超合金列伝②スーパーロボット暁の勇者・ライディーン他
デカくて強いものに憧れる…これは古今東西男の子の本能なのだと思います。巨大な軍艦や恐竜、超ヘビー級のプロレスラーは誰もが夢中になりましたよね。その中で日本独自の文化として異常発達したのがウルトラマンに代表される特撮と、アニメ黄金期を牽引したスーパーロボットなのでした。
今回はそんな男の子の永遠の憧れであるスパロボと、その象徴たる超合金が生まれた時代を綴ります。
●今回の資料はヤフオクやアマゾン、5chや海外のまとめサイトなどからの転載となります。







僕にとってスパロボと同じカテゴリーです。



❶アニメが日常だった日々

僕のおぼろげな幼少期の記憶を振り返ってみると、アニメが日常に組み込まれていたことに驚かされます。ハンカチや傘といった日用品から果てはお弁当箱に至るまで、アニメのキャラクターグッズで溢れかえっていました。通っていた幼稚園で友達がこれみよがしに自慢していると、どうしても欲しくなる衝動を抑えられませんでしたよ。そこで得意の「両手両足バタバタ」でねだってみると、母上様にねずみ男ばりの百烈ビンタを喰らうのがお約束でした。
今回のOPはそんな昭和のアニメグッズを紹介します。内容が全体的に古いのは僕の趣味なんで許して下さい😁




いくら汚しても洗濯で綺麗になるすぐれものでした。




絶対「波動砲発射用意!」と叫んでたと思います。




アニメを録音する奴も多かったです。














『鉄腕アトム』はその代表格でした。 プリントのおまけ付き。










現在ではとんでもないプレミアがついてます。


しかし男の子にとっての究極のアニメグッズは、精工でずっしり重たい「超合金」たちでした。今回も想い出に残る作品をアニメと超合金の両面で振り返っていきたいと思います。
❷『勇者ライディーン』1976年
スーパーロボットの元祖である「マジンガーを越える」べく企画された作品です。僕は生放送は視聴できなかったのですが、当時定番だった夕方の再放送ではかなりの人気だったことを覚えています。最終盤のクライマックスでは通っていた剣道教室をサボって視聴したぐらい。翌週先生に「前回休んだ奴が多かったが何かあったのか?」と聞かれて、お仲間が多かったことを確信しました。



まず何と言ってもデザインがカッコよかったです。マジンガーZの無骨な「くろがねの城」も魅力的でしたが、日本甲冑とベルボトムズボンをモチーフにしたライディーンは精錬されたスマートさがありました。正直同時期のブロッカー軍団IVなどとはレベルが違っていましたね。
ライディーンは古代に作られた超兵器という設定だったため、OPで遺跡が割れて登場する場面は神々しさに満ちていました。これは鉄人28号の系譜である「機械兵器」からの脱却と言う意味で秀逸な演出だったと思います。
当時のアニメでは仕方なかったのですが、バンクシステムを多用せざるを得ないマジンガーZは飛び道具の攻撃が主体でした。対してライディーンは接近戦のチャンバラや豪快な殴り合いが見せ場の一つ。中盤のクライマックスであるプリンス・シャーキンとの一騎打ちでは時代劇顔負けの展開に大興奮しました。あえて必殺技のゴッドバード・アタックを使用せずに、切り合いで決着をつけるのがよかったですね。
象徴的な右腕に装備された万能武器ゴッドブロックがカッコよくて、お鍋の蓋と菜箸を組み合わせて遊んでたら、母上に「帝王バラオ様、怒りの波動」並に怒鳴られましたよ。



BGMが和太鼓なのも時代劇を彷彿とさせます。

物語は古代ムー帝国と謎のエネルギー「ムートロン」が鍵になっているのですが、これは当時のオカルトブームの影響だったようです。この時代の空気を知らない世代に伝えるのは難しいですが、一言で言えば
「月刊ムーをガチで読んでいた」
つまりストラダムスの大予言、1999年の人類滅亡を信じてた奴が一定数いたってことです。
🤣「そんなわけねーだろ」
と思うかもしれませんが、貴方が今読んでる文章を書いてる本人がそうだったんだから間違いありません!この頃は『あなたの知らない世界』も『川口浩探検隊』も『プロレススーパースター列伝』も、全てガチだと信じていました😁



