122話 裏方 The Real Power Behind the Scenes 【イベリア編】波打際スケッチ Sketches of the Shoreline ~AIと創る青春物語~
この突然の大政変は、クーデターでも無血革命でもないはずだ。
が、ここまで見事な政変もあるまい。
前王、エンリケ4世は既に別荘に引きこもり、宮廷に姿を現さない。
あまりの衝撃に、対抗措置をとる気力もなかったらしい。
実は、この立役者がイサベルの従者 ゼノビオと、アラゴン商人 ルコノフであることに気づいている人はほとんどいない。

ゼノビオはルコノフが女性であることは気づいている。
が、この商人がアラゴン王国の外交官であり、サンティアゴ騎士団の騎士であることをゼノビオはまだ知らない。

イサベル王女とフェルナンド王子が小さな教会についた時、なぜか出迎えたのがトレド大司教であった裏にもこの二人が動いた形跡がある。

町はずれの小さな宿屋で、二人は静かに祝杯を挙げた。

ゼノビオは、ルコノフに冗談のように言った。

「俺たちの挙式も、トレド大司教にお願いしようか」
「ふふ・・・」

「不可能ではないけれど・・・」
「それって・・・意味あるの?」

「ない」
ゼノビオは、ルコノフを後ろから抱きしめた。
動画 新王 Isabel, the New Kingは、
5/1 123話 帝国 The Empire on Which the Sun Never Setsにて掲載いたします。
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千住まいか🐇|AIイラスト&マーケティングさんののプロンプトを参照して作成しました。

千住まいか🐇|AIイラスト&マーケティングさんののプロンプトを参照して四コマ漫画も作成しました。
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