Gemini × Google Meet 連携:会議から議事録作成までを効率化!
こんにちは、Google の AI「Gemini(ジェミニ)」の公式 note 編集部です。
本 noteでは、Gemini と連携して、より使いやすくなった Google の Workspace アプリをサービス別に紹介していきます。
今回のテーマは「Google Meet の会議をもっとスムーズにする方法」です。会議で話された内容を記録したり、議事録を作ったりするのは手間がかかる上に、重要なポイントを聞き逃してしまうこともありますよね。
でも、Google Meet に搭載された「自動メモ生成機能」を使えば、AI が会議の内容を自動で記録して、わかりやすくまとめてくれるんです! さらに「字幕翻訳機能」を使えば、多言語環境での会議もスムーズに進めることができます。
これらの機能は、対象となる Google Workspace のプランに加入されている方がご利用いただけます。
この記事では、それぞれの機能の詳しい使い方や、業務効率化につながる活用例をご紹介します。ぜひ、日々の会議をもっとスムーズにするために、お役立てください。
※Gemini を含む生成 AI の利用に関する説明は例示を目的としています。実際の回答結果については、ご自身で正確性をご確認いただくようお願いいたします。
Google Meet の自動メモ生成機能とは?
「自動メモ生成」機能は、会議中の発言を自動で記録し、内容を整理したメモとして Google ドキュメントに保存します。具体的には、次のような特徴があります。
Google ドキュメントで、整理された会議のメモが自動的に作成され、チームで簡単に共有できる
「これまでの概要」機能を使えば、途中から参加した人も、会議の流れをすぐに把握できる
会議終了後、主催者に自動的にハイライトのリンクが記載されたメールを送信
カレンダーの予定にも、ハイライトへのリンクを自動添付
この機能は、対象となる Google Workspace プラン(Business Standard 以上)でご利用いただけます。なお、最適なパフォーマンスを得るためには、会議時間を 15 分以上、8 時間以内とすることが推奨されています。
自動メモ生成機能の使い方
Google Meet の自動メモ生成機能は、簡単なステップで使うことができます。詳しく見ていきましょう。
1. Google Meet にアクセスして会議に参加する
まず、パソコンで meet.google.com にアクセスし、予定されている会議に参加します。自動メモ生成機能は、パソコンからのアクセスでのみ利用可能です。スマートフォンやタブレットからは使えないので、ご注意ください。
2. 「Gemini でメモを生成」機能を有効にする
会議に参加したら、画面右上にある鉛筆マークの「Gemini でメモを生成」アイコンをクリックします。クリックすると、メモ生成のオプションが表示されます。

3. メモ作成を開始する
「メモの作成を開始」ボタンをクリックすると、会議の自動記録が開始されます。機能がオンになると、参加者全員に通知があり、画面の上に鉛筆アイコンが表示されます。これにより、現在メモが記録されていることを全員が認識できます。
4. 機能の管理
自動でメモを生成している間でも、必要に応じて機能をコントロールできます。例えば、機密情報やデリケートな内容を話す時は、一時的にメモ作成を止めることもできます。画面の鉛筆アイコンをクリックして、「メモの作成を一時停止」を選んでください。

また、メモがどうなっているか確認したい時は、同じメニューから「これまでの要約を表示」を選ぶと、その時点までに作られたメモの内容を見ることができます。これは、後から会議に参加したメンバーにとって特に便利な機能です。

会議終了後の流れ
Google Meet の自動メモ生成機能を使った後は、こんな流れで会議の記録が共有されます。
1. 自動でドキュメント作成される
会議が終わると、Google ドキュメントの形式で会議メモが自動的に作られて、会議の主催者の Google ドライブに保存されます。「マイドライブ」の中の「Meet Recordings」というフォルダに作成されます。

このドキュメントには、会議の要点、議論された内容、重要なポイントなどが整理された形で記録されています。
2. メモの内容
Google ドキュメントには、会議の「メモ」と「文字起こし」が保存されています。「メモ」には、会議のまとめと詳しい内容が書かれています。
「まとめ」では、会議の要約がすぐにわかります。「詳細」では、時系列順に会話した内容が確認できます。

「文字起こし」では、参加者ごとの発言内容が文字起こしされたものを確認できます。

3. メモの共有
会議メモは、次の方法で共有されます。
会議の主催者と、メモ生成機能をオンにした参加者には、メモへのリンクが自動でメールで送られます。

メモのドキュメントは、カレンダーの予定にも自動で添付されるので、会議に招待された組織内のメンバーは、予定から直接アクセスできます。
4. フォローアップと次のステップ
会議メモには、議論された内容だけでなく、今後のアクションについても記録されます。
特に「推奨される次のステップ」セクションには、会議中に決定されたフォローアップやタスクが自動的に記録されるため、会議後の作業を効率的に進めることができます。(この機能は、順次展開を進めております。表示されない場合は、ご利用可能になるまでしばらくお待ちください。)
活用例:Gemini でドキュメントから議事録を作ってみよう
Google Meet の自動メモ生成機能を使って作成されたGoogle ドキュメントをもとに、さらに詳しい議事録を作ることもできます。
Google ドキュメントの「Gemini サイドパネル」で、次のようなプロンプトを入力してみましょう。
会議の文字起こしテキストを正確に反映した、議事録を作成して。
以下の情報を含めて。
* 会議名(不明な場合は「(会議名不明)」)
* 開催日時(不明な場合は「(日時不明)」)
* 出席者
* 議題
* 議論の要点
* 決定事項
* ToDo(担当者、内容、期限)
* 次回開催予定(なければ「特になし」)
簡潔で分かりやすい文章でお願い。
プロンプトを入れると、議事録が作成されます。

