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【読む子育て】子育ても半ばを過ぎてーー栞がわりに今日という日に母から君へ🌸

**********🍀
「読める」は楽しい
「読める」はチカラ
ドキドキ ぽかぽか
じぶんの奥まで届いてく
**********🍀


子どもたちへ。
今日はママからのとりとめのないお手紙です。
うまくまとまらなかったらごめんなさい。

最近ふと気がつくともしかして
「子育ての半分」が終わったのかもーー
なんて感じています。

長女さん14歳。次女さん10歳。
成人年齢がハタチだったとしても
半分が過ぎたよね。
わかってはいたけれど
しみじみとしています。

🌺これだけは、と決めていたこと


半分過ぎた、と思えるのは
実は読書のおかげもあって。
ママはいつからかあなたたちに
「読むチカラ」を贈ろうと決めていた。

何かと不器用なわたしだけれど
本だけは、という目標があり
読むのが日常になった今
あぁ大きくなったなーーと
感じることが増えたのです。

📖生きる土台になり得るチカラ

「気軽に読める」は
人生の土台、骨格になり得るし
「ちゃんと読む」は考える力と聞く力
ひとつのことにじっくり
取り組む力に繋がるし。

スポーツでいえば
基礎体力みたいなものかもね。
何の競技にするかは
自分で選べばいいとして。

🧹ママの手を取り導いてくれたもの


そんな「読む子育て」は 
想像以上に優しくママの手を取って
あなたたちの内面を可視化しながら
子育てのワンダーランドへ
導いてくれたんだ。

それが好きなの?
そんなふうに感じていたの?

本を通していっそう
見えてきたことは
ふたりはまったく違う人間で
ママともパパともまったく違う存在で。

うんそうなんだ。
ある意味での「あきらめ」と、
「可能性に満ちた個性を授かった」
ーーという腑に落ちた感覚が
ママの子育てに与えられたのでした。

📚まるで1冊の本かのようにそれぞれが


あなたたちは
まるで1冊の本かのように
まるきり違う物語と文脈と
情報と可能性を包括してる。

ママが関われるのはせいぜい
プロローグ・・・もしくは
はじめの言葉、程度かも。

次女さんが10歳を過ぎた頃から感じてた。
急にオトナっぽくなったよね。
そういえば長女さんもそうだった。

子どもは急に次の章へジャンプする。
ページはめくられたのだという
見極めと気づきが肝心なのでしょう。

だからママもそろそろ
濃密な子育ての後半戦。

「見守りと後方支援」に
ポジションを替えていこうと思っています。

ただし必要とあらばいつだって
両手で抱きしめる準備はしておこう。

🔔友達みたいに本と過ごしたこともあったよね


読書は肉体の記憶です。

いや頭を使うものでしょう?
また独特なこと言ってるね。

と苦笑いされるかもしれないけれど
あなたたちを見てきたからこそ
ママにはその実感があるのです。

ふたりとも
読書を「からだ」で覚えたでしょう。

何冊も並んだ本を毎日のように見てたよね。
手を伸ばすと触れられたでしょ。

手ざわりを覚えているね?

ふれると肌に馴染んでいって
めくると音がしたでしょう。

目でみた言葉や文章が
知ってる限りの情報に変換されながら
頭のなかに入っていく感覚を覚えているね?

情景や心情をイメージするうちに
胸がいっぱいになって
涙が流れたこともあったでしょう。

🍫チョコレートの染みを栞のように


寒い日は毛布にくるまり
暑い日は汗をかきながら
たまにそのまま寝ちゃったり。

朝日のなかで
「今日は休み?」と気づいたならば
そのまま続きを読んだりしたね。

「水くらい飲みなさい」と
言われたこともあったでしょ。

チョコレートの染みや
ジュースが家の本の模様になって
「これシオリ?」と
ママに叱られたのは
どっちだったかなぁ。

📑未来の本屋のお客さんは誰でしょう?