「この話題で彼女もイチコロ」🤣


何しろ僕自身が高校生までオカルトにドハマりしてました。1998年、99%負けていた試合で超ミラクルラッキーパンチが相手の顔面をかすって流血のTKOで辛勝した時、祝勝会で来てくれた後輩に「サイボーグさん黒魔術使ったんスカ」と笑われて超恥ずかしかった黒歴史があります。
安彦良和の描く、細くはかなげな主人公も熱血漢の兜甲児や古代進と対照的でした。この美少年ひびき洸くんの魅力を最大限に引き出したのが、スーパーロボット史上最高レベルのやられっぷり。ライディーンは神秘のエネルギーによりダメージは自己回復されるという設定なので、とにかく容赦なくやられます。片手片足がぶっ千切られるのも日常茶飯事でした。
さらに主人公はパイロットというよりもライディーンに同化しているような描写なので、やられる時の神谷明さん演じる絶叫が生々しかったですね。これには元祖腐女子の方々も大興奮、なんだか美形レスラーの棚橋弘至を応援するプロレス女子みたいでした。












対するライバル元祖美形敵役プリンス・シャーキンも、同じようにやられ芸で人気爆発。連戦連敗でドクロベエ様の「おしおきだべぇ~!」じゃなかった帝王バラオ様の怒りの波動を受けて苦しむシーンが定番でした。
そのうちバラオ様の制裁はエスカレートして火だるまの刑に。しかし誇り高いシャーキンは
「私が悪うございました、全ては私の責任です!」
責任を部下になすりつけるクソみたいな上司が多い中、敵ながらあっぱれですよ。シャーキンはサイコパスな赤いなんちゃらの名前の由来なのだそうですが、何でも人のせいにするあいつより全然カッコいいですね。元祖悪魔王子でもあるのですが、ヘタレな魔界のプリンスみたいに泣きべそかいたりしないで、潔く自害するのも見事でした。







担当声優は前回紹介したコンバトラーVの大将軍ガルーダと同じ市川治氏。やはりガルーダと同じく、最終話のアフレコ日には風呂に入って身体を清め、気持ちを整えて収録に臨んだと言います。そして台本を丸暗記して、画面を睨みつけ台本は読まずに演じきったとか。しかし本音ではもう少し生かしておいてほしかった…とも語っています。
実際シャーキン亡き後は妖魔帝国側は魅力的なキャラが存在せず、卑劣さだけが強調される展開に。結果より一層ライディーンのやられ芸が見せ場になっていきました。スパロボ界での定番のパワーアップよりも敵のインフレが強烈で、ライディーンの武器が片っ端から通用しなくなる描写は絶望感を掻き立てました。特に切り札のゴッドバード・アタックすら跳ね返されるのは衝撃でしたね。


この「あっつ!」という描写がいいですね。

どうやって倒すんだよこの化け物。
そこに登場するのがライディーンの隠し超必殺技ゴッドボイス。しかし使用時には洸の命を削るという諸刃の剣であり、叫んだ時に洸の服がかまいたちに切り裂かれてしまうような描写が彼の生命の危機を感じさせるに十分でした。


ついにラスト直前では副将格の妖魔巨烈獣バラゴーンに手も足も出ず、ライディーンは滅多打ちに。このシーンを弟と見てたんですが、
😨「兄ちゃん、これどうなんの?」
🤔「まあ洸の母ちゃんが何とかすんだろ。」
洸の母レムリアが危険を犯して、ラ・ムーの星という超エネルギーを解放しなければ…という伏線を散々引っ張ってきたのでその展開を予想していたんですが、ここに最大の伏兵が出現します。
「いくらバケモンでも、腹の中まで鎧を着ちゃいまいて!」
そう、いわゆるサポートメンバーの神宮寺力でした。重戦闘機ブルーガーにありったけのミサイルを積載し突撃を敢行するミスター。この時僕は洸とシンクロして同じセリフを叫んでましたよ。
😖「やめろ!そいつはブルーガーで戦える相手じゃない!」





