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【1分要約】今また重要な書籍化ログ|なぜ今の物語には説明が必要なのか。「朝チュン」から考えるAI時代の人間らしさ(#創作論 #Web小説 #note #エッセイ #書籍化 #生成AI #画像生成AI)

こんにちは。こんばんは。
普段はラノベを書いている「うら表紙」と申します。

・テレカ
・ボイン
・ポケベル
・写ルンです
・レコ大
・朝シャン
・パケ死
・プリ帳
・W浅野

あなたはいくつわかったでしょうか?

この中で三つ以上分かったあなた。
ええ、そう、そこのあなた。
たぶん今、ちょっとだけ“ドキッ”としたはずです。

でも、大丈夫。それは加齢じゃなくてノスタルジー。
まだ治療の必要はありません。

おバカな茶番はこれくらいにして、
すべてわかった方はもちろん次の言葉も知っていますよね?

「朝チュン」

一定以上の年齢の方にはピンとくる
男女が特別な一夜を過ごしたことを表す暗喩です。

直接的な表現を避け、読者の想像に委ねる“含み”のある見せ方でした。
なんと、この表現、小学生向けの少女雑誌にも普通に使われていたのです。

今の小学生向けの少女漫画がどの程度の表現レベルになっているかはわかりませんが、
小学生に朝チュンを推察させるなんて、かなり攻めた内容だったと思います。
そう思うと、一昔前の方が表現が過激だったのかもしれませんね。

思えば、平成時代はゴールデン帯のお笑い番組で
過激な下ネタがあることは割と普通でした。

今では到底考えられませんが、
女優さんの胸を急に鷲掴みにするとか、
スカートの中に頭を突っ込むとか、
偶然を装って胸がはだける(なぜかセクシー女優限定)とか、
当たり前のように放送されていました。

こういった行いはなくなって当然です。

しかし、現代は、それらと一緒に、
なぜか「朝チュン」のような“含み”のある暗喩表現までもが姿を消してしまいました。

そして反対に、隅々まで丁寧な説明が求められるようになっています。

有名な話として、
鬼滅の刃の第一話で
「下に雪があったから助かった」と
わざわざ炭治郎が言葉にするシーンは
「説明的なセリフ」の代表例としてしばしば話題に挙がります。

なぜ私たちは、これほどまでに説明を求めるようになったのでしょうか。

結論から言うと、
現代は情報過多により「感情を動かすこと」や「思考すること」自体が
疲労を伴うコスト
になってしまったからです。

年嵩の偉い人が

「自分らの頃は“24時間働けますか”なんて言って、昼は会社、夜は接待、休日は上司とゴルフが当たり前だったんだよ。今の若いやつらは“定時・定時”って、根性がない」

なんて強いことを言ったりもしますが、
この頃に比べて今は、情報密度が数十倍に跳ね上がっているんですよね。

私たち現代人は、
昭和の人が一日に触れていた情報量を
たった一時間で浴びていると言われるくらい脳に強い負荷がかかっています。

そりゃ定時に帰りたくもなりますって…。

そんな風に日々多くの情報に触れていると、
先の読めない展開にハラハラしたり、
隠された意味を想像したりするエネルギーが奪われるのも当然の帰結です。

だからこそ分かりやすさや安心感が求められ、
「想像の余地」を自らの頭で味わうことは、
今や贅沢品になりつつあるのです。

さらにAIの普及によって、
今後はあらゆるものが「説明され尽くした世界」へと向かっていくでしょう。

では、効率的で完璧な説明があふれる時代において、
私たち人間が“書く意味”はどこに残るのか。

それはきっと、
合理的でない「人間の不完全さ」や
「生身の人間らしい感情の揺らぎ」
そのものが“書く意味”になっていくのだと思います。

なぜその結論に至ったのか。
情報ではなく「人を読む時代」に向かう中で、
書き手はどのように自分の痕跡を残していけばいいのか、

という少し踏み込んだ話を書いています。

※記事全文はこちら▼

(なぜ最近の物語は説明が増えたのか。朝チュンから考える創作の変化と、AI時代に残る価値|書籍化ログ)


あとがき:
昔はあったのに、今はなくなったものと言えば「オカルト(スピリチュアル)番組」です。その中でも私は「ビートたけしの超常現象Xファイル」が好きだったのですよね(笑)これは「オカルトを信じる専門家」と「科学しか信じない専門家」がバトルを繰り広げる番組なのですが、大槻教授が本当におもしろくて…。オカルトはファンタジーの一種として楽しむものであってほしいのですが、今はああいった番組を地上波で流すことはできないのでしょうね。少し寂しいです。


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