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コーチングで変化した、私のキャリア

はじめに

先日、「コーチングで変化した、わたしのワークライフバランス」という内容を投稿しました。
→ コーチングで変化した、私のワークライフバランス

こちらは、

社会人になってから
東日本大震災、結婚を経て
生活スタイルや仕事への取り組み方が変わったことで
過労&うつ状態になってしまったこと、

そこから回復して
コーチングを学んで

少しずつ、自分との付き合い方
生活の組み立て方
周囲の人との関係性が変化して

ワークライフバランスの捉え方や
整え方が変化していったこと

について書いたものです。

一番最初にこの投稿をしたのが、2017年。
(当時の投稿はnote以外の場所です)

実は、このあと、私にとってさらに大きな変化が起こっています。

というわけで、今回は、「コーチングで変化した私のワークライフ」のその後、「コーチングで変化した、わたしのキャリア」を、書いていきたいと思います。

仲間と共に
コーチングを学びながら
コーチングを受けながら
日常生活の中でコーチングを実践していくなかで
私自身に、どんな変化が起こっていたのか?

コーチングを学ぶ・受けることの長期的な効果に興味がある方、
トラストコーチングスクールの認定コーチって何やってるの?という方
あるいは、くろいわって結局どんな人なん?と思っている方(笑)、は

ぜひお読みいただければと思います。

それでは参りましょう。


1.「負荷のループ」からの脱出

前投稿で、新人指導を含む仕事やキャリアアップへのプレッシャーで徐々に自分を追い込んでしまった、それが過労などにつながっていった……ということを書きました。

そもそもなぜ、仕事において、自分自身をそんなにも追い込んでしまったのか?
後から振り返ると、そこには私自身が抱えていた根深い思い込みがあったように思います。

それは
「私は、人の何倍も頑張らなければ認めてもらえない」
という思い込みです。

この思い込み、そもそものきっかけは子どものころにまでさかのぼります。
とても移り気で集中力が欠けた子どもだった私に対して、母がよく言っていたのが
「あなたは、人の二倍やらないとできるようにならないんだから」
ということでした。

母としては、悪気はなかったと思いますし、きっと集中力にかけているわが子の意識が、少しでもやるべきことに向かうように、という親心でもあったのだろうと思います。

が、言われていた私自身はこのように受け取っていました。

「私がちょっと頑張ったくらいではみんな“できた”とは認めてくれないんだ」
「でも、結局、どれだけやっても“できた”とは言ってもらえてないな……」

つまり「できた」「認めてもらえた」という実感がないまま
「人の何倍も頑張らないといけない」
ということだけ、印象に残ってしまっていたんですよね。

そうした背景もあって、新人が入ってきたとき、私はこう思っていました。

「新人は、まだしっかりとは仕事ができないから、私がやらなくちゃ」
「でも、どれだけやっても認められている実感がない」
「何をすれば、何を身に着ければ、認めてもらえるんだろう」
「今よりもさらに何倍も頑張らなくちゃいけないのかな……?」

