見出し画像

蕎麦食推進クラブ「さざれ石」会報  #043

 今年も残すところ、あと1ヶ月と今日含めて2日。ホント早いものです。もはや、冬の様相で朝晩はめっきり寒くなりましたね。
紅葉ももう見納めでしょうか。
一旦のピークは過ぎたようですけど、風邪やインフルエンザがまだまだ流行ってますね。
どうか、皆さん暖かくしてお過ごしされ、健康で年末年始を迎えましょうね。
さて、この会報もサボっていた訳ではないですが、気がつけば3週間ぶりとなってしまいました。

ところで、今日は、十日夜とおかんや
今年最後のお月見の夜を迎えます。
最初の記事で登場致しますが、是非、お供えものとして蕎麦でなにか一品作ってお月さんを愛でてくださいね。
それでは、どうぞごゆるりとお読みくださいませ。


2025年11月29日


企画1️⃣ 🔴お題いただきました‼️ (テーマにもとづいた記事の募集)

❒お月さまを愛でる蕎麦メニュー

🔸Shokoさん
「秋の蕎麦活~振り返りと月見メニュー~」

 ワインマイスターShokoさんが企画に合わせて投稿いただきました。
ありがた山の寒烏でござりまする。
11月2日の十三夜に合わせて投稿されています。(ごめんなさい、随分日が経ってしまいました。)
本日まさに今年最後のお月見🌕十日夜とおかんやの夜を迎えます。
是非、皆さんもお月見をお好みのおそばでお楽しみくださいね。

流石はShokoさん、月見のそばを愛でるにもまずはワインありきです。
月と言えば、イタリア語ではルナになります。
その名のついたオレンジスパークリングをご用意された。
因みに、ルナーリアは、無農薬でブドウを栽培し、月の満ち欠けとともにワインをつくっている故のネーミングであるようだ。
おー、なんと月見に相応しく、奥ゆかしいんだろう。

ルナーリア アンセストラル マルヴァジア
ペットナット 2023

そして、使用する乾麺は私の人生初のアルバイト先高尾山薬王院の冠のついた「高尾そば」。くぅ~、泣かせるじゃないですか!
これ、売ってるスーパーは偉い。
買って来たShokoさんはもっと偉い。

月見といえば団子、鴨肉を使って団子をこさえ、岩手佐々長のめんつゆ(良い物使われてます。)に焼き葱と青葱きざみを入れ、盛りそばを用意してつけそばを楽しまれました。

うまそー!

Shokoさん寸評
鴨の味が効いていながら、鶏肉と椎茸も入っていて優しい風味。
とろろ入りの蕎麦と良く合う。
ワインと合わせてみると、オレンジのような柑橘類の香り、紅茶のような風味が、鴨団子と蕎麦に柔らかく寄り添う。

秋の実りをイメージして、里芋煮、オレンジ白菜とカリフラワーのスープ煮、りんご(うさぎカット)も用意。
特に、ねっとりと滑らかな里芋は、つけ汁にも合った。
全体的に、優しく秋らしいメニューとなった。

月をモチーフにしたこんな手ぬぐいまで愛用されています。
これ欲しい人、Shokoさんにコメントして入手先教えてもらってください。

お月見企画のメニューはここまでですが、他にもgingamomさんレシピにトライされたり、私が訪れ記事にした鎌倉「こ寿々」にも出向かれて、おそばを召し上がって来られたり、とっても盛りだくさんです。
このクラブ立ち上げからの思いも籠った記事ですので、まだの方、是非お立ち寄りください。



🔷今週の会報記事

[知識編]

🔸山下座郎さん 「そばと忍者」

 蕎麦がそば切り、つまり現在の麺としての蕎麦としていつ頃から食べられたかについては、一般的には江戸時代とされていますが、本記事では、下記のように考察されています。
甲州誕生説、信州誕生説、木曾誕生説、京都誕生説、そして江戸誕生説が綴られています。
そして、江戸初期に書かれた慈性という天台宗の僧侶の日記を紐解いて、安土桃山時代から江戸初期に当たる1574年から1624年までの50年間に、甲州、信濃、木曾、江戸、大坂、尾張、大和、京と、広い範囲で、一気にそば切りが表舞台に現れたことと記しています。

ここからが推論となりますが、それより遡ること1400年代にそば切りは始まっていたのではないかと仮説を立てています。
そして、慈性の辿った足取りから天台宗の天海大僧正に会いに江戸に来たのではないか?では天海とは?と紐解いていき、身を置いていた延暦寺での精進料理には痩せた土地で採れる蕎麦はそもそも食べられていた。
それは100日間の「五穀絶ち」が示すように蕎麦が貴重な栄養源であった。

ここから先は妄想として綴られております。
ここまで読むと興味が湧いてきましたでしょう。
詳しくは下記記事をご覧いただき、是非、100円をチャリンとして頂きまして妄想部分の中身の濃い部分もお読みくださいませ。




[食レポ]

