松前の研師(とぎし)の庭から愛媛‐沖縄を少しだけ考える
松山市の家で初めてナーベラー(ヘチマ)の味噌煮を食べました。
沖縄料理です😀

ヘチマは愛媛県内どこでも栽培されてます。
正岡子規の絶筆として学校でも習いますしね。
糸瓜咲て痰のつまりし佛かな
でもたいてい体をこする用、ボディブラシ用途です。
なのでライター㋶が沖縄の大学を卒業後30年以上「ナーベラー食いたいなぁ」と思っても料理に使えるものを入手できなかったんです。
ついに手に入り、妻(沖縄出身)に料理してもらいました!
どこでいただいたかは後半(タイトルでバレてるけど)。
愛媛でこれが食べられるとは、と感慨深かったです。
サトウキビを愛媛で齧ったのも似たような感覚でした。
ナーベラーを食べながら、ちょっとだけ愛媛‐沖縄について考えてみました。
◆
沖縄国際海洋博覧会が開かれた1975年、全日空(ANA)が松山‐那覇の定期便を就航させてことしで50年。
いや、めでたいのですが。
プレスリリースも、これを報じたテレビも「すごい!50年!」って感じで。
50年間ずっとANAが飛んでたわけじゃないので…少し違和感。
ANA(短期間で廃止)→(中断)→南西航空(86年~)→JTA(~2010年10月)→(中断)
その後、ANAが11年10月に復活して今に至る。
いや、めでたいんですけどね。気楽に沖縄に行けるのはホントにありがたいし。
振り返れば1973年に旧五十崎町(現内子町)が宜野座村と姉妹町村縁組みしたのって最初の定期便ができる前だったんですね。
交流は今に続いています。スゴイ。
「飛び安里」の南風原町と「二宮忠八翁」の鳥人の縁で、両市は1993年から2010年度まで児童交流事業、物産展などで交流してましたが、最新情報はネットで見つけられず。
沖縄・愛媛の高校野球交流は2009年まではネットで確認できたのですが最近は見つけられませんでした。
松山聖陵高校が近年遠征しているのは確認。
いったん定期便がなくなったことで、交流が難しくなった面もあったのでしょうか。
一方で小中学生のサッカーチームSolidarise(ソリダライズ、那覇市)が24年8月、愛媛FCとパートナー契約を締結。
愛媛沖縄県人会や沖縄フェスタ in 四国のような取り組みから新しい交流も生まれてるのは喜ばしいッス。
ちょっとだけ関連note⏬️
㋶が沖縄の大学に進んだころ(80年代後半)には考えられないぐらい、沖縄と内地(日本って意味の沖縄言葉。大和とも)の距離は縮まってると思うんです。政治状況などを別にすればですが。
沖縄の高校が甲子園で優勝したり、俳優・歌手が活躍したり、コンビニでポークおにぎりが売ってたり。九州・沖縄サミットも大きかった気がします。
◆
さすがに沖縄そばは入手困難ですが…不思議と沖縄系の食材が手に入るのは西条市丹原の周ちゃん広場。
10月に行った時は▽島バナナ▽くるま麩▽シブイ(冬瓜)——を買いました。ひろし農園さんの黒蜜や黒糖も売ってるそうです(時期によります)。

くるま麩はフーチャンプルー、シブイはソーキ汁(大好物!)でいただきました。もちろん調理は妻です。


島バナナも美味でした。ちょっと酸味があって。
愛媛でも沖縄料理の食材が手に入る機会が増えてます。
ポークの缶詰は高いですし💢 冬瓜は昔から愛媛にもありますが…
◆
さてナーベラーの話。
10月中旬、㋶は松前町(愛媛)でひと仕事終えて会社に帰ろうとしてたのですが、窓際社員なので真っ直ぐ帰りたくないんですね😁
で、noteをアップ後ご挨拶してなかったので松前の研師こと徳本静夫さんの工房(同町北川原)に寄ってみたんです。
雑談後「お庭!庭見せてくださいよ」と㋶。
ヤギ居るし、果物とかいろいろ生ってて楽しいんですよ。

烏骨鶏のみなさんは㋶が近づくと逃げます。

ふと見ると、鶏小屋の上にヘチマが咲いてました。

立派なヘチマもありましたが、柔らかいもの & 小さいのを発見!

厚かましくお願いして2本(ついでにイチジジクも)ゲット❗
「え? ヘチマ食べるん?」と驚かれてましたが。
この場を借りてありがとございました。

持ち帰ると妻も大喜び。
「ナーベラーが愛媛で食べられるなんて!」
ヘチマ自体に味はあまりありませんが、食感が楽しく味噌に合うんです。
ご飯と合わせてかき込むとGOOD。満足しました。
◆
ANAの2024年度の輸送実績で松山発着便の搭乗者数を見てみると——
東京:103万人(搭乗率72.4%)
大阪:43万人(搭乗率75.8%)
中部:11.6万人(搭乗率71.3%)
那覇:9万人(搭乗率75.3%)
全国平均搭乗率は74.6%でした。
健闘してる、と言えるでしょう。
発着時間が微妙とか、ビジネス客が多くなさそうとか課題もあると仄聞しますが。
飛び飛びとはいえ半世紀も定期便で繋がっている愛媛と沖縄。
DNA的には沖縄と四国・近畿はもっとも遠いという研究もあり、近くて遠い、遠くて近い両エリア。
ヘチマを見て思い浮かべる用途がまったく違うように、文化的な違いは今でも大きい😀 だから楽しい。
交流の増加とともに、愛媛で沖縄を楽しむ、また沖縄で愛媛を楽しむような機会がもっと増えたら良いのに、と思いました。
このノートでは#ヒキダシに関わる人たちを紹介したり、コラムなどを掲載していきます。今回は番外編です。㋶
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