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みんな違う、だからいい。 亀戸天神で「好き」をスマホに収める撮影会&シェア会

おーつーさん主催の「亀戸天神で『好き』をスマホに収める撮影会&シェア会」で、講師を務めてまいりました。

空、建物、植物、看板など、わたしたちは日々いろいろなものに囲まれて暮らしています。
その中には、自然と目が向くものもあれば、まったく視界に入らないものもありますよね。

撮影とは、自分でアンテナを立てて、世界の一部を切り取ること。

今回は、「好き」という視点で撮りながら「自分の感覚を観察してみる」ということをテーマにしました。

構図や加工などのテクニックももちろん面白いけれど、それ以上に「自分が何に反応するのか」を大事にしたかったんです。

なので、細かい撮影指導は最小限にして、それぞれのペースで自由に歩きながら撮影していただきました。

香取神社からスタート

亀戸駅から歩いて10分ほどの距離にある香取神社。
手前の参道は昭和30年代をイメージした商店街「亀戸香取勝運商店街」になっています。

「自由に撮ってみましょう」の声かけとともに撮影スタート。

最初は「何を撮ればいいんだろう?」という空気も少し流れていましたが、歩きながら少しずつ、それぞれの「気になるもの」に意識が向き始めます。

看板建築は2010年代に復元されたそうな

この「自分のペースを掴む感覚」は、実際に歩いて撮ってみることで少しずつ見えてくるもの。

みなさん、獲物を狙う野生動物のようによーーーく観察していました。

路地に入ってみたり、看板の表と裏を見比べたり、空を見上げたり。
約200メートルの商店街を、20分近くかけて移動しました。

普段は通り過ぎてしまうような脇道にも被写体が
のどかな神社

亀戸天神に移動

香取神社から歩いて10分ほど。
本日のメイン撮影スポット、亀戸天神へ。

扉の梅模様にキュン

境内では、あえてバラバラに撮影していただきました。

講師がずっと横についていると、どうしても「正解」を探したくなってしまうんですよね。
でも今回は「上手く撮ること」よりも「自分は何に反応するんだろう?」が優先。

ひとりで歩いていると、不思議と自分の感覚に集中しやすくなります。

太陽さんさん
船橋屋本店

作例

以下、今日わたしが撮影した写真です

商店の外壁
影のパックリ具合が「before / after」みたい
南フランスにありそうなストライプのサンシェード
舞台でスポットライトを浴びる葉っぱ
「台北で撮りました」って言われても違和感ない
階段の片方に整列する植木鉢に住人の美意識が
古代ギリシャ時代からヨーロッパの建築装飾に用いられている植物「アカンサス」。
ここにもいた!
「樹々は明るい滴りを落としていた」feat. 三島由紀夫『仮面の告白』
って、こういう様子のこと?
そこはかとなく漂うホラー味
色も形もまとまってないんだけど、妙に気持ちいい
水面のモワモワと、箱の直線のコントラスト
石灯籠のなかからコンニチハ
幸運を招く鳥とされる木彫りの鳥・「うそ」
ウイリアムエグルストンの写真集『William Eggleston's Guide』の表紙が脳裏にあったとみた

↓動画をvlog風にまとめてみました。

同じ景色を見ても、「好き」は人それぞれ

撮影後のシェア会では、撮影中に感じたことや、「好き」と感じて撮った写真についてお話していただきました。

フォントに惹かれた人。
レトロな看板に反応した人。
草花や光に目を奪われた人。
影や壁の質感を撮っていた人。
画面のどこかに「線」を入れて撮っていた人。

同じ場所を歩いていたのに、見ていたものが違う。

わたし自身が気づかなかったものを撮っている方もいて、「そんな見方があるんだ」と、ハッとさせられる場面もたくさんありました。写真には、その人の視点や感覚が自然と出るなあ。

撮影と共有の時間を通して「自分は何に反応するんだろう?」を、深く観察できていたら嬉しいです。

次回もみなさまと「好き」を切り取る時間をご一緒できますように。

ご参加いただいたみなさま、主催してくださったおーつーさん、どうもありがとうございました!!

おーつーさん、ご参加のみなさまのレポートや作品もご覧くださいませ〜!


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