🔸雅さん
「【食レポ】オーガニックそば粉ガレットとスープのお店Cafe La Terre(山形県・プラントベース)」

 訪問先は、山形県天童市。
現地産無農薬のそば粉で作るガレットとプラントベーススープのお店Cafe La Terreです。

経営母体は、天童市にあるキノシタ設備株式会社。
こちらの社長が長く水道工事などをしている間、どんどん傷ついていく地球の姿を感じて、水と空気と光と土とを甦らせるような仕事をしていこうと決心して、自ら土を耕すことを始めたそうです。
野菜は全て自家栽培。
本業をしながらの素晴らしい取組みを実践されているのが素晴らしいですね。
頼まれたオーダーは、Aセット、プラントベースチーズガレットと具だくさんスープは、野菜たっぷりのデミグラス。

オーガニックコットンのお店「木の下商店」も併設しているそうです。

木の下商店 店内

将棋の駒の町、天童。
天童ホテルでは、将棋のタイトル戦の会場でも有名です。
お近くには天童温泉もあるので、温泉にゆったりされた後に、こちらでヘルシーな時間を過ごされるのもいいかもですね。




[おうちで楽しむ編]

🔸幸 恵香さん
「蕎麦と味噌」みそ風味のそばタコスさん

 今回もタイトルの蕎麦と味噌だけでなく、乾麺を使ってのそばパスタを3品試作されました。

まずは、みそ風味のそばタコス。

使われた蕎麦粉は、いつものスーパーさんで買われた品。
手短かに国産原料を使ったそば粉や乾麺が入手できるのは羨ましい限りです。

私が提唱する黄金比(そんな偉そうなもんではないですが)蕎麦粉75gに炭酸水200㏄でタコスに仕上げられました。
下記のように合わせ、味噌と蕎麦の相性の良さを実感されたようです。

合いびき肉(豚ひき肉でも)・にんにく、玉ねぎのみじん切り、調味料として、チリパウダー・黒こしょう・トマトペースト・塩・水 ですが、トマトの味を控えめにして、味噌を加えました。コクのあるタコスミートができました。蕎麦のトルティーヤに、タコスミートをのせ、柔らかレタスとかいわれ菜を添えて挟み、おいしく食べました。

そして、そばパスタを3品。
使用するのはこちら。

久世福商店 そばパスタ

牛肉としめじの蕎麦パスタ

鮭とほうれん草のクリームパスタ

牡蠣の味噌鍋、そば団子入り

どれも美味しそーでしょ!
詳しくはこちらをご覧くださいね。




[おうちで楽しむ編]

🔸イナの旅さん
「蕎麦の実を食べてみよう」

 会報でご紹介した卯月製麺より蕎麦の実を購入し、果敢にチャレンジしてくれました。


添付されていたレシピ集がとても良かったようですが、思案した挙句、白和えに挑戦。『蕎麦の実と甘海老の白和え』です。
これ、禁酒中のイナさんには毒にならなかったか心配です。
私なら間違いなく、日本酒の肴になっちゃいますね。


炙った蕎麦の実のカリコリ感がなんとも言えず、とても気に入ったようですが更に煎った蕎麦の実を粗挽きにして再チャレンジ。
今度は甘海老をブリにスイッチ。

蕎麦の実の美味さに気が付いたようでさらにメジャーに引き上げるには大谷選手がホームランかっ飛ばして生還した時にまくひまわりの種を蕎麦に切り替えてくれたら、生産者がウハウハになるなどとジョークだけど、これまんざらあり得ない話でもないと思った次第。
鹿児島の兜が有名になってしまったこともあったので、ね。
ただ、ひまわりはシャワーに使うだけでなく、いつも口に入れてもごもごと食べてるので、蕎麦も煎った実を製品化すれば、ひまわりみたいに殻をぺっぺぺっぺしなくていいので、一挙両得かもしれませんよ。
イナさん煎ってロスに出張願います。
これで一気に日本の蕎麦の生産量が跳ね上がりますよ。
最後に乾麺の紹介もしてくれました。
イナさん史上1、2を競う激うま品との感想です。
多分、こちらのふるさと納税品ではないでしょうか?

と思ったら、楽天で買うことができますね。
どれ、プチっとしますね。エイ!


蕎麦の実レシピはこちらに詳しく書いてあります。




🔸gingamomさん
妄想「そば粉カフェ」11~🔹
本日のセットメニュー ✧空飛ぶヤコブさん ✧そばの実ライスetc ラ・フランスと発酵あんこのガレット 🔹そば粉で作るイヴズプディング

 妄想そば粉カフェも11回目を迎えました。
次回は1st anniversaryですね。我がクラブ発足以来、まるっと1年いつも山盛りで華やかに彩ってくれました。(もう1回ありますけどね。)