今までの何倍も、人の何倍も頑張ること
何倍も頑張っているのに認めてもらえないこと

が、いびつな形で共存している緊張状態の中で、さらに新しいこと知識を得ようとしたり、資格をとろうとしたり。

いつのまにか、「自分への負荷を上げ続けるループ」にはまり込んでいった。
最終的に、過労+うつ状態、という形で会社をお休みする形となったわけです。

こうした経緯もあって、過労やうつから回復した後あらためて、自分のキャリアについて考えた際に、「知識・スキル」ではなく、他の力を身に着けたいと思いました。

知識・スキルを追求すればするほど、私は、自分自身を追い込んでしまうのではないか。
そう感じたからでした。

そうして、いろいろと調べた結果、コーチングを学ぶことを決意し、一定期間の学びを経てコーチングを実践し始めます。

2.「昇格試験で話せる実績がない」とトイレで泣いた日

過労・うつから回復し、コーチングを学んで実践し始めたことで、私のワークライフバランスは大きく改善していきました。

  • 「自分の負荷の状態」をしっかりと意識できるようになったこと

  • 自分の心・体の状態が悪化しそうになった時は、事前に、自分に対しても、周囲に対してもSOSを出せるようになったこと

の影響が大きいと思います。

この辺は、前の投稿をご覧ください。
→ コーチングで変化した、私のワークライフバランス

生活も、仕事も安定してきた……

そんなタイミングで上司から打診されたのが、「昇格試験を受けないか?」という話でした。

当時の私は、はっきり言って、同期と比較して昇格が遅れていました。
過労うつになったことで何年も仕事をセーブしましたし、体調が不安定で、しっかりと責任を全うできる状態ではありませんでしたから、当然のことです。

なので、昇格の打診は、最初は単純にうれしかったです。

「ああ、ここまで回復したんだ」
「周囲にも、回復したと思ってもらえてるんだ」

と感じられましたから。

が、ここで、大きな壁にぶつかります。

昇格試験では、自分の実績や、これからやりたいことを、上級管理職へ向けてプレゼンする必要がありました。

その資料を作っていくうちに、徐々に、暗澹たる気持ちになっていったんです。

なぜなら、
「ここまで仕事をセーブしてきた私には、プレゼンで話せるような実績がない……」
と感じたからです。

当時の私は、ただただ「バランスを崩さないように」をモットーに、生活も、仕事も淡々とやっていました。

つまりは、大きなプロジェクトを成功させたとか、目覚ましい改善実績を出したとか、そういうものがない。

どうしていいかわからず、正直、途方にくれました……

それでも、資料は作らねばならない。
迫る期日と、真っ白のままの実績ページ。

オフィスで資料を作っていて、涙がでてきました。

さすがに、オフィスで泣きじゃくるわけにもいかないので、急遽トイレへと駆け込んだ私。

吐きそうな緊張とともに、頭の中で、

「私は、なんてダメなんだろう」
「昇格試験、無理なんじゃないか」

という言葉がグルグルと回ります。

その時、ふっと思い出したものがありました。

それは、トラストコーチングスクールや、コーチングを学ぶ中で問われた
「私は、今、誰に認められたいのだろう?」
という問いです。

前項でも書きましたが、私の中には、過労で倒れるまで自分自身を追い込んでしまうほどに根深い、「自分は認められていない」という、思い込みがありました。

この時、この昇格のタイミングで「私は、今、誰に認められたいのだろう?」という問いを思い出したことで、私は「認められる実績を書かなければ」と思っていることに気づいたんです。

そして、ここが重要なポイントなのですが、この時私は、さらに「“誰から”認められる実績を書こうとしているのか」を理解していないことに気がつきました。

だって、冷静に考えると

  • 誰がプレゼンの審査員か知りませんでしたし

  • 上司に、昇格試験でどのような実績が求められているのか、聞いたこともありませんでした

「認められる実績」を、曖昧にしか捉えられていなかったんですね。

そのことに気づいた私は、少し冷静さを取り戻し、涙をぬぐって、オフィスへ戻りました。
そして、過去の業務記録を開いたんです。

過去何年か分の業務記録を紐解いていき、自分が実際にやったことを丁寧に見ていくことで、ようやく、これを書けばいいのでは、ということが頭のなかでまとまってきました。
(それまで「実績がない……」と落ち込みすぎて、記録を見ればいいことすら気づいていませんでした)

その後、何度か上司のレビューとフィードバックを経て資料を仕上げた私は、無事プレゼンを終了し、昇格試験に合格しました。

資料を作っている最中に、あの「問い」を思い出さなければ。きっともっと迷走していたのではと思います。

仕事・キャリアにおいて、コーチングを学んだことが確かにプラスになっている、ということを実感した出来事でした。

3.「コーチングで、もっとどうにかできないの?」

昇格試験は無事合格しましたが、しばらくして、私はまた新たな課題に直面することになります。 

昇格試験に無事合格した私は、それまでと比べて、少し複雑な仕事も任されるようになりました。

新たに任された仕事について、私自身は、内容を理解していましたし、何をどのように進めればいいかもわかっていました。

ただ、それまでと異なっていたのは、自分で対応すべき範囲が広がったこと。
それはすなわち、より多くの人に手助けしてもらうことが必要になった、ということも意味していました。

そのため、

今、自分は何に取り組んでいるのか?
これから、何を実現したいのか?
そのために、何を助けてほしいのか?

