女王まりかのつれづれぐさ/第九十七回;変異しやすい理由
こんにちは✨😃 まりかさんだよ✌️
今回は、コメント欄から膨らませた内容です。
今回も宜しくお願いします🙇♀️
第九十七回;変異しやすい理由
先日、新型コロナに感染したことを、投稿しました。
その記事に、こんなコメントが寄せられました。
最近また変異株が流行っているみたいですね。これまで何回変異したんでしょうね…🤔
(しろくまんさんのコメント)
しろくまんさん、改めてコメントありがとうございます🙇♀️
確かに、コロナって何回変異してんの? とかツッコミ入れたくなるくらい、変異しまくってますよね。
虫とか草なら、変異体なんか稀にしか生まれないのに。
その理由は明確です。
遺伝物質がDNAではなく、RNAだからです😆
DNAの正式名称はデオキシリボ核酸。スーパー和訳すると『酸素抜きリボ核酸』です。
リボ核酸って何?
RNAです。
大雑把に言うと、DNAとは『RNAを構成する元素から、酸素原子を減らした物質』です。
酸素原子を減らしたことで、DNAは大きな恩恵を受けました。
ウダウダ話すと訳わからんくなるので、スーパーざっくり説明しますと…。
RNAより酸素原子が少なくなった結果、DNAは分解されにくくなったんです✌️
つまり、RNAはDNAと似たような物質ですけど、DNAより分解され易い。コロナウイルスは、そんな物質を遺伝物質として使ってるんです。
もう一つ、DNAとRNAには決定的な違いがあります。
DNAは二本の鎖が巻きついたような形をしてますけど、RNAは一本の鎖です😆

*RNAには複数の種類があり、一本のリボンが折り畳まれて固有の形状になる。
二本の鎖があるから、一方の鎖が一部欠損しても、もう片方の鎖を元に復元させることが可能です。
対してRNAは一本の鎖なので、欠損が生じた場合、元通りに復元させることは困難です。
まとめます。
コロナウイルスの遺伝物質であるRNAは、我々の遺伝物質であるDNAに比べて、分解され易く、欠損した場合の修復が困難なんです。
つまり、DNAよりもRNAの方が変異してしまう可能性が高いんです。
ですから、RNAを遺伝物質にしているコロナウイルスは、DNAを遺伝物質にしている我々と比べて、非常に変異し易いんです。
これが、頻繁にコロナウイルスの変異株が生じる理由です。
コロナウイルスの他にも、RNAを遺伝物質にしているウイルスは存在します。代表格には、インフルエンザウイルス、エボラウイルス、エイズウイルスなどがあります。
みな、コロナウイルスと同じく、変異し易いです😖
私たちはDNAを遺伝物質とすることで、正確に遺伝情報を後世に伝えることができます。
変異は博打ですからね。
オリジナルより優れたものが生まれるかもしれないけど、その確率は非常に低い。むしろ、生命機能に支障をきたすことの方が多い。
だから、変異が生じにくいDNAを使った方が安全なんです。
ならコロナウイルスたちは、どうして変異し易いRNAを使ってるのか?
それには、ウイルスの特殊性が大きく関係してます。
ウイルスは自力で子孫を作ることができません。だから、他の細胞に自分の遺伝物質を紛れ込ませて、その細胞に自分の分身を作らせます。
だから、ウイルスは私たちの体内に入りたがるのです。

私たちもやられっ放しじゃいられませんから、免疫によってウイルスに対抗します。
免疫は、自然免疫と適応免疫に大別されます。このうち適応免疫は、一度感染した病原体を記憶して、同じ病原体に感染しにくくする機構です。
*免疫の話、この記事にも書いてます。
適応免疫は、ウイルスにとっては厄介です。一度、免疫細胞に憶えられたら、以降は体内に侵入しても、すぐやられてしまいますから。
ですけど、遺伝物質が変異し易いRNAなら、この問題はクリアされます。
オリジナルが免疫細胞に憶えられても、変異株が生まれたら、それは自分と違う特徴を持つから、適応免疫の攻撃対象から外れますので。
だから、コロナウイルスなど一部のウイルスには、DNAよりも変異し易いRNAの方が有効なのです。
要点をまとめます。
・コロナウイルスの遺伝物質はRNA。
・RNAはDNAよりも変異し易い。
・だから、コロナウイルスは次々に変異株が生じる。
・過去に感染した病原体を記憶する適応免疫は、特徴が変わった変異株を攻撃しない。
私たちもウイルスも、互いに必死ですからね。これからも攻防戦は続くのでしょう。
でも、感染したらキツいから嫌だなぁ…😵
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