【ハンターハンター設定考察】コムギとメルエムの名前の由来と正体
ハンターハンターのキメラアント編で圧倒的な存在感を見せた影の主人公や裏の主人公ともいえる立ち位置にいたのがコムギとメルエムです。
現実世界をモデルにしてリンクしているハンターハンターという作品においてコムギとメルエムのモデルとなった人物の正体を考察しました。
コムギとメルエムの名前の由来についても考察しています。
キメラアントの女王が自分の子供に託したその名前の意味とは・・・。
ちなみに重要な関連する設定として、コムギとメルエムが出会った東ゴルトー共和国は現実世界の北朝鮮がモデルとなっていた国です。
コムギやメルエムのモデルや正体を理解するには、まず基礎知識としてハンターハンターという作品に隠されたテーマを理解しておく必要があります。
コムギのモデルと正体
東ゴルトー共和国で東北なまりのような言葉遣いで話す目の見えない軍儀の世界チャンピオンがコムギです。
コムギは属性的には闇の属性として描かれたキャラです。
目が見えないコムギは暗闇の中で生きています。
そんなコムギのモデルとなっている人物は13歳で新潟から北朝鮮に拉致された日本の女の子(女のコ)である横田めぐみさんでした。
13歳で新潟から北朝鮮に拉致され、絶望する状況で人生の暗闇の中で生き、日本からの助けを待っている日本の女の子(コ)です。
横田めぐみさんの人生の暗闇が、コムギの目の見えないという暗闇で表現がされていたという事です。
ハンターハンターの作品内ではコムギ以外にも横田めぐみさんを暗喩したキャラやメタファーになっている設定は本当にたくさん存在します。
名前の由来と意味
コムギの正体が横田めぐみさんだとわかったので、名前の由来や意味についても考察して解明していきたいと思います。
コムギの名前の由来は横田めぐみさんの「めぐみ」からアナグラムを使ってコムギに変換されています。
ここでは「コムギ」ベースで「めぐみ」へ変換してみます。
コムギ
メグミ
注意深く読んでいるとハンターハンターの作品内で「コ」という文字はすごく何度も特徴的に使われている事がわかります。
「コムギ」を「ムギコ」に並び替えます。
マ ミ ム メ モ
ガ ギ グ ゲ ゴ
50音順で「ム」と「ギ」は後ろに一つずつづらします。
「ム」→「メ」
「ギ」→「グ」
メグコ
「コ」をマッチ棒の3本で表してると仮定すると、漢字に変換すると「三」になります。漢字の「三」はカタカナの「ミ」に読み替えれます。
「コ」から「ミ」に直接変換しても同様です。
「コムギ」は「メグミ」となり、正に横田めぐみさんを表して名付けられた名前だったのです。
この答えは普通では絶対に辿り着けない答えといえます。
東ゴルトー共和国にいるコムギは、どう考えても北朝鮮にいる横田めぐみさんの暗喩キャラでしかありえないという答えがわかったから、その答えを元にして解明できたアナグラムだといえます。
メルエムのモデルと正体
メルエムの母親であるキメラアントの女王が自分の息子につけた名前がメルエムです。
「全てを照らす光」
コミック21巻「No.215 遺言」でのセリフです。
メルエムは明確に光の属性を持ったキャラとして描かれていました。
普通に読み解くとキメラアントの王として世界の全てを照らす光という願いでキメラアントの女王が名前を付けて描かれたキャラと思うわけです。
しかし実際の結末は違いました。
メルエムはコムギの全てを照らす光のキャラだったのです。
メタ的な話ですが実はこのメルエムという名前や名前を表す本当の隠された意味とは母親であるキメラアントの女王が王である息子のためにつけたのではなく、コムギ(コ「子」)のためにつけた名前や意味だったという事です。
人と蟻や闇と光、他にも描写などでコムギとメルエムの2人は様々な対比設定や対比描写がされています。
ここまでの設定を読み解く事も普通の人であれば不可能な領域です。
ガチ考察勢の人達が様々な考察を重ねた先に出てきた答えといえます。
では横田めぐみさんの全てを照らす光とは何でしょうか?
