丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)『快楽としてのミステリー(ちくま文庫)』 筑摩書房 2012.11

丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『快楽としてのミステリー(ちくま文庫)』
カバーデザイン 和田誠
三浦雅士「解説 文学と恋愛する方法」p.452-460
筑摩書房 2012年11月刊 480ページ
福岡市総合図書館蔵書
2013年2月28日読了
2021年3月17日購入 アマゾン中古 351円
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『近代文学』1953年3月号に発表した
「エンターテインメントとは何か グレアム・グリーン」
から、
『毎日新聞』2011年7月17日掲載の
「ヒーローとその恋人 大沢在昌『絆回廊 新宿鮫X』」
までの、
鼎談・エッセイ・書評・文学論など64篇。
文庫本オリジナルな何とも楽しいミステリ論集。
既刊22冊からの再録と単行本未収録の11篇で構成。
『エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン』1961年10月号~63年6月号に連載された「マイ・スィン」が、本書では歴史的仮名遣いに改めてあります。著者生前の意向だったのでしょう。
丸谷才一を読み慣れると、歴史的仮名遣いがまったく気にならなくなります。
Ⅰ ハヤカワ・ポケット・ミステリは遊びの文化
鼎談・丸谷才一×向井敏×瀬戸川猛資
『東京人』18号 1989年新春
『丸谷才一と16人の東京ジャーナリズム大批判』青土社 1989.10
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Ⅱ 深夜の散歩 マイ・スィン
https://www.amazon.co.jp/dp/4488478123
クリスマス・ストーリーについて
『エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン』1961年10月号
すれっからしの読者のために
『エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン』1961年11月号
長い長い物語について
『エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン』1962年1月号
サガンの従兄弟
『エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン』1962年3月号
冒険小説について
『エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン』1962年4月号
手紙
『エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン』1962年5月号
ダブル・ベッドで読む本
『エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン』1962年6月号
犯罪小説について
『エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン』1962年7月号
フィリップ・マーロウという男
『エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン』1962年8月号
美女でないこと
『エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン』1962年10月号
ケインとカミュと女について
『エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン』1962年11月号
男の読物について
『エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン』1962年12月号
ある序文の余白に
『エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン』1963年2月号
タブーについて
『エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン』1963年5月号
新語ぎらい
『エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン』1963年6月号
『決定版 深夜の散歩 ミステリの愉しみ』講談社 1978年6月刊
初出・現代仮名遣いを歴史的仮名遣い二訂正して収録
[「マイ・スィン」各篇で取り上げている作家・作品は ↓ を、どうぞ]
https://note.com/fe1955/n/n26e000989c48
高校生(1970-73)だった私にロサンゼルスの私立探偵、フィリップ・マーロウの存在を教えてくれたのは2012年10月に亡くなられた丸谷才一さんでした。
「マーロウは、「あなたのようにしつかりした男がどうしてそんなに優しくなれるの?」と女に訊ねられたとき、かう答える。
「しつかりしていなかつたら、生きていられない。優しくなれなかつたら、生きている資格がない」」
p.107「フィリップ・マーロウという男」
Ⅲ 女のミステリー
酔つぱらひとアメリカ
クレイグ・ライス『素晴らしき犯罪』小泉喜美子訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
『CLASSY』1996年10月号
ヨーロッパへゆく
