいな~というものである。これは創作大賞という場で彼女は表現技法が多いことが明確な武器だ。それを彼女にやってほしい。

④今だからこそ価値がある「オタクOL女性のいま」

より具体的にいうと2026年にオタクOLである女性の今という時間を本として残してほしい、という私の願いがある。これは文化遺産的にここnoteのアーカイブでもいい、と思われるかもしれないが私はそうは思わない。人生の流れでいうと女性のエッセイというのは仕事から一気に育児まで飛んでしまうケースが多い。だから現代を象徴する推し文化に彩られた彼女の話は本の世界の隙間に入れるのでは?

これは本屋に通う私の直感である。

あと魔法使いのようなエッグいペンライトの話とか絶対、残すべき!

そしていつか来るであろう、コンテンツとの別れ話(オタク女性目線)がほしいです。長寿コンテンツの運営終了とかに立ち会った感情エピソードがぜひ読みたい。彼女は間違いなく長文を吐き出すだろう。それを期待している。

⑤出世コースに乗ってほしい

昨年ベストレビュワー賞受賞者が、今年はなんと~?

すいません、完全に担ぎ上げですし私も正直この話は下心ありきです。それでもあえてここで言いたいのですが、こういったモデルケースがnoteの未来のために必要です。創作大賞感想という非常に優れた文化圏から出発した作家が生まれることで、感想を書ける読み手不足解消、ひいては良い読み物が世の中に増えると私は真面目に考えています。

このような夢のある話を実現して文化圏を下支えしてほしい、そういう願いです。その候補として、私は彩野リィ先生をあげた次第であります。

だれかではなく、あなたです。報われていい番では?

終わりに

最後に作者の彩野リィ先生にお手紙を書いて終わりたいと思います。

彩野リィ 先生

創作大賞応募作品「どうでもいいけど、やり切りたい|エピソード2:ロリータになる」を読みました。このような作品紹介になってしまったことを先に謝っておきます。もちろんコミックエッセイとして読みやすく、愛着の湧くデフォルメされたご自身が動く漫画は面白く読まさせていただきました。ここを起点としてその他作品群を拝見しその活動に感銘を受け、こうしたお手紙を書かせていただきました。断言しておきたいのですが、あなたは面白い女であります。これはネットコンテンツを嗜んだ外部のオタクの評価として、額面通り受け取ってほしい賞賛の言葉です。推し文化全盛の今、今この瞬間のあなたを中心としたオタクOL視点で時代を紐解く本というのは、もし本として存在するのであればぜひ読みたいと私は思っています。ここnoteにも残されているものを筆頭に、自前でコンテンツ資産のある女性オタク文筆家として私は間違いなくあなたは作家になれると思っています。文字通り全部やりたいあなたが全部やった本、というのを私は理想のエッセイ本として夢見ています。

これからの創作を応援しています。本が出たら買います。ご一報下さい。

いちのじ
2026/06/22  01:40 初稿
2026/06/22  12:00 サムネ変更



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