全国のちびっ子がそう叫んだと思います。

スーパーロボットの世界では、サポートメカが敵の主力怪獣に歯が立たないのは絶対的な鉄則です。実際第5話ではブルーガーは「邪魔をするな」と一喝されてますしね。宇宙恐竜ゼットンにジェットビートルで特攻かけるようなもんですよ。
「このブルーガーをそう馬鹿にしなさんな、洸。そうさ…コイツの弱点は…ここだあーッ!!」
ミスターが緊急出撃して僅か3分ほど…この熱すぎる展開は僕らの想像を遥かに超えていました。スーパーロボット、いやアニメ史上最大のジャイアントキリングを起こした名場面です。狂気に満ちた笑い声と共に散った神宮寺力を、僕と弟は呆然と眺めていました。



この時の狂気に満ちた笑い声がずっと耳に残ってます。

翌日…そろばん教室で視聴できなかった幼馴染の悪友FM7くんが
🤔「どうだった?やっぱゴッドボイスか?」
😲「いやそれがさ、あの嫌味な兄ちゃんがヒラメ戦闘機で特攻かけて一撃でやっつけちまったよ。」
実際は神宮寺の死に洸が奮起し、吐きつけられた業火を切り裂いてゴッドバード・アタックで勝利したのですが、僕の記憶は完全に改ざんされていました。
😨「マジかよ…」
😆「無茶苦茶カッコよかったぜ。」
当時はビデオデッキがほとんど普及していなかったので、こうした口伝で噂が広まっていき、このシーンは伝説化されていったのではないかと思います。決してデマではないですよ!
結局この流れで最終話はレムリアが命を懸けてラ・ムーの星を解放し物語は終結するのですが、前回のインパクトが強すぎてあまり記憶に残っていません。
勇者ライディーンは制作が難航し、設定も一貫性がないなど全体で見ると未完成であったことは否めないかもしれません。しかしそれでもなおロボットアニメの可能性を極限まで模索した、偉大な作品であることは間違いないと思います。







一方超合金の売れ行きは好調で、売上は『マジンガーZ』を越えたそうです。僕は1978年に幼稚園に通うことになったのですが、そこで出会った友達がかなりライディーンの超合金を持っていました。放送が終わって2年が経っても販売が好調だったことが伺えます。まあお兄ちゃんのお下がりだったのかもしれませんが。












当然小金持ちの悪友FM7くんも持っていました。印象的な武器であるゴッドブレイカーとゴッドゴーガンを装備しているのがカッコよかったですね。ウルトラ怪獣のペギラあたりを渡されて、プロレスでいうジョバー(負け役)をやるハメに。アニメと違って一方的にやられた挙げ句、最後は当然
「ゴッドバード・アタック!心臓部発見!」
超合金では視認できない飛び道具のゴッドボイスより、超合金はきちんと変形できるのでゴッドバード・アタックの方が人気がありました。プロレスごっこの場合は変形に時間が掛るのがたまに傷でしたが。FM7くんは『宇宙海賊キャプテンハーロック』に登場するヤッタラン副長よろしく
😆「グワーッ、ドドドドブォー」
と全速力で突っ込んできたのですが、僕は「😏ゴッドバードはそんな下品な音しねえだろ」と華麗に躱してやりましたよ。




❸暁のスーパーロボット超合金列伝

ラストは僕が見たことのある黎明期のスーパーロボットや超合金で〆たいと思います。どの作品も想い入れたっぷりなので、書いているうちに膨大な量になってしまったので1980年で一旦区切りにしますね。予告していた無敵鋼人ダイターン3は次回にします。
ちなみに特撮系のスーパーロボットも泣く泣くカット。これはいつかまた必ず特集しますよ、と言うかさせて下さい😅
●1972年マジンガーZ
スーパーロボットという概念は、やはりマジンガーZからということになると思います。OP曲の「空にそびえる くろがねの城」のイメージそのままの威風堂々としたシルエットは、スパロボの始祖として貫禄十分ですよね。渡辺宙明先生と水木一郎アニキの最強コンビによる主題歌は、スパロボのスタンダートナンバーに相応しいと思います。いつ聞いても元気が湧いてくる名曲ですよ。
マジンガーZ誕生よりはるか昔、男の子の憧れであったのは大日本帝國海軍の誇った軍艦たちでした。戦後の少年マンガ雑誌の表紙にすら幾度も登場していたほどです。超ド級戦艦を「海に浮かぶ鉄(くろがね)の城」と形容していたことのオマージュなのでしょうが、スパロボが新世代のヒーローになったことを感じさせるフレーズだったのではないでしょうか。






