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勉強しない子には、理由がある

Q.教員志望の大学3年男子です。
授業中に勉強しない、または集中できない子がいる場合、どうすれば良いですか?

A.校種(小学校か、中学校か、高校か)や学年にもよりますが、まずは勉強しない、集中できない理由を考えます。

①学校生活に慣れていない(特に小1)
②遊びや友人が、好きで好きでたまらない
③勉強が嫌い
④勉強しても成果が上がらず、意欲をなくしている
⑤いじめや友人関係に不安がある
⑥教員との関係
⑦睡眠不足、朝食を食べていない
⑧家庭で休めない
⑨発達面で気がかりがある
⑩うつ病など、精神疾患の疑いがある

などが考えられます。

特に小1の担任などで、何でもかんでも⑨発達障害にしたがる教員がいますが、それは間違っています。
もちろん発達面の見立ては必要ですが、それ以外の可能性を考えることは、もっと必要です。

①学校生活に慣れていない(特に小1)

小1の場合、初めて集団で勉強する子が多いです。
幼稚園や保育園で勉強する所もありますが、連続45分間座りっぱなし、5時間授業、ルールに従わないと教員に厳しく叱られることなどは、小学校で初めて経験する子がほとんどでしょう。

たいていの子は「まあ、学校とはそういうもんか」「友達と遊べて楽しいし」「勉強もなんかおもしろいし」と思って学校に慣れ、勉強します。

しかし、新しい環境に慣れるのに時間がかかる子もいます。
その場合、「焦らず、欲張らず」で、小1の1年間で、ゆっくり学校に慣れることを目指します。

登校時、親と離れたがらない子も多いです。
その場合、毎日親子登校、担任がOKであれば親が教室に入るのもアリです。
学校に慣れれば、徐々に勉強に取り組めるようになります。

②遊びや友人が、好きで好きでたまらない

学校は大好きなんだけど、勉強はしない子ですね。
本人は困っていないことが多いです。
授業中はずっとしゃべっていて、教員に注意されます。

この子の場合、教員の問いかけには素早く反応することが多いです。
それを活かしましょう。

この子の発言をうまく拾って活かせば、一気に勉強好きになる可能性があります。
ただし、何でもかんでもこの子に発言させるのではなく、ほかに発言したい子にも目を向けましょう。

③勉強が嫌い

いや、これを言っちゃ身もフタもありませんが、勉強が嫌いな子は多いです。
遊び、趣味、友人に比べて、勉強は興味を持ちにくいのでしょう。

その場合、勉強を興味あることに組み合わせてしまいましょう。
勉強×遊び、勉強×趣味、勉強×友人です。

・勉強×遊び
勉強に遊びの要素、ゲーム性を取り入れます。
タイムトライアル、ポイント制、ランキングなどです。

競って盛り上がればいいですが、勝てない子が意欲をなくしたり、いじめられたりしないように気をつけましょう(できる子がいじめられる場合もあります)。

何でもそうですが、なかなか万能な方法はないものです。
色々な方法を、バランス良く組み合わせましょう。

・勉強×趣味
趣味と勉強の重なり合う部分を探します。
電車が好きな子なら、地理、速度、電気、デザイン、アナウンス、駅のメロディ、英語表示などがあります。
実際に乗りに行けば運動にもなります。

どんな趣味でも、英語、数学(算数)、国語、理科、社会、体育、音楽、美術(図工)、技術・家庭などに、「重なり合う部分はあるか?」と考えるクセをつけます。

次回に続きます。

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