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【きっかけ②】YouTubeインタビュー

テレビ朝日アナウンサー平石直之さんに興味を持った大きなきっかけが二つあり、ひとつは前回書いた通りです。


もうひとつはYouTubeのインタビューです。サンデーLIVEとその中でたまたま目にした地震・津波の緊急対応に大きな衝撃を受けた私は、「アベプラ」「超ファシリテーション力」の情報にすぐに辿り着いたものの、アベプラは見方が分からず本も今は手元にない。

そこでYouTubeで平石さんを検索すると、インタビュー動画やアベプラ過去放送回がたくさん出てきました。

何のおすすめか分かりませんが、一番上に表示されたインタビューがこちらでした。52分ありますが一気見、雷に打たれたような衝撃を受けました⚡️⚡️⚡️⚡️⚡️😱😱😱😱😱

2022年3月4日公開


・オープニング
・3刷決定とビジネス書グランプリ受賞の感想
・読者層
・どのようなシーンでこの本を役立ててほしいか
・良いファシリテーションとは
・ファシリテーションの考え方
・ファシリテーションをしたきっかけ
・ファシリテーションは後天的に学べるものか?
・準備の大切さ
・最低限すべき準備
・要約力を身に付けるには
・ファシリテーションの失敗談
・次に繋げることの重要性
・参加者や自分自身との向き合い方
・心理的安全性
・この本を通して伝えたいこと

チャプター的にはこんな流れなのですが、アベプラを知らない私が、アベプラ内で行われている話の何にそんなに衝撃を受けたのか。

聞き手であるグロービス経営大学院の林先生(ファシリテーション&ネゴシエーションの講座も担当)の質問や引き出す力との相乗効果で素晴らしいものになっているのですが、私が衝撃を受けた理由を紐解くと2軸ありました。

林先生と平石さん



◾︎自分由来(スクロール推奨)

・1店舗ながら人をまとめる立場を、若い時にある程度の期間経験したこと

仕事における人との関わり方を模索してきたこと(上司、部下、パート、アルバイト)

・コミュニケーションは得意だと思っていたけど、チーム力向上や仕事の成果という目的に沿った違う形がある気がしていたこと

・成功失敗を繰り返しながら自分なりに考えて回数を重ねる中で、少し型ができてきていたこと

・店舗から本部に異動し会議に参加するようになったこと

・会議で感じたつらさ、不満、閉塞感、生産性の低さ、忖度

こうすれば良くなるのにという思いと現実の壁

・疑問に思っていたこと

・知りたかったこと

・価値を感じていたこと

・でも時間がなくて流れていってしまっていたこと

・これまでの繰り返しで良いのか?と思い始めていたこと

・仕事に家庭にやや疲れていて以下省略


◾︎平石さん由来

ファシリテーションという概念

・自分の疑問に対するアンサーだった

経験を積んで磨き、導き出したスキル

・スキルだけでなく、人と人をつなぐことや内容の充実度を重要視していること

自分と切り離してスキルとして活用してほしいというメッセージ

・自分の仕事内容を、目をキラキラさせて生き生きと話す姿

・仕事に対する熱量と誠実さ

・仕事に向き合う姿勢

・芯の通った言葉

・前を向かせてくれるメッセージ、表情、所作


これは正直、涙が出たし出会うべき人に出会ったとも思ったし、一過性の消費ではないと自分自身で感じ取っていました。

事実か感想かとか(ひろゆき?😇)、構造が綺麗に整理されているかとか、かなり狭い範囲にしか普段は価値を感じずらく、価値を感じても気持ちが動くことはほとんどないのに、心の底から感動、共感・共鳴して、平石さんの存在に感謝をしました。

さっきまで知らない人だったのに←

これが平石さんに興味を持った、大きな二つの原点みたいな体験です。

他にも内容が濃すぎるお宝インタビューがたくさんあります。それぞれ普遍的な内容でありながらインタビュアーによって深掘りされる箇所が違ったり、たとえば同じ「要約について」でも異なる比喩表現が出てきたり、それによって解像度が上がったり、聞いていて飽きないどころか何度でも新しい重要なポイントの発見があるので、追記していければと思います。




ここからが本題!!前談長い!

