82話 彫刻 破 The Quiet Struggle of the Chisel 【波打際編】波打際スケッチ Sketches of the Shoreline ~AIと創る青春物語~
彫刻はだいぶ進んできた。
木の匂いがする美術室も良いものだと改めて思う。
龍の頭の形ほぼできあがり、角もはっきりしてきた。
まだ太いもののひげの位置も決まっている。
体の鱗も大体わかるようになってきた。
大きい彫の部分はナビオがやっていて、そのあとをセオリが細かく調整していく流れが多い。
少しずつやっていく――それしかない。
体は板彫りでたてがみも立体的にする。
まわりには雲のような模様をつけている。

根気のいる作業だが、
頭の中に描いたものが、少しずつ現実に姿を現すのは楽しいことだと感じている。
いつもそうだったが、集中しているとき二人はほとんど無言だった。
時々、目を合わすだけで十分通じている気がしている。
「今日はこの辺までにするか」
ナビオはそう言ってセオリに近づくと、髪の毛についた木くずをそっと取り除いた。

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まるのーと@AI画像生成修行中さんのプロンプトを参照して作成しました。
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