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【インタビュー】新R25 相手に寄り添う話の聞き方/質問力


テレビ朝日アナウンサー平石直之さんのお仕事が刺さりすぎてるヲタ目線の記録です✍️🤗

いくつかインタビューを中心に、何を思ってどんなお仕事をされているのか、超個人的刺さりポイントや発見を交えて残しています↓↓↓


今回はこちら!!新R25キタ━(゚∀゚)━!↓↓↓
2025年7月3日公開


新R25といえば、超ファシリテーション力出版のきっかけとなったインタビューをした、まさに「ファシリ力」を授けた原点みたいな存在。

今回は「質問力」「相手に寄り添う話の聞き方」です。ファシリテーションとも切り離せない内容ですが、ここに特化しているインタビューは他になく、質問の仕方や話の聞き方がとんでもなく深掘り&言語化されています。あまりの解像度の高さと学びの多さに衝撃!“質問力=テクニック以上に関係性の作り方”だと分かる内容でした。まずは超個人的ハイライトです。(間違った解釈があるかもしれませんが個人の感想です)

一つの話を広げるには ※一番驚いたところ!
同じことを何度も聞く。相手によって、聞き方によって、雰囲気によって、前段によって、答えは著しく変わる。同じようなことを言っていても違う内容とか、気持ちが変わるとか、深掘りされるうちにさっき答えた内容と違う答えになることはよくある。同じことを違う聞き方をされると同じことを聞かれていると気づかないことも含めて、揺さぶりをかけるのは非常に重要な要素。/
平石さんの質問で深掘りされる理由や、平石さんの質問を交わせない理由がここに詰まっていた😱😱 「話がうまい」などという次元を飛び越えた、人間観察と人の心理をついた仕事人だった!私は相手の答えが変わると、「さっきの話は何だったんだ」くらいに思っていましたが、それこそが本音と建前であったり、それを質問によって引き出すことができたり、一段も二段も深い話になるという大きな発見です。どういう時に答えが変わるのかという点では「相手」「聞き方」「雰囲気」「前段」と秒で😇4点挙げられています。「同じことを違う聞き方をすると同じことを聞かれていると気づかない」は衝撃的すぎて100回くらい聞き直したかも?🤣
そしてこれはアベプラでの実践を見るとより解像度が爆上がりします。具体例を挙げると、百戦錬磨の政治家相手に炸裂している印象的な回がありました🤣🤣 聞いても答えが出てこない(はぐらかされる)時に、①ちゃんと答えてくださいと釘を刺しもう一度聞く(答えない→)  ②表現を変えて聞き直す(答えない→)  ③違う角度から当て直す(答えない→)  ④時間を置いて再度聞く(答えない→)  ⑤問い詰める形から相手に寄り添う形に変換して当て直す(答えない☺️)  というとんでもない攻防戦ʷʷʷʷʷʷʷʷʷʷ 何度も見てようやく5段構えに気づいたわけですが、もうどの回か言いたいくらい「質問力」という意味での神回がありました。私が答える側なら②か③の時点で同じ質問だと気付かずに本音が出たり真実を話している可能性が高いし、さらに④⑤みたいに時間を置かれたり寄り添われたりしたらとっくに喋ってるʷʷʷʷʷʷʷʷʷʷ これは不利な質問をはぐらかす政治家相手ver.だという補足は必要ですが、あの手この手、押したり引いたりしながら何としても相手の話を引き出そうとする中で、そのステップの踏み方には心底驚いたし大きな発見でした。そして重要なのが!この5段構えでもはぐらかされたのは「負けた」のではなく、「答えないということが視聴者も分かった」ことだと思うのです。平石さんの質問力、恐るべし😱😱

深める&横にズラす
質問力は1ショットではなく、一つ聞いたらそれを受けて二の矢三の矢を考える。それは深める形でも良いし横にズラす形でも良い。例えば質問力について自分が答えたとする、「アベプラではこうだけどグッドモーニングではどうですか?」と聞かれたら横にズラしてきたなと思う。「アベプラでも1対1の時はどうですか?」と来れば深めてきたとなる。/
実は先ほどの「一つの話を広げるには」と同じパートですが、二の矢三の矢の中身を分解して話されています。「準備が9割でありながら入ったらいったん捨てて相手の話をすごく聞く、今話してることが全て起点になる」ともつながる内容ですし、深め方を「深める」「横にズラす」と切り分けられていて、非常に参考になります。