作ったテキストはコピーすることも可能ですし、「挿入」ボタンを押して、ドキュメントの中にワンクリックで追加することもできます。
会社で使っている議事録のテンプレートに合わせてプロンプトを作れば、議事録作成がもっと楽になりますね。
活用例:社内ナレッジ共有資料も作れる
会議で得られた情報をもとに、社内で共有できるナレッジ資料を作ることもできます。次のようなプロンプトを使って、会議の内容を有益な社内リソースに変換しましょう。
文字起こしテキストを正確に反映して、社内共有用のナレッジ資料を作成して。
資料には以下の項目を含めて。
タイトル
概要(資料の目的と内容)
主要なトピック(箇条書き)
具体的なノウハウ・ティップス(箇条書き、必要に応じて発言者名)
参考情報(関連資料やリンク)
まとめ
資料を作成する際は、以下の点に注意して。
発言内容を正確に理解し、事実に基づいて記述。
専門用語や略語が多い場合は、簡単に説明を加える。
プロンプトを入れると、ナレッジ資料が作成されます。

会議の内容を使って、ノウハウ共有ができるので社内のナレッジ資料が効率的に作成できます。
メモへのアクセス権と使う時の注意点
自動生成されたメモを上手に使うために、以下の点に気を付けてください。
メモのドキュメントは、カレンダーの予定に書かれている会議の主催者と、同じ組織内の招待者にアクセス権が自動で付与されます。
グループで招待した場合、自動でアクセス権が付かないので注意が必要です。
カレンダーの予定は、会議ごとに新しく作るのがおすすめです(予定をコピーした場合、メモは添付されません)。
Google Meet の字幕翻訳機能も便利!
Google Meet の会議を円滑に進めるための機能は、自動メモ生成だけではありません。字幕の翻訳機能も、特に多言語が飛び交う会議では、とっても役立ちます。
多言語環境での会議では、言葉の壁がコミュニケーションの邪魔になることがありますよね。Google Meet の字幕翻訳機能を使えば、違う言語を話す人同士でも、スムーズに会議を進めることができます。
字幕の翻訳機能の使い方
字幕の翻訳機能は、簡単なステップでオンにできます。
パソコンで Google Meet を開き、会議に参加します。
会議中に、その他アイコン(点が縦に3つ並んだマーク)をクリックして、設定アイコン(歯車のマーク)、字幕アイコン(四角の中にアルファベットの「CC」と書かれたマーク)の順にクリックします。
「会議の使用言語」を選びます。
「字幕の翻訳をオン」にします。
プルダウンメニューから、翻訳したい言語を選びます。

会議を録画する場合は、「字幕を録画」というオプションを選ぶと、録画した映像にも字幕を入れることができます。
過去の字幕の翻訳を表示する
字幕の翻訳がオンになっている時は、前に話された内容の字幕翻訳も見ることができます。画面を上下にスクロールすると、過去の字幕翻訳を確認できます。

ただ、会議に参加して、字幕がオンになっている部分の会話だけが表示されるので、ご注意ください。
活用のポイント
字幕翻訳機能は、特に次のような場面で役立ちます。
国際的なチームでの会議で、全員が同じ言語を流暢に話せない場合
プレゼンテーションや重要な情報共有の際に、言語の違いによる誤解を減らしたい場合
非ネイティブスピーカーが参加する会議で、内容の理解をサポートしたい場合
自動メモ生成機能と字幕翻訳機能を一緒に使うと、Google Meet はさらに便利な会議ツールになります。これらの AI 機能を活用して、より効率的な会議環境を作ってみてください。
会議を効率化して、コミュニケーションの質を高めよう
Gemini を使った Google Meet の「自動メモ生成」は、会議の生産性を高める上でとても役立つ機能です。この機能を利用することで、参加者は議事録作成の負担を感じることなく、本来の目的である議論により集中しやすくなります。また、会議中の大切な発言や決定事項も聞き逃す心配がなく、確実に記録として残すことができます。
さらに、話された内容を正確に記録するだけでなく、要点をまとめてくれるので、会議後の情報共有がスムーズになり、チーム全体のコミュニケーションの質向上にもつながります。
ぜひこの「自動メモ生成」機能を活用して、日々のコミュニケーションを、もっとスムーズで質の高いものに進化させてみませんか?
Google Meet で Gemini を活用する方法は、こちらのヘルプページにも詳しく載っています。
Google Meet ヘルプ:Google Meet の「自動メモ生成」
また、Google Meet で「Gemini 自動メモ生成」を試してみたいと思われた方は、Google Workspace プランのサブスクリプション登録を、ぜひご検討ください。無料でお試しできる期間がありますので、気軽に登録してみてください。( 2025 年 4 月現在、Business Standard 以上のプランで対応しています。)
今後も Google の Workspace アプリと Gemini は連携を強化していきます。新しい活用法が登場しましたら、随時ご紹介していきますので、お楽しみに。
