144話 確認 Confirmation: A Serious Situation 【イベリア編】波打際スケッチ Sketches of the Shoreline ~AIと創る青春物語~
それからずっと、セオリは部活に来ていない。
あんなに好きだったスケッチすらしていないようだ。
たまに出会っても、下を向いたまま通り過ぎる。

そんな時、ミツヤが来た。
「なにかあったな?」
と、笑った。

ミツヤの方は、マリカ先輩とうまくいっているらしい。
マリカ先輩は、副部長になったといっていた。
ナビオの話を聞いたミツヤは、楽しそうに言った。
「なるほどね・・・大変ですねぇ・・」
完全に他人事だ。
が、ミツヤは面白いことを言った。
「そういうことだとすると、コノハとは前世からの付き合いだということだな」
「前世?」
「俺だったら、そういう話にするけどな」

ミツヤは楽しそうに笑顔を見せた。
そんなことは思ってもみなかった。
そう思うと、確かに・・・・
その後、ナビオは意外な行動に出る。
前に行った占い師を訪ねたのだ。
美魔女風の占い師は、
「なるほどね・・・大変ですねぇ・・」
といった。

「前世とかですか」
ちょっと待ってね・・・水晶玉を見つめた後、ナビオの背中の方を見て、
なぜか占い師は後ろを振り返ったのだ。
「大体わかりました。」
「今日はお話しできません。」
「明日、もう一度来れますか?」

「え?・・・はい」
ナビオはうなずいた。
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