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語学留学で気づいた英語より大事なこと

こんにちは。
天然石&ことばのクリエイター 』
アーヤです。

英語講師として20年以上の経歴もあるので、noteでは英語のことも時々書いています。

この「英語講師のノート」では、社会人の英語初心者さんに向けて、英語学習のヒントを書いています。

前回は、大人も子どもも楽しめるシンプルな英語練習法を紹介しました。

今回は、英語が話せても、それだけでは足りないと感じた経験について書いてみます


カナダの語学スクール(ESL)

ESLスクールの教室には、いろんな人がいた。

料理が得意で、ホームパーティをしょっちゅう企画している人。 美容師で、みんなの髪を切ったりセットしてあげる人。 スポーツ、楽器、ダンス。

英語はまだ上手じゃなくても、 その人たちの周りには、自然と人が集まっていた。

私はそれを、少し離れたところから見ていた。


「なんでここにいるの?」

と言われたことがある。

その頃の私は、ESLの中ではある程度英語が話せる方だった。 でも、自分では全然足りないと思っていたし、自信もなかった。

なぜ語学留学したのか。

理由はシンプルだった。英語を上達させたかったから。

それだけだった。

英語は話せた。でも、何もなかった。

趣味も、特技も、「これが好き」と言えるものも。 自分を語るものが、何もなかった。

だから、孤独だった。


英語学習を始めたばかりの人が、よくこんなことを言う。

「話せるようになったら、もっと友達ができると思って。」

気持ちはわかる。私もそう思っていた。

でも、ESLで見ていたあの人たちは、 英語が少し苦手でも、自分の持ちものがあった。

料理ができる。髪を切れる。一緒に踊れる。

それだけで、つながりができていた。


もちろん、 英語ができることで、嬉しいことはたくさんあった。

今の夫との出会いも、英語がなければなかった。

英語は、確かに世界を広げてくれる。

ただ、上達が目的になったとき、少ししんどかった。

あのとき私に足りなかったのは、英語力じゃなかった。 「英語で何を話すか」だったのかもしれない。


今、生徒たちによく言うことがある。

「先生は英語が話せてすごい、いいなあ、ってよく言われるけど、 英語圏に行ったら、英語が話せるのは普通のことだよ。

自分が好きなこと、得意なことを持つ方がいい。 英語が得意なだけではダメだよ、って。」

あのESLで孤独を感じていた私が、今それを生徒に伝えている。


あなたが好きなことは、何ですか?

新しく何かを始めなくていい。 すでに好きなものを、少し英語に近づけるだけでいい。

● スポーツが好きなら、英語の実況や解説で見てみる。 
● 料理が好きなら、英語のレシピに挑戦してみる。 
● 洋楽をよく聴くなら、歌詞の意味を調べてみる。 
● 洋画が好きなら、字幕を英語に変えてみる。 
● ゲームをするなら、世界中の人とオンラインでつながってみる。

英語の勉強をしている、というより、 好きなことをしていたら、英語が育っていた。

そういう感覚が、長く続けるコツだと思う。


英語は、話す中身があってこそ、生きてくる。

そして、話す中身は、あなたがすでに持っている。

Have fun with English.

~ARYA~


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