を、いろんな人に説明する必要がでてきたのです。

ここで問題が。

話が伝わらないんです。

「難しそう……」
「え、何で私が手助けしないといけないの?」
「あなたがわかってるんだから、あなたがやってよ」

何度、誰に話しても、否定的な反応が返ってくる。

そんな状態のある日、私は上司に呼び出され、こう言われました。

「みんな、あなたの説明がわかりにくいって言ってるんだよね。あなたが学んでるコーチングでもっと、どうにかできないの?」

私は、言葉に詰まりました。

なぜかというと、当時の私は、コーチングを「誰かを説得するためのスキル」だとは

思っていなかったからです。

わかりやすく説明する、というのは、例えば

ロジカルシンキングだとか
交渉術だとか

そういう分野のもの、コーチングとは別のもの、だと考えていました。

ここで、はたと気がついたんです。

上司が「コーチング」として捉えているものと
私が「コーチング」として捉えているものは
もしかしたら、大きく違っているのかもしれない

ということに。

それはつまり、このまま私がどれだけ身の回りのことを改善していったとしても、他の人からは、それが「コーチングを学んだ成果」だとは思ってもらいえない、ということだ。

……そう、私には感じられました。

もちろん、成果が出て、それが評価されればそれで構わない、という人もいると思いますし、それを否定するつもりはありません。

また、人事評価上は、そうあるほうが良いケースもあると思います。

ただ、私自身としては

「自分が何を頑張って、それがどのように成果につながったか」というのを全く理解してもらえない、というのは、自分が努力してきた過程がなかったことにされるようで、かなりつらいなぁ……と感じたんです。

また、自分の中での課題感を職場で相談することも、この状況では難しいな、と感じました。

その時に、考えたのが

もしかしたら、トラストコーチングで学んだ仲間の中にも同じように感じている人がいるのではないか

ということでした。

4.「職場で活かしたい」からこその課題

そこで、考え始めたのが

会社員のまま、TCS認定コーチになり、コーチングを学びながら職場での実践を続けている人同士で繋がることができないか?

ということです。

私が認定コーチ資格を取得したトラストコーチングスクールでは、資格取得後は、基本的に認定コーチのコミュニティに参加することになります。
コミュニティ内で何をするか、コーチ仲間とどう関わるかは各自の判断でよく、特にノルマなどはありません。
(健全なコミュニケーション環境を維持するために、守る必要がある最低限のルールはあります)

割と自由度が高いコミュニティということもあってか、当時、認定コーチのコミュニティの中で目立っている人、というのは、日常的にSNSなどで投稿している「コーチングを自分のサービスの一部として提供している人=コーチングを売っている人」でした。

 一方で、認定コーチ同士の勉強会に参加すると、必ずと言って良いほど

 「サービスとしてコーチングを売ってはいないけれど、コーチングを学び続け、管理職として、会社員として活かし続けています」

という仲間と出会います。

 潜在的には、かなり多くの
「営業していない」
「職場で活かすために学んでいる」
認定コーチがいるはず。

 そして、

 コーチングを職場で活かそうとするからこそ直面している、共通の課題が在るはず。

 そう考えた私は、まずは一人で、勉強会を主催したり、あるいは他の人が主催する勉強会に参加したりして、同様の人が、どこに、どれだけいるか? を探り始めます。

ちょうどそのとき、あるお誘いが飛び込んで来ました。

「会社員コーチのコミュニティを一緒につくらないか?」

というお誘いでした。

私と同じことを考えている人がいたんだ!
と嬉しくなった私は、

やりましょう!
むしろ私もやろうとしていました!!