『マジンガーZ』は超合金の始祖ということも有名です。前回紹介した「ジャンボマシンダー」はポリエチレン製だったため「デカい人形」の域を出ませんでした。しかしダイキャストで作られたずっしり重たい超合金はスパロボの重量感を実感でき、チビッコ達の憧れの的となったのでした。
初期の商品名は「ダイカスト マジンガーZ」だったそうですが、マジンガーZの素材である超合金Zを強調するため「超合金」のブランドに変更されたそうです。その後の定番になるロケットパンチが印象的ですね。




実は僕も『マジンガーZ』の超合金は実際に見たことがないんです。「開運!なんでも鑑定団」で初期のタイプが出展された時は100万円の値段がついたとか。当時は子どもの玩具は消耗品だったため、現存するものが非常に少ないのだということでした。
●1974年グレートマジンガー
『マジンガーZ』と世界観を共有する続編。カラオケで「マジンガーZ」を歌ったら、続けて「おれはグレートマジンガー」を選択しないやつはモグリですよ。開始二秒でテンションMAX間違いなしの名曲です。
しかし残念ながら前作ほどの成功には至らなかったのだとか。僕はリアルタイム世代ではないのですが、かつて直撃世代だった僕のアニメの師匠にその理由を聞いたことがあります。師匠は両作を繋ぐ物語を描いた映画『マジンガーZ対暗黒大将軍』の感想をこう述べていました。
「敵わないと解っていながら満身創痍のマジンガーZで戦い抜く兜甲児はたまんなくカッコよかったさ。しかしな、それを助けに颯爽と現れたグレートマジンガーを素直に応援できたかって言うと、そりゃ別の話だ。」
師匠は愛用のハイライトをくゆらせながら
「マジンガーZは2年にも渡る長寿放送だったんだ。ガキだった俺達はずっとマジンガーZと兜甲児を無敵と思って応援してきたんだよ。それなのに「アンタじゃ敵わない俺が代わる」としゃしゃり出てきた剣鉄也が許せなかったのさ。」
今思うと、幼き日の師匠の気持ちが解るような気がするんですよね。プロレスラーの前田日明氏がウルトラマンの最終回で、ゼットンに敗北する前に助けに来なかったゾフィーを当時の悪ガキが非難していたと回想していますが、似たような心境だったのかもしれません。
その時小学校3年生だった僕も再放送で『マジンガーZ対暗黒大将軍』を見た感想は
🤔「マジンガーZとグレートマジンガーが共闘して戦ってくれたら良かったのに」
勿論それは大人の事情で不可能なことなのですが…












●1974年ゲッターロボ
言うまでもなく合体・変形ロボット作品の元祖。重量感あふれるマジンガーZとは対象的に、スピード感抜群の戦闘シーンや合体アクションが魅力でした。続編のゲッターロボGのOPは、よりそれを強調した演出になっていますね。
よくネタにされるムチャクチャな合体シーンも、当時はむしろメタルフォーゼのようでカッコよかったです。しかしこのため超合金はゲッター1・2・3が別々に発売されることになり、前回紹介したコンバトラーVへと繋がっていくのでした。









●1975年UFOロボ グレンダイザー
マジンガーシリーズの第3作ですが「宇宙からの侵略者」という新設定のせいで雰囲気がガラリと変わりました。それまでのマジンガーシリーズの豪快さよりも骨太のストーリーに重点が置かれ、完結編として相応しい傑作だったと思います。兜 甲児がサポートメンバーになったのも賛否あったそうですが、僕は嬉しかったですね。
主人公のデュークフリードが「亡国の王子」という背景は多くのドラマを生み、物語を盛り上げてくれました。その中世の騎士を思わせる気高さは、後の多くのキャラクターたちにオマージュされています。
ちなみに「UFOロボ」というネーミングはUFOブームの影響を露骨に受けていましたが
😁「未確認飛行物体じゃないじゃん」
というツッコミが定番でした。夏休みに浮き輪で「グレンダイザーごっこ」をやったのも懐かしい思い出です。







