AI時代の創作メモ|KADOKAWAの勧告報道を見て、作品の大量生産・使い捨てモデルの揺り返しが始まった気がした(#創作論 #Web小説 #書籍化 #KADOKAWA #AI時代 #生成AI #画像生成AI)
こんにちは。こんばんは。
普段はラノベを書いている「うら表紙」と申します。
先日、公正取引委員会がKADOKAWAに対して、
フリーランス新法違反に関する勧告を行う方針だという報道がありました。
ニュースそのものは契約や法律の話なのですが、
私は、
ひょっとすると今、
出版やコンテンツ業界そのものが、
大きく形を変えようとしているのではないか。
そんなことを思ったんです。
昔から創作の世界には、
「好きだから頑張る」
という善意の上で成り立っている部分が少なからずありました。
もちろん、それ自体は悪いことではありません。
でも一方で、
契約が曖昧だったり、
報酬の条件が後から決まったり、
作り手側が不利な立場になりやすかったり、
そういう話も長く存在していました。
過去には原作者が命を絶ってしまったドラマもありましたよね。
今回の報道は、そうした慣習に対して
「それはもう通用しないのでは?」
という社会全体からのメッセージにも見えます。
振り返ると、
ここ数年の出版業界って、本当に大きく揺れていますよね。
紙の売上は減少傾向。
コストは増大。
大量出版モデルの崩壊。
電子書籍の拡大。
SNSから生まれる作品。
AI技術の急速な発展。
次から次へと環境が変わっています。
だから最近思うんです。
これから残っていく強い出版社やプラットフォームって、
たくさん作品を集められる場所ではなく、
クリエイターが安心して活動できる場所になるのかもしれない、と。
結局のところ、
小説も、
漫画も、
イラストも、
アニメも、
全部、人が作っています。
IPも作品も、最初は誰か一人の頭の中から生まれる。
だから創作者が疲弊してしまう仕組みは、
長い目で見れば業界全体を弱らせてしまう気がするんです。
そしてもう一つ。
私はWeb発のクリエイターにとっても、
これからは追い風になる可能性があると思っていることがあります。
昔に比べると、
出版社が作品を見つける場所、
読者が作品を見つける場所、
そういった出発点がずいぶん変わりました。
今はプロかアマかより、
「面白いかどうか」
で評価される場面が増えています。
だからこそ、
安心して創作を続けられる環境をどう作るかが、
これからますます重要になっていく気がします。
もちろん、一つの報道だけで業界が劇的に変わるわけではありません。
でも今回の出来事は、
長く続いてきた当たり前が少しずつ見直され始めている、
そんな象徴的な出来事のようにも見えました。
これからの出版や創作の世界は、
「どれだけ作品を作るか」だけではなく、
「どれだけ作り手を大切にできるか」
が問われる時代になっていくのかもしれません。
結局はシステムではなく「人」。
そこに立ち返っていくのだと思います。
あとがき:
「ノンナ・マキシング」って知っていますか?
アナログで少し不便な暮らしの中で、人との交流を大切にしながら前向きに生きる、おばあちゃん流のスローライフのことだそうです。海外のZ世代で流行っているらしく、私も最近知りました。
不思議ですよね。AIによる技術革新が毎日のように起きているのに、人は不器用で不便なものに魅力を感じている。ひょっとしたらnoteも、今は集客や効率化、攻略法みたいな話題が盛り上がりがちですが、そのうちノンナ・マキシング的な不器用さがトレンドになるのかもしれませんね。
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カランコロン

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