花札で巡る日本の暦シリーズ①前編🌸1月〜4月の絵柄の意味を知りお正月を楽しもう
― 松・梅・桜・藤に込められた、日本の花の物語 ―
お正月、花札が「気になる理由」

花は花でも今回は「花札」ですよ 🎴
お正月になると、
なぜか日本のものに心が向きます。
花や縁起物、
そして昔から親しまれてきた遊び。
そのひとつが「花札」です。
映画などで、
花札は賭け事のイメージを持たれがちですが、本来は違います。
日本の四季と花を描いた、
小さな花暦 のような存在。
一枚一枚に描かれている花には、
昔の人が大切にしてきた季節の意味や、
暮らしの願いが込められています。
この前編では、
新しい年の始まりにふさわしい4つの花、「松・梅・桜・藤」をご紹介します。
【1月】松(まつ)

【意味】 松は一年中葉を落とさないため
「不老長寿」のシンボルです。
冬でも青々とした葉を保つことから、
長寿や変わらぬ強さの象徴とされてきました。
門松に使われるように、お正月に神様を迎えるための神聖な木としても知られています。
【エピソード】 20点札に描かれている「鶴」は、松の枝には止まらない習性がありますが(実際は地面に巣を作ります)、
日本では古来から「松に鶴」をセットで描くのが縁起物とされてきました。
新年の幕開けにふさわしい、
長寿と繁栄を願うデザインです。
【2月】梅(うめ)

【意味】 厳しい冬を耐えて花を咲かせる
「忍耐」や「生命力」を象徴します。
まだ寒さが残る頃、凛と花を咲かせる梅。
その姿から梅は、
困難の中でも前を向く力を象徴してきました。
桜よりも早く、
日本人に愛されてきた花でもあります。
花札の梅を見ると、
「今はまだ寒くても、春は必ず来る」
そんな静かな希望を感じさせてくれます。
【エピソード】 10点札に描かれている鳥は
「ウグイス」とされていますが、
実は色がメジロに似ています
(いわゆる「梅にウグイス」のイメージ)。
ウグイスは春を告げる「報春鳥」と呼ばれます。
『ホーホケキョ』という鳴き声が聞こえてきそうな、希望に満ちた2月の札です。
【3月】桜(さくら)

【意味】 桜は「繁栄」や「豊穣(五穀豊穣)」を意味します。
また、はかなさ・美しさ・人生の移ろい
と言う意味もあります。
【エピソード】日本人がとても愛する花、桜。20点札の「桜に幕」は豪華ですよね。
「幕」は、貴族がお花見をする際に張った
「幔幕(まんまく)」です。
この下でお酒を飲み、歌を詠んだ平安時代の
雅な文化が凝縮されています。
お花見の原風景。
豪華な幕の下で、いにしえの人々も宴を楽しんでいたのかもしれません。
咲いたと思ったら、
あっという間に散ってしまう桜。
その姿に、日本人は
一瞬の美しさと、
今を生きる大切さを重ねてきました。
花札の桜は、
華やかさと切なさを併せ持つ存在。
新しい季節の始まりと同時に、
「今この瞬間を大切に」という
やさしいメッセージを伝えてくれます。
【4月】藤(ふじ)

【意味】 藤は「不死」と同じ響きを持つため、縁起が良いとされています。
また、長く垂れる花姿から、人と人との 縁やつながり を表す花とされてきました。
【エピソード】 10点札に描かれている鳥は
「ホトトギス」。
初夏を告げる鳥とされ、
藤の花が咲く頃に飛来します。
ちなみに、花札の藤は「黒豆(くろまめ)」と呼ばれることもあります(豆科なので)。
紫色の長い房が垂れ下がる、
晩春を彩る花です。
平安時代には、
藤原氏の象徴としても愛され、
上品で気品のある花として親しまれてきました。
花札の藤は、しなやかで、無理のない美しさ。
人とのご縁を大切にしたい年の始まりに、
そっと寄り添ってくれる花です。
※私の次女は藤の花が大好き。先日自分の結婚式でブーケとイヤリンクに使いました。その記事はこちらです。↓
花札は「遊ばなくても」楽しめる

花札は、
必ずしも遊ぶためのものではありません。
・意味を知って眺める
・季節を感じる
・日本の花を学ぶ
・お正月の静かな時間に一枚ずつめくる
それだけでも、
十分に心豊かな時間になります。
勝ち負けも、賭け事もありません。
花と季節を味わう、大人の楽しみ方です。
世界的スター「スーパーマリオ」と花札の意外な関係

今や世界中で愛されるスーパーマリオを
生み出した「任天堂」。
実はそのルーツが「花札」にあることをご存知でしょうか?
任天堂の創業は1889年(明治22年)。
京都で花札を製造する個人商店としてスタートしました。
当時は職人の手で、一枚一枚ていねいに作られる花札が主な商品でした。
130年以上経った今でも、任天堂は花札を作り続けており、その品質は日本でも世界でも称賛されています。
その「遊びを大切にする精神」は、
時代を超えて受け継がれ、
やがてファミコン、そしてスーパーマリオへとつながっていきます。
最近では、マリオたちが日本の四季に溶け込んだ「マリオ花札」も登場しています。
「1月の松にマリオ」
「3月の桜にピーチ姫」など、
伝統的な絵柄とキャラクターが絶妙にコラボしており、見るだけでもワクワクするデザインです。
ゲーム機がない時代から、
人々に「遊び」を届けてきた任天堂。
その原点である花札を手に取ることは、日本の遊びの歴史に触れることでもあるのです。
※お子様やゲーム好きの方へのプレゼントにも喜ばれそうな、遊び心あふれる一品です。↓
人気商品ですので在庫が少ない場合があります💡お早めにチェックしてみてください。
今年のお正月は「My花札」で。一生モノを手に取る贅沢✨

花札の花や意味を知ると、
「少し触れてみたいな」
「実物を見てみたいな」
そんな気持ちが芽生える方がいるかもしれません。
もし 長く使える一組を選ぶなら、
任天堂の花札『大統領』は、やはり特別な存在です。
札一枚一枚にほどよい厚みがあり、
手に取ったときの質感や、絵柄の深みは格別。
お正月に家族で囲んでも、
ひとりで静かに眺めても、
“日本の季節を手元に置く”楽しさを感じさせてくれます。
私も小さい頃から、お正月は任天堂の大統領で遊んでました!
「今年は、自分のための花札を持ってみる」
そんな My花札のあるお正月も、素敵な過ごし方かもしれません。
▶︎ 任天堂 花札『大統領』はこちら↓
人気商品ですので在庫が少ない場合があります💡お早めにチェックしてみてください。
次回予告|中編では「願い」と「豊かさ」の花へ

映画「サマーウォーズ」でも、
おばあちゃんが得意だった花札の「こいこい」が、世界を救う鍵となりますよね。
映画の舞台の上田市は私の住む長野県。
色んな場所がリアルに描かれているし、楽しくて泣けるので大好きな映画です!
次の記事【中編】では、
・菖蒲(しょうぶ)
・牡丹(ぼたん)
・萩(はぎ)
・芒(すすき) をご紹介します。
健やかな成長、
暮らしの豊かさ、
自然への感謝…
花札に込められた、日本人の願いのかたちを
一緒にたどっていきましょうね 🌸
シリーズ②中編はこちらです↓ぜひどうぞ!
↓シリーズ完結の後編はこちらです。読んでね
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これからも季節の花と暮らしの話をお届けします!🎍
※この記事ではAmazonアソシエイトリンクを使用しています。
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