●1976年UFO戦士ダイアポロン
「3体の人型ロボットが合体して、巨大ロボットとなる」スーパーロボットの元祖。最大の特徴は、当時マイナーだったアメリカンフットボールをモチーフにしている所でした。ちなみに主人公たちのコスチュームもアメフトそのまんまです。UFO少年団のメンバーが奇妙なポーズで「U・F・O!」とコールする場面も忘れられませんね。山本正之氏が作詞・作曲を手掛け、子門真人氏が熱唱する、まさに燃えるようなOPソングも超絶盛り上がります。
最終決戦では敵母星に乗り込むのですが、主人公が自分自身の超エネルギー「エナルジーハート」を利用して汚染された大地を浄化することで平和に導くという展開に涙しました。
当然合体シーンが大きな見せ場なのですが、口元のフェイスガードを「ガシャン」と上げる演出が猛烈にカッコよかったです。そしてウルトラマンのカラータイマーを彷彿とさせる、胸の日輪のマークが燃え上がることで戦闘準備完了!
正直合体のメカニズムは適当ですし、主人公がロボットに同化する「合身(がっしん)」などはツッコミどころ満載なのですが、この合体シーンは今見てもテンション爆上がり間違いなしですよ。






●1976年ブロッカー軍団IVマシーンブラスター
巨大ロボットが贅沢にも4体登場する作品。4体のマシーンブラスターが互いの脚をつかんで輪となり、回転しながら敵に体当たりを行なう「ブロッカー陣形 円月廻転」はインパクト絶大。OP曲はド演歌爆発で一聴の価値アリですぞ。少年院から招集されたというガチの不良少年、飛鳥天平が物語を引っ張りました。当時は
🤔「なんか『新造人間キャシャーン』のアンドロ軍団が作った巨大ロボットみたいだな。」
とバカにしてたんですが、今では一週回ってむしろカッコよく見えます。





●1976年大空魔竜ガイキング
東映スパロボ絶頂期を象徴する作品ではないでしょうか。恐竜の骸骨をモチーフとした移動要塞・大空魔竜の異形とも言えるデザインは忘れられませんね。主人公ロボであるガイキングの胸にもやはり恐竜の骸骨が備わっており、この形状は後の『未来ロボ ダルタニアス』などにも引き継がれています。
僕は従兄弟から大空魔竜をお下がりで貰ったのですが、肝心の首から上がぶっちぎられていて、紙粘土で作製して絵の具で色彩した想い出があります。








●1977年超電磁マシーン ボルテスV
前回紹介した『超電磁ロボ コンバトラーV』の後継と言える作品。しかし聖悠紀先生のキャラデザにより雰囲気は一新。総監督長浜忠夫氏の真骨頂とも言える大河ドラマとして、より重厚な物語として完成されました。
悲劇性を帯びた美形悪役の完成形とも言える「プリンス・ハイネル」はストーリーの根幹を担う人気キャラクターに。伏線を張りまくった末の最終回の全回収は神がかっていました。しかし毎回OPで「温もりを信じ合う」と言いつつ豪快にぶん殴り合う様にいつも爆笑してましたよ。この作品を語ると収集が付かなくなるのでここらへんで我慢しますね😅






●1977年惑星ロボ ダンガードA
僕の敬愛する松本零士先生唯一のスパロボアニメ。先生はあまりお気に召さなかったようですが、当時の僕は喜んで見てました。宇宙戦艦ヤマトの佐渡酒造先生がレギュラーで登場していたので、いつかヤマトが登場するんじゃないかと期待していたんです。
その後『聖闘士星矢』で大ブレイクする荒木伸吾&姫野美智氏による美麗なキャラクター、トニー・ハーケンなど、非常に豪華な作品でした。







●1978年闘将ダイモス
巨大ロボットが豪快に空手でシバキまくり、相棒はアフロヘアーにサングラス、常に日本刀を背負っているというかなりイカレたな世界観でした。超電磁ロボ>超電磁マシーンときて闘将ですからね。アニマル浜口かよ!🤣しかしモチーフは『ロミオとジュリエット』というロマンティックさとのギャップが本作の魅力です。
OPは最高で、視聴中はいつも暴れないと気が済みませんでした。夕月京四郎のマネをしておばあちゃんの物差しを振り回していたら、花瓶をぶっ壊して家の外に放り出されたくらい😁ダイモスの残心を切るシーンは今見ても胸アツです。最終回のトランザーで特攻をかけるシーンが忘れられません。