パトリシア・ハイスミス『太陽がいっぱい』佐宗鈴夫訳 河出文庫
『CLASSY』1996年11月号
『女の小説』光文社 1998年1月刊
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https://www.amazon.co.jp/dp/4334731996
https://www.amazon.co.jp/dp/4150715556
https://www.amazon.co.jp/dp/4309464270
Ⅳ ミステリーの愉しみ ホームズから007、マーロウまで
終り方が大切
エリック・アンブラー『影の軍隊』(邦訳名「影の軍団」)池央耿訳『世界スパイ小説傑作選 1』丸谷才一編 講談社文庫
『小説現代』1976年2月号
『低空飛行』新潮社 1977年5月刊
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J8UB3O
https://www.amazon.co.jp/dp/4101169047
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J8NA2I
角川映画とチャンドラーの奇妙な関係
レイモンド・チャンドラー『プレイバック』清水俊二訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
『週刊朝日』1978年10月20日号
『遊び時間 2』大和書房 1980年2月刊
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J8A2H4
https://www.amazon.co.jp/dp/4122010403
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「話は二十年近く前にさかのぼるが、当時わたしは早川書房から出てゐた「エラリー・クインズ・ミステリ・マガジン」(略称EQMM)といふ雑誌で、毎号、新刊の翻訳探偵小説を一つ取上げて論じてゐた。その文章のなかで、あるときチャンドラーの『プレイバック』(清水俊二訳)を、「EQMM」編集長、小泉太郎にすすめられて取上げ、私立探偵マーロウについてかう書いたのである。
マーロウは、「あなたのようにしつかりした男がどうしてそんなに優しくなれるの?」と女に訊ねられたとき、かう答える。「しつかりしていなかったら、生きていられない。優しくなれなかつたら、生きている資格がない」
念のため断つておくが、当時はチャンドラー論なんてアメリカにもなかつたし、従つてその手のものをわたしは参考にしてゐない。全部、自分で考へたのである。このマーロウの台詞も、わたしが名せりふだと指摘する前は別に大向うをうならせてはゐなかつたもので、つまり誰も注目してゐなかつた。
が、わたしのこの文章によつて、マーロウのこの台詞はたちまち名声を確立した。まづ「EQMM」編集長、小泉太郎がこの文句にすつかりいかれてしまひ、その結果(ここのところがちよつと飛躍してるけれど)早川書房をやめてハードボイルド専門の探偵小説作家、生島治郎になり、そしてハードボイルドとは何かといふむづかしいことを論ずるたびに、何度も何度もこれを引用した。
さらに、当時はまだ彼の奥さんであつた女流探偵小説作家、小泉喜美子もまた(夫唱婦随だつたのか、婦唱夫随だつたのか知らないけれど)この引用句を熱愛し、探偵小説論、男性論、女性論、恋愛論、人生論と何を論ずるに当つてもこのマーロウの台詞を引き合ひに出した。
片やわが国ハードボイルドの代表者である美男、片や女流探偵小説家中、屈指の美女にしてかつ才媛。この二人の影響力はすごかつたね。なるほどイカす、と感心して、いろんな人々がこれを引用した。
"If I wasn't hard, I wouldn't be alive. If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive."
「やさしくなければ」と角川映画的に訳したのでは、「ハード」から「ジェントル」への時に応じての変化といふ一番大事なものが落ちてしまふ。
ここはやはり「優しくなれなかつたら、生きている資格がない」
と清水俊二ふうに訳すのが正しいのだ。」
p.185「角川映画とチャンドラーの奇妙な関係」
なぜ探偵小説を読むのだらう?
丸谷才一編『探偵たちよ スパイたちよ」集英社 1981年10月刊 序文
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https://www.amazon.co.jp/dp/4167138085
小説作法
イアン・フレミング「スリラー小説作法」
『007号/ベルリン脱出』井上一夫訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
『オール讀物』1982年5月号
『好きな背広』文藝春秋 1983年8月刊
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https://www.amazon.co.jp/dp/4167138069
https://www.amazon.co.jp/dp/4150009562
「池波正太郎さんの小説に
うまさうな食べものが出て来るのは、
ひよつとすると、
[イアン・]フレミング
[Ian Fleming 1908.5.28-1964.8.12]
の影響ではないか。
フレミングの007ものはきつと読んでゐるにちがひないから、
知らず知らずのうちに影響を受けたといふのは、
充分にあり得ることではないか。
007ものの翻訳が出だしたのは昭和三十年代のはじめで、
