【読む子育て】なぜ「絵本の読み聞かせ」が必ずしも「本好き小学生」に繋がらないのか―5、6歳の寄り道が簡単に「読む気」を奪うかも
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本屋にふらりと立ち寄って
ぶらり歩いて手にした本は
表紙・手ざわり・においと共に
いまもむかしも根を張り心(ここ)に
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読む子のキラキラ 心の種まき
お子さんに読書をすすめたいパパさんママさんこんにちは😊私もそのひとりです。
デジタル社会だからこそ子どもの「安定した情緒と伸びしろのある思考力」には紙の読書が最強だと思うのです。心の根が張り強みが育ちます。
でもどうしたら本を読むようになるの?
そんな方のヒントに少しでもなれたら嬉しいです✨
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・我が家で実践! いつの間にか小説が読める子になる「〝魔法じゃない〟選書」とは?
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「あんなに読み聞かせしたのになぜ?」
仲良しのママ友さんと本について話していたら、ある日ふとこんなことを言われました。
「ねえ、いろんなメディアで『絵本の読み聞かせがいい』って言うからたくさん読み聞かせたのに、うちの子小学生になったら全然本を読まなくなっちゃったよ・・・あの時間なんだったの?」
――そう言われると、「気づいたら最近はゲームや動画ばかり」という声ってよく聞きますよね。それと同じくらい「子どもを本好きにするには読み聞かせが効果的」という話も。友人いわく「次に何をすればよかったのか今更だけど知りたいし、過去の自分に教えてあげたい」・・・とのことで、私も当時を思い返してみたのです。

「ママ(パパ)のお膝大好きだけどこれからは自分で読むね」という名の卒業
これはすべての家庭に当てはまるかどうかわかりませんし、読み聞かせからスムーズに児童書へ移行したお子さんもいることでしょう。
ただ、個人的な考えとしてはパパやママの膝からおりたら次は子ども自身が本を「読み」親に「聞かせ」る側になるのかな・・・というのが私の実感です。
つまり、子どもは最初は「読んでもらって」いますが、文章で構成された物語に興味を抱くようになると、だんだん大人の膝に座りながらも「物語を主体的に感じる」ようになっていきます。次はどうなるの?とワクワクしたりして。
するとある時から「人に読んでもらったり、相手のタイミングを待つより自分で読んだほうが早い」と感じるようになる(はず)。子どもは日々、びっくりするようなスピードで成長しているので、ひとつの習慣を続けるとある時点でググっと伸びます。コップから水が溢れるイメージでしょうか。
子どもにとって本が「大人に甘えて愛情や安心感を得られるもの」から、「面白い物語を知りたい気持ちを叶えてくれるもの」に変換された時ーーそれが読み聞かせを経て子ども自身が「読む子」になった、ということなのかなと思います。
だって、児童書まるまる1冊を読み聞かせできる親って、かなり少ないですよね(尊敬します!)・・・私は無理でした。短めの絵本でも一緒に寝落ち率50%だったので(笑)。
そうして、子ども自身が「読んでみようかな」と興味を持った時、目の前の本棚に自分で選べるだけの、好みと年齢にあった本が並んでいたらどんな行動を取るでしょう。

膝をおりたら子どもが本を「読み」親に「聞かせ」る側になる
さらに、子どもが自分で読むようになると、そこからは言葉と心を使って親子で本を通した愛情の交換もできると思います。
子どもが「ねぇ、今こんな本読んでるよ」と教えてくれたらその時親は「どんな話?」と質問したりして、話を聞いてあげられたら素敵です。
また、子どもが読んでいる時にタイミングをみて親のほうから「その本どんなところが面白いの?」と声をかけることもできる。それが読み聞かせの次のステップのコミュニケーションかなと思うんです。
本の内容を自分の言葉でアウトプットすることで、子どもの語彙力や表現力も磨かれますよね。聞いてもらうことで安心感を得ることもできます。
こういう習慣が土台にあると、子どもは身近な児童書を自然なかたちで手に取り読んでいけるのではないでしょうか。それが私が感じた「読み聞かせの延長線上にある、子どもの読書習慣」です。

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――はい、ここまでは
理想の話でした!
今の時代は、読書力こそ気にかけてあげないと伸びない力。
理想は大事ですが、現実はそう甘くないので、ここからは「その理想を一体なにが阻むのか」という話です(笑)。
本を読んだら面白かった、という実感を積み上げる前に他のことに強い興味を抱くと、結果として読書力が身に付かなかった、ということになりかねません。特にデジタル娯楽は他の趣味等に比べて読書の強力なライバル。理由は、どちらも「家でのんびりしたい時間」に無意識に手が伸びるものだから・・・なんですね。
どうしても読書に馴染まない子もいるし、すべての原因がこれとは思いませんが、大きなテ-マだと考えています。
恐怖! 本好き(でいたい)家族に忍び寄る「寄り道」の影
ーーで、恐怖の正体は何か?(笑)
それは、絵本卒業時期にあたる5歳頃から小学校低学年の間にリアルな子育てで巻き起こる、あれやこれやの事態です。
題して「本好き(でいたい)家族に忍び寄る、恐るべき寄り道の影 ~デジタルの誘惑が簡単に読む気を奪う~」(ふざけてないです)。