と即答します。

5.会社員コーチのコミュニティ「TCS×Business」

コミュニティ立ち上げの誘いに「やります!」と即答した私は、仲間と一緒に、コミュニティ立ち上げに向けて動き始めました。

まず実施したのはTCS認定コーチであり、かつ会社員でもある人向けの勉強会です。
→ 楽しかった!TCS会社員向け勉強会

 なんと、全国から20名以上参加。

 ディスカッションも活発で、コミュニティについても前向きな意見をいただくことが出来ました。

 何より印象的だったのは、集まった認定コーチ一人一人が、職場で接している仲間のことを真剣に、温かい視点で考えていたことです。

それまでの私自身は、正直なところ、職場での人間関係をかなりビジネスライクに考えていたなと思います。トラブルにならなければそれでいいや、情報伝達ができていればそれでいいや、という感じです。

そんな私にとって、この勉強会を通して、「こんなに真剣に、一緒に働く仲間のことを考えている人もいるんだ!」と肌で感じられたことは、その後の職場での人間関係の築き方が大きく変わるきっかけとなりました。

勉強会をはじめとする場で、全国の認定コーチから前向きな反応をいただいたこともあり、その後、私たちは「会社員ほか、“組織で働く” TCS認定コーチのコミュニティ」として、TCS×Businessを立ち上げます。
その後は、月1回程度、対面&オンラインで勉強会を実施していくことになりました。

6.接する人の「その先」

TCS×Businessで多くの勉強会を運営していくなかで、さらに自分にとって印象的な変化がありました。

それは、

「どんな勉強会をすれば、参加してくれた認定コーチが勉強会で学んだ内容を職場へ持って帰り、活かしていくことができるだろう?」

ということを考え続けたことで、「今接している人の、その先にいる人」を想像する習慣が自分自身に刻み込まれた、ということです。

私自身が直接会話するのは、コミュニティに参加している認定コーチなわけです。

が、

「今、自分がこう接することで、目の前の認定コーチが、今後職場で、誰と、どのようなコミュニケーションをとるだろうか?」

と、私が直接会うわけではない“目の前の人の家族”や“目の前の人が普段接している職場の人”を強く意識するようになったんですね。

この視点を得たことで、私自身の職場でのコミュニケーションも大きく変わり始めました。

上司や同僚、クライアントなどと話をする際に、目の前の人だけではなく、

「この人が日頃接しているであろう人はどのような価値観を持っているだろうか?」

「この人は、普段、周囲の人とどんな関係性を築き、どんなコミュニケーションをとっているのだろうか?」

「私が、今どんなかかわり方をすれば、その関係性や、コミュニケーションがより良いものになるだろうか?」

等々、その人が得ている関係性や、その人が今いる環境も考え自分が使う言葉や態度を選べるようになったのです。

結果として、単に、職場の人間関係がスムーズになった、ということにとどまらず、仕事の質自体も大きく上がりましたし、より大きくて複雑な仕事にも取り組めるようになりました。

TCS×Businessは、学びあいの場、学びを深める場を提供する形で運営しています。
正直、運営がちょっと大変だな、と感じたことも、一回や二回ではありません(笑)

ただ、私自身も、そうして苦労をしている以上の学びと成長を得られているな、とも感じています。

今年(2025年)、TCS×Businessは発足7年目を迎えました。
今も100名以上の方が参加してくれており、発足時やずっと参加してくださっている方、自身が認定コーチになってからずっと参加してくださっている方も多くいます。

そうした方々と過ごす、率直に課題意識を共有し、まっすぐにフィードバックしあう時間は、7年経った今も、私にとって、今まで気づかなかったことに気づき、捉え方を変え、行動を変えるひとつの起点になっています。