池波さんの作品中、食べものがいちばん多く出て来る
『鬼平犯科帳』の連載がはじまつたのは昭和四十三年だから、
摂取する時間はたつぷりあつたはずである。
あんなにしょつちゆう食べもののことに言及する作風は、
池波さん以前の時代小説にはなかつた。」
「第二次大戦後、食べものがやうやく豊かになつたとき、
戦中戦後の食糧不足を存分に体験した
二つの国(イギリスもかなりひどかつたらしい)の
代表的な作家二人が、食べものを小説に書くのは
大事なことだとといふ秘訣を発見した、
といふことかもしれない。」
「池波さんはあの飢えた一時期を体験したせいで、
人生における食べものの意味を意識化することができ、
さらにそのせいで小説作法上の一大発見をしたのではないか、
そしてフレミングもまた、とわたしは考へたいのである。
違つてゐたら、ごめんなさい。」p.195「小説作法」
ホームズ学の諸問題
『小説現代』1986年5月号
『犬だって散歩する』講談社 1986年9月刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4062028379
https://www.amazon.co.jp/dp/4061845241
名探偵パーティ
ピーター・ラヴゼイ『殿下と騎手』山本弥生訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
『オール讀物』1989年4月号
『猫だつて夢を見る』文藝春秋 1989年10月刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4163437304
https://www.amazon.co.jp/dp/4167138107
https://www.amazon.co.jp/dp/4150747059
探偵小説の諸問題
『夕刊フジ』1992年11月28日
『軽いつづら』新潮社 1993年8月刊
「十五年ほど前、何かのせいで、早川書房からガードナーものの旧刊が二十冊ばかり送つて来て、手に取つてみるとどれもこれも覚えていない。不思議だなあ、ペリー・メイスンは全部読んだはずなのに、と思ひながら寝床に持ち込んで読む。記憶がない。さきへ進む、記憶はないがじつにおもしろい。そして最後に近くなると、前に読んだ! とはつきり思ひ出すのだつた。それを二十回くりかへしました。
…
[ジェフリー・アーチャー『百万ドルをとり返せ!』を]一読して大いに感心した。そこで息子をつかまへて読後感を語り、絶賛してから、一つ、二つ瑕瑾を指摘すると、黙つて聞いてゐた息子がポツリとつぶやいた。「十年前と同じこと言つてる」」
p.229「探偵小説の諸問題」『夕刊フジ』1992.11.28
https://www.amazon.co.jp/dp/4103206063
https://www.amazon.co.jp/dp/410116908X
https://www.amazon.co.jp/dp/4102161015
イアン・フレミングと女たち
『オール讀物』1994年1月号
『青い雨傘』文藝春秋社 1995年3月刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4163499709
https://www.amazon.co.jp/dp/4167138131
ハムレット王と孝明天皇
ディック・フランシス『横断』
『オール讀物』1994年1月号
『青い雨傘』文藝春秋社 1995年3月刊https://www.amazon.co.jp/dp/4163499709
https://www.amazon.co.jp/dp/4152076720
https://www.amazon.co.jp/dp/4150707278
雁を聞いて眠る
ローリー・リン・ドラモンド『あなたに不利な証拠として』
『ミステリ・マガジン』2006年7月号
『蝶々は誰からの手紙』マガジンハウス 2008年3月刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4838717687
https://www.amazon.co.jp/dp/4150017832
https://www.amazon.co.jp/dp/415177601X
Ⅴ ミステリー書評29選
探偵小説に逆らつて
ロバート・L.フィッシュ『懐しい殺人』菊池光訳
日本リーダーズダイジェスト社 1972
ハヤカワ・ミステリ文庫 1977.10
『週刊朝日』1972年8月11日号
『遊び時間』大和書房 1976年12月刊
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J97ZJG
https://www.amazon.co.jp/dp/4122008689
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J8U2D8
彼女はなぜ殺されたか
ミュリエル・スパーク『運転席』
深町真理子訳 早川書房
『週刊朝日』1972年11月3日号
単行本未収録
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J95E1M
イギリス文学の戦後大衆小説のあの手この手
フレデリック・フォーサイス『ジャッカルの日』
篠原慎訳 角川文庫
『週刊朝日』1973年9月21日号
『快楽としての読書 日本篇(ちくま文庫)』筑摩書房 2012年4月刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4480429344
https://www.amazon.co.jp/dp/4042537014
三作目は失敗作?