●1979年闘士ゴーディアン
ザブングルに先駆けて、殺伐とした西部劇の雰囲気が特徴でした。街の争奪戦という物語もそれにマッチしてましたね。主人公機ゴーディアンはマトリョーシカのような斬新な合体ギミックで、どちらかと言うとパワードスーツの延長のような機体。最終形態のガービンに合体して敵を蹴散らす時のデカさは半端なかったです。
発売されたDX超合金はアニメの分身合体を完全再現した名作で大人気になりました。僕も悪友FM7くんの奴を見せてもらったんですが、BOXに飾られてるだけでカッコよかったことを強烈に覚えています。
アメフトのような1号機プロテッサーはUFO戦士ダイアポロン、メカ豹のクリントはバビル2世のロデムをそれぞれ連想させました。












●1979年未来ロボ ダルタニアス
小説『三銃士』がモチーフですが、主人公楯剣人は江戸っ子気質というギャップが魅力でした。楯剣人が敵のエリオス星皇族であることが判明する展開は時代劇を彷彿とさせましたね。
胸部にライオンの顔を備えたダルタニアスのデザインは最高にカッコよく、その後多くのスパロボにオマージュされています。DX超合金は5,800円とかなり強気の価格設定でしたが、バランスや再現度も高く人気商品でした。ほぼ同時期に放送されたの『機動戦士ガンダム』と対象的なダルタニアスが、おもちゃ屋さんで並んでいる光景が忘れられません。












●1980年宇宙戦士バルディオス
スイマセン!この作品は殆ど見てないんです。高学年の視聴者層を意識したハードなストーリー展開のため肝心のバルディオスが中々登場せず、結局その間に他の番組に浮気してしまったのでした。確か再放送もあまりされていなかったと思います。
劇場版の場面が印刷されたフィルムを模したセルロイドシートとシールがおまけとしてつけた「バルディオスフーセンガム」はカッコよくてよく買ってたんですけどね💦







●1980年宇宙大帝ゴッドシグマ
壮大なナレーションから始まるOPが毎回楽しみでした。宇宙開拓時代が舞台ということで、木星の衛星・イオなどを中心に太陽系の惑星群の描写などは当時の宇宙ブームもあって印象的でした。エンディングテーマ曲で惑星配列を「水金地火木土天海冥」で覚えた人も多かったんじゃないでしょうか。
物語ではスパロボ世界では絶対的なベビーフェイス(善玉)枠である風見博士が、マッドサイエンティストとして闇落ちする展開が衝撃でした。全日本プロレスでジャイアント馬場がヒールターンするようなもんですよ。ついには捕虜を拷問により殺害、最終決戦直前で基地を破壊して降伏を宣言などやりたい放題。幼き日の僕は、まず狂ったコイツをどうにかしろとずっと思いながら見てました。


それからしばらくして、新谷かおる先生の『ファントム無頼』を読んだ時、本作の面影を感じたのも懐かしい思い出ですね。ナンバー2であるジュリィ野口の転生、ナビゲーターの栗原宏美が守銭奴じゃなくてよかったです。











❹タイムマシンのスイッチに…



このスカイライン2000GT芸術品です!





いかがだったでしょうか?今回もタイムマシンの限界に挑戦してセピア色の光景を綴ってみました。過去の記憶を遡って気がついたんですが、物事を思い出すのってやっぱり具体的に遊んだものを見るのが手っ取り早いんですね。
僕の場合は愛機MSXを入手した1985年以降は常にゲームやパソコンが記憶のフックになっていました。
1985年はハイドライド、1986年はウィザードリィ、1987年はアフターバーナーII、1988年グラディウスIIという感じです。
しかしそれ以前は圧倒的にアニメが脳裏に焼き付いていたことに改めて驚かされました。今回掲載した資料が、皆さんのタイムマシンのスイッチになってくれることを願ってやみません。
ありがたいことに皆さんに多くのコメントを頂いたので、その資料を漁っているうちにどんどん分量が増えていっちゃうんですよ😅そんな訳でちょっとしたきっかけで始めたスパロボ&超合金特集ですが、もう少しお付き合い頂けると嬉しいいです。それではまた次回、皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
サイボーグMSX
僕は正直全ての知識がド素人なので、記述で間違いがあればコメント欄でお知らせください。直ぐに修正いたします🙇♂️
いつもスキ💛や凍結された僕に変わってのXでの紹介ポスト、暖かいコメントなど感謝です🙇皆さんとの繋がりが次の投稿への励みになるんです🥹