7.「仕事のマネジメント」から「関係性のマネジメント」へ

ここまで、仕事において、私が囚われていた「認められたい」という気持ちのことから、視点が増え、視野が広がり、職場での関係性や仕事への眼差しが変わるまでを、順を追って書いて来ました。

その変化を、ひと言でいうなら、それは
「仕事のマネジメント」から「関係性のマネジメント」へシフトした
ということではないかと思います。

元々、私は

  • 速く

  • 正確に

  • 大量に

  • どんな仕事も

出来るようになるのが、キャリアを築くということだと考えていましたし、また、そうなることできっと私は認められるだろう、と期待していました。

ただ、そこを目指して、過労でダウンしたことで、こうしたキャリアの築き方には(少なくとも私にとっては)かなり無理があるのではないか、と感じるようになりました。

その後、コーチングを学び、実践していく中で、

多くの関係性を視野に入れ
直接的に会話する人以外にも配慮した接し方を工夫していく

ことで、

より多くの専門的な支援を得られること
より多くの人が成長できること
その結果として当初の想定以上の成果を出せること

を、実感を伴う形で学ぶことが出来ました。

目に見える形でお伝えすると、コーチングを学び始めたころから今までの間に、

  • 3回昇格しました

  • チームを任されるようになりました

  • 説明がわかりやすい、と言ってもらえるようになりました

そして、以前よりもずっと前向きに、やりがいをもって仕事ができています。

仕事をするというのは「タスク」のマネジメントではなく
人と人との「関係性」をどれだけ織り込んで考えられるか

すなわち
「関係性のマネジメント」
なのではないかと思います。

仕事(ビジネス)は、常に人と人との間で生まれ、流れていくものですから。

「コーチングで変化した、私のキャリア」は、これで終わりです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

私の経験は、あくまで一例です。
世界にはいろんなキャリアの形があります。

当然ながら、全員が私と同じキャリアを歩むべき、とは思いません。
そもそも過労やうつ状態になってほしくありません(笑)

ただ、

何かに行き詰まったり
新しい選択肢が欲しくなったり
なんとなく上手くいかないループから抜け出したい、と感じている……

という方は、きっとコーチングがその一助になるのではと思います。

関係性マネジメントについては、以下のメールセミナーでさらに詳しく書いていますので、ご興味ある方は、ぜひご購読いただければと思います。

 → 「関係性マネジメント」7日間メール講座

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まとめ

ちょっと蛇足かもですが、ここまでのまとめです。

あらためて振り返ると、コーチングをきちんと学んでから得られた変化は、大きく3つあると思っています。

(1) 自分自身を縛っている価値観に気づいた

一番大きな変化は「自分自身を縛っていた価値観」があることに気づいたことです。

子どものころから、無意識のうちに持っていた
 「私は、人の何倍も頑張らなければ認めてもらえない」
という思い。

これは、裏返すと
「認められるためには努力が必要」
ということです。

この価値観は、決して間違っているわけではないのですが、何にでも当てはまるものでもないと思います。

だって、そもそも、何を以て「努力した」とみなすのか、すら曖昧じゃないですか?

そのことに気づくことができ

「努力していない私はなんてダメなやつなんだ……」とか
「努力していない(ように見える)のに認められていて、ずるい!」とか

ほとんど言いがかりのような理由で自分を責めたり、他者を攻撃したりすることが、明らかに減りました。

このことが、その後、自分自身に心の余裕をもたらしてくれ、新しいことへ挑戦したり、行動を継続したりしていくことを後押ししてくれたのだと感じます。

(2) 「事実を見る」難しさに気づいた

2つ目の気変化は
「事実を見る」ことの難しさに気づき
「人はそれぞれ異なる視点から物事を見ている」
と意識して、周囲の人と関われるようになったことです。

「実績がない……」と泣いていたあのころ、私は、自分で、自分の事実を冷静に見ることができている、と思い込んでいました。

ところが、記録をみるとそうではなかったんですよね。

というか、そもそも、実績がないと昇格推薦すらしてもらえなかったはずなんですよ(笑)

自分で見ている自分の実績と、周囲が見ている自分の実績には大きなズレがありました。
また、その後も、周囲の人と関わっていくなかで、多くの場面で、「事実だと認識している」

ことは、人によってズレている……ということにも気づきました。

「事実」って、なんか、ゆるぎないもののように感じます。
が、多くの場合、人は自分自身の「解釈」を通して物事を見ています。

その「解釈」は、本当に事実と紐づいているのか?
相手も同じ「解釈」でその事実を見ているのか?