フレデリック・フォーサイス『戦争の犬たち』篠原慎訳 角川文庫
『週刊朝日』1975年2月21日号
単行本未収録
https://www.amazon.co.jp/dp/4042537030
もう一人の大統領
フレデリック・フォーサイス『ネゴシエイター 上下』篠原慎訳 角川書店 『週刊朝日』1989年6月23日号
『木星とシャーベット』マガジンハウス 1995年4月刊
「フォーサイスの描くこの人物はどうも観念的で、生気が乏しい。積極的な行動を描くのが得意で、ところがコーマック大統領はひたすら耐へ忍ばなければならないためか。などと文句は言ふものの、わたしは二晩も、明け方近くまで読みつづけた。トルストイやプルーストでは、とてもかうはゆかない。」p.280
https://www.amazon.co.jp/dp/4838706103
https://www.amazon.co.jp/dp/4042537111
https://www.amazon.co.jp/dp/4047911801
男には書けない本
P.D.ジェイムズ『女には向かない職業』小泉喜美子訳 早川書房
『週刊朝日』1975年2月28日号
『遊び時間 3』大和書房 1984年11月刊
改題・文庫化『ウナギと山芋(中公文庫』中央公論社 1995年5月刊
『快楽としての読書 海外篇(ちくま文庫)』筑摩書房 2012年5月刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4479680241
https://www.amazon.co.jp/dp/4122023165
https://www.amazon.co.jp/dp/4480429387
https://www.amazon.co.jp/dp/4150012350
https://www.amazon.co.jp/dp/4150766010
黒と灰いろ
P.D.ジェイムズ『罪なき血』青木久恵訳 早川書房
『週刊朝日』1982年6月4日号
『遊び時間 3』大和書房 1984年11月刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4150766037
世界一の探偵
ニコラス・メイヤー『シャーロック・ホームズ氏の素敵な冒険』田中融二訳 立風書房 1975
文庫化 『シャーロック・ホームズ氏の素敵な冒険 ワトスン博士の未発表手記による 』扶桑社ミステリー 1988
『週刊朝日』1975年8月1日号
『遊び時間』大和書房 1976年12月刊
https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=377104376
https://www.amazon.co.jp/dp/4594002781
大英帝国を防衛する
富山太佳夫『シャーロック・ホームズの世紀末』青土社
『毎日新聞』1993年11月29日
『木星とシャーベット』マガジンハウス 1995年4月刊
https://www.amazon.co.jp/dp/479176837X
探偵小説の女王
アガサ・クリスティー『カーテン』中村能三訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 『週刊朝日』1975年11月28日号
単行本未収録
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J952T6
https://www.amazon.co.jp/dp/4151300333
名探偵の前史
レイモンド・チャンドラー『マーロウ最後の事件』稲葉明雄訳 晶文社
『週刊朝日』1976年1月23日号
「稲葉明雄の翻訳はなかなか優れてゐる。
平野甲賀の装釘も出色のもの。」p.297
単行本未収録
https://www.amazon.co.jp/dp/479495848X
これが文学でなくて何が文学か
レイモンド・チャンドラー
『過去ある女 プレイバック』小高信光訳 サンケイ文庫
『湖中の女』清水俊二訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
『週刊朝日』1986年7月25日号
単行本未収録
https://www.amazon.co.jp/dp/4383025072
https://www.amazon.co.jp/dp/4150704546
ハードボイルドから社交界小説へ
レイモンド・チャンドラー『ロング・グッドバイ』村上春樹訳 早川書房
『毎日新聞』2007年4月1日
『星のあひびき』集英社 2010年12月刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4087713679
https://www.amazon.co.jp/dp/408745116X
https://www.amazon.co.jp/dp/4152088001
https://www.amazon.co.jp/dp/4150704619
スパイ小説のパロディ
アントニイ・バージェス『戦慄』飛田茂雄訳 早川書房
『週刊朝日』1978年4月15日号
『快楽としての読書 海外篇(ちくま文庫)』筑摩書房 2012年5月刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4152002069
愛と憐れみ
グレアム・グリーン『ヒューマン・ファクタ-』宇野利泰訳 早川書房
『週刊朝日』1979年8月24日号
『遊び時間 3』大和書房 1984年11月刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4150403422
ブラック・ユーモアの作家
グレアム・グリーン『ジュネーヴのドクター・フィッシャー あるいは爆弾パーティ』宇野利泰訳 ハヤカワ文庫NV
『週刊朝日』1981年6月12日号
単行本未収録
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J7YQYK
https://www.amazon.co.jp/dp/4150403481
新しいアメリカ型探偵小説
ドナルド・A・スタンウッド『エヴァ・ライカーの記憶』高見浩訳 文春文庫
『週刊朝日』1979年10月12日号
単行本未収録