さて、今回のウェルカムドリンクは、フィンランドの紅葉を意味するRuskaというブランドのコーヒーカップです。
秋に相応しい、なんとも和も少し感じる趣きですね。

本日のセットメニュー

中央:空飛ぶヤコブさん
右上:そば粉で作る〜かぶのポタージュ
左上:洋梨とバルサミコ酢、蜂蜜、わさびのソースのサラダ

いつもながら、料理も器もプロ級です。ぐぅの根も出ません。
既に「早くお店開きましょう」という言葉を発する衝動を抑えられましぇ〜ん

「空飛ぶヤコブさん」、まずネーミングで惹かれちゃいますよね。
航空業界で働いた方が考案したとは思いもつかなかったです。

そして、季節のとっておきのドリンクです。

皆が「あねさま」と呼ぶbeniiroringoさんの息子さんが経営する福一農園のりんご、りんごジュースをお取り寄せされ、アレンジされました。

左:ストレート
右:ローズマリーの香りのほっとりんごジュース

さらには、りんごジンソーダなるメニューまで。

りんごジンソーダ
紅玉りんごのコンポート、ドライジン、
りんごジュース、ウィルキンソン炭酸水

さらにさらに、りんご珈琲ブランデーまで。
どこまで行っちゃうんでしょう?
すぎょい!

りんご珈琲ブランデー

セカンドステージは、ガレットになります。

❖ 晩秋のガレット

秋鮭、南瓜、レディース大根、黒舞茸のマリネ ガレット

なんと細やかな心遣いでしょう。
秋鮭は甘塩にて、そば粉をまぶして揚げています。

黄菊とパルミジャーノ・レッジャーノ、
白胡椒、ホーリーバジルをトッピング
そば粉は長野県産そば粉使用

ラ・フランスと発酵あんこのガレット
こちらのそば粉は常陸秋そば 石臼挽そば粉使用して、乾燥小豆と同量の乾燥米麹、塩少々で作った発酵あんこにラ・フランスを合わせてます。

ガレット生地はそば粉 1: 炭酸水 1.5
に塩ひとつまみ

本日のシメはこちら。

そば粉で作るイヴズプディング&本日のコーヒー

良質なデザートに合わせるのは、良質なコーヒー。
シダモ地方で採れる名品、スペシャリティコーヒー、エチオピア モカ イルガチェフェ。

イヴズプディング、画像だけで🤤もんですね。

そば粉で作るイヴズプディング

ふ~ぅ、今日もすっかりご馳走になってしまいました。
おいくらですか?

おお~っと、そうこうしているうちに晩秋の刻々と変わりゆく見事な夕焼け空までごちそうになってしまいました。

詳しいレシピはコチラをご覧ください。



🔷ご連絡(海外在住の方へ)

 海外在住の方にお知らせ致します。
日本国内産蕎麦に拘って記事をお寄せいただくことを原則とさせていただいておりますが、海外では日本産の蕎麦の入手が困難であることから、海外在住の方に限り、日本産玄蕎麦という条件は除外したいと思います。
勿論、日本からの帰国時に購入した玄蕎麦を使ったそばやそば粉が入手できるのであれば、それが一番有難いですけどね。

海外に移住されると、日本食への思いも一層強いものがあると思いますので、海外在住の方からも是非、蕎麦に纏わる記事をお寄せいただければと思っております。
合わせて、海外での蕎麦事情、どんな物がどんな形で食べられているのか?どこ産の蕎麦でどんな品種なのか?などの情報もお聞かせ頂ければ嬉しいです。
何卒、宜しくお願い致します。(^^♪


支配人より


 記事をお寄せいただいた皆さん、本当にありがとうございます。
いつもながら、心より厚く御礼申し上げます。

ここでひとつお願いがあります。
当クラブでは、国産原料(玄蕎麦)に拘っています。
理由は、クラブ立ち上げの記事に書いてある通りです。
※「国内製造」という表記の麺をお使いの場合、原料が海外産の場合が大半ですので、必ず国内の何処の原料(玄蕎麦)を使用しているかの確認を頂き、記事内にも明記をお願い致します。



 蕎麦食推進クラブ「さざれ石」では、皆さんの投稿記事をお待ちしています。
会員制ではありませんので、クラブ立ち上げ記事をお読みいただき、会報に掲載された記事を見て、ピンと来たら是非ご参加願います。
唯一、国産の蕎麦原料にだけ拘っておりますので、ご理解の程、宜しくお願い致します。

投稿記事には下記の記事#蕎麦食推進クラブさざれ石
を必ず貼付ください。光の速さで回収に伺います。

もし、迷ったら、クラブ立ち上げ記事にコメントください。


尚、蕎麦食推進クラブの会報は基本土曜日午前中に投稿。

それ以外の私の記事は、毎週水曜日朝7時の投稿とさせていただきますので、引き続きお付き合い頂ければ幸いです。

※ご注意
会報だけを纏めたマガジンもありますので、ご興味のある方はこちらへのフォローをお願い致します。

#蕎麦食推進クラブさざれ石#会報#国産#国産蕎麦
#私のイチオシレシピ #沼落ちnote
#このレシピが好き #賑やかし帯

いいなと思ったら応援しよう!

Eijyo お読みいただきありがとうございます。よろしければサポートをお願い致します。いただいたサポートは活動費に使わせて頂きます。よろしくお願い致します。

この記事が参加している募集