本好き家族を読書から遠ざける危機(1)
5歳頃からの児童書移行が「就学」でいったん休止に?
就学前の1年間、年長さんになると平仮名が読める子が増えてくるので(目安として)この頃に児童書中心の本棚づくりを意識するのが断然おすすめです。
なぜかと言うとこの後、小学校入学から夏休み前までの数カ月間はとにかく忙しい! というか気ぜわしく、家庭でじっくり読書に取り組む余裕がなくなるかもしれないんですね。
たとえば「小1の壁」にぶつかるパパママは、「子どもの放課後&仕事どうするか問題」に悩みながら日々宿題を見てあげたり、お便りを読んだり行事について考えたり。子ども本人だって環境の変化で心身のバランスを崩すことがあるかもしない。または習い事を始めたり新しい友達ができたりして、気が付いたら「もうすぐ夏休み!」なんていうことも・・・。
結局1年生の秋頃から「この子が好きそうな児童書は」みたいに考え始めると、年長さんからのスタートと比べて1年もの開きが出てしまうかもしれません。
学校の図書室や読書時間を有効活用できればいいですが、子ども本人に任せる部分が多くなります。就学前に本好き作戦を始めておけば、入学後の忙しいさなかでも親子で書店や図書館に行くことがむしろ気分転換になりますし、短い滞在時間でもぱっと好きな本を選べるかもしれませんね。

本好き家族を読書から遠ざける危機(2)
子どもに1人1台パソコンが与えられちゃう!
もはや国をあげてICT教育に力を入れているので、小学生になるとほぼほぼ子どもに1人1台パソコンが与えられます。学校なので節度ある使い方は教えてくれますが、このことで子どもは「デジタル機器をすんごく身近」に感じるようになるんですね。これがけっこうな転換期。家庭でインターネットやゲームにあまり触れさせないようにしていた場合は、急に来たか! とびっくり(笑)。でも仕方ない。
なのでそれはそれとして、読書への興味が薄れないよう家庭で子どもにちゃんとお話ができたらと思います。我が家では、「読書は文章を読む力をつけるためのもの」「読んで感動できるもの」「自分の頭と心をしっかり使うもの」「正しい知識を身に付けるもの」など、本との良さをできるだけ教えていました。

本好き家族を読書から遠ざける危機(3)
「みんなやってるから」とか言ってくる(汗)
小学校生活に慣れてくると友達の家に遊びに行ったり、行動範囲が広がって「親が感知できない外界からの影響」を大きく受けるようになります。
すると子どもは「お友達の家でやったゲームうちでもやりたい!」とか簡単に言ってくるように(苦笑)。そこで「ダメ」なのか「少しだけ」かは親次第ですが、おうち時間の過ごし方として「デジタル以外の娯楽」が親子間の共通認識として出来上がっていない場合は、「ゲームや動画はまだ控えて」と説得力をもって伝えることが難しいんですね。
ここで軽く始めて一気に習慣化されてしまう子が、私の周囲でもけっこう多かったです。そうなると、家庭で読書を推進するハードルがどんどん上がっていきます。
本好き家族を読書から遠ざける危機(4)
年齢的に「1人でなんかする時間」が増える
小学生になると、ご家庭によってはちょっとお留守番を頼んだり、家でも「ひとりで遊んでて」というシチュエーションが増えてきますよね。
この時子どもにデジタル娯楽の選択肢があると、容易にそちらに手が伸びます。成長に伴い、ゲームやスマホを渡せば自分で操作できてしまうという賢さが逆に、新たな親子の悩みを生み出していく。
これらは本当に中毒性が高いので、「おうち時間」の過ごし方は要検討。ちなみに我が家では、本以外なら映画やアニメ、ボードゲームやパズル等を楽しんでいました。年齢的にこれで充分だったのです。
本って大人でも、家でぼ~っとしている時間にふと手が伸びるもの。1日中デジタル漬けって知らない間に疲弊します。だから読書という選択肢は、いろんな意味でこの時期に奪われたくないものだと思うんです。
本好き家族を読書から遠ざける危機(5)
一緒に行動できる低学年のうちに絆をつくろう!
それでも低学年のうちはまだ、親子で決めた「我が家のお約束」を守ったり、図書館や書店に親と一緒に行くことを喜ぶ子が多いでしょう。なのでこの時期が「親と子と本の絆づくり」においてすごく大切。
2年生の後半や、3年生にもなると自我もより成長し、周囲からの影響もどんどん受けて、9~10歳近くにもなると「親がおすすめする本」には興味が薄まり、高学年にもなると見向きもしなくなります(涙)。
とは言え「本を読んだら面白かった」記憶や、一度できた読書の筋肉自体は消滅しないので、あとは選書のサポートや見守りが親の仕事になり、「この本買って~」とは言われます(←喜ばしい?)。

だからこそ読み聞かせ卒業時期に考えたい•••「これから何読む?」
――というわけで、子どもと本の関係においては5歳から7歳くらいまでの「おうち時間」がカギになる、とお伝えしてきました。
私は、子どもに「本の虫」になってほしいとは思っていません。デジタルを否定もしない(いずれ勝手に覚えますし、やがて必要になる部分もあります)。
ただこの世界で「本1冊を気軽に読める人」になってほしいのです。
たったそれだけのことが、時期やタイミングを逃すと想像以上に難しくなっていくから・・・。
子ども時代は、いろんな意味で宝物だと思います。心と体に染み込む時期を大切に。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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子どもが本を身近に感じ
手に取り読んでワクワクもらう
それにはやっぱり紙の本
一緒にだって眠れるよ
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