【殿堂入り記事】【起業や独立したいなら「できないこと」を勉強するな】英語ができない貿易商が12年生き残れた理由。語学力ゼロの泥臭い教訓。プログラムもアプリも、中身なきAI活用もただの時限爆弾 #生成AI #Claude #Claudecode #ChatGPT #Gemini #Cursor #AI活用 #在宅副業 #SNS運用 #フリーランス #Webマーケティング
📌 お知らせ(2026年4月3日)
この記事の価格を改定しました。
スキ 512件 を超える反響をいただき(2026年4月3日時点)、殿堂入り記事としました。
「リカードの比較優位で"全部やらなくていい"が腹に落ちた」「英語ができない貿易商の話が自分の副業にそのまま当てはまった」「AIの生産性パラドックスの章を読んでからツールの使い方を見直した」
——副業や起業を考えている方からの反響が特に多い記事です。
殿堂入り記事として、価格を改定しています。
以下の内容を新たに加筆しています。
・「あなたの比較優位は何か」を追加
・有料壁セクション( 🔒 この先の内容ガイド )を新設
・実体験コメントを追加
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最近バズった他記事は以下です。
【更新履歴】
・2026年4月3日:価格改定(¥2,980)。上記3点を加筆+有料壁の設置
・2026年3月29日:初版公開
こんにちは、ポス鳥です。
3月も終わりに差しかかりました。
窓の外はまだ薄暗い朝で、部屋には 湿り気のある空気 がこもっています。
換気扇を回すと、かすかに土のにおいが混じった風が入ってくる。
春の匂いです。
水を沸かして、 白湯を一杯 。
陶器のマグが手のひらにじんわりと温かい。
今朝、こんなメッセージが届きました。
📨 【読者からの質問】
ポス鳥さん、こんにちは。
いつも気になっていますが、貿易の仕事って英語がペラペラじゃないとできないんですよね?
ポス鳥さんのニュース解説は、いつも英語の記事を紹介していますし、貿易の仕事だから英語ペラペラなんでしょうか?どうやって勉強されましたか?
私、副業で輸入販売を始めたいんですけど、まず英語を勉強しないとダメかなと思って。
AIも使いこなせるようになりたいし、プログラミングもやりたいし、やること多すぎて何から手をつけていいかわかりません。
全部できるようになってから始めたいと思っていますが、何からやればいいんでしょうか?
貿易商だから「英語が出来る」ですか…
私が貿易商やっている経緯とかは話は、自己紹介やら、いろんな記事で語っているので省きますが。
よく言われますね。
英語に関してとか、全部できるようになってから始めるとか。
……この言葉、何度聞いたかわかりません。
結論から申し上げましょう。
全部できるようになる日は、永遠に来ません 。
私は貿易商です。
過去20カ国以上 と取引して、 12年間 生き残っています。
英語は中学レベルもあやしい。
中国語もしゃべれない。
日本語しか使えません 。
それでも困っていない。
なぜか。
できないことを埋めなかったから です。
今日は、その話をします。
英語の話に見えて、実はAIの話であり、情報発信の話であり、あなたの副業や起業に直結する話です。
覚悟して読んでください。
白湯のおかわりを淹れてきます。
🔥 第1章:「全部できる人」より「一つだけ尖った人」が勝つ──リカードの比較優位
白湯を啜ると、まだ 舌の先がピリッとする くらい熱い。
窓を少しだけ開けると、朝の冷気がすっと入ってきます。
頭が冴える。
よく言われるんです。
「コクムさん(ポス鳥は私の執筆時のペンネームで、貿易業の知り合いや、経営者の友人たちは私を名前呼びで『コクム』と呼びます。)て英語ペラペラなんでしょ?」と。
貿易商やってるんだから
英語できるんでしょ、と。
ここで「実は学生時代は落ちこぼれで、英語も勉強もまるでダメで……でもそこから這い上がりました!」と言えたら、 きれいなストーリー になるんでしょうけど。
私は嘘を言うのが好きじゃない。
はっきり言います。 成績は良かったんです 。 工業高校時代、学年で7〜8位。 機械工学とか実技系はほぼ 学年1位か2位 。 評定(5段階評価の平均)も常に4.5〜4.8。
ただし 。
英語だけは、よくて3 。 いまだに中学英語すらあやしい。
落ちこぼれから逆転した話じゃないんです。 得意なことはめちゃくちゃ得意で、ダメなことはとことんダメ 。
そういう人間が、
ダメなほうを放置して、
12年生き残った話です。
ビジネスパートナーからは「コクムさんは語学だけダメですね」とよく言われます。
隣で英語も中国語がペラペラのパートナーが「コクムさんは何ができるんですか」とか煽ってくる。(じゃれているだけです。)
ふざけんなよと思いながら、でも事実だから否定もできない。
で、私はどうするか。 日本語で返す んです。 相手が英語で話しかけてこようが、中国語で話しかけてこようが、 日本語で返す 。
