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消えたチャロアイト~天然石物語~

こんにちは、ARYAアーヤです。
天然石アクセサリー作家として活動する中で、印象に残る出来事がいくつもあります。
ひとつひとつの出会いには、その人の歩みや想いが映し出されていて、まるで物語を見ているよう。

今日お話しするのは、私と天然石とのあいだに生まれた、ひとつの物語です。


何度も現れる

半年ほど前から、パワーストーンリーディングの場でチャロアイトがよく出るようになった。

同じ日に、複数人のパワーストーンリーディングをすると、何人もの方が、同じ石の結果になることがしばしばある。

偶然?
そうとは思わないのが、天然石を扱う人だと思っている。

チャロアイトが現れるたび、私はお客様にこう伝えていた。

「ズレがありますよ」

何がズレているのかは、わからない。
でも、チャロアイトはそう語りかけてくる。
だから私は、その言葉をそのまま、お客様に届けていた。

パワーストーンリーディングのメッセージは、基本的にはお客様に向けたものだ。だから私は、それを自分事として受け取ってはいなかった。

同じ石が続けて出ても、それはあくまで「お客様へのメッセージ」だと思っていた。


チャロアイト:紫を基調とした流れるようなマーブル模様の石。



「ズレ」という言葉

私はnoteで自分自身について書くようになった。

書いているうちに、気づいた。

私、「ズレ」という言葉を、よく使っている。

自分の感覚と周りの感覚が少し噛み合わない感じ。何かが「違う」という感覚。
それを、私は「ズレ」という言葉で表現していた。

そして、ふと思った。

「ズレがありますよ」
それは、もしかしたら私自身へのメッセージでもあるのかもしれない。

チャロアイトが何度も現れていたのは、お客様に向けたメッセージであると同時に、私自身に向けた語りかけだったのではないか。

今になって、そう感じるようになった。


チャロアイトと白ヒスイのチャーム

11月に入り、あるお客様がチャロアイトと白ヒスイのチャームを注文してくれた。

この組み合わせが、とてもよかった。

チャロアイトと白ヒスイの組み合わせは、感覚がクリアになり、思考が絡まらなくなるように感じた。

あまりにもよかったので、同じ組み合わせで指輪も作った。チャームは4種類作ったので、そのうちのひとつは、自分用にした。

そのチャロアイト&白ヒスイのチャームを、私はスマホにつけた。

天然石は、大事な友人のように時々話しかけるといい。

その日も、いつものように何か話しかけようとして、スマホに目をやると、

「あれ? 無い」

いつの間にか、チャームが取れてしまっていた。

もちろん、周りを探しても見当たらない。




石が去るとき

そのとき、浮かんだのは

「役目を終えたんだ」

天然石業界ではよく言われること。ブレスレットのゴムが切れたら身代わり、役目を終えた、と。

私にとって、それは単なる業界の言い回しではなく、実際に目の前で起きた現象として腑に落ちている。

夫が一時期、病んでいたことがあった。
そのとき、癒しの天然石ブレスレットをつけていた。

ある日、出かけ先の海の近くで「気持ちいいね」と夫がストレッチをしたら、ブレスレットが手首からスルッと抜けて海へ落ちていった。

そのとき、夫はだいぶ元気になっていた。

だから、天然石が消えていくときって、そういうことなんだなと、私には思える。

石が去るタイミングと、人の状態の変化が重なる。それは偶然かもしれないし、意味があるのかもしれない。

でも少なくとも、私の中では「そういうことが起きる」という体験知として積み重なっている。


チャロアイトのメッセージ

チャロアイトは「癒しの石」として有名で、世界三大ヒーリングストーンのひとつとも言われている。

でも、チャロアイトのメッセージにはもうひとつ、大事なキーワードがある。

それが、「ズレ」

チャロアイトは一般的に、恐怖や不安といったネガティブな感情を和らげ、精神的な癒しをもたらす石として知られている。
危機回避のお守りとして紹介されることも多い石。

けれど、恐怖や不安は本来「悪いもの」ではない。それらは、無理をしていたり、自分の感覚と現実が噛み合っていないときに現れるサイン。

チャロアイトは不安を消すための石というよりも、「今、少しズレていますよ」と静かに知らせてくれる石として捉えることもできる。

ズレがあるから、ダメなのではない。ズレに気づくことができれば、人はまた、自分に合った場所へ戻っていける。

そんなメッセージを持つ石。


ズレを知り、受け入れていく

今になって思うと、チャロアイトが何度も私の前に現れたのは、私に「ズレ」を知らせてくれていたのだと思う。

ズレがあるから、どうにかしなさい、ではない。

ズレがありますよ。でも、それでいいんだよ。

そう受け取れるようになったのは、noteでの出会いや、自分自身が記事を書く中で、少しずつ自分のことを理解できるようになったから。

「ズレたまま鳴らす」という言葉に出会い、引き寄せワークで違和感を感じ、「理想に向かうタイプ」ではなく「中心に戻るタイプ」だと気づいた。

そして、自分がアファンタジアの仲間だと知った。

( 詳しくはこちらの記事に書いています)



「私が変なんだ」で終わらせていた違和感が、「違う回路だった」と理解できた。

それは、自分の感覚を否定するのではなく、ズレたまま、在っていいと受け入れることだった。




チャロアイト&白翡翠のリング



感性を信頼していい地点へ

チャロアイトに出会い、noteに出会い、ズレを知り、それを受け入れていく。

今、私は自分の感性を信頼していいという地点に立つことができたかもしれないと感じている。

そして、そのタイミングで、チャロアイトのチャームは去っていった。

チャロアイトは、最初からずっと、私に語りかけていた。

お客様に向けて何度も伝えていた「ズレがありますよ」というメッセージは、実は私自身が受け取るべき言葉だった。

そして、石は、もう役目を終えた。

~ARYA~

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。


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