65話 タロット The Tarot of What Comes Next 【後期青春編】波打際スケッチ Sketches of the Shoreline ~AIと創る青春物語~
テーブルの上を片付けると、杏子は「水晶玉を用意するわ」と言って二階へ上がっていった。
しばらくして戻ってきたとき、彼女は水晶玉を抱え、占い師の衣装に着替えていた。
今度は英男が目を丸くした。
いまさらながら――わが妻の“美魔女ぶり”に、思わず「ほう…」と声が漏れる。

ほかならぬわが夫を占うのだ。
杏子は普段あまり使わないタロットカードまで持ち出してきた。
手抜きはしない、という気迫が伝わる。
英男も姿勢を正し、静かに座り直した。

――あえて、占いの結果は書かないでおこう。
ただ、英男にも思い当たるところがあったのだろう。
翌日、どこか楽しそうな顔で、東北の中堅都市へ戻っていったところを見れば、結果を想像することはできなくはない。
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Kinu_AIイラストさんの、プロンプトを参照し作成しました。

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