を意識することで、周囲の人とのコミュニケーションにおけるストレスが、徐々に小さくなっていきました。

ズレが「ある」という前提で関われば、実際に意見の違いや、コミュニケーションのすれ違いが起こっても、そんなにショックを受けずに済みます。

また、些細な言葉に拒否反応を起こして、強い言葉を使ってしまうことも減ります。

これも、心の余裕を作り出せたひとつのポイントだったと思いますし、周囲の人との関係性をより良いものにしていくきっかけにもなったな、と感じます。

(3) 自分の言動が、どれだけ周囲に影響を与えているかに気づいた

そして3つ目の気づき。

 それは
「自分の言動が、どれだけ周囲に影響を与えているか」
に気づいたことです。

 以前は、自分自身に余裕がなかったこともあり
「自分が人に影響を与えている」
とは思っていませんでした。

 というか、思えませんでした。

 というか……

率直に言うと……

影響を与えていてほしくなかった。

なぜなら、自分に対して
「きちんと努力できないダメなやつだ……」
と思っていたからです。

そんなダメ人間の影響、受けてほしくないじゃないですか?

なんですけど、心の余裕ができるにしたがって、この感覚が徐々に変わってきました。

だんだんと周りが見えるようになってきて、自分の言動が、周囲の人にどのような影響を与えているかがわかるようになってきたからです。

自分がいくら
「影響を与えたくない」
「影響を受けてほしくない」
と思っても

これはもう、不可抗力で、自分の言動は、周囲の人に影響を及ぼしているんだ、ということが、だんだんとわかってきたんですね。(遅い!!)

そうなって初めて、私は
「自分がどう言動を変えれば、周囲に“より良い影響を与えられる”ようになるだろうか?」
と考えるようになりました。

相手に影響することを前提とした考え方、接し方にシフトしたんです。

このことが、私の仕事の仕方を大きく変え、周囲の人との関係性をも大きく変えていくきっかけになったと思います。

(4) 「知識」と「気づき」は異なる

私が気づいた3つのこと。

  • 人はみな、それぞれの価値観に縛られている

  • 人は、個人の解釈という色眼鏡を通して事実を見ている

  • 自分の言動は、周囲の人に影響を与えている

 なーんだ、そんな当たり前のことか……と感じた方も、きっといらっしゃると思います。
そう、あたりまえのことです。

 何十年も、内容によっては何百年も前から言われていることです。

私も、学生時代にも、何冊も関連書籍を読んでいます。

でも、自分自身について、これに「気づき」「腹落ちし」「行動を変える」には、ここまで時間がかかったんです。

知識として知っている、ということと「気づき」「捉え方を変え」「行動を変える」ということは、同じではありません。

そして、コーチングは、後者の「気づき」「捉え方を変え」「行動を変える」ための実践の技術であり、人の在り方についての考え方なのだと思います。

あなたは、
頭ではわかっているのに変えたくても変えられない……
ということはありますか?

心を砕いて接しているつもりなのに、相手が変わってくれない……
と感じることはありますか?

もしそうなら、コーチングが必要なタイミングかもしれません。

コーチングを学びたい・受けたい、とお感じになった時には、ぜひお声かけくださいね。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

【関連投稿】コーチングで変化した、私のワークライフバランス

この投稿の前日譚。
スキルアップに息切れし、過労&うつ状態になった後、コーチングを学びワークライフバランスが改善した話です。

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