その正体とはご両親と家族という意味でした。
メルエムのモデルは横田めぐみさんのご家族だったという事です。
連載当時、冨樫義博先生がメルエムを登場させてディーゴ総帥(金日正)を討った(ぶっ壊した)理由もこれでわかると思います。
名前の由来と意味
メルエムという名前の意味は隠された設定(誰にもわからない裏設定)があったという事なのです。
メルエムの名前の由来は実は横田めぐみさんのご家族の名前からつけられています。
横田めぐみさん本人と、お父さん(父親)と、お母さん(母親)と、夫の氏名を並べてみます。
横田めぐみ
横田滋
横田早紀江
金英男
横田めぐみさんのご家族の名前をカタカナにします。
横田メグミ(子「コ」)
横田シゲル(父)
横田サキエ(母)
金ヨンナム(夫)
カタカナにしたそれぞれ名前から先頭と最後の文字を1文字ずつ抜き出して繋ぎ合わせます。
「メ」グミ
シゲ「ル」
サキ「エ」
ヨンナ「ム」
すると「メルエム」となるのです。
これが偶然やシンクロニシティといえるでしょうか?
この隠されたコムギとメルエムの名前の由来に基づく関係性は未熟な覚醒者に宿りしアンサートーカーの能力(ちから)によって導き出された答えです。
おそらく蟻(キメラアント)とは働き蟻と言われた日本人を暗喩した設定になっていると考察できます。
メルエムに現世から作品内に転生した隠された複数の人格を入れるにはキメラという設定が必要だったのかもしれません。
軍儀の儀は人偏です。キメラアント編で描かれた人と蟻の話は蟻が日本人を表しているならまだ隠されたメッセージがあるのかもしれません。
まとめ
コムギとメルエムのモデルとなった人物や正体、名前の由来や名前の意味を考察しました。
ハンターハンターのキメラアント編は明確に母と子の「母性」や「愛」が描かれていました。
しかしコムギとメルエムの関係を考えると、親子の愛が一番強く描かれていたのだと思います。
闇のコムギと光のメルエムの2人は運命によって出会えました。
コムギを照らす全ての光である存在のメルエムも最後には目が見えなくなってコムギと同じ闇の中にいました。
しかしその横にはメルエムを照らす光となったコムギの存在がありました。
対比されて描かれていた2人の光と闇の反転現象が起きたのです。
キメラアント編で冨樫義博先生は自分の命をリスクにさらし、命を削って作品を描き上げました。
ハンターハンターという作品に祈りや願いの念能力を込めて、横田めぐみさんを救い出そうとたった一人で戦っていたのです。
一人の少女の運命を変えるために・・・。
運命をもてあそぶ神に対してたった一人で神に対する孤独な戦いを人生と命を懸けて挑みました。
それでも現実世界でのリンク現象による奇跡は起きずに、冨樫義博先生の命すら懸けた神への挑戦は打ち破られてコミック32巻「完敗」と赤毛の女の子(コ)に転生した横田めぐみさんへの「懺悔」へと繋がるのです。
編集後記(あとがき)
ハンターハンターをただ普通に読んでいるだけでは、コムギとメルエムの闇と光の対比関係についてすら気付く事はできません。
現に私は最初に読んだ時は、そんな事は全く気付いてませんでした。
はるか遠い昔の事なので記憶があいまいですが、キメラアント編もちょっと面白いなとか、普通に面白いなとくらいにしか思ってなかったかもしれません。
しかし考察ジャンルという世界を知る事により、考察力の高い考察者達が導き出したメルエムの光がコムギを照らすために存在している事を知り、目の見えないコムギが闇を表している事を理解する事になったのです。
作品の面白さは何倍にも膨れ上がっていきます。
しかしハンターハンターという作品はさらにその先の決して誰にも到達する事のできない斜め上の答えみたいな秘められた想いが存在したのです。
たった一人で神に挑んだ漫画家がいました。
何故、キメラアント編で涙を流す人がたくさんいるのでしょうか?
覚醒考察や波動共鳴などでしか辿り着けない答えというものもあります。
ハンターハンターという作品は日本人に多くの事を気付かせてくれる作品といえます。
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