ブレーキをかける判断軸
やや険悪だけど深い話になっていて内容が充実している場合は決裂しないギリギリのところまでがんばりたい。険悪な割に精度の低い議論になっていて内容を伴わないならさっさと止めてしまえばいい。そこはアベプラでもギリギリを見極めている。ある程度ギスギスしてるけど本音で言えば多少そうなるよねという場合もあるし、言い方が悪いなら私が間に入って言葉の言い換えをしてさらに議論を深めることもある。関係が険悪かどうかと内容が充実しているかは別軸。関係が良いか悪いかよりも目的が達成できているかどうかが重要。
平石さんの言葉で好き&刺さりランキング1位かもしれない言葉に「目的に沿っているか」というのがあります。これは正にそこの解像度が爆上がりする例だと思っています。そしてこの時インタビュアーさんは「険悪な時のブレーキのかけ方は?」という質問でした。それに対して介入する時の一言なども回答されていますが、大事なのは場の雰囲気よりも内容の充実度という主旨の補足が入ったことにより、何が一番重要なのかということを教えてくれています。枝葉の話になる前に、相手(インタビュアーさん)と見ている人(視聴者)に前提を共有&擦り合わせる、質問の前提ごと整える、この回答の仕方こそ平石さんの真骨頂で参考になりすぎると思っています。(語彙力……)

役割を演じる
役割を演じるという言葉は本でもインタビューでもおっしゃっていますが、このインタビューを聞くまでは「ファシリテーターの役割を演じる」という範囲に留まった理解をしていました。ですがこれは番組司会者や会議の進行役に限った話ではなく、「誰かといる時はすでに演じている」「職場にいる時でも家族といる時でも」「相手が心地よい状態に合わせるためにいったん自分をオフにする」、この言葉でようやく本当の意味が腹落ちした気がします。①「演じる」だけを切り取るとするなら、本当の自分ではない、本音は見せない、みたいなネガティブな解釈もありえるところを→②「ファシリテーターの役割を演じる」という言葉で「プロとしての振る舞い」と理解していた→③相手が心地良くいられるように、もっとみんなの有益のために、いったん自分をオフにする。これは本当に目が覚めましたし、言語化できていなかったけど言われてみれば何となく自分も感じていたことなんだろうと思いました。一人でいる時は「スイッチが切れた状態」と表現され、人といる時は「主体は相手。心地よい関係のため相手の思いに寄り添う」、ここを言語化してくれたことにとても感謝しています。

同じ側にいって寄り添うこと
コミュニケーションの大きな障害となることの一つは、同じ側にいるかどうか。こちら側とあちら側の関係になった瞬間相手は心を閉ざす。向こう側の人だと思われると「あなたには分かりませんよね、あちら側の人ですよね」と答える気が失せる。こちら側とあちら側の関係にならないように、寄り添って話を聞くことはすごく大事。デコボコがある関係をならして、そうは言いながらも分かり合えるところを探して、同じ側に行って、この話だったら通じるねとなって会話を合わせる状態をつくる。/
「こちら側とあちら側」……最初聞いたときは衝撃を受けたし、人間関係の本質かもしれないと気付かされた箇所です。平石さんがよく言う「寄り添う」という言葉が超言語化された瞬間で、ふとした瞬間に意図せず陥りがちな構造だからこそ意識しておきたいと思いました。

詳細   ※2025年7月時点でされたお話です


▷米久保美帆さん(新R25編集部)
▶︎平石直之さん(テレビ朝日アナウンサー)


1.良い質問とは

聞く側の目的がはっきりしていてそれに沿った答えが返ってくること。ただ1ターンではなく会話になっていく、簡単に言えばインタビュー術。合格ラインは、聞きたいことをきちんと聞けて相手も言いたいことをきちんと言えること。大成功を目指すなら、聞かれた側がモヤモヤ考えていたことを言語化できた、初めて気づいたなど、聞かれた側が「ありがとう」となること。そして言いきれた、まとめてくれた、となるのが究極の質問力で本来ここを目指したい。まさに1回目の新R25のインタビューがそれで、「自分がやってきたことはファシリテーションだ」と天野さんに気づかされた。


2.質問力を上げるコツ

相手の言いたいこととこちらの聞きたいことの擦り合わせこそ全て。ズレていることも大いにある。相手が絶対に言いたいことがあったりするので、まずは先に言わせる。言い切ることができたと思えば相手の質問にも答えられる。一番言いたいことを言えないままの状態にしないことが重要。