今回ご紹介した動画の個人的ハイライトを記載します。ぜひ元動画見ていただきたいです。ハイライトってよりほぼ文字起こし?

※2022年のインタビューを2023年に視聴しています。当時のご発言であり私の感想です。

再掲)


1.ファシリテーター/番組について

・議論の中身に行きがちだけど「議論の仕方や作法」があり、ビジネスに限らず人が3人以上集まる場に必要なスキル
・リーダーがやってもいいしやらなくてもいい、ムードメーカーがいるなら任せても良い
誰に任せるのか、役割は何なのかをリーダーが宣言してみんなに分かってもらう
・番組に限らず、またこの場に来たいと思わせるのは大事
・似た人が集まっても大したものは生まれない。異質な人が集まって多様な価値観を包括するのも番組コンセプトの一つ

2.心理的安全性の確保

・あとで意見を伺いますと事前に宣言する
・質問でもOKですとハードルを下げる
・第三者の意見を投入して発言しやすくする
・言いたいことを言わせつつポジティブに拾う


3.きっかけ

・スタジオの仕事以外に取材も多かった。記者会見や政府の発信も仕切りが大事。仕切りのまずさが企業イメージを損ねている場合もあり、そこは見え方だ。
もともと仕切り屋ではない自分だからこそ、この場回ってないよねとかこうしたら上手く行くよねと思っていたことを番組で実践できている


4.準備が9割  ※最重要パート

・本番での自分自身の自信。責任をもってやりますと言えますか?といったら準備以外ない。
・本番が始まったら一旦全部捨てて聞くことに集中する。無意識の中でもあの人のことここまで分かってるとする。本番では全部捨てて必死に聞くための準備
・準備通り進めるのはただの予定調和。用意してきたのを上から順に塗りつぶすのは違う。相手の言いたいことを受け止めて化学反応でいいものが生まれる。
・しっかり準備すればそれは相手にも伝わる
テーマと人、両面の準備が大事。ズレた時に戻すには論点を把握している必要がある。準備が足りない状態でそれをやると軸がズレていたりする。多くの情報を得て、色々あるけど知るべき本質はこれで間違いないよねとした上で、本番前は何度も反復して論点をたたき込む
・準備は本番までの持ち時間からの逆算。1~10まで情報があった時に結論から取りに行って10、1、3、7と取得したりする。著書があれば代表作、最新作、賛否両論あった作。YouTubeなら再生回数の多いものからなど。優先順位の高いものから潰し、取捨選択することで効率は上がっていく
・質問リストも作るし一問目は投げるけど、あとは返してきたことに対して反応する。今日の興味関心はここなんだなとか分かる。その意味でファシリテーターは受け身。それに撤するための準備。


5.聞く力/要約

・芯を外さずセンターピンを狙う。ガーターとか端っこのピンだけ倒しても仕方ない。でも何となく面白いからとかでそこに投げ続けたりする。相手が言いたいこと、自分たちが是非聞きたいこと、このすり合わせこそ大切。
・リポートでは多くの情報から極めて重要な情報を1分くらいにまとめて話す訓練は相当積んだ。一般的に言える要約のコツはキーワード。キーワードを逃さない、なければ作ってあげるくらいの気持ちで話を聞く。ポジティブポイントが拾いきれなかったら追加質問で深堀る。
ポジティブな展開にしたいという思いは大切。その姿勢は相手に伝わる。ツレない態度を取られてもこちらからは全面的に好意を寄せる。テクニックよりもそちらが先。おっしゃる通りですねというのも本当に思って言っているか。そうでないと刺さらないし相手に失礼だ。

6.失敗談

・弱いほうに寄って助けようとするとコメント欄でそれは違う、そこは寄るなと言われたりする。全体を考えて敗者を作らないように、準備してきたことも捨てて相手の話を聞き、自分の信念に従って進めるが、もしかしたら違ったかもしれないと思うことはある。
・持ち時間の中で一生懸命勉強したけど明らかに足りなかった、ズレていたと言わざるを得ない場面はある。介入しなくていいところまで介入して邪魔だと言われたりもする。こういうことは起こり得る。みなさんはそうならないためにできる限りの準備を。
・自己満ではなく見ている人ベースでズレているなら軌道修正する。単純にマジョリティに寄せるではなくて、それで良いのかということは自分なりにすごく意識している。


