大学転職で驚く大学職員図鑑 #2
わたしのnoteでは、現在システムエンジニアとして働く人に向けて、大学職員(情報システム部門勤務)という働き方の実態と実現方法を書いています。
前回につづき、民間企業で働いていると想像もできない「大学で働く人」の実態について、紹介したいと思います。
6. 剛腕部長
前回まで大学の情けない・恥ずかしい部分を紹介しましたが、大学にももちろん剛腕部長がいます。
学内での声が大きく、影響のある人物なので、あなたが情報システム部門で働くならDXやシステム導入プロジェクトでこういう人物を味方したいところ。
この手の人物はお酒が強い、クラブ出身者で慕う後輩が多いなど、とにかくクセの強い人物が多く、個人的には懐に入り込むのは比較的容易であるように感じています。
7. 毒にも薬にもならない妖精おじさん職員
こちらも民間企業同様ですが、一定の仕事だけやって、あとは戦力にならない妖精のようなベテラン職員はどこの部署にもいます。
言われたことしかしない
仕事を詰め込むと納期に間に合うのは一方だけと言い出す
残業はしない
昭和世代なのに、働き方は令和にしっかりアジャストしているので抜け目がないというか、なんというか...…。ある意味でコスパよく高給を手にする勝ち組とも言えます。
8. プロフェッショナル専門職
その道のプロというのは、大学職員のなかにもいます。
おもに人事、財務、入試、就職、施設管理あたりに生息しています。彼らの中途採用でジョインした人材が多く、入職後も異動対象とならず長年部署に在籍するケースが多いように思います。
なかには、スペシャリストのキャリアからジェネラリストへ転換して企画部門に移り出世街道を突き進む人までいます。
あなたがシステムエンジニアとして入職しても、SEとしての技術以外に長けた人物なら、そのうちジェネラリストのキャリアが待っているかもしれません。
9. 変化を求めた旅人職員
大学職員への転職組には、公務員や地銀、他大学の経験者が少なくありません。
前職からの転職理由の共通点は、閉塞感や停滞感、権限が移譲されない、スピード感がないといったところ。
ただ、変化を求めて転職してきたはずが、働き方は公務員・地銀のままという人物も少なくない。ディスるつもりはなく、人はそう簡単に変わらないものだと感じて接しています。
10. 危機感若手職員
大学職員の20代は「キャリア形成を目的として複数部署を経験させる」という大学が少なくありません。
つまり、数年単位で異動させられる。先輩職員はそれを知っているので、「仕事を教えてもしばらくしたらいなくなる」という理由でたいした育成をしない部署まであるから、ハズレをひいた若手は不幸だ。
さらに、大学はジェネラリスト思考が強く、外部委託比率が高い部署だと専門性は身につかず、なにも身につかず30歳を迎える人材も少なくない。
健全な危機感を持った若手が30歳前後で転職する理由がよくわかる。あなたが情報システム部門としてプロジェクトで関わる若手がいれば、大切にしてあげてほしいものです。
「うちの大学はこんな新種が増えてる!」「この在来種を忘れてないかい?」という同士はぜひコメントやXでご意見ください。
