ありふれた炭素がサッカーボール型の球になる!? 1985年、炭素原子60個がサッカーボールそっくりの美しい球状構造をつくるC60分子が偶然に発見された。後にノーベル化学賞受賞につながる発見のニュースは世界を驚かせ、研究のラッシュを引き起こした−ありふれた炭素が究極ともいえるシンメトリー構造をつくるのはナゼか、類似のものがあるのか、何かに使えるのではないか?現在は「フラーレン」と呼ばれる、この科学的ロマンに満ちた謎の多い物質は、意外なことに私たちの身近にある黒い墨や煤の中にも存在する。炭素が持つ多面的な姿にふれながら、C60をはじめとするフラーレンの最新像を紹介する。
※2026年8月6日 10:32時点
※2026年8月11日 10:32時点