【第30回】犯人図鑑、全員集合——30回の旅の、おわりと、はじまり
どうも〜〜〜〜、ねこ丸です!!!!
ADHD当事者のわたしが、日々の失敗を「あるあるだよね〜」って笑いながら、ちょっとだけ賢くなって、ポジティブに帰るこのnote——ついに、ついに!!目標の第30回、最終回です!!!
リベンジ夜更かしから始まって、シャワーの壁を越え(られず)、野菜室から財布を発掘し、台所を戦場にし、帳簿を書き換えて——ここまで来ました。今日は総決算!!30回分の犯人たちを一堂に集めて、感謝状(?)を贈ります!!全員集合〜〜〜!!!
① 30回、何をやってきたのか
この連載の型は、ずっと同じでした。
わたしのあるある→理論で犯人を暴く→対策を試す→様式美!!→それでもポジティブに帰る。
30回やって分かったのは、理論が全てだったってことです。「なんでできないの?」に理論の名前がつくたび、失敗が「わたしの欠陥」から「仕様の仕業」に変わった。犯人が分かれば、責める相手を間違えなくて済む。対策が負けても、笑って再戦できる。——というわけで最終回の目玉、30回分の捜査で検挙(はできてない。全員現役)した犯人たちの図鑑、いきます!!
② 犯人図鑑——主要8名+共犯多数
No.1 切り替えの壁(初登場:第2回)
あらゆる「移行」に立ちはだかる、当連載の最多出場犯。シャワーに入れないのも出られないのも、家を出られないのも、返却できないのも全部こいつ。特技:玄関・浴室・ソファ前への築城。
No.2 タイムブラインドネス(第3回)
体内時計のサバ読み担当。楽しい時間をカウントしない、3分を0秒にする、見積もりの定規を歪める。共犯歴:夜更かし、遅刻、誤差600%、焦げたソース。
No.3 欠陥検品システム(第6回)
「読んだ」「開けた」「アラームを止めた」「メモした」——着手してないのに完了スタンプを押す、当社の検品部長。既読は永住し、封筒は埋め直され、リストは空のまま。検品してるのに何も検品してない。
No.4 連想エンジン(第7回)
ランチから古代ローマまで3秒の名機。ブレーキ非搭載。会話では暴走、深夜は黒歴史直行便、ブレストでは無双。エンジン自体は業界最強(当社比)。
No.5 緊急性スイッチ(と4スイッチ)(第10回)
興味・新規性・挑戦・緊急性でしか点かない、やる気の点火装置。「重要」では絶対に点かない頑固者。締切3時間前の変身と、EC画面の「残り1点」への敗北、両方こいつの管轄。
No.6 理想のわたし(第11回)
見積もり担当役員。工具の場所を把握し、脱線せず、朝スッと起きる架空の人物。全発注書の作成者。当日出勤してくるのは、いつもの、現実のわたし。現在は経理から応援団へ異動済み。
No.7 脳内弁護士(第12回)
抜け穴専門の敏腕。「洗い物は昨日の続き」「ヨガとランチは実質1予定」「初期投資こそ継続の鍵」——全部勝訴。当法廷、被告も裁判長もわたしなのに、なぜか毎回向こうが勝つ。
No.8 蛇口(全開/全閉式)(第14回)
注意の配分装置、ただし中間設定なし。会議には1滴も出ず、趣味には水道管破裂。過集中と上の空、どっちも同じ蛇口。名機だが調整弁は永久欠品。
——ほか、深夜の名画座(DMN)、録画されないオートパイロット、シュレディンガーの戸棚と封筒、ザイガルニクの常駐プロセス、為替を狂わせる投影バイアス、そして永遠のシロクマなど、共犯多数。全員、逮捕はできませんでした。なぜなら全員、わたしだから。 これからも同居します。
③ 30回で分かった、5つの結論
図鑑を眺めながら、総括いきます。30回の捜査で確定した結論、5箇条です。
一、犯人は毎回、仕様だった。
「怠けでした」の回、30回やってゼロ回。あなたの帳簿の「怠け」の欄、全額「仕様」へ付け替え可です。
二、対策は3割で殿堂入り。そして対策が食われるのも、仕様のうち。
様式美!!と30回叫びました(最初は叫んでない)が、あれは敗北の記録じゃなくて、再挑戦の記録でした。対策の失敗を織り込んだ人だけが、対策を続けられる。
三、記憶と意志に頼るな。仕組みと、他人と、場所に頼れ。
玄関のゴミ袋、カンバン方式、人間アラーム、開封の儀、カフェの会場費。30回分の生存者は、全員このタイプでした。
四、禁止するな、公認しろ。
とりあえず特区、衝動買い枠、時刻条件の休暇許可証。禁止は密造酒を生み、公認は平和を生む。管理とは、合法化である。
五、実物は、想像より小さい。
封筒も、電話も、他人との差も。恐怖はzipの中でしか膨張できない。開けたら、だいたい1分34秒です。
④ 深夜にこれを読んでいる、あなたへ
ここからは、様式美なしで、少しだけ。
この連載、たぶん深夜に読んでくれてる人が多いと思うんですよ。寝なきゃいけないのに(第1回)、明日も早いのに(第2回)、リマインダーをスワイプしながら(第20回)。——その夜更かしの中に、この記事がいられたこと、ほんとうに嬉しいです。
30回書いて、いちばん伝えたかったことは、結局これでした。
あなたは、壊れてない。仕様が違うだけ。
そして仕様が違う人生は、工夫のしがいがあって、退屈しなくて、同じ仕様の仲間と爆速で仲良くなれて——けっこう、悪くない。
わたしたちの合言葉で締めます。打率3割で、殿堂入り。過去は、挨拶したら帰っていい。休みは、取るものじゃなくて出すもの。そして——あなたの仕様のまま、機嫌よく生きること。
それが目的地です。30回分の道具、全部持っていってください。
⑤ 最終回です。……と、言いましたが!!!!
はい!!!ここで!!!重大発表があります!!!
この連載、最終回と銘打ちました。30本で完結、美しい着地、有終の美。——延長します!!!!
いやだってね!?考えてもみてくださいよ!?わたし、30回かけて何を証明してきました!?「見積もりは外れる」(第11回・誤差600%)!!「締切がないのに続いてるものは、興味という本物の燃料で走ってる」(第10回)!!「趣味は終わらない、冬眠するだけ」(第15回)!!——つまりこの連載が予定どおり終わるほうが、理論的におかしいんですよ!!!30本は「見積もり」でした!!実物のわたしの書きたい量は、見積もりの600%!!回収!!全部回収!!
というわけで、シーズン2、やります。ネタのリクエストも、あなたの「様式美!!」体験談も、募集します。わたしたちの失敗は、笑いに変えれば資源なので。無限に湧く資源で、無限にやりましょう。
それでは、最終回(仮)、このへんで!!
30回、全部読んでくれた人がいたら、ほんとうに、ほんとうにありがとう!!あなたの打率が今週も3割でありますように!!そして3割で、堂々と胸を張れますように!!
ねこ丸でした〜〜〜!!
次回予告:シーズン2・第1回「傘を年間5本失う女」。……ほら、もう次回予告書いてる。終わる気、最初からなかったのかもしれない。(これが興味スイッチの実力です!!)
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