援助する側であり、当事者でもあるということ
これまで、介護や医療、福祉の現場や制度について発信してきました。
ただ、今回は少しだけ、自分の背景について触れます。
私は30歳のとき、母を急性心疾患で亡くしました。
前日に珍しく電話があり、「元気だよ」と話した翌日でした。
30才の頃、バイク通勤をしておりました。
途中2回の携帯電話への着信があり、バイブで気づく⋯
メッセージを2件再生
1件目は「倒れて救急搬送された」という連絡。
2件目は「亡くなった」という連絡でした。
その瞬間、
“支える側ではない家族としての出来事”が、突然始まりました。

その後、時を経て3年前。
配偶者が脳出血で倒れ、救急搬送。
てんかん発作が続き、一時は血圧は300を超えたこともありました、繰り返す発作と入退院。
現在は落ち着いていますが、
記憶の混乱や言語の不自由さが残り、障害者手帳を取得しています。
生活は大きく変わりました。

さらに、父。
記事の始めの母親の逝去から、一人暮らし。
昔ながら家事は母親任せなので、一人暮らし大丈夫かなと思っていたら、悠々自適に過ごしていました。
一人暮らしの中で異変が起き、倒れて搬送。
脳梗塞で手術となりました。
入院中はせん妄が強く、
暴力的な行動もあり、医療側との関係も難しい局面がありました。
そして、経過の説明があると病院から連絡を受け、兄とともに説明を受けに行った。
医師より「いくら認知症でも、看護師に暴力を振るえば、訴訟だよ。もう傷も経過もいいから、今から退院ね」とその日に退院。
そこから一気に、
介護保険申請、地域包括に相談等々、生活の再設計が始まりました。
配偶者にも負担をかけながら、何とかバランスを取り続ける日々でした。

現在は、
定期的な連絡と見守り、GPSなどを活用しながら、生活を維持しています。
私は、現場で支援する立場でもあります。
ですが同時に、
家族としての立場も経験してきました。
どちらか一方では見えないことがあります。
援助者だけでは分からない現実。
家族だけでは気づきにくい構造。
その両方を見てきたからこそ、
できるだけ中立でありたいと思いながら、発信を続けています。
ただ、発信しているのはあくまで私個人です。

偏りや見落としもあると思います。
もし、気づいたことがあれば教えていただけるとありがたいです。
現場でも、家庭でも、
「続けられる形」を考えるために。
これからも、発信していきます。
今後ともよろしくお願いします。
このnoteで多く『スキ』を頂戴した記事
このnoteで投稿を始めた頃の、思い。初代の固定記事とした皆様に見て頂きました。
色々な記事を投稿して、投稿した内容を見返し二代目の固定記事とした皆様に見て頂きました。
このnoteでよく読まれている記事
現在ケアマネとして就業している中で、色々と感じた思いをジレンマとしてシリーズ的に投稿した4話目。
初めて漫画を記事中に入れたりする等、今までの形とは違った形での投稿。現在進行系で困難と対峙しています。
🫴まず読んでほしい1冊(Kindle Unlimited対応・無料で読めます🙇
「Kindle Unlimited会員は無料・非会員は300円」
ビジュアルストーリー版作成してみました
「Kindle Unlimited会員は無料・非会員は150円」
深く読みたい方へ、これまでの出版したものです
母親が亡くなった時のエピソード(初めての当事者側の経験)
▶︎ デビュー作 私の原点
仕事を経験して考えたこと
更に経験と考えを重ねて出した方向性について
様々なケースを体験して考えたこと
#医療と福祉のあいだ
#介護
#医療
#福祉
#家族介護
#ケアマネ
#現場と生活
#当事者視点
#支援とは
#介護の現実
#経験から学ぶ
