155話 亀ヶ谷 Kamegayatsu — The Remains of a Defensible Samurai City 【後期青春編】波打際スケッチ Sketches of the Shoreline ~AIと創る青春物語~
今日もモリヤマ校長は、建長寺の座禅に来ている。
今日は、榮久老人は来ていなかった。
座禅が終わった後、榮久老人と話をしたかっただけに物足りない気がした。
このままは帰れない気がした。

北鎌倉駅に向かう途中の細い坂道に曲がってみた。
何事も挑戦だ。
モリヤマ先生は、国語と社会を教えてきた。
古文もやっていたし、歴史は得意だった。
昔のことを思い出した。
クラスの生徒たちと一緒にお寺を見に行くことを、授業の一環としてやったことがある。
もちろんこれも勉強だ。
ただ、いつもはつまらなそうにしている生徒たちの明るい表情を見て、うれしかった。
そうだ、こういうことはやってみなければわからない。
ここは、亀ヶ谷切通しだ。
鎌倉七口のひとつ。
頼朝の時代から続く防衛の道の一つである。

三方を山、一方は海という防衛に適していることが鎌倉に幕府を開いた理由の一つといわれている。
落石注意の看板が至る所にある。

少し曲がったあたりから細い道は、下り坂に変わった。
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Kinu_AIイラストさんの、プロンプトを参照し作成しました。
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