https://www.amazon.co.jp/dp/4167275031
https://www.amazon.co.jp/dp/4488276040
二人の探偵の腕くらべ
ライオネル・デヴィッドソン『チェルシー連続殺人事件』海老根宏訳 集英社文庫
『週刊朝日』1979年11月30日号
単行本未収録
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J7I240
自己の探求
P.モディアノ『暗いブティック通り』平岡篤頼訳 講談社
『週刊朝日』1980年1月11日号
『遊び時間 3』大和書房 1984年11月刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4560027250
新しいジョン・バカン
ケン・フォレット『針の眼』
鷺村達也訳 ハヤカワ文庫NV
戸田裕之訳 創元推理文庫
『トリプル』一ノ瀬直二訳 集英社文庫
『週刊朝日』1981年2月13日号
https://www.amazon.co.jp/dp/4152074345
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J7EK96
https://www.amazon.co.jp/dp/448812903X
https://www.amazon.co.jp/dp/4087600734
イギリス風俗の研究
ピーター・ディキンスン『キングとジョーカー』斎藤数衛訳 扶桑社ミステリー
『週刊朝日』1981年8月28日号
https://www.amazon.co.jp/dp/4594052592
キユラソー島の思ひ出
ウェテリンク『オカルト趣味の娼婦』池央耿訳 東京創元社
『ブック・ガイド・ブック・1982』河出書房新社1982年3月
『遊び時間 3』大和書房 1984年11月刊
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J7YJRY
美女と野獣と赤毛
マーティン・クルーズ・スミス『ゴーリキー・パーク』中野圭二訳 早川書房]
『週刊朝日』1982年9月17日号
『遊び時間 3』大和書房 1984年11月刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4152075252
https://www.amazon.co.jp/dp/4150411824
https://www.amazon.co.jp/dp/4150406022
アガサ・クリスチーに逆らつて
ルース・レンデル『ロウフィールド館の惨劇』小尾芙佐訳 角川文庫
『週刊朝日』1984年1月18日号
『山といへば川』マガジンハウス 1991年12月刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4838702272
https://www.amazon.co.jp/dp/4042541054
探偵と地母神
バルガス=リョサ『誰がパロミノ・モレーロを殺したか』鼓直訳 現代企画室
『週刊朝日』1992年10月23日号
『木星とシャーベット』マガジンハウス 1995年4月刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4773892110
ロマン派の名残りのもの
ジャック・ヒギンズ『密約の地』黒原敏行訳 早川書房
『いろんな色のインクで』マガジンハウス 2005年10月刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4838713916
まるで上手な綾とりのやう
デーヴィッド・グーディス『狼は天使の匂い』
真崎義博訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
『毎日新聞』2003年8月3日
『蝶々は誰からの手紙』マガジンハウス 2008年3月刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4150017352
謎ときの報酬として約束されたもの
スティーグ・ラーソン『ミレニアム 1 ドラゴン・タトゥーの女』上下
ヘレンハルメ美穂・岩澤雅利訳 早川書房
『毎日新聞』2009年2月1日
『星のあひびき』集英社 2010年12月刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4151792511
https://www.amazon.co.jp/dp/415179252X
ヒーローとその恋人
大沢在昌『絆回廊 新宿鮫X』光文社
『毎日新聞』2011年7月17日
単行本未収録
https://www.amazon.co.jp//dp/4334927580
https://www.amazon.co.jp/dp/4334768245
Ⅵ 文学、そしてミステリー
エンターテインメントとは何か グレアム・グリーン
『近代文学』1953年3月号
『梨のつぶて 文芸評論集』晶文社 1966年10月刊
ブラウン神父の周辺
『世界推理名作選 ブラウン神父物語』中央公論社 1962年10月
『梨のつぶて 文芸評論集』晶文社 1966年10月刊
https://www.amazon.co.jp/dp/B000JAK70E
二次的文学
『ミステリ・マガジン』1976年8月号
『低空飛行』新潮社 1977.5
「文学は伝統によって成立する。『古今集』と『長恨歌』がなければ『源氏物語』はあり得ず、その『源氏物語』がなければ『新古今集』はなく、さらにその『新古今集』がなければ芭蕉はあり得ない。」p.384
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J8UB3O
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J88B3Q
茨の冠 「イエス伝説話」と探偵小説
『新潮』1979年2月号、3月号「ゆがんだ林檎」
『鳥の歌』福武書店 1987年8月刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4828822356
https://www.amazon.co.jp/dp/4828831525
