適性検査塾と進学くらぶ どっちにしたか(公立中高一貫対策)― 合格に必要な「圧倒的学力」への回帰
この記事は【中学受験シリーズ】の一部です
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① 中学受験にかかった総額120万円
公立中高一貫を目指す場合、
・適性検査塾に行くべきか
・私立向けの勉強も続けるべきか
多くの家庭が悩むと思います。
我が家は一度
「進学くらぶをやめて適性検査塾に一本化する」
という選択をしました。
しかし、その4か月後、結局また進学くらぶに戻ることになります。その紆余曲折の記録が、同じ悩みを持つ方の参考になれば幸いです。
1. 5年生の春、適性検査対策を始める
我が家が公立中高一貫を志望した理由は、主に2点でした。
授業料が抑えられる(経済的メリット)
全国の公立の中でもトップレベルの教育環境がある
志望校を2校に絞り、情報を集める中で見えてきたのは、適性検査の最大の壁が「作文」であるということ。
対策の進め方が全くわからなかったため、地元の2校に特化した対策を行う集団塾(適性検査塾)に、週1回通うことに決めました。
1年ぶりの通塾の始まりです。
2. 二足のわらじへの警告
その頃、進学くらぶを使っての自宅学習は軌道に乗り、なんとかSコースをキープできていました。
「週1回の通塾なら併用できるだろう」と考えていた私に、適性検査塾の先生はこう言いました。
「私立向けの勉強はもうやめてください、オーバーワークになって勉強嫌いになりますよ。」
たしかに、私立向けの勉強それも四谷大塚進学くらぶのSコースを走る勉強量はとても多く、気の抜けない状態で走り続けていました。
それに加えて適性検査塾の宿題も出るとなるときつくなるかもしれない。
たしかに、四谷大塚のSコースを走る学習量は膨大で、常に気の抜けない状態でした。
そこに適性検査の宿題が加わることへの不安もありました。
先生の言葉を信じ、あんなに頑張ってきた進学くらぶを、あっさりと退会してしまったのです。
3. 適性検査塾での学習内容
息子が通った塾では、大学生が講師を務めていました。過去問を徹底的に研究して作られた手作り感のあるテキストを使用し、以下のような対策を行っていました。
作文対策: 5年生時は国語と一体で指導(本格的な対策は6年秋以降)
国語: 指示語の把握など基本は私立型に近いが、記述に重点を置く
理科・社会: 教科書に沿った内容をベースに、記述式で答える練習
算数: 四則計算から始まり、数の性質やパズル的な問題に取り組む
4. 進学くらぶを辞めて気づいた「違和感」
週1回の通塾と、控えめな宿題。Sコース死守のためにがむしゃらだった日々は一変しました。
塾からは「学習量が少なくて不安になるでしょうが、大丈夫です」
と言われていましたが、やはり不安は拭えません。
学びを止めたくなかった我が家は、独自に以下の学習を並行しました。
英検対策(4級範囲)
数検対策(数学ⅠA)
予習シリーズの『漢字とことば』
それでも、親子ともに「何かが足りない」「本当にこのままで合格できるのか」という違和感が膨らんでいきました。
進学くらぶでの、忙しくも充実した日々。
週テストや組分けテストという明確な目標がある学習。
私たちは知らず知らずのうちに、「進学くらぶロス」に陥っていたのです。
改めて、予習シリーズの完成度の高さを痛感しました。
5. 圧倒的な学力で合格を掴み取るということ
悶々とする中で、私は調べ続けました。そして、ある一つの「パワーワード」にたどり着きます。
「私立最難関に合格できる子でないと、都立には合格しない」
併願校が私立になる以上、私立型の勉強は避けられません。
では、どのレベルまで必要なのか?
私は「銀本(全国公立中高一貫校適性検査問題集)」を購入し、志望校の問題を他県の公立・国立と比較しました。
そこで見えてきたのは、志望校の算数は「一筋縄ではいかない」という現実でした。
灘中レベルの子でも8割取るのが難しいほどの難問。
対して理社は教科書レベルの理解で十分。
結論はシンプルでした。
「圧倒的な学力でねじ伏せる」
それが、もっとも確実で最短のルートだったのです。
公立中高一貫は“適性検査”という名前ですが、実際には学力勝負です。
6. 5年9月、進学くらぶに出戻り
結局、以下の理由から5年生の9月に進学くらぶへ戻る決断をしました。
併願校(私立)対策の必要性
特殊算を習得した方が、適性検査の算数も解くスピードが上がる
予習ナビ(映像授業)の質の高さ
4か月のブランクがありましたが、SNSで繋がっていたママ友たちの情報のおかげでスムーズに復帰できました。
コースについては、息子自身が「またSコースで頑張りたい」と決意。
幸い、退会前の組分け履歴があったため、入会金不要・Sコースからの再スタートとなりました。
適性検査塾の先生からは
「知的好奇心は止めなくていいですが、お母さんがブレーキを踏んであげてください」と送り出され、再び「茨の道」へと足を踏み入れたのです。
7. 迷走タイムラインまとめ
3年12月~4年8月 浜学園
4年9月~5年4月末 進学くらぶ
5年4月~5年8月末 適性検査塾(進学くらぶ中断)
5年9月~5年1月末 適性検査塾+進学くらぶ(併用)
5年2月末 両方やめる👈
その後 公立中高一貫対策だけについて書くと6年9月~12月 適性検査塾に単発講義&個別指導で戻る
8. なぜ5年生の2月末にすべて辞めたのか
進学くらぶ: カリキュラムを終えたため
適性検査塾: 作文と面接の対策以外は、自走できると判断したため
次回は、公立中高一貫校に「難関私立レベルの学力」が必要な理由について書きたいと思います。
【中学受験シリーズ】
① 中学受験にかかった総額120万円
② 浜学園から進学くらぶへ|我が家の設計変更
③ 4年9月、20週ビハインドからSコースへ
④ 図形の極を3つの塾で受けてわかったこと
⑤ A3プリンターは必要か?
⑥中学受験に方程式は使うのか
⑦適性検査塾と進学くらぶ どっち(公立中高一貫対策)
⑧公立中高一貫校に「難関私立レベルの学力」が必要な理由
⑨塾なし6年の戦略 ~前編 夏・天王山まで
⑩歴史の攻略法「大河ドラマ」
⑪塾なし6年の戦略 ~後編 9月から本番まで