3.関係が浅い人へのアプローチ

目的がはっきりしている場合はそれに沿った形で進めていくのが同じ方向を向いているから分かりやすいけど、そうでない場合は天気の話でもしないと持たない。そしてそういう会話が好きな人と嫌いな人がいる。雑談をするより黙っている方が好きな人もいるので見極める必要がある。良い関係を保つならこちらが寄り添うしかない。声のトーン、姿勢、スピード、全部合わせていく。うまく行けば脳も接続されて分かり合える。分かり合えるとどんどん心を開いてくれる。それに対して自分も自己開示をして相手の信頼を得る。主体は相手だと思った方がいい。相手が求めていることに対してこたえていくスタンスが最も合わせやすい技。


4.一つの話を広げるには

同じことを何度も聞いたりする。相手によって、聞き方によって、雰囲気によって、前段によって、答えが著しく変わる。同じようなことを言っていても違う内容とか、気持ちが変わるとか、深掘りされていくうちにさっき答えた内容と変わることはよくある。同じことを違う聞き方をすると同じことを聞かれていると気づかないことも含めて、揺さぶりをかけるのは非常に重要な要素。なので質問は1ターンではなく二の矢、三の矢と塊で考える。AIと違って、人間は違う話題を振られると切り替えるのが大変。一つ聞いたらそれを受けて、思ったことについて二の矢、三の矢を打つ。それは深める形でも良いし、横にズラす形でも良い。例えば質問力について答えたとする、「アベプラではこうだけどグッドモーニングではどうですか?」と聞かれたら横にズラしてきたなと思う。「アベプラでも1対1の時はどうですか?」ときたら深めてきたとなる。揺さぶりをかけながら深堀るととても答えやすい。頭の中がつながってる状態を長く保ってかたまりで聞く。1問聞いたことによって芋づる式に深まっていく。一緒に芋掘りしている感じ。人間関係はデコボコがあって、同じ職場内なら「あれよろしく」で分かるけどプライベートのことはお互い分からない。同じ職場ではなかったり、同じ職場でも違う部署だと会話も成立しない。全然違う人たちの会話でカチッとなる時間を大切にすると、分かり合えなとなる。何もかも分かり合える必要はないけどそのテーマについて、要するにどういうこと?と深めていくのが心を通わせるコツだと思う。


5.相手への合わせ方

立て続けに聞き続けない。インタビューなどでたとえ聞く側聞かれある側のポジションであっても、答えてくれたことに対してリアクションして受けとめる。片方がずっとしゃべってる状態はきつい。今の状態は配信・放送にあたるので打ち合わせの1.3倍くらいのテンション。そうしないと見てもらえないという刷り込みがあるからやってるけど、そうでない時は相手の心地よいテンションに合わせる。心地よいコミュニケーションをしたいなら、自分よりも相手に捧げるという思いの方が強い。


6.ブレーキのかけ方(グループトーク)

ファシリテーターなら引き取る。揉めてる人ではない人に話を振るとか、いったん整理をするとか、テーマを変えてしまうとかで火消しに入るのが一番手っ取り早い方法。ただ険悪にも2軸ある。関係が険悪かどうかと内容が充実しているかは別軸。やや険悪だけど深い話になっていて内容が非常に充実している場合はぎりぎりまで頑張りたい。険悪な割に精度が低い議論になっていて内容を伴わないならさっさと止めてしまえばいい。そこはアベプラでもぎりぎりを見極めている。ちょっと関係はギスギスしてるけど踏み込んだ良い話をしている時がある。その時はぎりぎりまで持たせて深いところまで行きたい。本当に決裂しそうな時に止める。その見極めはすごく大事。関係が良いか悪いかよりも目的が達成できているかどうか。ある程度ギスギスしてるけど本音で言えば多少そうなるよねということもある。言い方が悪いなら私が間に入って言葉の言い換えをしてさらに議論を深めることはある。