「まあ、日本人だからね、私。」と。
「ほんと、語学だけは苦手ですよね、コクムさん。」
と苦笑いされながら仕事をする。そんな感じの日々です。
もう周りからは 「そういう人」 だと認識されている。 開き直りじゃないんです。 それで12年回ってきた という事実がある。
じゃあなんで、そんな人間が20カ国以上と取引して 12年間生き残れている のか。
答えを先に言います。
困ってないからです。
ここで、ちょっと200年前まで遡らせてください。
⚡ 200年前のイギリス人が証明した「得意なことだけやれ」
1817年、デヴィッド・リカードという経済学者が 比較優位 という理論を提唱しました。
(※リカードはイギリスの経済学者。経済学の父と言われる、アダム・スミスと並ぶ古典経済学の巨人です。)
あなたの冷蔵庫で例えるとこうなります。
あなたのお隣さんは、料理もうまいし、掃除もうまい。
あなたは掃除は普通だけど、 料理は壊滅的 。
じゃあ、あなたはお隣さんに勝てないのか。
……リカードは、この条件で「勝てる」と言ったんです。
お隣さんが全部自分でやると、 一番得意な料理に使うべき時間 が掃除に食われる。
だったらお隣さんは料理に集中して、掃除はあなたに任せたほうがいい。
あなたも掃除に全力を注げば、お隣さんの家はピカピカになる。
お互いが「まだマシなほう」に集中すれば、両方得をする。
これが比較優位です。
図解するとこんな感じです。

もう少し身近に言い換えましょう。
あなたが 町のパン屋さん だったとします。
パンを焼くのは天才的にうまい。
でも経理もやる、SNS運用もやる、配達もやる、英語も勉強する。
全部やったらどうなるか。
パンを焼く時間が減る 。
結果、あなたの一番の武器が鈍る。
……どうですか、この構造。
あなたの仕事に置き換えて考えてみてください。
リカードの原著では、イギリスとポルトガルの布とワインの例が使われています。
ポルトガルはワインも布もイギリスより上手く作れる。(と言っている例です。イギリスの方、すみません。)
全部できる国 です。
でもリカードは言った。
ポルトガルが全部自分でやるより、ワインだけ集中して、布はイギリスに任せたほうが、
両方の国が豊かになる 。
なぜか。
全部やろうとすると、一番得意なことに使うべき時間が削られるから 。
私も同じです。英語ができない。
でも 商品知識、仕入れルートの構築、現地業者との交渉設計、市場の目利き 。
これらは12年かけて磨いてきました。
英語を勉強する時間を省いたから、この「比較優位」をもっと伸ばしたほうが結果的に良くなった。
実際そうしてきました。
英語ができる人は言っちゃ悪いのですが、世の中に山ほどいます。
まして「日本人じゃなくて良い」のですから。ネイティブな方は海外行けばごまんといます。
でも「この商品がこの市場でいくらで売れるか」を 肌感覚で判断できる人 は少ない。
全部できる必要はない。得意なことに集中して、残りは任せる 。
リカードが200年前に証明したことを、私は貿易の現場で体感的にやっているとも言えますね。
この時代、AI、プログラミング、動画編集、SNS運用、英語、投資。
覚えるべきことが 無限に増えています 。
全部まんべんなくやるのは、時間的・物理的に不可能です。
あなたの 24時間 は、お隣さんの24時間と同じ長さしかない。
その24時間をどこに集中させるかで、勝負が決まる。
今日の話はここからです。
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ここまでで、2つの武器を手に入れました。
「全部できなくても、得意なことに集中すれば勝てる」(リカードの比較優位)
「弱みを仕組みで補えば、むしろスケールできる」(頼る戦略)
ここから先は、この考え方をAI時代に実装するとどうなるか——そして、間違った実装をするとどう壊れるかの話です。
🧭 こんな人におすすめ
・副業や起業を始めたいが 「全部できるようになってから」 と思って動けない人に、200年前の経済学者が出した答えを渡します
・AIツールで効率化したはずなのに 逆に忙しくなっている 人に、UCバークレーの8ヶ月調査の結果を見せます
・プログラミングもAIも英語も全部やろうとして パンクしかけている 人に、「捨てていい」の科学的根拠を渡します
🗺️ この先の内容
・第3章:UCバークレーの研究が暴いた 「AIが仕事を減らすどころか増やす」 メカニズム。ワークロード・クリープと6ヶ月目の燃え尽き
・BCGが名付けた 「AIブレイン・フライ(AI脳の焦げつき)」 ——AIの出力を監視する認知コストの実態
・「中身なきAI活用はただの時限爆弾」—— 比較優位なしにツールだけ使っても壊れる 構造の解剖
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