幾時代かがありまして
ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』東京創元社
『Switch』1990年9月号
『木星とシャーベット』マガジンハウス 1995年4月刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4488013511
https://www.amazon.co.jp/dp/448801352X
父と子 松本清張
『松本清張全集』第9巻 文藝春秋 1971年12月 解説
『星めがね』集英社 1975年10月刊
https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=421828136
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J97TTM
ある裁判小説の読後に 大岡昇平『事件』
『新潮』1978年8月号「ゆがんだ林檎」
『鳥の歌』福武書店 1987年8月刊
三浦雅士「解説 文学と恋愛する方法」p.452-460
「小説家というか批評家というかエッセイストというか、とにかく丸谷才一を理解するには、彼のミステリー論から入るのが一番いいのではないか、というのが、こんなふうにまとまった『快楽としてのミステリー』を通読しての第一の感想。じつに面白い。面白くて、奥が深い。まったく、文学の醍醐味ってこれだよな、と思わせる。」p.452

レイモンド・チャンドラー(Raymond Chandler 1888.7.23-1959.3.26)
が猫好きだったのはファンの間ではよく知られているようで、
エリオット・グールド(Elliott Gould 1938.8.29- )が
フィリップ・マーロウを演じた、
映画『ロング・グッドバイ』1973
監督 ロバート・アルトマン(Robert Altman 1925.2.20-2006.11.20)
https://www.allcinema.net/cinema/25868
には、原作に出てこない猫が登場してチャンドラー読者な観客を楽しませてくれました。私立探偵が猫を飼っているという脚色(脚本 リー・ブラケット)なのです。
リー・ブラケット(Leigh Brackett 1915.12.7-1978.3.18)
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=7402
https://ja.wikipedia.org/wiki/リイ・ブラケット
https://en.wikipedia.org/wiki/Leigh_Brackett
は『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』1980 の脚本家ですけど、
チャンドラーの長篇第一作
『大いなる眠り』1939 の映画化
『三つ数えろ』The Big Sleep (1946)
監督 ハワード・ホークス
主演 ハンフリー・ボガート ローレン・バコール
が、脚本家としての最初の作品でした。
https://www.allcinema.net/cinema/22849
読書メーター 丸谷才一の本棚(登録冊数175冊 刊行年月順)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091201

ミステリの本棚(登録冊数355冊 著者名五十音順)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091193

映画の本棚(登録冊数177冊 著者名五十音順)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091199

https://note.com/fe1955/n/nf236daad7399
福永武彦・中村真一郎・丸谷才一
『決定版 深夜の散歩 ミステリの愉しみ』講談社 1978.6
https://note.com/fe1955/n/n26e000989c48
福永武彦・中村真一郎・丸谷才一
『深夜の散歩 ミステリの愉しみ(創元推理文庫)』東京創元社 2019.10
https://note.com/fe1955/n/n60bf9583961a
Robert B. Parker (1932.9.17-2010.1.18)
ロバート・B・パーカー
『ゴッドウルフの行方』菊池光訳 早川書房 1984.10
『誘拐』飯島永昭訳 立風書房 1980.10
『誘拐』菊池光訳 早川書房 1989.2
『失投』飯島永昭訳 立風書房 1977.3
『失投』菊池光訳 早川書房 1985.10
https://note.com/fe1955/n/n6ed20bab5a3b
Robert B. Parker (1932.9.17-2010.1.18)
ロバート・B・パーカー
『約束の地』菊池光訳 早川書房 1978.8
『ユダの山羊』菊池光訳 早川書房 1979.9
『レイチェル・ウォレスを捜せ』菊池光訳 早川書房 1981.12
『初秋』菊池光訳 早川書房 1982.9
https://note.com/fe1955/n/na6b78450f7c1
Dick Francis (1920.10.31-2010.2.14)
ディック・フランシス
『度胸 (ハヤカワ・ミステリ文庫)』菊池光訳 早川書房 1976.7
『大穴 (ハヤカワ・ミステリ文庫)』菊池光訳 早川書房 1976.4
『飛越 (ハヤカワ・ミステリ文庫)』菊池光訳 早川書房 1976.9
山本一生
「D・フランシスの究極のミステリー」
『書斎の競馬学 』平凡社新書 2008.12
https://note.com/fe1955/n/n704a9c240bcb
Dick Francis (1920.10.31-2010.2.14)
ディック・フランシス
『横断 (ハヤカワ・ノヴェルズ)』
菊池光訳 早川書房 1989.11
Conan Doyle (1859.5.22-1930.7.7)
コナン・ドイル
『回想のシャーロック・ホームズ 新訳版(創元推理文庫)』
深町眞理子訳 東京創元社 2010.7
小池滋先生(1931.7.15- )
小野二郎(1929.8.18-1982.4.26)