7.役割を演じる

仕事では役割を演じている。打ち合わせよりもモードが高いのも仕事用で、伝わってほしいという思いがなせる業でスイッチが入った自分。でも誰かといる時はすでに演じている。仕事の打ち合わせでも、職場にいる時も、家族といる時でも、全部演じている自分だと思う。相手に居心地よくいてほしい。だから疲れる。完全に一人の時だけスイッチが切れてる状態。本番が一番強めにスイッチ入ってるのは間違いないけど、職場の人でも、出演者同士でも、打ち合わせの時も、打ち合わせをしてない職場にいる時も、スタッフルームにいる時も、アナウンス部にいる時も、全部演じていると思う。だって職場にいる時やらないことあるよね。寝転がったりしないじゃないですかʷʷʷʷʷʷʷʷʷʷ お互いが心地よくいるためにはそういうものだと思う。自分がコミュニケーションを取りたいと思うなら相手が心地よい状態に合わせてあげて、いったん自分をオフにする。相手に合わせていると自分の見え方は関係ないので緊張もしない。相手が気持ちよくホームランを打てるところに特化している。人といる時は人のために捧げ、役割を演じている自分という感じ。自分がどうしたいかは後回しでまずは相手が居心地良いように、しゃべりやすいように、仕事しやすいようにする。その上で、自分の聞きたいことも聞いていいですか?というターンが待っている。


8.明日から使える質問力向上のコツ

まずは相手が言いたいことをできるだけきっちり捉えて心地良く話してもらう。その上で聞きたいことを聞く。この順番が良い関係になるコツ。人間関係にはデコボコがある。コミュニケーションをするにあたって障害になる大きな要素の一つは、同じ側にいるかどうか。こちら側とあちら側になった瞬間、相手は心を閉ざす。向こう側の人なんだと思われると「あなたには分かりませんよね、あちら側の人ですよね」と答える気が失せるので、同じ側で寄り添って話せる状態にする。こちら側とあちら側の関係にならないように寄り添って話を聞くことはすごく大事。デコボコがある関係をならして、そうは言いながらも分かり合えるところを探して、同じ側に行って、この話だったら通じるねとなるように、会話を合わせる状態をつくる。


9.聞き方に対する悩み/まとめ

相手がきちんと言えたかとか、それを見ている人たちにきちんと届けるためにという悩みは持ち続けているけど、自分に対しての悩みはない。AI相手なら良いけど自分さえ良ければいいわけではない。AI相手でもこれからの時代は質問次第。問い次第で答えが変わってくるから質問力はとても大事なスキル。人相手ならなおさら、質問でその人がどのくらい分かっているのかとか、今までの話をどのくらい理解しているのかとか、芯を食っているのかズレてるのかとか、すぐに分かってしまうから質問力は怖い。ビジネススキルの中でかなりその人が見えてしまう。特に2問目、二の矢。どのくらい分かっているのかとか、どの方向に行こうとしてるのかとかが分かるから奥が深い。ちゃんとしたインタビューをしようとすると質問リストを作ってそれをグルーピングする。その中から最初に聞く渾身の1問を作る。この1問に想いがこもるし目的も宿る。今日と明日で聞き方も変わる。時代感やタイミングは質問に表れる。聞き方、トーン、聞く順番……。1問目もだし、かたまりの中での1問目もだし、かたまりの設定の仕方などで、問題意識も透けて見えるし背景にどのくらいの理解があるのかも分かる。コミュニケーションは楽しくターンしながら会話をすればいいけど、目的がある場合は質問によってショートカットできる。例えばスマホが壊れたとする。修理に出す場合に芯を食った質問を2.3問すればどうすればいいのかがすぐ分かる。修理できるのかできないのか、その人と話して解決するのかもう少し上の人と話さないといけないのか、補償がどうなっているのか、切り分けていくと答えが早く出る。質問でショートカットをしてゴールを目指すパターンとコミュニケーションを楽しむ質問や会話は別だと思ったほうがいい。問い詰めたり偉そうにする必要はなくて、芯を食った質問ができると一気に物事が進んでいく。


10.(私の感想)

質問力というテーマでありながらずっと、相手を理解する姿勢というのを感じるインタビューでした。スキルもすごいけどそれを発揮するための前提と想いも強い!ファシリテーションと同じで、これまで感じてきたことや上手く行かなかった経験の積み上げ+聞く力、なのかなぁと思いました。

それから平石さんの話し方?の好きなところに、「整理の仕方」「切り分け方」「境界線」があります。なんとなく感覚で理解できることも理路整然、ピシーーーーっと整理される瞬間です。気持ちよすぎる🤣🤣 どうしたらそんなに思考が整理されるのか、その整理された内容を分かりやすく伝えられるのか、自分もそうなりたいし本当に知りたくて何度も見ている面もあります。

単なるファンコメだと何も言ってないのと同じであまり意味がないのかもしれないと思い、学習記録として残しています。


ぜひ動画で見てほしいです!



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