7.次へつなげることの大切さ

・番組のファンを1人ずつ増やしていきたい。あえて反対のスタンスを取って批判されるのは想定内。
点と点をつないで線にしていく。結論が出るならとっくに終わっている。出ないから取り上げている。言いすぎた人をケアしたり、無理に結論を出せなくても、また来てくださいと次につなげる。

8.ビジネスシーン

・意思決定にコミットすることが大切。A案とB案があるとして、間のC案があればいいけど大抵はAかBになる。決まったほうにみんなで進まないと組織として機能しない。勝手に決められたとなるよりも、意思決定にコミットした上で決まると納得感が変わる。
・組織を背負っているとより強く出ることになる。人をつなぐことを意識して、強すぎたら間に入ってワンクッションとなる。終わったら連絡を取り合えるようになる人も。連絡を取るつもりがないから、お互いの組織であんなに酷いところはないと言い合うしガンガン言うががそもそも失礼だ。パイプができたら次の時は話し方が変わる

9.熱量

・ぶつかり合うことが悪いこととは限らない。用意したことだけ言うならテキストで良い。番組だからでもあるけどエンタメ感も大切。興味深いか、その場に熱量はあるか、目が離せない心地良さがあるか、見るに値するか。
・出演者はある程度準備をしてきている。だけど言われたら言い返したりするときに本音が出る。そこを見ているし、テレビであり映像である。


10.心理的安全性と中立性

根回しは大事。ファシリテーターと個の関係もあった方がいいし、自分から好意を示す。
・ファシリテーターはフェアでありポジティブであること。右とか左とか何派とかはなし。何派とかなった時点でもう片方に心理的安全性はなく、ここでは言えないとなる。
・ファシリテーターがどこの部署とかバックグラウンドはあるけどみんなに対してフェアでポジティブか、その姿勢が見えるか。色眼鏡で見られたら駄目。


11.ファシリテーターの存在

・ファシリテーターを誰に任せるかは組織にとって重要な決断の一つ
・まずはファシリテーターの存在が大事だと認識するところから
・テクニック論に行きすぎるのはNG。表層的ではなく深い話をするために、ファシリテーターはそこへみんなを早く連れていく存在。表面的な議論に終わらせないためにはファシリテーターが深いところまで知っている必要がある


12.さいごに

・番組作りを20年以上やってきたが、番組は放送が最後。でも本は違う。手に取って届いて読んでもらって初めて意味が出る。量産するのではなく、渾身の1冊だとするならまずは届いてほしい。
・人が集まる場は人間関係の極み。もっと楽しく有意義な場になる。


13.わたしの感想🥲

振り返るだけでも胸熱な😂😂ファシリテーターの極意と相手への思い、仕事への姿勢が詰まっているインタビューです。

こんなに覗き見していいのか?本の内容全部しゃべってるのでは?🤣🤣と思うほどの出し惜しみのなさです。(平石さんのインタビューあるある?😇😇😇)

新たな発見だったところや、刺さった視点とキーワードを独断と偏見で太字にしました。

現在の平石さんと改めて比較すると、話すスピードだったり表情が少し違う雰囲気ですが、進化を続けながら何度も応じているインタビューの内容は普遍的なものだと感じます。

何度聞いたか分からない、出会いとなったインタビューを今回聞き直したところ、不思議とまた発見や感動がありました。何をどんな風に言うかまで分かっているのに繰り返し聞くのは、これがあるからだと思っています。

そしてそうなる頃には、不思議と腹落ちしていることが多いです。理解する=できる ではないですし、完全に理解したとは絶対に言えないですが、平石さんの本×インタビュー×実践 を見て、頭の中で公式で提示されている情報をつなぎ合わせているイメージです。

有益すぎる具体的な内容と考え方、仕事への姿勢、生き生きと前向きな姿を見せてもらったこのYouTube動画には、今でも感謝しています!

2022年 インタビューに答える平石さん



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