遠くない未来、書店の「お客さん」に
あなたたちはなるだろうと
思っています。
ママといない時にも
ふらりと立ち寄ることでしょう。

本にはお金をだす価値がある
ーーとママは伝えたつもりです。
もちろんできる限りでいいのだけれど。

未来の本屋のお客さんは誰でしょう?
それはあなたーーあなたたち。
今を生きる子どもたち。

もしいつか
伝える側の立場になったら
「身近であることがすべて」と
体験を言葉にしてほしい。

それが
「読んでみたら面白かった」
という誰かの体験に繋がって
本好きな子が増えるといいな。

家でも本屋でも図書館でも
本棚の前でたくさんの人が
笑顔になっていたら嬉しいな。
そんな未来がママの夢。

このAI時代に難しそう
と思うかもしれないね。

けれど今だからこそ
「読むチカラ」がより重要
「読書力」がある人ほど活躍できる
という意見もあるんだよ。

なにより読書は楽しいからね。
手軽さに対して
あれほど達成感のリターンが
大きな娯楽はないのです(ママ調べ)。

🌳大自然に抱かれるように図書館に癒されて


そして大人になっても
図書館に通い続けてね。

あれほど人類の素晴らしさを
感じられる場所はない。
古今東西世界中の
英知と娯楽が詰まっているの。

難しい本もたくさんあるけど
背伸びしてまで
膨大な量を読む必要はないからね。

なぜって図書館の効能は
自分がそこに居るだけで
大きなものに抱かれている安心感。

人が自然に癒されるのは
雄大なものに抱かれる感覚を
本能的に感じるからなんだって。
何かで読んだ。

その感覚をママは確かに
本屋や図書館で感じることがある。 

だから読書には人の心を癒やす
稀有な効能があるのかもしれないね。

雄大で温かくてひとりの人間が
その一生で登り切れない
大山脈のようなものーー。

本、いいねぇ。
図書館、本屋さんいいよねぇ。

💪基礎力が生きる力に繋がることがあるからね

 
ちょっと話が大きくなった。
これがママのクセなのだけど
苦笑いついでに夢の話をもうひとつ。

たとえば小学校で「読書」の教科が
あったらどうなることでしょう。

国語や算数と同等の必修科目。
自分に合った選書のスキルを学ぶとか。

ママは国語が大好きだったけれど
本好きにいたるには
体験が欠かせない。

なかなか難しそうだし
教科になった時点で半強制じゃない?
ママは「押しつけない」がモットーでしょ?
とか言われそう。

でもたとえばママは
苦手な算数や数学の基礎を
習ったおかげで社会人として
生きていける最低限の数的概念を
子ども時代に手に入れた。

あれがなければ
どうなっていたことでしょう。

体育も嫌いだったけど
やったからこそ
「苦手なのは球技で
走ったり飛んだりはまだできるかも」
と自己理解が進んだりもした。

そういうのって割と
生きる力になっている。

読書に関しては
成績うんぬん以前に
心が健康になりやすい。
自分のことを知る手掛かりになりやすい。
と思うから。

それはとっても
大事なことだから。

結局は何が体に染みついているか
ということなんじゃないかと感じます。

わりとみんなそうじゃない?

🍀信じられるのです、読む子は考える子だって


さて話はそろそろ終わり。

こんな話をあなたたちに
できる日がくるなんて
10年前は想像もしなかった。

これからも「読むチカラ」を大事にしてね。
絶対に助けてくれる時がくる。

もちろん子育ては終わりじゃなくて
まだやることは山ほどあって。

でも信じられるのです。
「読む子」は「考える子」
ーーいや「考える人」だと思うから。

そして「聞ける人」でもあると思うから。

いっぱい自分で考えて
調べて、聞いて
これだと思えばジャンプして。

🔖今日ここに栞をはさんでみようかと


子育ても半ばを過ぎてーー
なんの記念日でもないけれど
これを書けた今日という日は
栞をはさむにふさわしい。

10歳までママの「読む子育て」に
付き合ってくれてありがとう。

これからは「見守り・後方支援」
という後半戦にさりげなく入ります。

10代を生きていくあなたたちが
自分の物語の本格的な主役に
いよいよなっていくんだね。

これからもたまには
本屋さんや図書館に一緒に行って
どんな1冊に手を伸ばすのか
見せてくれたら嬉しいです。

---------☘️

さて今日は帰ってくるあなたたちを
待ちながら本棚の整理をしよう。

わたしの本棚と
あなたたちの本棚は
もう数年以内に
境がなくなっていくことでしょう。

手を伸ばしてーー。


🍀**************🍀
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
たくさんの方に素敵な読書時間が訪れますように📒✨
🍀**************🍀


手ざわりも匂いもあって場所もとる
友のごとく在りし紙の本


食べながら 寝ころびながら つい読んで
怒られながら本の住人


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